Judas Priest(ジューダス・プリースト) 全アルバム ランキング|おすすめアルバム

(本サイトには、プロモーションが含まれています)

Judas Priest(ジューダス・プリースト) 全アルバム ランキング

前回は、メタルの帝王オジー・オズボーンの全アルバムランキングをしましたので、

今回は、メタル・ゴッドことJudas Priest(ジューダス・プリースト)の全アルバムランキングをしていきたいと思います。


ジューダス・プリーストは、 ロブ・ハルフォードのハイ・トーン ヴォイスとツイン・ギータが特徴的なメタル・バンドです。

ロブ・ハルフォードは、音楽だけではなく、ヘビー・メタル界に、黒のレザー、刺々しいファッションを取り入れたことでも有名です。

ジューダス・プリーストのライブでは、このファッションに、バイクを乗り入れるパフォーマンスを行っており、ワイルドな男を演じています。

また、全身にタトゥーを入れたり、自身がゲイであることをカミングアウトしたり、話題にも事欠かない人物です。

ロブ・ハルフォードは、1993年に、ジューダス・プリーストを脱退しますが、2003年に復帰し、現在でも、定期的にアルバムを発表し、19枚のスタジオ・アルバムをリリースしています。

そんなジューダス・プリーストの全アルバムの紹介と評価をしていきたいと思います。


ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。

ジューダス・プリーストのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

ジューダス・プリーストのアルバムの評価を知りたい方に、役立つ記事になっています。

ジューダス・プリースト アルバムランキング

第19位
Rocka Rolla

ken
ジューダス・プリーストのデビュー・アルバムは、メタルではなく、重厚なハードロックなアルバムだな。
kat
疾走する曲はなく、重くグルーブ感のあるハード・ロックだね。ジャケットはコカ・コーラをパロディにしていて、面白いね。

評価: 2.2

1974年発売のデビュー・アルバムで、プロデューサーは、ブラック・サバスのプロデュースで有名なロジャー・ベインです。

そのためか、ブラック・サバスのような重くグルーブ感のあるアルバムですが、ブラック・サバスのようなおどろおどろしさはなく、少し爽やかさを感じます。

ジューダス・プリーストのサウンドは、まだ確立されておらず、ポップやバラード、ブルースのような曲も収録されています。

商業的には成功しませんでしたが、デビュー・アルバムとしては、なかなかの出来のアルバムです。

第18位
Point of Entry 黄金のスペクトル

ken
アメリカナイズされてしまい、評判の悪いアルバムだな。ハイトーン・ボーカルは少ないし、疾走曲もないから、評判が悪いのは分かるな。
kat
ブリティッシュ・ロックらしさがなくなり、アメリカ向けの聞きやすい曲が増えたね。

評価: 2.3

1981年発売の7枚目のアルバムで、アメリカの成功を目指して制作されたアルバムであるため、アメリカナイズされたポップな仕上がりになっています。

しかし、アメリカでの売り上げはイマイチで、昔からのジューダス・プリーストのファンに評判の悪いアルバムです。

アメリカで成功してしまっていたら、この路線のアルバムが続いていたかもしれないため、アメリカで成功しなかったのは良かったのかもしれません。

今までのジューダス・プリーストの雰囲気があるのは、「Hot Rockin’」「Desert Plains 」ぐらいで、あとは、パッとしない曲が多いアルバムです。

第17位
Turbo

ken
シンセギターが導入されたのは良いが、アメリカナイズされたポップな曲が増えてしまったな。
kat
シンセギターを入れたチャレンジは素晴らしいけど、迫力のある疾走曲がなくなり、悪い方向に行ってしまったね。

評価: 2.4

1986年発売の10枚目のアルバムで、シンセサイザーを大胆に取り入れたアルバムです。

そのためかヘビー・メタル要素は薄くなり、ポップな分かりやすい曲が増えています。

昔からのジューダス・プリースト ファンからは不評を買ってしまいました。

ハードなノリの良い曲は、「Locked In」と「Rock You All Around the World」ぐらいで、あとは、ミドルテンポのポップ・メタルな曲が多く収録されています。

ジューダス・プリーストのアルバムの中では、物足りなさを感じます。

第16位
Redeemer of Souls 贖罪の化身

ken
前作「ノストラダムス」に比べると、メタルらしさが戻ったが、可もなく不可もなくといったアルバムだな。
kat
ロブ・ハルフォードは、このアルバム発売時、60歳を超えているため、ハイトーン・ボイスはキツくなっている感じがするね。

評価: 2.5

2014年発売の17枚目のアルバムで、1970年から参加していたギターのK・K・ダウニングが脱退し、リッチー・フォークナーが加入して制作されたアルバムです。

そのためか、ギターの重厚さがなくなったように感じます。

また、ロブ・ハルフォードのボーカルに衰えが感じられ、迫力がなくなった印象を受けます。

本作は、ミドルテンポの曲が多いですが、「Battle Cry」のような疾走曲も収録されています。

個人的には、「Cold Blooded」〜「Crossfire」の流れが気に入っています。

第15位
Demolition

ken
前作「Jugulator」の延長線上のアルバムだな。モダン・ヘビネスのサウンドは、ジューダス・プリーストらしさを感じないな。
kat
悪いアルバムではないけれど、ジューダス・プリーストのメタル・ゴッドさがないため、往年のジューダス・プリースト ファンには、不評なアルバムだね。

