The Beach Boys(ザ・ビーチ・ボーイズ)全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

第5位
Sunflower

「スマイリー・スマイル」から低迷していたビーチ・ボーイズが、ようやく本領を発揮したアルバムね。
kat
1970年代のビーチ・ボーイズの代表アルバムだね。ブライアン・ウィルソンが復帰してくれて、ビーチ・ボーイズらしさを取り戻したね。

評価: 3.4

1970年発売の16作目のアルバムで、ブライアン・ウィルソンが本格復帰し、メンバー全員が曲作りを行ない、グループ全体としてまとまりのある作品です。

ブライアン・ウィルソンの作曲能力の高さが伺え、ブライアン・ウィルソンが曲作りに携わっている曲はどれも素晴らしく、特に、「This Whole World」と「Deirdre」の美しいメロディにはうっとりしてしまいます。

また、デニス・ウィルソン作曲の「Forever」のメロディも美しく、ブライアン・ウィルソンだけでなく、デニス・ウィルソンも作曲能力が高いことが分かります。

昔のビーチ・ボーイズのハーモニーも戻り、1970年代のビーチ・ボーイズの傑作アルバムです。

しかし、なぜか売上は惨敗で、全米チャート151位と、過去最低のランキングを記録してしまいました。

その結果、また、ビーチ・ボーイズは迷いの時代に入っていくことになります。

第4位
Surfer Girl

美しいハーモニーが出てきて、ビーチ・ボーイズらしくなってきたアルバムね。
kat
外部のセッション・ミュージシャンを使用することが多くなり、演奏技術も向上してきたね。

評価: 3.5

1963年発売の3作目のアルバムで、ブライアン・ウィルソンが初めてプロデュースした作品です。

ほとんどの曲を、ブライアン・ウィルソンが作曲しており、ブライアン・ウィルソンの才能がほとばしっています。

「Surfer Girl」「The Surfer Moon」「In My Room」「Your Summer Dream」など、美しいハーモニーの名バラード曲が収録されている一方、軽快なホット・ロッド・ナンバー「Little Deuce Coupe」や軽快なリズムの「Hawaii」があったりと聞きどころの多い作品です。

ビーチ・ボーイズの最初期の傑作アルバムです。


All Summer Long

初期ビーチ・ボーイズの名曲が凝縮されているアルバムね。「浜辺の乙女」は、山下達郎さんがカヴァーしていたわね。
kat
このアルバムは、軽快な曲、バラード曲全て素晴らしく、初期ビーチ・ボーイズの傑作アルバムの1枚だね。

評価: 3.8

1964年発売の6作目のアルバムで、全米チャート初のNo.1ソングとなった「Get Around」が収録されているアルバムです。

「Get Around」は、もちろん素晴らしいですが、カリフォルニアの夏を感じさせる「All Summer Long」、ホンダのバイクのことを歌った「Little Honda」、美しいメロディとハーモニーの「Wendy」、ビーチ・ボーイズの曲の中でも屈指の出来のバラード曲「Girls on the Beach」などなど、名曲が揃っています。

何かと文句を言ってくるウィルソン兄弟の父親マレー・ウィルソンを解雇したためか、本作から、ビーチ・ボーイズの快進撃が始まっていきます。


Today!

前半はノリの良いポップな曲、後半はバラード曲で構成されているアルバムね。バラード曲は、格別に美しいわね。
kat
ブライアン・ウィルソンの作曲能力が急成長したことが分かるアルバムだね。

評価: 4.0

1965年発売の8作目のアルバムで、「ペット・サウンズ」に並ぶビーチ・ボーイズの名盤のアルバムです。

サーフィンやホットロッドの要素が少なくなりましたが、後半の連続するバラード曲は、ビーチ・ボーイズのバラード曲の中でも、珠玉の名曲が揃っています。

前半のノリの良い曲も素晴らしく、特に、本作発売前にシングルでヒットした「Do You Wanna Dance?」「When I Grow Up」「Dance, Dance, Dance」と、どれも素晴らしい曲が揃っています。

順風満帆だったビーチ・ボーイズですが、本作発売後、ブライアン・ウィルソンが精神的に不安定になり、ツアーに参加しなくなります。

また、ドラッグにもハマっていき、少しづつですが、ビーチ・ボーイズに綻びが出始めていきます。


Pet Sounds

今までのビーチ・ボーイズとは違って、サイケデリック色の強いアルバムね。
kat
自転車のベルやテルミン、犬笛など変わった楽器を使っていることでも有名だね。サイケデリックと言っても、聞きやすいアルバムだね。

評価: 4.5

1965年発売の11作目のアルバムで、ビーチ・ボーイズの最高傑作だけでなく、ロック史上においても最高のアルバムと評されている名盤です。

それは、ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム 500選」において、2位に輝いていることからも分かります。

