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Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー) 全アルバム ランキング
Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)のアルバムを、「1962年〜1972年のアルバム」と「1972年以降のアルバム」で、ランキングしましたので、
ここで、1つのランキングにまとめたいと思います。
各アルバムの詳細は、以下の関連記事を参照してみて下さい。
(本サイトには、プロモーションが含まれています)Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー) 全アルバム ランキング 前編前回は、Soul/R&Bのジャンルから、EW&F(アース・ウィンド・アンド・ファイアー) の全ア[…]
(本サイトには、プロモーションが含まれています)Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー) 全アルバム ランキング 後編前回は、Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の1962年〜1972年のアルバム[…]
スティーヴィー・ワンダーのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、
スティーヴィー・ワンダーのアルバムの評価やおすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。
評価アルバム
以下が、今回の評価アルバムです。
発売年 | アルバム名 |
---|---|
1962年 | The Jazz Soul of Little Stevie Wonder |
1962年 | Tribute to Uncle Ray レイ・チャールズに捧ぐ |
1963年 | With a Song in My Heart わが心に歌えば |
1964年 | Stevie at the Beach |
1965年 | Up-Tight |
1966年 | Down to Earth 太陽のあたる場所 |
1967年 | I Was Made to Love Her 愛するあの娘に |
1967年 | Someday at Christmas 想い出のクリスマス |
1968年 | Alfie Eivets Rednow |
1968年 | For Once in my Life |
1969年 | My Cherie Amour |
1970年 | Signed, Sealed, Delivered 涙をとどけて |
1971年 | Where I’m Coming From 青春の軌跡 |
1972年 | Music of My Mind 心の詩 |
1972年 | Talking Book |
1973年 | Innervisions |
1974年 | Fulfillingness’ First Finale ファースト・フィナーレ |
1976年 | Songs in the Key of Life キー・オブ・ライフ |
1979年 | Journey through the Secret Life of Plants シークレット・ライフ |
1980年 | Hotter than July |
1984年 | The Woman in Red |
1985年 | In Square Circle |
1987年 | Characters |
1991年 | Jungle Fever |
1995年 | Conversation Peace |
2005年 | A Time to Love |
アルバム ランキング
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
1位 | Innervisions | 1973年 | 4.3 |
リンク 【コメント】 本作は、スティーヴィー・ワンダーの絶頂期のアルバムの中でも、最も脂がのっている作品で、 グラミー賞を5部門を獲得しました。 社会への怒りを表現した「汚れた街」、ファンキーな「Too High」「Higher Ground」、 レゲエ・ファンク調の「Don’t You Worry ‘bout a Thing」、名バラード曲「Golden Lady」「All in Love Is Fair」など、 素晴らしい曲が詰まっています。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
2位 | Songs in the Key of Life キー・オブ・ライフ | 1976年 | 4.2 |
リンク 【コメント】 スティーヴィー・ワンダーの絶頂期の最後を飾る2枚組のアルバムです。 「トーキング・ブック」「インナーヴィジョンズ」「ファースト・フィナーレ」と続いた3部作の集大成的な作品です。 収録曲が多いですが、どの曲も素晴らしく、「回想」「愛するデューク」は、全米チャート1位を記録しました。 それ以外にも「Pastime Paradise」「Summer Soft」「Isn’t She Lovely」「As」などなど、名曲揃いのアルバムです。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
3位 | Talking Book | 1972年 | 4.1 |
リンク 【コメント】 本作からスティーヴィー・ワンダーの絶頂期が始まり、伝説を作っていきます。 その中でも、「迷信」が大きな話題になり、スティーヴィー・ワンダーのクリエーターとしての高い評価を得ることになりました。 「迷信」以外にも、「サンシャイン」や「You and I」など素晴らしい曲が多く収録されています。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
4位 | Fulfillingness’ First Finale ファースト・フィナーレ | 1974年 | 4.0 |
リンク 【コメント】 1972年発売の「トーキング・ブック」〜1976年発売の「キー・オブ・ライフ」の4枚のアルバムはどれも甲乙つけがたく、 どのアルバムを1位にしてもおかしくないアルバムです。 本作は、その絶頂期の4枚のアルバムの中の3枚目にあたるアルバムです。 本作の中では、「悪夢」が全米チャート1位を記録しました。 「悪夢」以外の曲は、あまり知られていませんが、全曲捨て曲のない素晴らしいアルバムです。 どの曲もソウルフルで味わい深い曲ばかりです。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
5位 | Music of My Mind 心の詩 | 1972年 | 3.5 |
リンク 【コメント】 スティーヴィー・ワンダーが全曲作曲、全楽器演奏、プロデュースし、天才ぶりを発揮しているアルバムです。 「トーキング・ブック」から始まる絶頂期のアルバムの前夜祭的なアルバムです。 モータウンのソウルフルな曲はなくなり、実験的要素が強いですが、それでも洗練された素晴らしいアルバムです。 この時代、スティーヴィー・ワンダーは、シンセサイザーに興味を持ち、本作から、シンセサイザーが多用され始めます。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
6位 | Hotter than July | 1980年 | 3.2 |
