ロキシー・ミュージック(Roxy Music) 全アルバムランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

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ロキシー・ミュージック(Roxy Music) 全アルバムランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

前回紹介しましたジャパンや、デヴィッド・シルヴィアンが影響を受けていたロキシー・ミュージック(Roxy Music)の全アルバムランキングをしていきたいと思います。


ロキシー・ミュージックは、ボーカリスト ブライアン・フェリーを中心としたバンドですが、初期のロキシー・ミュージックには、アンビエントで有名なブライアン・イーノも参加していました。

初期のロキシー・ミュージックは、デビッド・ボウイや、T.Rexなどのグラム・ロックに位置付けられていますが、サウンドは、グラム・ロックとは少し異なるものでした。

グラム・ロックに位置付けられているのは、音楽性よりも、ロキシー・ミュージックの初期の煌びやかで、SF映画的なファッションが、グラム・ロックの定義に合致していたからだと思っています。

ロキシー・ミュージックは、1976年に、1度解散しますが、2年後に再結成し、よりポップで、モダナイズした音楽に変化していきます。

そして、ロキシーミュージックの最終到達点となった名盤「アヴァロン」を発表し、正式に解散しました。

そんなロキシー・ミュージックの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。


ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。

ロキシー・ミュージックのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

ロキシー・ミュージックのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。

ロキシー・ミュージック アルバムランキング

第8位
Roxy Music

1950年代のロックンロールと近未来を融合させたようなアルバムだわね。
kat
このファースト・アルバムは、まだ荒削りなサウンドだけど、独特な曲が多く、光るものを感じるね。

評価: 2.8

1972年発売のファースト・アルバムで、荒削りな演奏や、ブライアン・フェリーのボーカルが、まだ発展途上であることを感じさせます。

しかし、「Re-Make/Re-Model」や「If There is Something」、「The BOB (Medley)」など、ロキシー・ミュージックの独自性を感じさる曲が多く収録されています。

ちなみに、「If There is Something」は、デビッド・ボウイのバンド「ティン・マシーン」のアルバムで、カヴァーされています。

ブライアン・イーノが、シンセサイザーやテープを担当しており、全体的に、1950年代のロックンロールをSF的にしたようなサウンドが特徴のアルバムです。

ジャケットの女性のメイクやファッションが時代を感じさせますが、今後のロキシー・ミュージックのアルバムで定番となる女性のジャケットの先駆けとなっています。

第7位
Country Life

アメリカのカントリーを、ハードロックにした曲が多く、アメリカを意識したアルバムね。
kat
このアルバムは、アメリカの進出を狙ったアルバムで、狙い通り、アメリカでもヒットしたアルバムだね。

評価: 3.0

1974年に発売された4枚目のアルバムです。

当時のロキシー・ミュージックは、イギリスでは絶大な人気がありましたが、アメリカでは全く売れていませんでした。

本作は、アメリカでの成功を狙って制作されたアルバムであることから、アメリカのカントリー風の曲が多く収録されています。

そのおかげで、アメリカのチャートでは、初のトップ40入りをしました。

本作の中では、「Out of the Blue」が秀逸曲で、ロキシー・ミュージックのライブの定番曲になりました。

当時、アルバムのジャケットが問題になり、アメリカでは袋入り、ドイツでは1人のモデルの顔をアップ、カナダでは女性2人を消すといった措置が取られました。

第6位
Fresh + Blood

ロキシー・ミュージックのサウンドが、このアルバムから、洗練されてきたわね。
kat
次作ロキシー・ミュージックの大名盤「アヴァロン」の前哨戦のような洗練されたアルバムだね。

評価: 3.2

1980年発売の7枚目のアルバムで、今までのロキシー・ミュージックとは一線を画す洗練された大人のアルバムに仕上がっています。

ドラムのポール・トンプソンが怪我でバンドを脱退してしまったことで、ロキシー・ミュージックは、ブライアン・フェリー、アンディ・マッケイ、フィル・マンザネラの3名体制になりました。

ロキシー・ミュージックでは珍しいカヴァー曲が2曲(「In The Midonight Hour」や「Eight Miles High」)収録されています。

本作の中では、「Oh Yeah」と「My Only Love」が有名曲ですが、個人的には、哀愁漂う「Running Wild」が、おすすめの曲です。

後期のロキシー・ミュージックの成長が窺えるアルバムです。

第5位
Manifesto

ジャケットのようにパーティーを感じさせるアルバムね。
kat
このアルバムの後半の曲は、洗練され、後期ロキシー・ミュージックを感じさせるね。

評価: 3.3

1979年発売の6枚目のアルバムです。

前作「サイレン」発売後、ロキシー・ミュージックは解散しますが、本作で、再結成を果たし、後期ロキシー・ミュージックがスタートします。

ロキシー・ミュージックが優れているのは、解散前のロキシー・ミュージックのサウンドを残しつつも、新たな後期ロキシー・ミュージックの洗練されたサウンドも取り入れているところです。

前半の代表曲「Trash」「Angel Eyes」は、前期ロキシー・ミュージック、後半の代表曲「Dance Away」は、後期ロキシー・ミュージックのサウンドになっています。

特に、「Dance Away」は、洗練された大人の曲で、ロキシー・ミュージックのライブでも定番曲になりました。

「My Little Girl」は、ロキシー・ミュージックの有名曲ではありませんが、個人的におすすめの曲です。

第4位
Stranded

ロキシー・ミュージックのアルバムの中で、一番ヨーロッパを感じさせるアルバムね。
kat
ブライアン・イーノが脱退してしまったことから、今までのデカダンスの要素が薄くなったアルバムだね。

評価: 3.5

1973年発売の3枚目のアルバムで、ブライアン・フェリーのヨーロッパ的なダンディズムが表れたアルバムです。

本作では、初めて、サックスのアンディ・マッケイや、ギターのフィル・マンザネラの曲も収録されています。

特に、アンディ・マッケイ作曲の「ヨーロッパ哀歌」は、哀愁感が漂う名曲で、ブライアン・フェリーの哀しげなボーカルが更に哀愁感を増長させています。

この曲のラストでは、ブライアン・フェリーのフランス語のボーカルを聞くことができます。

それ以外にも、ロキシー・ミュージックのライブの定番曲となっている「Mother Of Pearl」や「Street Life」が収録されています。

前作「For Your Pleasure」で、ブライアン・イーノがバンドから脱退してしまいましたが、その影響は感じられず、ロキシー・ミュージックの音楽性が更に向上したアルバムです。


次は、3位 → 1位 です。

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