Flowers in the Dirt
評価: 3.2
1989年発売のポール・マッカートニーの7作目のソロ・アルバムで、曲ごとに様々なプロデューサーを起用して制作されたアルバムです。
前作「Press to Play」では、低迷していた売上を回復すべく巻き返しを図りましたが、失敗してしまいました。
本作では、前作の反省を踏まえ、更に、音楽性の追求を行い、良作のアルバムに仕上がっています。
本作が良作になった要因の1つには、エルヴィス・コステロの出会いがあり、4曲エルヴィス・コステロとの共作曲があります。
更に、「You Want Her Too」では、エルヴィス・コステロとデュエットしています。
また、「幸せなる結婚」では、ピンク・フロイドのギタリスト デヴィッド・ギルモアがゲスト参加しており、デヴィッド・ギルモアのギターが堪能できます。
全体的に、最新の技術を駆使していますが、1980年代の薄ぺっらいサウンドにはなっておらず、重厚な熟練した作品です。
Back to the Egg
評価: 3.3
1979年発売のウィングスの7枚目のアルバムで、ウィングスのラスト・アルバムになります。
本作は、ピンク・フロイドやロキシー・ミュージックなどのプロデューサーとして有名なクリス・トーマスがプロデュースを行なっています。
また、ピート・タウンゼント、デヴィッド・ギルモア、ジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズなど、超豪華メンバーが参加しています。
本作には、有名曲はなく、また、音楽評論家から酷評を受けましたが、そんなことは関係なく、ノリの良いロック色の強い良作なアルバムです。
全体的に、時代を先取りした、ニュー・ウェーブを取り入れた音作りがされています。
Chaos and Creation in the Backyard
評価: 3.4
2005年発売のポール・マッカートニーの11作目のソロ・アルバムで、レディオヘッドやベックを手がけたことのあるナイジェル・ゴッドリッチを、プロデューサーに迎え入れて制作されたアルバムです。
本作は、「マッカートニー」や「マッカートニーII」と同様、ほぼすべての楽器をポール・マッカートニーが演奏しています。
そのため、実験色が強くなっていますが、クラシックのような心地良いメロディが多くあり、癒しを感じさせるアルバムです。
尚、本作の収録曲「フレンズ・トゥ・ゴー」は、2001年に亡くなったジョージ・ハリスンの影響を感じられ、ジョージ・ハリスンに捧げられています。
本作は、全米チャート6位、全英チャート10位を記録し、中ヒットしました。
McCartney III
評価: 3.5
2020年発売ののポール・マッカートニーの15作目のソロ・アルバムで、「McCartney」「McCartney II」の続編にあたるアルバムです。
「McCartney」「McCartney II」と同様、ポール・マッカートニーは全ての楽器を演奏しています。
「McCartney」「McCartney II」は、実験色の強い作品でしたが、本作は、それほど実験色は強くなく、ロックな仕上がりとなっています。
ポール・マッカートニーは、当初、本作をアルバムとして発売することを考えておらず、コロナ渦で、趣味的に制作していました。
そのため、仕事として音楽を作ったというよりも、楽しみながら制作されているために、非常にリラックスした雰囲気を感じます。
本作発表時のポール・マッカートニーは、78歳で、80歳に近い人が、制作したとは思えないぐらい、ポール・マッカートニーの才能に、衰えはみられません。
その証拠に、本作は、全英チャート1位、全米チャート2位を記録するヒットとなりました。
Driving Rain
評価: 3.6
2001年発売のポール・マッカートニーの10作目のソロ・アルバムで、トニー・ベネットのプロデュースで有名なデヴィッド・カーンが、プロデュースを行なっています。
本作は、バンド・メンバーを一新し、若手ミュージシャンを多く採用して制作がされました。
前作「Flaming Pie」の延長線上の作品で、良質な曲が多いにも関わらず、売上は低迷し、全米チャート25位、全英チャート46位と不本意な結果となりました。
売上が低迷してしまった理由としては、重く暗い曲が多いことや、ホラーなジャケットが影響しているように感じます。
長年連れ添った妻リンダが死去したことや、9月11日のアメリカ同時多発テロ事件が起こったことから、重く暗い曲が多くなったと考えられます。
