Apple Musicが選ぶ 史上最高のアルバム100枚の紹介とレビュー

第20位
ザ・ビーチ・ボーイズ「Pet Sounds」

ビートルズのアルバムと並ぶ、1960年代の名盤ね。どの曲もメロディアスで美しいわね。
ブライアン・ウィルソンの才能が迸っているね。「God Only Knows」はドラマチックな名曲だね。

【コメント】

1965年に発売されたビーチ・ボーイズの11作目のアルバムで、ビーチ・ボーイズの最高傑作であるだけでなく、ロック史においても最高のアルバムの一つと評される名盤です。

ビーチ・ボーイズの中心人物であるブライアン・ウィルソンが、スタジオ・ミュージシャンを集めて一人で制作を進めたことにより、サーフ・ロックとは異なるサイケデリック色や実験的要素の強い、高い芸術性を持つ作品に仕上がっています。

このような歴史的名盤であるにもかかわらず、21位という順位はやや低く感じられます。

なお、ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム 500選」では、堂々の2位を記録しています。

【ジャンル】
ロック

【ランキングの意外度】
5.0

第19位
ドクター・ドレー「The Chronic」

ファンクにヒップホップを取り入れた個性の強いアルバムね。
このアルバムは、Gファンクを誕生させた歴史的なヒップホップの作品だね。

【コメント】

ヒップホップ界の重鎮、ドクター・ドレーが1993年に発表したデビュー・アルバムです。

本作ではP-ファンクの要素を取り入れたヒップホップを展開し、ギャングスター・ファンク(Gファンク)というスタイルを確立しました。

ベースがうねる気だるいファンクサウンドに、ノリの良いヒップホップが重なるこのスタイルは革新的で、後世のヒップホップに多大な影響を与えています。

また、本作は全米チャートで3位を記録し、トリプルプラチナ認定を受けるなど、大ヒットを記録しました。

【ジャンル】
ヒップホップ

【ランキングの意外度】
2.0

第18位
テイラー・スウィフト「1989 (Taylor’s Version)」

今をときめくテイラー・スウィフトのポップス全開のアルバムね。
売れ路線のポップスであるため、誰にでも受け入れられ、爆発的な売り上げを記録したね。

【コメント】

グラミー賞を14回受賞しているアメリカのシンガーソングライター、テイラー・スウィフトが2014年に発表した5作目のアルバムです。

テイラー・スウィフトが生まれた1989年をタイトルにした本作は、1980年代のシンセポップを土台にした極上のポップスで、非常に聴きやすい売れ線アルバムとなっています。

米国チャートでは初登場1位を記録し、その後11週連続で首位を維持、さらに1年間Top10圏内にとどまりました。

現在までに1000万枚以上の売上を記録しており、商業的成功の面では、今回の「史上最高のアルバム100枚」のTop20内にランクインしたことも納得できます。

ただし、本作が後世に名盤として残るかどうかは、今後10年、20年といった時間の経過が必要かと思っています。

【ジャンル】
ポップス

【ランキングの意外度】
4.0

第17位
マーヴィン・ゲイ「What’s Going On」

「ホワッツ・ゴーイン・オン」や「マーシー・マーシー・ミー」は、ソウル史に残る名曲ね。
ブラック・ミュージックを変えた歴史に残る名盤だね。

【コメント】

ニューソウルを築いた偉大なソウル・ミュージシャン、マーヴィン・ゲイが1971年に発表した、メロウなソウルの傑作アルバムです。

本作は、ベトナム戦争や公害、貧困といった社会問題をテーマにしたコンセプト・アルバムで、前半はメロウな楽曲、後半は躍動感のある楽曲で構成されています。

ダニー・ハサウェイ、スティーヴィー・ワンダー、カーティス・メイフィールドなど、多くのソウル・ミュージシャンに大きな影響を与えた作品でもあります。

20位のザ・ビーチ・ボーイズ「Pet Sounds」と同様に、本作が17位という評価は低い印象を受けます。

なお、ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム 500選」では、堂々の1位を記録しています。

【ジャンル】
ソウル

【ランキングの意外度】
4.0

第16位
ジョニ・ミッチェル「Blue」

シンプルな演奏で、爽やかな朝に聴きたいアルバムね。
シンプルな演奏が故に、ジョニ・ミッチェルの歌声が際立っているね。

【コメント】

カナダのシンガーソングライター、ジョニ・ミッチェルが1971年に発表した4作目のアルバムで、音楽評論家から史上最高のアルバムの1つと評される名盤です。

アコースティック・ギターやピアノによるシンプルな演奏と、ジョニ・ミッチェルの歌声が魅力的な、爽やかな作品に仕上がっています。

ジョニ・ミッチェルはジャズ・ミュージシャンとの親交も深く、ジャズ寄りのアルバムも多く発表していますが、本作はシンガーソングライターとしての才能が存分に発揮されたフォーク・アルバムです。

ジョニ・ミッチェルの最高傑作の一つであり、フォークソングの名盤として高く評価される作品です。

【ジャンル】
フォーク

【ランキングの意外度】
1.0

第15位
アデル「21」

2000年以降のアーティストの中で、最も成功したアルバムね。アデルのボーカルが際立っているわね。
音楽評論家から大絶賛され、世界各国のチャートで1位を記録した名盤だね。

