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ASIA(エイジア) 全アルバムランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介
今回は、前回紹介しましたロキシー・ミュージックに参加していたジョン・ウェットンの代表バンドASIA(エイジア)の全アルバム ランキングをしていきたいと思います。
ジョン・ウェットンは、ロキシー・ミュージック以外にも、「キング・クリムゾン」「U.K.」「ユーライア・ヒープ」「ウィッシュボーン・アッシュ」など、様々なバンドを渡り歩いた人物です。
1970年代後半、パンクの登場により、プログレッシブ・ロックが衰退していく中、エイジアは、プログレッシブ・ロックの持つ「大作・長尺主義」、「技巧的で複雑に構成された曲」構成を排除して、時代にあったアルバムを制作しました。
そのため、昔からのプログレッシブ・ロックファンには、受け入れ難いサウンドに変化してしまいましたが、1980年代の売れ路線にマッチし、大成功を納めました。
エイジアのアルバムの中では、1980年代初頭に商業的に成功した「詠時感〜時へのロマン」「アルファ」「アストラ」ぐらいしか知らない人が多いかもしれませんが、合計12枚のスタジオアルバムを残しています。
そんなエイジアの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。
ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。
エイジアのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、
エイジアのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。
エイジア アルバムランキング
Aqua
評価: 2.0
1992年年発売の4枚目のアルバムです。
本作には、オリジナル・メンバーであるスティーブ・ハウとカール・パーマは参加しているものの、
ジョン・ウェットンが抜けてしまったために1st〜3rdアルバムのエイジアとは別のサウンドになってしまいました。
「Crime Of The Heart」「A Far Cry」のような、ロマンチックな構成の曲もありますが、曲の出来・不出来がはっきりしてしまったアルバムです。
Silent Nation
評価: 2.2
2004年に発売された8枚目のアルバムで、ジョン・ペイン主体のエイジアでは、5枚目のアルバムになります。
前作までのアルバムは、Aで始まりAで終わるアルバム名でしたが、ネタ切れになってしまったのか、普通のアルバム名になっています。
今までのジョン・ペイン主体のエイジアのサウンドとは異なり、ロック色の強いアルバムになり、プログレッシブ・ロックの要素は、全く無くなってしまいました。
ジャケットも、今までの幻想的なイラストデザインとは異なり、あまり面白みのないセピア色の写真が使用されています。
エイジアとは別バンドだと思って聞けば、それほど悪くはないアルバムとも感じます。
Aria 天空のアリア
評価: 2.5
1994年発売の5枚目のアルバムで、ジョン・ペインのボーカルがエイジアに馴染んできたことを感じさせるアルバムです。
前作「アクア」では、オリジナル・メンバーであるスティーブ・ハウ、カール・パーマーが参加していましたが、本作では、2人とも参加していません。
そのため、オリジナル・メンバーは、キーボードのジェフリー・ダウンズのみになりました。
前作「アクア」を豪華にしてプログレッシブ・ロックを少し加えたようなサウンドとなっています。
Gravitas〜荘厳なる刻
評価: 2.6
2014年に発売された12枚目のアルバムで、オリジナル・メンバーで再結成されたエイジアの4枚目のアルバムになります。
ただ、本作には、スティーブ・ハウは参加していません。
代わりに当時無名だったサム・クールソンがギタリストとして参加しています。
サウンドは、オリジナル・メンバー復帰後のエイジア1枚目〜3枚目より更に落ち着き、暗めの曲が多いのが特徴です。
残念ながら、本作が、ジョン・ウェットンのラスト・アルバムになってしまいました。
Arena
評価: 2.7
1996年発売の6枚目のアルバムで、ジョン・ペイン主体のエイジアでは、3枚目のアルバムになります。
エイジアのアルバムの中では、尖った要素はほとんどなく、一番心地よく聞けるアルバムです。
布袋寅泰がゲスト参加しており、オープニング・ナンバーのギターは、布袋寅泰が演奏しています。
エイジアのアルバムの中では、異色作に位置付けられるアルバムですが、決して悪いアルバムではありません。
Omega
評価: 2.8
2008年に発売された10枚目のアルバムで、オリジナル・メンバーで再結成されたエイジアの2枚目のアルバムになります。
1枚目〜3枚目の初期エイジアのアルバムのような勢いはありませんが、ジョン・ウェットンの良さが表れている落ちついたAORのアルバムです。
欲を言えば、スティーブ・ハウも復帰しているため、スティーブ・ハウの派手なギターが聞きたかったなという思いはあります。
次は、6位 → 1位 です。
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