”J-wave Tokio Hot 100” 年間ランキング 2008〜2012|32年間のNo.1 Songの紹介と思い出 Part.3

”J-wave Tokio Hot 100” 年間ランキングを振り返る。30 YEAR ULTIMATE COUNTDOWNも紹介

前回に引き続き、今回は、2008年〜2012年のTokio Hot 100 年間ランキングを振り返って行きます。

2008年以降は、ほとんど当番組を聞いていなかったので、自分も勉強しながらの紹介になります。

そのため、記事完成まで時間がかかるかと思いますので、前回までの10年分の紹介ではなく、今回から、5年分づつ紹介していきたいと思います。

早速、2008年からスタートしていきます。

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2008年

No.1 アーティストNo.1 Song30年間ランキング
COLDPLAYVIVA LA VIDA9位

(コメント)
2008年は、ベテランの域に入ってきたCOLDPLAYの「VIVA LA VIDA」が1位になりました。COLDPLAYは、イギリスのロックバンドで全世界トータルセールスは1億枚以上とのことで、すごいですね。2位に、当番組でお馴染みのMADONNAで、アメリカのシンガーソングライターJUSTIN TIMBERLAKEをフィーチャーした「4 MINUTES」が入りました。4位のYAEL NAIMは、フランスの女性シンガーソングライターで、「NEW SOUL」は、Appleの CMに採用されて人気になりました。5位には、久々のMARIAH CAREYの「TOUCH MY BODY」が、6位も久々のOASIS「THE SHOCK OF THE LIGHTNING」がランクインしました。MARIAH CAREYも、OASISも、いい意味で相変わらずといった感じの曲ですね。日本勢では、キマグレンとサザンオールスターズの2曲が10位以内にランクインしました。サザンオールスターズは、「I AM YOUR SINGER」発売後、無期限休止に入りましたが、2013年活動を再開し、現在に至っています。

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1位のCOLDPLAY「VIVA LA VIDA」は、9週連続1位のあと、サザンオールスターズ「I AM YOUR SINGER」に2週1位を奪われましたが、1位に返り咲き、10週間1位を記録しました。また、長期間100位以内に、ランクインしていたことで、30年間ランキングでは、9位に入りました。

2008年のチャート

2009年

No.1 アーティストNo.1 Song30年間ランキング
MADONNACELEBRATIONランク外

(コメント)
2009年は、MADONNAの「CELEBRATION」が、1位になりました。これで、MADONNAは、1990年、2000年と、年間No.1を3回獲得したことになります。息の長いアーティストですね。2位には、越智志帆さんボーカルのユニットSUPERFLYの「恋する瞳は美しい」が入っています。邦楽では、2005年のNo.1 DEF TECH以来の高順位になります。その他の日本勢では、ユニコーン、木村カエラの2曲が、10位以内にランクインしました。ユニコーンは、1989年のアルバム「服部」は聴いていましたが、4位にランクインした「WAO!」は知りませんでした。結構長く活躍していたのですね。

kat
この年は、1位の入れ替わりが激しく、長期連続1位になるアーティストがいなく、唯一、MADONNAの「CELEBRATION」が、7週間1位(3週連続1位 + 4週連続1位)が最高でした。入れ替わりが激しかったために、この年に、30年間ランキングに入ったアーティストはいませんでした。

2009年のチャート

2010年

No.1 アーティストNo.1 Song30年間ランキング
MAROON 5MISERYランク外

(コメント)
2010年は、ディスコ調のかっこいい曲MAROON 5の「MISERY」が、1位になりました。2位には、アメリカの女性シンガーKATY PERRY に、Hip-HopのSNOOP DOGGをフィーチャーした「CALIFORNIA GURLS」が入っています。この曲もディスコ調のかっこいい曲ですね。3位には、これまたディスコ調でポップなKESHAの「TIK TOK」がランクインしています。KESHAは、全然知らないアーティストでしたが、「TIK TOK」は、2010年に全世界で最もダウンロードされた楽曲とのことで、有名な曲だったのですね。8位には、久々の妖怪JAMIROQUAI「WHITE KNUCKLE RIDE」がランクインしています。日本勢では、JUJU、秦基博、木村カエラの3曲がランクインしました。

kat
この年の洋楽は、1位〜5位、8位の6曲が、ディスコ調の曲で、ディスコ曲が絶好調の年でしたね。その中で、久々にJAMIROQUAIの曲がヒットしたのは、嬉しい限りです。1位のMAROON 5は、2007年の「MAKES ME WONDER」が、年間ランキング3位で最高位でしたが、遂に、1位を獲得しました。この年も、昨年と同様、長期連続1位になるアーティストがいなく、30年間ランキングには、BRUNO MARS「JUST THE WAY YOU ARE」だけしかランクインしませんでした。→ 71位でした。

2010年のチャート

2011年

No.1 アーティストNo.1 Song30年間ランキング
MAIA HIRASAWABOOM!70位

(コメント)
2011年は、日系スウェーデン人のシンガーMAIA HIRASAWAの「BOOM!」が、1位になりました。この年は、東日本大震災があった年でした。そのためか、明るく元気になれる曲が1位になったのですね。2位には、キラキラしたポップロックAVRIL LAVIGNEの「WHAT THE HELL」が、3位、5位、10位には、LADY GAGAのダンス系の「THE EDGE OF GLORY」「BORN THIS WAY」「JUDAS」の3曲がランクインしました。10位以内に3曲ランクインしたのは、1998年のJANET JACKSON以来で、LADY GAGAの勢いが凄かったことが分かります。日本勢では、SUPERFLYと、RAKEの2曲がランクインしました。

kat
2011年は、東日本大震災があった年のためか、前向きの明るい曲ばかりが、10以内にランクインしました。日本が暗く沈んでいた時代だとは全く感じさせないですね。40位のMICHAEL JACKSON「BEHIND THE MASK」は、日本のYMOの曲(作曲は、坂本龍一)で、MICHAEL JACKSONがスリラー制作時にこの曲をカバーしようとしていた話は聞いていましたが、実際に未発表曲をまとめたアルバムに収録されていたのですね。

2011年のチャート

2012年

No.1 アーティストNo.1 Song30年間ランキング
NORAH JONESHAPPY PILLSランク外

(コメント)
2012年は、JazzシンガーのNORAH JONESが、1位になりました。この「HAPPY PILLS」は、今までのNORAH JONESのJazzっぽさはなく、ポップスな曲で、少し違和感を感じました。この変化は、1位になったので成功だったと思いますが、昔からのファンは、驚いたのではないかと思います。2位には、WIZ KHALIFAをフィーチャーしたMAROON 5の「PAYPHONE」がランクインしました。この曲も、いつものMAROON 5の曲とは違う感じの印象を受けました。日本勢では、星野 源、桑田 佳祐、SUPERFLYの3曲がランクインしました。

kat
1位のNORAH JONES「HAPPY PILLS」は、久しぶりに長期間1位になった曲です。3週連続1位の後、1ケ月間1位から陥落したものの再度1位に復帰して6週連続1位になり、合計9週間の1位になりました。あと、意外ですが、桑田佳祐さんは、「愛しい人へ捧ぐ歌」で、初めて年間ランキングで10位以内にランクインしました。

2012年のチャート

ここで、5年分を紹介したので、一旦、休憩にします。次回Part.4では、2013年〜2017年を紹介します。

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