Bryan Ferry(ブライアン・フェリー) 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバム

(本サイトには、プロモーションが含まれています)

Bryan Ferry(ブライアン・フェリー) 全アルバムランキング

前回は、ロキシー・ミュージックの全アルバムランキングを行いましたので、

今回は、ロキシー・ミュージックの中心人物 ブライアン・フェリーの全アルバムランキングをしていきたいと思います。


ブライアン・フェリーのソロ作品は、多数ありますが、大きく、カヴァー曲のアルバムと、オリジナル曲のアルバムとで分けることができます。

ロキシー・ミュージックの活動と並行して発表していた初期のソロ作品は、ロキシー・ミュージックの活動と明確に分けるために、カヴァー曲中心のアルバムを制作していました。

ロキシー・ミュージック解散後は、オリジナル曲中心のアルバムを制作し始めますが、たまに、カヴァー曲中心のアルバムも発表しています。

そんなブライアン・フェリーの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。

ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。


ブライアン・フェリーのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

ブライアン・フェリーのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。

評価点の基準

評価点の基準は、以下の通りです。

評価点基準
1.0 〜 2.0駄作のアルバム
2.0 〜 3.0普通のアルバム
3.0 〜 4.0良作のアルバム
4.0 〜 4.5最高傑作のアルバム
4.5 〜 歴史的名盤

ブライアン・フェリー アルバムランキング

第13位
Taxi

ブライアン・フェリーらしいカヴァー・アルバムね。オリジナル曲とは違うアレンジをしているわね。
kat
オリジナルに忠実なカヴァーではなく、ブライアン・フェリーの個性を出しすぎてしまっているね。

評価: 2.3

1993年発売の7作目のアルバムで、ブライアン・フェリーの3枚目のカヴァー・アルバムです。

キャロル・キングの「WillYou Love Me Tomorrow」や、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「All Tomorrow’s Parties」などの有名曲をカヴァーしています。

1970年代の退廃的なブライアン・フェリーのカヴァーアルバムとは異なり、活気がなくなってしまい、悪い方向に向かってしまったと感じてしまいます。

それでも、上品で洗練された作品であることから、全英チャート2位を記録するヒットになりました。

第12位
Mamouna

この時期のブライアン・フェリーの曲は、似たような曲が多く、マンネリ化しているわね。
kat
このアルバムは、ブライアン・イーノが参加したことで、話題になったアルバムだね。

評価: 2.4

1994年発売の8作目のアルバムで、「Boys And Girls」「Bête Noire」「Taxi」と続いてきたロキシー・ミュージックの「アヴァロン」路線の最後の作品です。

アヴァロン路線のアルバムは、マンネリ化してきており、この時代のアルバムは、アヴァロン症候群のアルバムと呼ばれています。

本作発売前には、内省的な「ホロスコープ」というアルバムを5年近く制作していましたが頓挫してしまい、本作が出来上がりました。

本作のハイライト曲は、ブライアン・イーノとの共作「WildCat Days」で、ダンス系でありながら、妖艶さを感じる良曲です。

第11位
Dylanesque

全曲ボブ・ディランのカヴァー曲ね。ブライアン・フェリーのアルバムには、ボブ・ディランのカヴァー曲が多いわね。
kat
このアルバムは、ボブ・ディランのオリジナル曲を忠実にカヴァーしているね。

評価: 2.5

2007年発売の11作目のアルバムで、ボブ・ディランのカヴァー曲10曲と、ボブ・ディランがカヴァーしたトラディショナルの曲1曲が収録されたアルバムです。

「Taxi」のような「アヴァロン」路線の曲調ではなく、初期のカヴァーアルバム「Another Time, Another Place」に近いサウンドに戻っています。

妥当な選曲であり、オリジナル曲にも忠実であるため、ボブ・ディランのファンも楽しめる内容となっています。

第10位
Another Time, Another Place

このアルバムもカヴァー・アルバムで、前作「These Foolish Things」と同様、オールディーズの曲が多いわね。
kat
前作は、メジャーなカヴァー曲が多かったけど、このアルバムは、マニアックなカヴァー曲が多いね。

評価: 2.6

1974年発売の2作目のアルバムで、前作「These Foolish Things」と本作は、ロキシー・ミュージックの活動と並行して、制作されたアルバムです。

ロキシー・ミュージックが、ブライアン・フェリーのオリジナル曲中心であったため、息抜きとして、カヴァー・アルバムを制作したのではないかと感じます。

ラムゼイ・ルイス、プラターズ、ボブ・ディランなどの曲をカヴァーしていますが、ラスト・ナンバー「Another Time, Another Place」のみ、ブライアン・フェリーのオリジナル曲になります。

第9位
Frantic

昔のブライアン・フェリーのようなロックしているアルバムね。
kat
「Mamouna」まで続いたアヴァロン症候群が終わったことを感じさせるアルバムだね。

評価: 2.8

2002年発売の10作目のアルバムで、1970年代のロキシー・ミュージックやブライアン・フェリーの初期のソロ・アルバムに近いロック色の強いアルバムです。

ブライアン・フェリーのオリジナル曲が中心ですが、ボブ・ディランの「It’s All Over Now,Baby Blue」と「Don’t Think Twice,It’s All Right」のカヴァー曲も収録されています。

カントリー・ロック調の曲が多いことが特徴です。

「Mamouna」と同様、本作でも、ブライアン・イーノと共作しています。

第8位
Bête Noire

アルバム名がフランス語ということもあって、ヨーロッパ的なダンディーなアルバムね。
kat
このアルバムあたりから、「アヴァロン」路線のマンネリ化が始まったね。

評価: 3.0

1987年発売の6作目のアルバムです。

アルバム名の「Bête Noire」とは、「嫌なやつ」といった意味のフランス語で、フランス的な大人のダンス・ミュージックの雰囲気を持ったアルバムです。

前作の「Boys And Girls」が、「アヴァロン」を豪華にしたようなアルバムでしたが、本作は、「アヴァロン」を少し地味にしたような作品です。

本作の中では、シングル曲にもなった「Kiss And Tell」がおすすめ曲です。

第7位
As Time Goes By

昔の映画音楽を集めたカヴァー・アルバムね。昔のジャズを感じさせるロマンチックな曲が多いわね。
kat
1920年代、1930年代を感じさせるジャズ・アルバムだね。ブライアン・フェリーの多才さを感じるね。

評価: 3.2

1999年発売の9作目のアルバムで、1920年代、1930年代の映画やミュージカルの曲を中心にカヴァーしたアルバムです。

サウンドも、1920年代のジャズ風になっています。

有名な曲は、「As Times Goes By」と「Lover Come Back To Me」で、「As Times Goes By」は、映画「カサブランカ」の挿入歌、「Lover Come Back To Me」は、ミュージカル映画「The New Moon」の主題歌です。

懐かしさを感じるサウンドで、ブライアン・フェリーの歌声にマッチしています。


次は、6位 → 1位 です。

>music 博物館

music 博物館

CTR IMG