【コメント】

アデルが21歳の時に発表した2作目のアルバムで、アルバム名は当時のアデルの年齢に由来しています。

本作は、全世界で3000万枚以上を売り上げ、2012年のグラミー賞では6部門を受し、さらに、全米チャートではトップ5以内に39週連続でランクインするなど、記録づくしのアルバムとなりました。

失恋をテーマにした内容で、ソウル、ジャズ、ポップスなどを融合させたサウンドに、アデルの力強いボーカルが乗り、アデルの心の内を赤裸々に表現しています。

2010年代の名盤にふさわしい作品であり、2000年以降のアルバムが多くランクインしている中でも、本作のランキングは最も妥当であると感じます。

【ジャンル】
ポップス、ソウル

【ランキングの意外度】
1.0

第14位
ボブ・ディラン「Highway 61 Revisited」

ボブ・ディランが、アコースティックギターのフォークシンガーから、ロックに変化した重要作品ね。
ボブ・ディランが、フォーク・ロックを確立した革新的なアルバムだね。

【コメント】

1965年に発売されたボブ・ディランの6作目のアルバムで、ロックを全面に押し出したフォーク・ロックの名盤です。

これまでのアコースティック・ギター中心の曲とは異なり、本作ではエレクトリック化が進み、キーボードの比重も高まっています。

収録曲の中でも「ライク・ア・ローリング・ストーン」が最も有名で、ボブ・ディランのシングルとして初めてヒットし、全米チャートで2位を記録しました。

ボブ・ディランのアルバムの中でも特に重要な作品で、捨て曲はなく、名盤と呼ぶにふさわしい歴史的アルバムです。

この時代のボブ・ディランは非常に充実しており、今回の「史上最高のアルバム100枚」にはランクインしていませんが、次作「ブロンド・オン・ブロンド」も名作であるため、本作とあわせて聴くことをおすすめします。

【ジャンル】
ロック

【ランキングの意外度】
1.0

第13位
ジェイ・Z「The Blueprint」

ソウルフルでメロディアスなサンプリングが多いため、聴きやすく分かりやすいわね。
メロディアスな曲をサンプリングするスタイルの先駆けとなったアルバムだね。

【コメント】

史上最も高く評価されているラッパー、ジェイ・Zが2001年に発表した6作目のアルバムです。

本作では、カニエ・ウェストとジャスト・ブレイズがプロデューサーを務め、両名の名を世に知らしめたアルバムでもあります。

メロディアスなソウルを中心としたサンプリングは、後のカニエ・ウェストのアルバムの原型を感じさせます。

ジェイ・Zは、わずか2日間で9曲をレコーディングしたと伝えられています。

それにもかかわらず、後世のラップ界に影響を与える名作に仕上げたことは、ジェイ・Zの才能の凄さを示しています。

非常にメロディアスなアルバムであるため、ヒップホップが苦手な人でも問題なく聴くことができ、ヒップホップ初心者に最適な作品です。

【ジャンル】
ヒップホップ

【ランキングの意外度】
2.0

第12位
レディオヘッド「OK Computer」

レディオヘッドが、普通のギターロックのバンドではないことを証明したアルバムね。
レディオヘッドの個性が出てきて、レディオヘッドの快進撃が始まっていったね。

【コメント】

1997年に発売されたレディオヘッドの3作目のアルバムで、ニルヴァーナの「Nevermind」と並ぶ、1990年代を代表する名盤です。

本作発売前のレディオヘッドはギター中心のロックを展開していましたが、本作では音楽性を一変させ、実験色の強い作品に取り組みました。

デジタル技術やサンプラー、メロトロンなどを駆使し、プログレッシブ・ロック的なアプローチで制作されています。

コンセプト・アルバムではありませんが、アルバム全体に統一感があり、緻密な音作りがなされています。

次作「Kid A」はさらに実験色を強め、難解な作品となりましたが、こちらも歴史に残るアルバムです。

「Kid A」は今回の「史上最高のアルバム100枚」では33位にランクインしています。

【ジャンル】
オルタナティヴ・ロック

【ランキングの意外度】
1.0

第11位
フリートウッド・マック「Rumours」

有名曲が満載で、ポップスの金字塔的なアルバムね。
アメリカン・ポップスが満載で、売れに売れまくったアルバムだね。どの曲も聴きやすく親しみがあるね。

【コメント】

フリートウッド・マックが1976年に発売した11作目のアルバムで、極上のポップスが詰まった名盤です。

前作「ファンタスティック・マック」に続き、クリスティン・マクヴィー、スティーヴィー・ニックス、リンジー・バッキンガムという魅力的な3人のボーカルを擁したことで、どの曲も異なる魅力を持つようになりました。

本作からは「Go Your Own Way」「Dreams」「Don’t Stop」「You Make Loving Fun」がシングル・カットされ、いずれも大ヒットを記録しました。

アルバム自体も驚異的な32週連続で全米チャート1位を記録し、1978年にはグラミー賞最優秀アルバム賞を受賞、さらに、全世界で4000万枚以上を売り上げた、まさにモンスター・アルバムです。

【ジャンル】
ポップス

【ランキングの意外度】
1.0


次は、10位 → 1位 です。

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