”J-wave Tokio Hot 100” 年間ランキングを振り返る。30 YEAR ULTIMATE COUNTDOWNも紹介
前回に引き続き、今回は、2008年〜2012年のTokio Hot 100 年間ランキングを振り返って行きます。
2008年
No.1 アーティスト | No.1 Song | 30年間ランキング |
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Coldplay | Viva La Vida | 9位 |
(コメント)
2008年は、ベテランの域に入ってきたColdplayの「Viva La Vida」が1位になりました。Coldplayは、イギリス出身の世界的に有名なロック・バンドです。2位に、当番組でお馴染みのMadonnaで、アメリカのシンガーソングライターJustin Timberlakeをフィーチャーした「4 Minutes」が入りました。4位のYael Naimの「New Soul」は、Appleの CMに採用されて人気になりました。5位には、久々のMariah Careyの「Touch My Body」が、6位も久々のOasis「The Shock Of The Lightning」がランクインしました。Mariah Careyも、Oasisも、いい意味で自分達のスタイルを貫いています。日本勢では、キマグレンとサザンオールスターズの2曲が10位以内にランクインしました。サザンオールスターズは、「I Am Your Singer」発売後、無期限休止に入りましたが、2013年活動を再開し、現在に至っています。
2009年
No.1 アーティスト | No.1 Song | 30年間ランキング |
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Madonna | Celebration | ランク外 |
(コメント)
2009年は、Madonnaの「Celebration」が、1位になりました。これで、Madonnaは、1990年、2000年と、年間No.1を3回獲得したことになります。2位には、越智志帆さんボーカルのユニットSuoerflyの「恋する瞳は美しい」が入っています。邦楽では、2005年のNo.1 Def Tech以来の高順位になります。その他の日本勢では、ユニコーン、木村カエラの2曲が、10位以内にランクインしました。ユニコーンは、1989年のアルバム「服部」が有名ですが、4位にランクインした「Wao!」は久々のヒットになりました。
2010年
No.1 アーティスト | No.1 Song | 30年間ランキング |
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Maroon 5 | Misery | ランク外 |
(コメント)
2010年は、ディスコ調のカッコ良い曲Maroon 5の「Misery」が、1位になりました。2位には、アメリカの女性シンガーKaty Perry に、Hip-HopのSnoop Doggをフィーチャーした「California Gurls」が入っています。この曲もディスコ調のカッコ良い曲ですね。3位にも、ディスコ調でポップなKwshaの「Tik Tok」がランクインしています。8位には、久々の妖怪Jamiroquaiの「White Knuckle Ride」がランクインしました。日本勢では、JUJU、秦基博、木村カエラの3曲がランクインしています。
2011年
No.1 アーティスト | No.1 Song | 30年間ランキング |
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Maia Hirasawa | Boom! | 70位 |
(コメント)
2011年は、日系スウェーデン人のシンガーMaia Hirasawaの「Boom!」が、1位になりました。この年は、東日本大震災があった年で、「Boom!」は、日本を明るく元気にしてくれました。2位には、キラキラしたポップロックAvril Lavigneの「What The Hell」が、3位、5位、10位には、Lady Gagaのダンス系の「The Edge Of Glory」「Born This Way」「Judas」の3曲がランクインしました。10位以内に3曲ランクインしたのは、1998年のJanet Jackson以来で、Lady Gagaの勢いが凄かったことが分かります。日本勢では、Superflyと、Rakeの2曲が10位以内にランクインしました。
2012年
No.1 アーティスト | No.1 Song | 30年間ランキング |
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Norah Jones | Happy Pills | ランク外 |
(コメント)
2012年は、JazzシンガーのNorah Jonesが、1位になりました。この「Happy Pills」は、今までのNorah Jonesのジャジーさがなく、ポップスな曲となりました。そのため、一般受けし、大ヒットしました。2位には、Wiz KhalifaをフィーチャーしたMaroon 5の「Payphone」がランクインしました。この曲も、いつものMaroon 5の曲とは違う作品となっています。日本勢では、星野 源、桑田 佳祐、Superflyの3曲がランクインしました。
2012年までの5年分のランキングを紹介しましたので、次回Part.4では、2013年〜2017年を紹介します。
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