ブライアン・ウィルソンがツアーに参加しなくなり、メンバーがツアーに出ている間に、スタジオ・ミュージシャンを集めて1人で制作を進めていったために、ほぼブライアン・ウィルソンのソロ・アルバム的な作品となっています。

そのため、今までのビーチ・ボーイズのサーフ・ロックとは異なり、芸術性の高いコンセプト・アルバムに近い作品です。

本作のハイライト曲は「God Only Knows」で、ポール・マッカートニーに「今まで聞いた最高の曲」と言わしめるほどの傑作曲です。

発売当時は、賛否両論のあったアルバムですが、ビーチ・ボーイズを語る上では、絶対に外すことができないアルバムです。

その他のビーチ・ボーイズのアルバム

    Stars & Stripes Vol.1

  • 「1996年発売のビーチ・ボーイズの公式アルバム」とされていますが、カントリー系のアーティストが、1960年代のビーチ・ボーイズの曲をカヴァーしているだけで、ビーチ・ボーイズのメンバーはコーラスにしか参加していません。
  • 本作が、ビーチ・ボーイズのラスト・アルバムになっていたら、寂しいものがありましたが、その後、傑作アルバム「That’s Why God Made the Radio」が発売されたため、今となれば、良作の企画物の作品と捉えることができます。原曲よりも音質が良く、聞きやすいアルバムです。
    The Smile Sessions

  • 「ペット・サウンズ」の次のアルバムとして発売される予定であった「スマイル」ですが、ブライアン・ウィルソンのプレッシャーなどにより、「スマイル」の発売は頓挫し、幻のアルバムとなってしまいました。それが、2011年に完全版として発表され、ビーチ・ボーイズのファンには、涙モノのアルバムとなりました。
  • 「スマイル」の残骸の一部を集めた「スマイリー・スマイル」は、難解なアルバムでしたが、本作は、それよりも聞きやすさがあります。「ペット・サウンズ」が好きな人には、受け入れることができる作品だと思います。
    Beach Boys Concert

  • ブライアン・ウィルソンは、精神のバランスを崩してしまったことにより、1965年から、コンサートには出演しなくなります。本作はそれ以前の1964年のライブで、オリジナル・メンバー5人が参加している唯一のライブ・アルバムです。
  • 歓声がものすごく、女性の金切声がうるさく感じてしまいますが、当時のビーチ・ボーイズが、アイドル並の人気があったことが伺えます。
    Live in London

  • ビーチ・ボーイズは、「ペット・サウンズ」発売以降、アメリカでの人気が低迷していきますが、逆にイギリスでは根強い人気がありました。本作は、1968年のイギリス・ツアーの模様を収録したライブ・アルバムです。
  • マニアな曲も選曲されていますが、本作のハイライトは、ラストの「God Only Knows」と「Good Vibrations」で、スタジオ・アルバムに負けないハーモニーと演奏力があります。
    Endless Summer

  • ビーチ・ボーイズの全盛期である1962年〜1965年の曲が収録されたベスト・アルバムです。ビーチ・ボーイズのアルバムは、枚数が多いため、ビーチ・ボーイズを聞いたことがない人は、ベスト・アルバムから入っていくことをおすすめします。
  • このベスト・アルバムと「ペット・サウンズ」を聞けば、ビーチ・ボーイズの基本的なことは押さえることができます。この2枚を聞いて、もっとビーチ・ボーイズの音楽を深堀りしたい場合は、上記のランキングを参考に、他のアルバムを聞いていくことをおすすめします。