評価: 2.6

2001年発売の14枚目のアルバムで、ティム・”リッパー”・オーウェンズがボーカルの2枚目のアルバムです。

前作「Jugulator」よりも更に、モダン・ヘビネスさが進み、ジューダス・プリーストが持っていた様式美やヘビー・メタルの要素は薄れてしまいました。

モダン・ヘビネスやインダストリアルが好きな人には、おすすめできるアルバムですが、ヘビー・メタルを求めている人には、厳しいアルバムかもしれません。

唯一、バラード曲「Close to You」は、ドラマチックな曲であるため、往年のジューダス・プリースト ファンでも納得できる曲です。

ティム・”リッパー”・オーウェンズのボーカルは素晴らしいにも関わらず、前作「Jugulator」と同様、サブスクにも登録されておらず、冷たい扱いをされているアルバムです。

第14位
Nostradamus

ken
2枚組で曲が多い上に、疾走曲がほとんどないから、途中で、ダレてしまうな。2008年に、なぜ、ノストラダムスを取り上げたのか謎だな。
kat
疾走曲のメタルを求めている人には、面白くないアルバムだね。でも、プログレッシブ・ロックのようなコンセプト・アルバムが好きな人には、良いアルバムだね。

評価: 2.7

2008年発売の16枚目にして、初の2枚組のアルバムで、ノストラダムスの生涯を描いたコンセプト・アルバムです。

オーケストラやシンセサイザー、シンセギターなど使用し、今までのジューダス・プリーストとは違ったロック・オペラ的なアルバムです。

そのため、疾走曲は少なく、メロディを重視した曲が大半を占めています。

曲数が多いため、ジューダス・プリーストの疾走曲を期待している人には、辛いアルバムになりました。

しかし、疾走曲を期待せず、プログレッシブ・ロックのようなクラシカルで大袈裟な曲が好きな人には、とても良いアルバムです。

人を選ぶアルバムです。

第13位
Sin After Sin 背信の門

ken
「運命の翼」と「ステンド・クラス」に挟まれたアルバムだから、地味なアルバムに感じるな。
kat
確かに地味な印象はあるけど、前作「運命の翼」と比較しても見劣りはなく、完成度の高いまとまりのあるアルバムだね。

評価: 2.8

1977年発売のサード・アルバムで、メジャー・レーベル「CBS」に移籍して初のアルバムです。

ディープ・パープルのロジャー・グローヴァーが、プロデュースしているためか、前作と比較して、スケールが大きくなりメジャー感が出てきました。

ドラマチックなプログレッシブ・ロック色の強い「Sinner」や、疾走曲「Let Us Prey / call for the Priest」、カントリー風のバラード曲「Last Rose of Summer」、攻撃的でロブ・ハルフォードのボーカルが凄まじい「Dissident Aggressor」など多彩な曲が詰まっています。

第12位
Firepower

ken
前作「Redeemer of Souls」よりも、ジューダス・プリーストさが戻ってきたな。切れ味鋭いギターは、「Painkiller」に通じるところがあるな。
kat
いまだにジューダス・プリーストが健在であることを証明してくれたアルバムだね。

評価: 2.9

2018年発売の18枚目のアルバムで、良い意味で、何も変わらないジューダス・プリーストさが出ているアルバムです。

60歳を超えているメンバが制作したとは思えない迫力のあるヘビー・メタルを展開しています。

これぞというキラー・チューンはありませんが、全体的にミドルテンポのヘビーな曲が多く収録されています。

往年のジューダス・プリースト ファンも納得できるアルバムです。

第11位
Jugulator

ken
ボーカルが、ロブ・ハルフォードから、ティム・”リッパー”・オーウェンズに変わったために、今までのジューダス・プリーストのサウンドとは変わってしまったな。
kat
ティム・”リッパー”・オーウェンズは、ロブ・ハルフォードに負けず劣らずのハイトーン・ボーカルを聞かせてくれているね。

評価: 3.0

1997年発売の13枚目のアルバムで、ロブ・ハルフォードが脱退し、当時無名だったティム・”リッパー”・オーウェンズを迎え入れて制作されたアルバムです。

今までのジューダス・プリーストとはサウンドは異なり、重厚なモダン・ヘビネスなアルバムに仕上がっています。

ティム・”リッパー”・オーウェンズのボーカルは、なかなかのもので、よくこんなに素晴らしいボーカリストを見つけられたなと驚きを感じます。

ボーカルがロブ・ハルフォードではないため、世間では、冷たい扱いをされているアルバムではありますが、ジューダス・プリーストのアルバムだと思わなければ、傑作なアルバムです。


次は、10位 → 4位 です。

>music 博物館

music 博物館

CTR IMG