尚、本作収録曲「フリーダム」は、アメリカ同時多発テロ事件に触発された曲で、エリック・クラプトンがギター・ソロを演奏しています。
Pipes Of Peace
評価: 3.7
1983年発売のポール・マッカートニーの5作目のソロ・アルバムで、前作「Tug of War」の続編にあたるアルバムです。
元々「Tug of War」は、2枚組で発売される予定でしたが、レコード会社が難色を示したために、別々のアルバムとして発売されました。
そのため、「Tug of War」と同様、正統派のポール・マッカートニーの音楽を聞くことができます。
前作は、スティービー・ワンダーとのデュエット曲「エボニー・アンド・アイボリー」が大ヒットしましたが、本作では、マイケル・ジャクソンとのデュエット曲「セイ・セイ・セイ」が大ヒットしました。
他にも、マイケル・ジャクソンとのデュエット曲「ザ・マン」も収録されています。
私的には、コーラスの美しいバラード曲「ソー・バッド」がおすすめ曲で、ポール・マッカートニーの曲の中でも、ベスト3に入る名曲だと思っています。
Flaming Pie
評価: 3.8
1997年発売のポール・マッカートニーの9作目のソロ・アルバムで、E.L.Oの中心人物ジェフ・リンが、レコーディング及びプロデューサーに参加したアルバムです。
ポール・マッカートニーとジェフ・リンの2人のメロディー・メーカーが作り上げたアルバムが、悪いはずがなく、本作は、音楽評論家からも好評を得て、「タッグ・オブ・ウォー」以来の全米チャートTop10入りをしました。
ポール・マッカートニーは、1990年代の半ばから「ザ・ビートルズ・アンソロジー」の制作に入っていたことから、
本作に収録されている曲は、1995年から1997年の2年間にわたって複数の場所で録音されました。
全体的に、アコースティック・ギターを基調にしていますが、スティーヴ・ミラーがギターに参加していることもあり、エレキ・ギターの曲は、カッコ良さがあります。
また、ポール・マッカートニーの息子ジェイムズ・マッカートニーも、ギターで参加しており、「ヘヴン・オン・ア・サンデイ」では、ギター・ソロを演奏しています。
Tug of War
評価: 3.9
1982年発売のポール・マッカートニーの4作目のソロ・アルバムで、実験色の強い前作「McCartney II」とは異なり、正統派のポール・マッカートニーの音楽を聞くことができます。
本作は、リンダ・マッカートニーと、デニー・レインが参加しており、当初ウィングス名義で発売する話がありましたが、
結局、デニー・レインが途中で脱退し、ポール・マッカートニーのソロ・アルバムとして発売されました。
本作の制作途中で、ジョン・レノンが銃殺されてしまう悲劇があり、ポール・マッカートニーは数カ月の間、自宅に引きこもる事態となりましたが、紆余曲折しながらも、約1年半かけて本作が発売されました。
全ての曲が良曲で、特に、ジョン・レノンに捧げた涙を誘う「ヒア・トゥデイ」と、全米・全英チャート1位を記録したスティービー・ワンダーとのデュエット曲「エボニー・アンド・アイボリー」が秀逸曲です。
アルバム自体も、全米・全英チャート1位を記録する大ヒット作となりました。
Venus and Mars
評価: 4.0
1975年発売のウィングスの4枚目のアルバムです。
前作「Band on the Run」の勢いをそのまま、「Band on the Run」に負けず劣らずの名作となりました。
オープニングの「Venus and Mars」〜「Rock Show」から飛ばしており、バラードあり、ラブ・ソングあり、ビートルズ風の曲ありと、色々なジャンルの曲を取り入れていますが、
アルバム全体として統一感があり、トータル・アルバム的な内容を持つ作品です。
本作のキラーチューンは、先行シングルの「あの娘におせっかい(Listen to What the Man Said)」で、この曲は、ノリの良いメロディアスな曲であることから、全米チャート1位、日本でも1位を記録しました。
「Band on the Run」と本作は、ウィングスの絶頂期のアルバムであり、ビートルズや、ポール・マッカートニーのファンは、絶対聞いておくべきアルバムです。
Band on the Run
評価: 4.4
1973年発売のウィングスの3作目のアルバムです。
ビートルズ解散後のソロ・アルバム2枚と、ウィングスのアルバム2枚は、本来のポール・マッカートニーの才能が十分に発揮されていませんでしたが、本作で、ようやく、ポール・マッカートニーの才能が十二分に発揮されました。
