”J-wave Tokio Hot 100” 年間ランキング 2013〜2017|32年間のNo.1 Songの紹介と思い出 Part.4

”J-wave Tokio Hot 100” 年間ランキングを振り返る。30 YEAR ULTIMATE COUNTDOWNも紹介

前回に引き続き、今回は、2013年〜2017年のTokio Hot 100 年間ランキングを振り返って行きます。

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2013年

No.1 アーティストNo.1 Song30年間ランキング
DAFT PUNK FEAT. PHARRELL WILLIAMSGET LUCKY6位

(コメント)
2013年は、DAFT PUNK FEAT. PHARRELL WILLIAMSの「GET LUCKY」が1位になりました。この曲は、縦ノリギターのファンキーでかっこいい曲です。DAFT PUNKはフランスの電子音楽デュオで、1990年代から活躍しており、息の長いグループです。J-Waveでもお馴染みのグループですね。2位は、サカナクションの「ミュージック」で、この曲は、4週連続1位 + 4週連続1位の通算8週間1位になり、邦楽の最長の記録となりました。3位は、PAUL MCCARTNEYの「NEW」で、PAUL MCCARTNEYは、1960年代のBeatlesから約50年経った2013年でも、3位にランクインする曲を作れるとは、凄いですね。5位は、サザンオールスターズの「ピースとハイライト」がランクインしています。サザンオールスターズも、デビューから約35年経っても、衰えることなく活躍できていることが凄いです。

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1位の「GET LUCKY」は、2013年4月28日に初登場し、5月5日、5月19日〜6月30日、7月14日の通算9週1位になり、9月1日にTop10外になりますが、そこから約5ケ月後の2014年2月2日にTop10に返り咲き、2月9日には、3位まで復帰します。その後、2014年3月16日まで100位内を維持し、長期ランクインしたため、30年間ランキングでは、6位になりました。

2013年のチャート

2014年

No.1 アーティストNo.1 Song30年間ランキング
PHARRELL WILLIAMSHAPPY2位

(コメント)
2014年は、PHARRELL WILLIAMSの「HAPPY」が1位になりました。この曲は、通算4週1位になってはいるもののあまり派手な記録ではなかったのですが、長期間100位内にランクインし続けたため、30年間ランキングでは2位になりました。2位には、MICHAEL JACKSONの「LOVE NEVER FELT SO GOOD」で、この曲は、もともと1983年に制作されていて、アメリカのポピュラー歌手ジョニー・マティスに提供された曲でした。2009年にお亡くなりになってから5年経っていますが、MICHAEL JACKSONの影響力はまだまだ大きいですね。日本勢では、秦 基博と星野 源の2曲がランクインしました。

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1位の「HAPPY」は、2013年12月29日に初登場し、2014年3月30日、5月4日〜5月18日の通算4週1位になり、2015年3月15日まで100位内を維持し、長期ランクインしたため、30年間ランキングでは、2位になりました。その他にも、30年間ランキングには、TAYLOR SWIFTの「SHAKE IT OFF」が、4位に、秦 基博の「ひまわりの約束」が、66位にランクインしました。

2014年のチャート

2015年

No.1 アーティストNo.1 Song30年間ランキング
CARLY RAE JEPSENI REALLY LIKE YOU62位

(コメント)
2015年は、CARLY RAE JEPSENの「I REALLY LIKE YOU」が1位になりました。この曲は、陽気なバーティソングですが、面白いのは、1位は通算2週しか獲得していないのに、2位は通算7週も獲得しています。調べてはいませんが、Tokio Hot 100の歴史の中で、最も2位を獲得した回数が多い曲なのではないでしょうか。2位には、70年代Disco調のMARK RONSON FEAT. BRUNO MARSの「UPTOWN FUNK」が、4位には、マリリン・マンソンと喧嘩していたイメージの強いJUSTIN BIEBERの「WHAT DO YOU MEAN?」が、6位には、久々のエレクトリック・ダンス・ロック調のかっこいい曲THE CHEMICAL BROTHERSの「GO」が、ランクイン。日本勢では、星野 源、サカナクション、サザンオールスターズの3曲がランクインしました。

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2015年は、ダンス・Disco系の曲が10以内に6曲入っており、ダンス・Disco系が強い年だったのですね。昨年の年間ランキング3位のTAYLOR SWIFTの「SHAKE IT OFF」が、2015年にも11位に入っており、長期ランクインしていたので、30年間ランキングで4位になりました。

2015年のチャート

2016年

No.1 アーティストNo.1 Song30年間ランキング
RADWIMPS前前前世40位

(コメント)
2016年は、RADWIMPSの「前前前世」が、2005年のDEF TECHに次ぐ、邦楽2回目の年間1位になりました。当時この曲は、色々なところでかかっていましたね。2位には、JUSTIN TIMBERLAKEのキャッチーな曲「CAN’T STOP THE FEELING!」が入っていますが、この方、アメリカのオーディション番組に出場していた人で、俳優でもあるのですね。なかなかいい曲です。9位には、Jazz系のサウンドに戻ったNORAH JONESの「CARRY ON」がランクインしました。日本勢では、宇多田 ヒカル、星野 源、PERFUME、SUCHMOと、邦楽が、Top10に6曲もランクインしました。J-waveは、洋楽有利という定説が崩れましたね。SUCHMOSは、10位以内に2曲もランクインし、勢いが凄かった年でした。

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2016年は、邦楽が強かったのが影響してか、1位の入れ替わりが激しく、RADWIMPS「前前前世」、JUSTIN TIMBERLAKE「CAN’T STOP THE FEELING!」、BRUNO MARS「24K MAGIC」の3曲が、6週1位で最高でした。

2016年のチャート

2017年

No.1 アーティストNo.1 Song30年間ランキング
ED SHEERANSHAPE OF YOU7位

(コメント)
2017年は、ED SHEERANの「SHAPE OF YOU」が1位になりました。この曲、世界的にも大ヒットを記録しており、合計3つのギネス世界記録を獲得するほどヒットしていたようです。2位は、ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」の「ANOTHER DAY OF SUN」でした。「ラ・ラ・ランド」の映画がヒットしたことが大きいと思いますが、このようなミュージカル曲が、Tokio Hot 100に入ってくるのは珍しいですね。日本勢では、SUCHMOS、星野 源、平井 堅の3曲がランクインしました。

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2016年は、邦楽が強かったですが、2017年は、また、洋楽が上位を占めるようになりました。1位のED SHEERANの「SHAPE OF YOU」は、2017年1月15日に初登場し、3月16日1週しか1位になりませんでしたが、何度か100位ランク外になるも、2018年3月4日まで、約1年2ケ月、100位以内にランクインしていました(2018年1月14日には、3位まで上昇)。そのため、30年間ランキングでは、7位と高順位になりました。

2017年のチャート

ここで、5年分を紹介したので、一旦、休憩にします。次回Part.5では、2018年〜2021年を紹介します。

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