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Linkin Park(リンキン・パーク)全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介
前回は、Korn(コーン)の全アルバム・ランキングを行いましたので、
今回は、Linkin Park(リンキン・パーク)の全アルバムをランキング形式で紹介していきたいと思います。
リンキン・パークは2000年にメジャー・デビューし、ラウドロックやヒップホップ、ハードコア、インダストリアル、エレクトロニクスなどを取り入れたサウンドを展開してきました。
一般的には、ニューメタルやミクスチャー・ロックのジャンルに分類されています。
ファースト・アルバム「Hybrid Theory」は全世界で3,000万枚以上を売り上げ、全アルバムの世界累計セールスは1億枚以上を記録しています。
その実績から、リンキン・パークは21世紀で最も売れたバンドの一つと言われています。
1stアルバム「Hybrid Theory」と2ndアルバム「Meteora」は、ヒップホップとラウドロックを融合させた作風でしたが、3rdアルバム以降はヘヴィな要素が次第に薄れ、エレクトロニクスやポップスなどへと音楽性を変化させていきました。
そんなリンキン・パークの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。
ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点はご了承ください。
リンキン・パークのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、
リンキン・パークのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。
評価点の基準
評価点の基準は、以下の通りです。
| 評価点 | 基準 |
|---|---|
| 1.0 〜 2.0 | 駄作のアルバム |
| 2.0 〜 3.0 | 普通のアルバム |
| 3.0 〜 4.0 | 良作のアルバム |
| 4.0 〜 4.5 | 最高傑作のアルバム |
| 4.5 〜 | 歴史的名盤 |
リンキン・パーク アルバムランキング
One More Light

評価: 2.5
2017年に発売された7作目のアルバムで、これまでのハードさが薄れ、ポップスへと大きく方向転換した作品です。
前作「The Hunting Party」のヘビーメタル路線とはまったく異なるアプローチが取られており、ハードな音楽を求める人には不向きなアルバムです。
実際、音楽評論家からは否定的な評価も多く見られました。
一方で、かつてのハードなリンキン・パークを求めなければ、過去作の中でも特にポップで美しさのあるアルバムですので、良作に感じるかもしれません。
しかし、リンキン・パークの多くのファンは、このようなポップな音楽を求めていないのではないでしょうか。
なお、本作発売後、ボーカルのチェスター・ベニントンが亡くなり、リンキン・パークはしばらくの間、活動を停止することになります。
Minutes To Midnight

評価: 3.0
2007年に発売された3作目のアルバムで、スレイヤーやメタリカなどのプロデューサーとして知られるリック・ルービンが手がけ、音楽性を大きく方向転換した作品です。
ラップや激しい楽曲が減少したことから、ファンの間では賛否両論を巻き起こしました。
それでも、世界31か国のアルバムチャートで1位を獲得しており、当時のリンキン・パークの人気の高さがうかがえます。
メタル要素は控えめになったものの、U2を思わせる楽曲(「Shadow of the Day」)や、美しいメロディのバラード曲も収録されており、メロディアスさは健在です。
「What I’ve Done」は、映画「トランスフォーマー」の主題歌として使用され、ヒットを記録しました。
A Thousand Suns

評価: 3.2
2010年に発売された4作目のアルバムで、核戦争をテーマにしたコンセプト・アルバムです。
プロデューサーは前作「Minutes To Midnight」と同様に、リック・ルービンとマイク・シノダが務めていますが、前作以上に音楽性の変化が感じられます。
1st、2ndアルバムのような破壊力のある攻撃的なサウンドは影を潜め、ギターの比重も減り、実験色の強い作品に仕上がっています。
芸術性は高まったものの、一般的に広く受け入れられるタイプの音楽ではなかったため、売上は過去最低となりました。
本作を聴くと、レディオヘッドが「Kid A」を発表した当時のような衝撃を受けます。
非常に人を選ぶアルバムであり、「Hybrid Theory」や「Meteora」のようなサウンドを求める人には、避けた方が良いアルバムです。
Living Things

評価: 3.5
2012年に発売された5作目のアルバムで、1st、2ndアルバムが持っていたヒップホップ要素やラウドさが戻ってきた作品です。
ただし、ギターを前面に押し出したラウドさではなく、エレクトロニクスによるノイジーなラウドさが中心となっているため、「Hybrid Theory」や「Meteora」のような原点回帰とは言えません。
実験色の強かった前作「A Thousand Suns」を、より攻撃的にしたようなサウンドで、インダストリアル系の音楽が好きな人にはおすすめのアルバムです。
また、ヒップホップ色の強い楽曲が増えているほか、シャウト気味のボーカルも多くなっています。
全米・全英チャートをはじめ、世界15か国以上で初登場1位を記録しました。
From Zero