本作は、ポール・マッカートニーの最高傑作のアルバムばかりでなく、ロック界においても、歴史に残る名盤です。
捨て曲は一切なく、特に、3部構成の「Band on the Run」、メロディアスでロックンロールしている「Jet」、ライブの定番曲「Let Me Roll It」の3曲は、ポール・マッカートニーの数多くの楽曲の中でも、上位に位置付けられる名曲です。
本作は、600万枚以上を売上、ポール・マッカートニーのアルバムの中で、最も売れたアルバムになりました。
その他のアルバム
- Give My Regards to Broad Street ヤァ!ブロード・ストリート
- ポール・マッカートニー自身が出演している映画「ヤァ!ブロード・ストリート」のサウンドトラックで、ビートルズやウィングス、ポール・マッカートニーのソロをセルフ・カヴァーしています。
- 映画自体は、評判が悪いですが、本作は、ポール・マッカートニーのベスト・アルバムとして聞くのに適しています。
- 本作の注目曲は、先行シングル発売された「ひとりぽっちのロンリー・ナイト」で、ピンク・フロイドのギタリスト デヴィッド・ギルモアが参加しており、デヴィッド・ギルモアの泣きのギターを聞くことができます。
- Choba b cccp バック・イン・ザ・U.S.S.R.
- 1988年にソビエト連邦でのみ発売されたカヴァー・アルバムです。1950年代のリトル・リチャード、サム・クック、エルヴィス・プレスリーなどのクラシック・ロックンロールのカヴァー曲が収録されています。
- アルバム名の「choba b cccp」は、「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」のロシア語になります。発売当時は、入手が困難でしたが、今では、音楽サブスクにも登録があり、簡単に聞くことができます。
- アルバム名から、ビートルズの「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」が収録されているように思われますが、「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」は収録されておらず、唯一、ビートルズの曲は、「Beatles For Sale」に収録されている「カンサス・シティ」のみになります。実際は、この曲は、ビートルズのオリジナル曲ではなく、リトル・リチャードのカヴァー曲になります。
- Run Devil Run
- 1999年発売の第二弾のカヴァー・アルバムです。本作は、1998年に死去した妻リンダの生前の提案によって作られました。カヴァー曲以外にも、ポール・マッカートニーのオリジナル新曲が3曲収録されています。
- 第一弾のカヴァー・アルバム「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」と同様、1950年代のクラシック・ロックンロールのカヴァー曲が収録されています。「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」よりもハードに、ロックンロールしています。
- ピンク・フロイドのギタリスト デヴィッド・ギルモアが、ギターで参加していますが、泣きのギターはなく、ハード・ロックの演奏を行っています。
- Kisses on the Bottom
- 2012年発売の第三弾のカヴァー・アルバムで、第一弾「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」、第二弾「Run Devil Run」のロックンロールのカヴァーとは異なり、ジャズのスタンダート曲をカヴァーしています。
- ダイアナ・クラールやマイク・マイニエリ、ジェフ・ハミルトンなどのジャズ・ミュージシャンに加え、エリック・クラプトンやスティーヴィー・ワンダーなどの豪華ゲストも参加しています。
- 本作は、大人の雰囲気漂うアルバムで、ポール・マッカートニーは、ジャズに合った渋い歌声で歌っています。本作は、全米チャート3位、「ビルボード」のジャズ・アルバム・チャートでは1位を記録しました。
おすすのライブ・アルバム
- Wings Over America
- 1976年5月〜6月に行われたウィングスのアメリカ・ツアーを収録した3枚組のライブ・アルバムです。ウィングス名義のライブ・アルバムは、本作しか発表されていないため、貴重なライブ・アルバムです。