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ビーチ・ボーイズのメンバー

ビーチ・ボーイズは、家族や従兄弟、幼馴染の人たちが集まった家族バンドです。

各アルバムで、メンバーの参加度合いの違いはあるものの、固定メンバーで活動していました。

以下に、主要メンバーを紹介します。

  • ブライアン・ウィルソン(ボーカル、ベース、キーボード担当)
    ウィルソン兄弟の長男で、ビーチ・ボーイズの中心人物です。
    初期のビーチ・ボーイズの曲のほとんどの作曲を行い、ビーチ・ボーイズ サウンドの礎を築き、ビーチ・ボーイズを成功に導きました。
    しかし、精神的に弱い人で、「ペット・サウンズ」発売以降は、精神を病んでしまい、他のメンバーに、ビーチ・ボーイズの道を譲りました。
    多数のソロ・アルバムも発表しています。
  • マイク・ラヴ(ボーカル担当)
    ウィルソン兄弟の従兄にあたり、ビーチ・ボーイズにコーラスを持ち込み、ビーチ・ボーイズのサウンドを確立した重要人物です。
    ブライアン・ウィルソンが精神を病んで、ビーチ・ボーイズの活動ができなかった時は、カール・ウィルソンと共に、ビーチ・ボーイズの中心人物として活躍しました。
    ブライアン・ウィルソンのパートナーとして、ビーチ・ボーイズの曲の一部の作詞・作曲を行なっています。
    マイク・ラヴが作曲に携わった曲として、特に有名なのが、1988年の大ヒット作「KOKOMO」があります。
  • カール・ウィルソン(ギター、ボーカル、キーボード、ベース担当)
    ウィルソン兄弟の中では、一番年下ですが、3兄弟の中では、一番しっかりしている印象を受けます。
    ブライアン・ウィルソンが精神を病んでいた時には、バンドの中心人物となり活躍しました。
    天使の歌声と言われるほどの美しい歌声の持ち主で、ビーチ・ボーイズの数多くの曲のリード・ボーカルを務めてきました。
    また、テクニカルなギター演奏もできる人で、スタジオ・ミュージシャンを多用するようになっても、ギターで参加することが多くありました。
    ヘビー・スモーカーであったことが祟り、1998年に、癌で他界しました。
  • アル・ジャーディン(ボーカル、ギター、ベース担当)
    高校のフットボールチームで、ブライアン・ウィルソンと知り合ったことで、ビーチ・ボーイズに誘われることになります。
    歯科医になるために、一時的に、ビーチ・ボーイズを脱退するものの、「サーファー・ガール」から、再度、ビーチ・ボーイズに復帰しています。
    ビーチ・ボーイズでは、多くのカヴァー曲でリード・ボーカルを担当しました。
    カール・ウィルソンが他界した後、マイク・ラヴとの対立が原因で、ビーチ・ボーイズを脱退しました。
  • デニス・ウィルソン(ボーカル、ドラムス、キーボード担当)
    ウィルソン兄弟の次男で、ウィルソン兄弟の中では、最も遊び人のイメージが強く、ハンサムなルックスから、女性に絶大な人気がありました。
    ビーチ・ボーイズの中では、唯一のサーファーで、ビーチ・ボーイズに、サーフィンのコンセプトを持ち込みました。
    気まぐれな性格で、ビーチ・ボーイズのレコーディングをサボることも多くあり、ビーチ・ボーイズの中で、よく問題を起こしていました。
    その性格が災いしてか、1983年に、アルコールを飲んで海に入り、溺死してしまいました。
  • ブルース・ジョンストン(ボーカル、キーボード、ベース担当)
    ビーチ・ボーイズのオリジナルメンバーではありませんが、マイク・ラヴと共に、最後までビーチ・ボーイズに残ったメンバーです。
    1965年から、ブライアン・ウィルソンの穴埋めとしてビーチ・ボーイズに参加しますが、1972年に当時のマネージャーとの確執により、ビーチ・ボーイズを脱退します。
    しかし、1978年に、ブライアン・ウィルソンの要請により、ビーチ・ボーイズに復帰し、後期のビーチ・ボーイズの重要なメンバーの1人となりました。

まとめ

最後に、ビーチ・ボーイズのランキング結果をまとめます。

順位アルバム名点数
1位Pet Sounds 4.5
2位Today! 4.0
3位All Summer Long 3.8
4位Surfer Girl 3.5
5位Sunflower 3.4
6位That’s Why God Made the Radio 3.3
7位The Beach Boys’ Christmas Album 3.2
8位Summer Days 3.1
9位M.I.U. Album 3.0
10位Surfin’ USA 2.95
11位Little Deuce Coupe 2.9
12位Smiley Smile 2.85
13位Love You 2.8
14位Surf’s Up 2.75
15位Friends 2.7
16位20/20 2.65
17位Shut Down Volume 2 2.6
18位15 Big Ones 2.55
19位L.A. 2.5
20位Beach Boys’ Party! 2.45
21位Surfin’ Safari 2.4
22位Holland 2.35
23位Still Cruisin’ 2.3
24位The Beach Boys 2.25
25位Keepin’ The Summer Alive 2.2
26位Carl and the Passions – “So Tough” 2.15
27位Wild Honey 2.1
28位Summer In Paradise 1.5

ビーチ・ボーイズは、1961年の結成から既に60年以上が経過し、アルバム数が30枚近くあり、ランキング付けが大変でしたが、ランキング結果は、1960年代のアルバムが上位を占めるものとなりました。

ビーチ・ボーイズのメンバーは全員、高齢となり、ライブを行なったり、新作を発表することは、困難だと思いますので、過去のアルバムを懐かしみながら、これからもビーチ・ボーイズのアルバムを聞き続けていきたいと思います。

次回は、ボブ・ディランの全アルバム ランキングをしていきたいと思います。

ビーチ・ボーイズのグッズ紹介

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