評価: 3.8
2024年に発売された8作目のアルバムで、前作「One More Light」から7年ぶりとなる新作です。
2017年にチェスター・ベニントンが亡くなって以降、リンキン・パークは活動停止状態にありましたが、アメリカのバンド「デッド・サラ」のボーカリストであるエミリー・アームストロングを新ボーカリストに迎え入れ、復活を果たしました。
本作は、エミリー・アームストロングに加え、新ドラマーとしてコリン・ブリテンを迎えて制作されています。
発売前には、新ボーカリストが女性であることが発表されており、リンキン・パークのラウドなサウンドに合うのか不安に感じていました。
しかし、エミリー・アームストロングのボーカルは、チェスター・ベニントンに引けを取らないほどのシャウトを聴かせてくれ、その心配はまったくの杞憂に終わりました。
本作は全体的に、「Meteora」や「Hybrid Theory」期のニューメタル・サウンドへと回帰しており、新生リンキン・パークの今後の活躍が期待できる良作です。

The Hunting Party

評価: 4.0
2014年に発売された6作目のアルバムで、リンキン・パークの作品の中でも、最もヘビーメタル色の強いアルバムです。
前作まで続いてきたエレクトロニクス要素は控えめになり、全体を通して激しいギターサウンドとシャウト・ボーカルを楽しむことができます。
その一方で、リンキン・パーク特有のメロディアスさやヒップホップ要素は薄れています。
リンキン・パークと同系統のバンドであるシステム・オブ・ア・ダウンのダロン・マラキアンや、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロとの共演も、本作の評価を高める要素となりました。
1st、2ndアルバムのような攻撃的なサウンドを求めている人には、最適なアルバムです。

Meteora

評価: 4.2
2003年に発売されたセカンド・アルバムです。
前作「Hybrid Theory」の延長線上にある作品ですが、前作以上にメロディアスさが増しています。
前作ほどのインパクトはないものの、アコースティックギターやストリングス、尺八といった楽器を使用した楽曲や、ヒップホップ要素を取り入れていない曲など、チャレンジングな試みも見られます。
収録曲はいずれもメロディアスで完成度が高く、捨て曲はありません。
中でも、シングルカットされた3曲(「Faint」「Breaking the Habit」「Numb」)は特に優れており、おすすめです。
なお、インストゥルメンタル曲「Session」は、映画「マトリックス・リローデッド」で使用されました。
リンキン・パークの最高傑作の一枚です。