- ビートルズの曲が5曲(「Lady Madonna」「The Long and Winding Road」「I’ve Just Seen a Face」「Blackbird」「Yesterday」)収録されています。ビートルズの曲のライターは、レノン/マッカートニーではなく、マッカートニー/レノンでクレジットされています。
- ポール・マッカートニー以外の曲では、デニー・レインが参加していたバンド ムーディー・ブルースの曲「Go Now」と、ポール・サイモンの曲「Richard Cory」が収録されています。
- Tripping the Live Fantastic
- 「フラワーズ・イン・ザ・ダート」発売後の1989年9月から1990年6月までの「The Paul McCartney World Tour」の模様を収録した2枚組のライブ・アルバムです。
- ポール・マッカートニーは、ウィングス時代の1975年と1980年に日本公演を予定していましたが、ドラッグ問題で、公演がキャンセルされました。ようやく、このライブで日本公演が実現され、本作には、東京ドームの音源(「Back In The U.S.S.R」や「Coming Up」「Get Back」など4曲)も収録されています。
- 「フラワーズ・イン・ザ・ダート」の曲が多く選曲されていますが、なんと言っても、ビートルズの曲が素晴らしく、特に、「アビー・ロード」のラスト・ナンバー「Golden Slumbers〜Carry That Weight〜The End」は感動的で、ビートルズに思い入れがある人には、涙なくして聞けない曲かと思います。
- Paul Is Live
- 本作は、1993年に、「オフ・ザ・グラウンド」のプロモーションを目的としたツアー「ニュー・ワールド・ツアー」の模様を収録したライブ・アルバムです。
- ジャケットは、ビートルズの「アビー・ロード」をパロディ化しています。「アビー・ロード」のジャケットのポール マッカートニーは、裸足であったことから、当時、ポール死亡説が流れました。本作のジャケットは、その死亡説に対しての回答となっており、アルバム名も「Paul Is Live」と、「ライブ」と「生きている」の2つの意味を持つ「Live」を文字っています。
- 「Tripping the Live Fantastic」と重複している曲は、「007/死ぬのは奴らだ」しかなく、ポール マッカートニーの良曲の多さに驚かされます。「Tripping the Live Fantastic」が表のライブ・アルバムだとすると、本作は、裏のライブ・アルバムと言えます。
- Back In The World
- 「ドライヴィング・レイン」発売後の「ドライビングUSA」ツアーの模様を収録した2枚組ライブ・ルバムです。
- ポール・マッカートニーのソロ・アルバムの曲は少なく、ビートルズの曲が22曲も収録されています。そのため、ビートルズ ファンには申し分のない選曲となっています。
- ビートルズの曲の中で珍しいのは、ジョージ・ハリソンの「サムシング」が選曲されていることで、ジョージ・ハリソンのお気に入りの楽器の1つであったウクレレで演奏がされています。
- Good Evening New York City グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ〜ベスト・ヒッツ・ライヴ
- 2009年7月17日、18日、21日にニューヨーク市のシティ・フィールドで開催された「サマー・ライブ’09コンサート」の模様を収録した2枚組のライブ・アルバムです。
- ビートルズとウィングスの曲が大部分を占めていますが、ポール・マッカートニーのソロ・アルバムでは、「フレイミング・パイ」と「メモリー・オールモスト・フル」から多くの曲が選曲されています。珍しいところでは、キリング・ジョークとのユニット「ザ・ファイアーマン」の曲も収録されています。
- ビートルズの曲では、ポール・マッカートニーの定番曲以外に、ジョージ・ハリソンの「サムシング」、ジョン・レノンの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」「平和を我等に」「デイ・トリッパー」が演奏されています。
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ポール・マッカートニーの音楽
ポール・マッカートニーの音楽は、ビートルズ時代から一貫して、メロデーメーカーらしい、ポップセンス溢れる聞きやすい作品ばかりです。
