Bryan Ferry（ブライアン・フェリー） 全アルバム ランキング｜おすすめアルバム

評価： 3.4

本作の収録曲は、半分がブライアン・フェリーのオリジナル曲、半分がブルース中心のカヴァー曲で構成されています。

本作は、ブライアン・フェリーの恋人だったジェリー・ホールを、ミック・ジャガーに取られてしまった時に制作されたアルバムで、当時のブライアン・フェリーの心境がよく表れています。

暗い曲が多いですが、ブライアン・フェリーのオリジナル曲は全て素晴らしく、特に、「This Island Earth」は、YMOの高橋幸宏もカヴァーしている名曲です。

ブルースの選曲もよく、ブライアン・フェリーのアルバム中で、隠れた名盤と言っても良い良作なアルバムです。

評価： 3.5

ロキシー・ミュージックの活動と並行して制作されたブライアン・フェリーのファースト・アルバムです。

オープニング・ナンバーのボブ・ディランのカヴァー曲「激しい雨が降る」は、オリジナル曲をかなりアレンジしていますが、センスのよさを感じ、オリジナル曲とは違った魅力があります。

ボブ・ディラン以外の曲も、選曲とアレンジが素晴らしく、アルバムとして統一感があります。

ラスト・ナンバーのジャズ・スタンダード曲「These Foolish Things」の選曲も、センスの良さを感じます。

評価： 3.5

ブライアン・フェリーが６５歳の時に制作されたアルバムで、この歳でこれほど良いアルバムが作れたことに驚きを感じます。

ロキシー・ミュージックのメンバー　フィル・マンザネラ、アンディ・マッケイ、ブライアン・イーノが参加して制作された作品でもあります。

ブライアン・フェリーは、ソロ・アルバムで色々な試みをしてきましたが、ここにきて、熟練の極みに達してきた印象を受けます。

「アヴァロン」まではいきませんが、ブライアン・フェリーのソロ・アルバムとしては、十分満足できるアルバムです。

評価： 3.6

本作は、1976年〜78年に、ロキシー・ミュージックが、一時的に、解散していた合間に制作されたアルバムです。

全曲ブライアン・フェリーのオリジナル曲で構成されおり、ロキシー・ミュージックのメンバー　フィル・マンザネラ、ポール・トンプソン、ジョン・ウェットンも、参加しています。

そのため、ロキシー・ミュージックのアルバムといってもいいような作品です。

日本で有名になった「Tokyo Joe」以外にも「This Is Tomorrow」「Love Me Madly Again」「In Your Mind」など優れた楽曲が多く収録されています。

評価： 3.8

現時点のブライアン・フェリーのラスト・アルバムです。

ロキシー・ミュージックのラスト・アルバム「アヴァロン」もそうでしたが、ブライアン・フェリーのラスト・アルバムも素晴らしい出来のアルバムで締めくくってくれました。

「Olympia」の発売時には、「これ以上のアルバムはもう出来ない」と思っていましたが、本作は、「Olympia」を上回る素晴らしいアルバムとなりました。

評価： 4.2

本作は、ロキシー・ミュージックの「アヴァロン」の後に、発売されたアルバムです。

そのため、サウンドは、「アヴァロン」に近いですが、ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアなど豪華なミュージシャンが参加しており、演奏や音質が向上しています。

ロキシー・ミュージックは、米国ではあまり人気がありませんでしたが、本作は、米国においても、成功を収めたアルバムです。

ポップセンス抜群で、捨て曲がなく、ブライアン・フェリーの最高傑作のアルバムです。