Hybrid Theory

評価: 4.4
2000年に発売された、リンキン・パークの記念すべきファースト・アルバムです。
以前、リンキン・パークが名乗っていたバンド名「ハイブリッド・セオリー」が、そのままアルバムタイトルとなっています。
本作は、インダストリアルにヒップホップを融合させたミクスチャー・サウンドで、荒々しさの中にも洗練された音作りが感じられます。
オープニングの2曲(「Papercut」「One Step Closer」)は、ノイジーなサウンドの中にメロディアスなサビがあり、リンキン・パークの魅力が存分に表れています。
また、「In the End」はラウドな楽曲とは異なり、哀愁を帯びたバラード曲で、シングル・カットされ大ヒットしました。
本作はアメリカで、2001年に最も売れたアルバムとなりました。
おすすめのライブ・アルバム
- Live In Texas
- 2003年に「Meteora」発売後のサマー・サニタリウム・ツアーの模様を収録したライブ・アルバムです。選曲は、1stアルバムおよび2ndアルバムの楽曲を中心に構成されています。
- リンキン・パークのラウド全盛期のライブを収めた作品で、非常に迫力があり、チェスター・ベニントンの激しいシャウトが印象的です。
- Road To Revolution: Live At Milton Keynes
- 2008年の大型ツアー「Projekt Revolution」の音源を収録したライブ・アルバムです。Jay-Z などが参加しており、3rdアルバム「Minutes To Midnight」からの楽曲が多く選ばれ、スタジオ・アルバム以上に派手な演奏が楽しめます。
- このツアーに参加した Jay-Z は、ラストに登場し、2曲で共演しています。
おすすめのベスト・アルバム
- Papercuts
- 2024年に発売された、リンキン・パーク初のオールタイム・グレイテスト・ヒッツ・アルバムです。2000年から2023年にシングルとして発表された楽曲に加え、未発表曲「Friendly Fire」も収録されています。
- 1st、2ndアルバムからの楽曲が多く、ハードでメロディアスな名曲が詰まった一枚です。このアルバムを聴くと、リンキン・パークがメロディアスな曲を作るヒットメーカーであったことがよく分かります。
- リンキン・パーク初心者から上級者まで、幅広く楽しめるベスト・アルバムです。
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リンキン・パークのメンバー
リンキン・パークは1996年に結成されましたが、当初はまったく売れず、リードボーカルのマーク・ウェイクフィールドは脱退してしまいました。
その後、チェスター・ベニントンがオーディションを受け、リンキン・パークのボーカリストとして正式に加入しました。
リンキン・パークの主要メンバーを以下に紹介します。
- チェスター・ベニントン(ボーカル担当):
リンキン・パークのリード・ボーカルを務め、シャウトボーカルやメロディアスなバラード曲を得意としていました。
リンキン・パークと並行して、2013年からはストーン・テンプル・パイロッツのボーカリストとしても活躍しました。
残念ながら、2017年に自殺し、音楽界に大きな衝撃を与えました。
- エミリー・アームストロング(ボーカル担当):
チェスター・ベニントンの後任として、2024年にリンキン・パークに加入しました。
アメリカのバンド「Dead Sara」のリードシンガー兼ギタリストとして知られ、パワフルなボーカルとシャウトが特徴です。
リンキン・パーク初の女性ボーカリストとして、今後の活躍が期待されています。
- マイク・シノダ(ボーカル、ギター、キーボード担当):
日系アメリカ人の父と白人の母のもとに生まれ、リンキン・パークではMCやヒップホップ、キーボードなどを担当しています。
リンキン・パーク以外では、サイドプロジェクトとしてフォート・マイナーを立ち上げたり、ソロ活動も行っています。
音楽以外でも、アートワークの分野で活躍しており、ウェブデザインやアルバムアートワークなども手がけています。
- ブラッド・デルソン (ギター担当):
リンキン・パークの創始者で、プロダクションや作曲も手がけています。
「自分は誇示することは好きではない」と語っており、リンキン・パークの作品の中では、ギターを目立たせず、エレクトロニカやヒップホップに溶け込ませようとする姿勢が垣間見えます。
また、マイク・シノダと共同で、リンキン・パーク自身のレーベル「マシーン・ショップ・レコーディングス」を立ち上げるなどの活動も行っています。
- デイヴ・ファーレル (ベース担当):
フェニックスという愛称で知られ、リンキン・パークではベースを担当しています。
ライブではコントラバスを演奏するほか、コーラスも担当しています。
また、フェニックスの愛称にちなんで、背中に2つのフェニックスのタトゥーを入れています。
- ロブ・ボードン (ドラム担当):
リンキン・パークではドラムを担当していましたが、幼い頃はクラシックピアノのレッスンを受けていました。
ドラムに転向したきっかけは、エアロスミスのコンサートに行き、ドラマーのジョーイ・クレイマーと出会ったことです。
バンドから距離を置きたいという理由で、2017年頃からリンキン・パークのメンバーとは距離を置き、リンキン・パークを正式に脱退しました。
- ジョー・ハーン (DJ担当):
韓国系アメリカ人二世で、リンキン・パークではDJを担当しています。
音楽以外では映像作家として、リンキン・パークのミュージックビデオを監督しています。
また、映画作品も2本制作しています。
2002年には韓国系アメリカ人として初めてグラミー賞を受賞しました。
リンキン・パークの音楽
リンキン・パークは、アルバムごとにさまざまなサウンドに変化させてきました。
リンキン・パークの音楽は、大きく分けて「ニューメタル」「インダストリアル・エレクトロニクス」「ポップス」の3つのジャンルに分類できます。
それぞれの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。
【ニューメタルのアルバム】
- Hybrid Theory(2000年):初心者向け
- Meteora(2003年):初心者向け
- The Hunting Party(2014年):中級者向け
- From Zero(2024年):中級者向け
【インダストリアル、エレクトロニクスのアルバム】
- A Thousand Suns(2010年):上級者向け
- Living Things(2012年):中級者向け
【ポップスのアルバム】
- Minutes to Midnight(2007年):初心者向け
- One More Light(2017年):上級者向け
まとめ
最後に、リンキン・パークのランキング結果をまとめます。
| 順位 | アルバム名 | 点数 |
|---|---|---|
| 1位 | Hybrid Theory | 4.4 |
| 2位 | Meteora | 4.2 |
| 3位 | The Hunting Party | 4.0 |
| 4位 | From Zero | 3.8 |
| 5位 | Living Things | 3.5 |
| 6位 | A Thousand Suns | 3.2 |
| 7位 | Minutes To Midnight | 3.0 |
| 8位 | One More Light | 2.5 |
個人的な好みで、ニューメタルのアルバムを上位にランキングしました。
世間一般的にも、ファーストとセカンド・アルバムを上位に挙げる人が多いかと思いますが、3位以下は人それぞれの好みが出てくるかと思っています。
ランキング下位に入れたポップ寄りのアルバムも、決して悪い作品ではありませので、先入観を持たずに、ぜひ全アルバムを聴いてもらえればと思っています。
チェスター・ベニントンの他界後、リンキン・パークは長らく活動を停止していましたが、2024年に新ボーカリストとしてエミリー・アームストロングを迎え、活動を再開しました。
今後の活動がどのようになるのか、非常に楽しみです。
次回は、インダストリアル・メタルであるナイン・インチ・ネイルズの全アルバム・ランキングを行っていきたいと思います。