”J-wave Tokio Hot 100” 年間ランキングを振り返る。30 YEAR ULTIMATE COUNTDOWNも紹介
前回に引き続き、今回は、2013年〜2017年のTokio Hot 100 年間ランキングを振り返って行きます。
2013年
No.1 アーティスト | No.1 Song | 30年間ランキング |
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Daft Punk Feat. Pharrell Williams | Get Lucky | 6位 |
(コメント)
2013年は、Daft Punk Feat. Pharrell Williamsの「Get LuckyU」が1位になりました。この曲は、ファンキーなギター・リフがカッコ良い曲です。Daft Punkはフランスの電子音楽デュオで、1990年代から活躍しており、J-Waveでもお馴染みのグループとなりました。2位は、サカナクションの「ミュージック」で、この曲は、4週連続1位 + 4週連続1位の通算8週間1位となり、邦楽の最長1位の記録を樹立しました。ベテラン勢では、3位に、Paul Mccartneyの「New」が、5位に、サザンオールスターズの「ピースとハイライト」がランクインました。Paul Mccartneyもサザンオールスターズも、現在も、衰えることなく活躍していることに、驚きを感じてしまいます。
2014年
No.1 アーティスト | No.1 Song | 30年間ランキング |
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Pharrell Williams | Happy | 2位 |
(コメント)
2014年は、Pharrell Williamsの「Happy」が1位になりました。この曲は、長期間100位内にランクインし続けたため、30年間ランキングでは2位を記録しました。年間チャート2位には、MichaelL Jacksonの「Love Never Felt So Good」がランクインしました、この曲は、もともと1983年に制作され、アメリカのポピュラー歌手ジョニー・マティスに提供された曲でした。MichaelL Jacksonは、2009年に他界してから5年経過していますが、この年に、年間ランキング2位を記録するとは、MichaelL Jacksonの影響力がまだまだ大きいことが分かります。日本勢では、秦 基博と星野 源の2曲がランクインしました。
2015年
No.1 アーティスト | No.1 Song | 30年間ランキング |
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Carly Rae Jepsen | I Really Like You | 62位 |
(コメント)
2015年は、Carly Rae Jepsenの「I Really Like You」が1位になりました。この曲は、レギュラー・チャートで、通算2週しか1位を獲得していませんが、2位を通算7週も獲得しました。Tokio Hot 100の歴史の中で、最も2位を獲得した回数が多い曲なのではないでしょうか。2位には、70年代ディスコ調のMark Ronson Feat. Bruno Marsの「Uptown Funk」が、4位には、Justin Bieberの「What Do You Mean?」が、6位には、久々のエレクトリック・ダンス・ロック調のThe Chemical Brothersの「Go」が、ランクインしました。日本勢では、星野 源、サカナクション、サザンオールスターズの3曲が、年間チャート10位以内にランクインしました。
2016年
No.1 アーティスト | No.1 Song | 30年間ランキング |
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Radwinps | 前前前世 | 40位 |
(コメント)
2016年は、Radwinpsの「前前前世」が、2005年のDef Techに次ぐ、邦楽2度目の年間1位になりました。2位には、Justin Timberlakeのキャッチーな曲「Can’t Stop The Feeling!」が、9位には、ジャズ系のサウンドに戻ったNorah Jonesの「Carry On」がランクインしました。日本勢では、宇多田 ヒカル、星野 源、Perfume、Suchmosと、邦楽が、Top10に6曲もランクインしました。これにより、J-waveは、洋楽有利という定説が崩れました。Suchmosの曲が、10位以内に2曲もランクインし、Suchmosの勢いが凄かった年でした。
2017年
No.1 アーティスト | No.1 Song | 30年間ランキング |
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Ed Sheeran | Shape Of You | 7位 |
(コメント)
2017年は、Ed Sheeranの「Shape Of You」が1位になりました。この曲は、合計3つのギネス世界記録を獲得し、世界的にも大ヒットを記録しました。2位は、ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」の「Another Day Of Sun」でした。「ラ・ラ・ランド」の映画が大ヒットしたことで、この曲もヒットしましたが、このようなミュージカル曲が、Tokio Hot 100にランクインしたのは、珍しいことでした。日本勢では、Suchmos、星野 源、平井 堅の3曲がランクインしました。
2017年までの5年分のランキングを紹介しましたので、次回Part.5では、2018年〜2021年のランキングを紹介します。
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