
Emerson, Lake And Palmer
評価: 4.0
1970年に発売されたEL&Pの記念すべきファースト・アルバムで、グレッグ・レイクがプロデュースした作品です。
各メンバーはすでにキング・クリムゾンやナイスなどで知名度があり、アルバム発売前からEL&Pはスーパーグループとして大きな期待を集めていました。
そんな中で発売された本作は、期待を裏切らない素晴らしいアルバムで、ギター、ピアノ、モーグ・シンセサイザーなどを駆使した高度な演奏技術を堪能できます。
また、ロック調にアレンジしたクラシックのバッハやバルトークの曲も取り上げており、クラシックとロックを見事に融合させています。

Tarkus
評価: 4.2
1971年に発売されたセカンド・アルバムで、ファースト・アルバムと同様にグレッグ・レイクがプロデュースした作品です。
本作は、「タルカスが火山の中から現れ、地上のすべてを破壊し尽くし、海に帰っていく」という、ゴジラやウルトラマンのような架空の怪獣タルカスをテーマにしています。
ジャケットに描かれている戦車型のアルマジロがタルカスを表しています。
前半は7つのセクションに分かれた20分の組曲、後半はタルカスとは無関係の小曲6曲で構成されており、
各メンバーの強烈なソロ演奏が聴き手を魅了します。
本作は全英チャートで初の1位を記録し、EL&Pのアルバムの中で唯一、1位を獲得した作品です。

Brain Salad Surgery 恐怖の頭脳改革
評価: 4.5
1973年に発売された4作目のスタジオ・アルバムで、EL&Pのメンバーが設立したレコード会社マンティコアから発売された最初の作品です。
本作は、高度な演奏技術、壮大な曲構成、キャッチーなメロディと、どれをとっても最高で、EL&Pの最高傑作であると同時に、プログレッシブ・ロックの名盤に値するアルバムです。
特に、A面後半からB面全てを占める「悪の教典#9」は、キーボードによる壮大な曲で、キーボード1人でここまで凄い演奏ができるのかと感心させられます。
「悪の教典#9」以外にも、「聖地エルサレム」や「Still… You Turn Me On」など、EL&Pを代表する曲が収録されています。
EL&Pの全ての魅力が詰まったアルバムです。
その他のおすすめアルバム
- Emerson, Lake And Powell
- EL&Pのアルバムですが、PがPalmerではなく、Powellに変わっており、カール・パーマーがエイジアの活動で忙しかったため、代わりにコジー・パウエルが参加したアルバムです。
- 1980年代のアルバムでジャケットもパッとしないため、駄作だと思っていましたが、これがなかなかの良作のアルバムでした。1970年代のEL&Pの音楽ではありませんが、1980年代にマッチしたサウンドになっています。上記のランキングに加えるとしたら、5位ぐらいに位置付けることができます。
- 本作には、キング・クリムゾンのアルバム「ポセイドンのめざめ」にも収録されていたクラシック作曲家ホルストの「火星」が取り上げられています。「ポセイドンのめざめ」の演奏と聴き比べてみるのも面白いかと思います。
- Welcome Back My Friends To The Show That Never Ends…Ladies And Gentlemen
- 長いタイトルですが、1973年から1974年にかけて行われたワールド・ツアーの模様を収録したライブ・アルバムです。
- 「展覧会の絵」を除く、「恐怖の頭脳改革」までのアルバムから網羅的に選曲されています。3枚組のアルバムで、EL&Pのベスト・アルバムとして聴いても最適なアルバムです。
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EL&Pのメンバー
EL&Pのメンバーを、以下に紹介します。
- キース・エマーソン(キーボード担当):
EL&P のバンド名の先頭に位置していることから分かるように、EL&Pの中心人物で、ロック界の中のNo.1といっても良いキーボード・プレーヤーです。
スタジオ・アルバムの演奏も派手ですが、ライブの演奏は更に派手で、1972年の日本公演ではキーボードに日本刀を刺して演奏をしていました。
クラシックの影響を受けており、EL&Pの曲の中でもクラシック要素の強い曲を作曲しています。
- グレッグ・レイク(ボーカル、ベース、ギター担当):
初期のキング・クリムゾンのアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」「ポセイドンのめざめ」に、ボーカル、ベースで参加していました。
EL&Pの中では、キース・エマーソンの影に隠れてしまっていますが、多才な人物で、キース・エマーソンが派手な曲を演奏するのに対して、静かなアコースティックギターの曲を演奏することが特徴です。
1980年代には、ジョン・ウェットンの後任として一時的にエイジアに参加していたこともありました。
- カール・パーマー (ドラム担当):
EL&Pの中では、キース・エマーソンが派手すぎるため、あまり目立つ存在ではありませんが、ライブのドラムセットでは巨大なドラを据えて派手なドラム・ソロを行なっていました。
1980年代には、エイジアを結成し、エイジアにおいても有名なドラマーです。
EL&Pの音楽
EL&Pの音楽の魅力は、一言、キース・エマーソンのキーボードの演奏技術を味わうことにあります。
それに加え、随所に入っているグレッグ・レイクの静かなアコースティックギターの曲も魅力的ですので、ボーカルとともに楽しむことができます。
各アルバムの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。
- Emerson, Lake And Palmer(1970年):中級者向け
- Tarkus(1971年):初心者向け
- Pictures At An Exhibition 展覧会の絵(1970年):初心者向け
- Trilogy(1972年):中級者向け
- Brain Salad Surgery 恐怖の頭脳改革(1973年):初心者向け
- Works Volume I ELP四部作(1977年):中級者向け
- Works Volume II 作品第2番(1977年):上級者向け
- Love Beach(1978年):上級者向け
- Black Moon(1992年):上級者向け
- In The Hot Seat(1994年):上級者向け
まとめ
最後に、EL&Pのランキング結果をまとめます。
| 順位 | アルバム名 | 点数 |
|---|---|---|
| 1位 | Brain Salad Surgery 恐怖の頭脳改革 | 4.5 |
| 2位 | Tarkus | 4.2 |
| 3位 | Emerson, Lake And Palmer | 4.0 |
| 4位 | Pictures At An Exhibition 展覧会の絵 | 3.8 |
| 5位 | Trilogy | 3.6 |
| 6位 | Works Volume I ELP四部作 | 2.8 |
| 7位 | Love Beach | 2.3 |
| 8位 | Works Volume II 作品第二番 | 2.2 |
| 9位 | In The Hot Seat | 2.0 |
| 10位 | Black Moon | 1.8 |
ランキング結果はそれほど意外性はなく、世間一般的な評価と同等ではないかと思っています。
EL&Pはプログレッシブ・ロックファンの人には、当然、聴いてもらいたいバンドですが、クラシックが好きな人にも、EL&Pの面白さを味わえるのではないかと思っています。
キース・エマーソンが他界してしまったため、もう、キース・エマーソンの演奏を聴くことができませんが、過去のアルバムを通して、キース・エマーソンの凄さを知ってもらえたらと思います。
次回は、5大プログレッシブ・ロックバンドのラストとして、ジェネシスの全アルバム・ランキングを行っていきたいと思います。
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EL&Pのグッズ紹介
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