実験色の強いアルバム、熟練したAORのアルバムなど、多少の違いがあるものの、どのアルバムもメロディアスで、どれから聞いても間違いはありませんが、
とっつきやすい観点から、ウィングスと、ポール・マッカートニーのソロ・アルバムの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類をすると、以下の通りです。
【ウィングスのアルバム】
- Wild Life(1971年):上級者向け
- Red Rose Speedway(1973年):中級者向け
- Band on the Run(1973年):初心者向け
- Venus and Mars(1975年):初心者向け
- Wings at the Speed of Sound(1976年):中級者向け
- London Town(1978年):上級者向け
- Back to the Egg(1979年):上級者向け
【ソロ・アルバム】
- McCartney(1970年):上級者向け
- McCartney II(1980年):上級者向け
- Tug of War(1982年):初心者向け
- Pipes of Peace(1983年):初心者向け
- Press to Play(1986年):上級者向け
- Flowers in the Dirt(1989年):初心者向け
- Off the Ground(1993年):上級者向け
- Flaming Pie(1997年):初心者向け
- Driving Rain(2001年):上級者向け
- Chaos and Creation in the Backyard(2005年):中級者向け
- Memory Almost Full(2007年):初心者向け
- New(2013年):上級者向け
- Egypt Station(2018年):中級者向け
- McCartney III(2020年):中級者向け
まとめ
最後に、ポール・マッカートニーのランキング結果をまとめます。
順位 | アルバム名 | 点数 |
---|---|---|
1位 | Band on the Run | 4.4 |
2位 | Venus and Mars | 4.0 |
3位 | Tug of War | 3.9 |
4位 | Flaming Pie | 3.8 |
5位 | Pipes Of Peace | 3.7 |
6位 | Driving Rain | 3.6 |
7位 | McCartney III | 3.5 |
8位 | Chaos and Creation in the Backyard | 3.4 |
9位 | Back to the Egg | 3.3 |
10位 | Flowers in the Dirt | 3.2 |
11位 | Egypt Station | 3.1 |
12位 | Wings at the Speed of Sound | 3.0 |
13位 | NEW | 2.9 |
14位 | Memory Almost Full 追憶の彼方に〜メモリー・オールモスト・フル | 2.85 |
15位 | Red Rose Speedway | 2.8 |
16位 | London Town | 2.75 |
17位 | RAM | 2.7 |
18位 | Off the Ground | 2.65 |
19位 | Wild Life | 2.6 |
20位 | McCartney II | 2.5 |
21位 | McCartney | 2.4 |
22位 | Press To Play | 2.3 |
ウィングスのアルバム2枚を、1位と2位にランキングしましたが、ポール・マッカートニのソロ・アルバムも多く、上位にランクインしました。
ビートルズの時代から、ポール・マッカートニの音楽性は、あまり変化がなく、悪く言えば、マンネリ化していますが、マンネリ化していたとしても、クォリティーの高さは常に保たれています。
また、ポール・マッカートニのライブ・アルバムも聴きどころが満載で、ビートルズ時代にはライブで演奏されなかったビートルズの後期の曲が、ポール・マッカートニのライブで聴けるのは、感動的です。
ポール・マッカートニのスタジオ・アルバム以外にも、本記事を参考に、ライブ・アルバムもぜひ聞いてもらいたいと思っています
次回は、ビートルズのもう1人の中心人物であったジョン・レノンの全アルバム ランキングをしていきたいと思います。
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