リンク 【コメント】 スティーヴィー・ワンダーの絶頂期が「キー・オブ・ライフ」で終息するものの、 まだまだスティーヴィー・ワンダーの勢いが衰えていないことを感じさせるアルバムです。 ボブ・マーリーに捧げられたレゲエ曲「Master Blaster」や、 マーティン・ルーサー・キング牧師に捧げられた「Happy Birthday」が収録されています。 それ以外にも、ファンキーな曲やディスコ調の曲と勢いのある曲が多数収録されています。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
7位 | My Cherie Amour | 1969年 | 3.15 |
リンク 【コメント】 バラード・ナンバーに重点を置いたアルバムです。 「マイ・シェリー・アモール」「イエスターミー、イエスターユー、イエスターデイ」がシングル・カットされ、ヒットしました。 ドアーズの「ハートに火をつけて」や、映画「いそしぎ」のテーマ曲などカヴァーしており、聞きどころの多い作品です。 スティーヴィー・ワンダーのハーモニカ演奏も光っています。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
8位 | For Once in my Life | 1968年 | 3.1 |
リンク 【コメント】 スティーヴィー・ワンダーの個性が出始めており、ファンキーな曲も増えています。 その分、モータウンのソウルフルさは減ってきています。 アルバム名にもなっている「For Once in my Life」は、シングル・カットされ、 米国・英国でトップ3ヒットを記録しました。 演奏においても、クラヴィネットを使用したりと、進化しており、世間一般的にも評価の高いアルバムです。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
9位 | Where I’m Coming From 青春の軌跡 | 1971年 | 3.05 |
リンク 【コメント】 全曲、当時の妻であったシリータ・ライトとの共作アルバムです。 「For Once in my Life」よりも更に、演奏が進化し、実験色の強いアルバムになっています。 そのため、世間一般的には、あまり評価の高くないアルバムですが、本作があったからこそ、 「トーキング・ブック」以降の絶頂期を迎えることができたと思っています。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
10位 | Journey through the Secret Life of Plants シークレット・ライフ | 1979年 | 3.0 |
リンク 【コメント】 このアルバムは、サウンド・トラックですが、映画の方は、一般公開されませんでした。 どのような映画かは分かりませんが、インストゥルメンタルの曲が多く、 スティーヴィー・ワンダーのオリジナル・アルバムとは一線を画します。 植物をテーマにしており、静かな自然を感じさせます。 絶頂期のアルバム「キー・オブ・ライフ」の直後のアルバムであったため、 絶頂期のスティーヴィー・ワンダーのサウンドを期待して購入した人は、肩透かしを食らったかと想像できます。 商業的にも失敗したアルバムですが、聞けば聞くほど良さが分かるスルメ的なアルバムです。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
11位 | The Woman in Red | 1984年 | 2.95 |
リンク 【コメント】 映画「ウーマン・イン・レッド」のオリジナル・サウンドトラックです。 「I Just Called to Say I Love You 心の愛」が、全米チャート1位を記録する大ヒットとなり、 また、アカデミー歌曲賞とゴールデングローブ賞 主題歌賞を受賞したため、 スティーヴィー・ワンダーの楽曲の中では、最も有名な曲となりました。 本作は、ディオンヌ・ワーウィックのボーカル曲も含め、バラード曲が多く収録されています。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
12位 | Signed, Sealed, Delivered 涙をとどけて | 1984年 | 2.9 |
リンク 【コメント】 「涙をとどけて」「ヘヴン・ヘルプ・アス・オール」「夢の中の君」「恋を抱きしめよう」の4曲のヒット曲が収録されています。 スティーヴィー・ワンダーは、本作から、自らの作品のセルフプロデュース権が与えられ、 アルバム制作にも関わるようになりました。 2曲をプロデュース、3曲を共同プロデュースしています。 ヒット曲の寄せ集めのようなアルバムで、アルバムの統一感はありませんが、質の高い楽曲が多く収録されています。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
13位 | Down to Earth 太陽のあたる場所 | 1966年 | 2.85 |
リンク 【コメント】 初期のモータウン サウンドが詰まったアルバムです。 「愛するあの娘に」が、シングル・カットされヒットしました。 この曲以外にも「Sylvia」や「Hey Love」などメロディアスなソウルフルな曲が多いアルバムです。 カヴァー曲として、ボブ・ディランの代表曲「Mr. Tambourine Man」が収録されています。 スティーヴィー・ワンダーのモータウン サウンドを味わいたい人には、本作がおすすめです。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
14位 | A Time to Love | 2005年 | 2.8 |
リンク 【コメント】 2022年時点で、スティーヴィー・ワンダーのラスト・アルバムです。 80年代や90年代のデジタル・サウンドはなくなり、70年代に近い自然な演奏で、音質の良いアルバムです。 プリンスやポール・マッカートニーなどのスター達が参加しており、 面白いところでは、スティーヴィー・ワンダーの愛娘アイシャ・モーリスも参加しています。 ジャジーな曲が多く収録されておりAORを感じさせるアルバムです。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
15位 | I Was Made to Love Her 愛するあの娘に | 1967年 | 2.75 |
リンク 【コメント】 リズム・ナンバーを中心に選曲されたアルバムです。 スティーヴィー・ワンダーのオリジナル曲が、4曲収録されています。 その中で、表題曲の「愛するあの娘に」は、シングル・カットされ、 ビルボード・ポップ・シングルチャートで2位を記録し、イギリスでも初めて、トップ10入りしました。 全体的に、モータウンらしいソウルフルなアルバムです。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
16位 | Conversation Peace | 1995年 | 2.7 |
リンク 【コメント】 1990年代に入り、スティーヴィー・ワンダーのアルバム発表数が少なくなり、 1990年代では、「Jungle Fever」と、この「Conversation Peace」しか発表していません。 「Jungle Fever」がサウンド・トラックであったため、実質、オリジナル・アルバムになると、本作しかありません。 90年代らしい作品で、大人びたAORなアルバムです。 「For Your Love」は、「世界都市博覧会」で使用される予定の曲だったため、日本でも馴染みのある曲です。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
17位 | Up-Tight | 1965年 | 2.65 |
リンク 【コメント】 「Uptight」や「Nothing’s Too Good for My Baby」などのヒット曲が収録されています。 本作から、商業的にも成功し始め、USチャートやR&Bチャートを賑わせます。 4枚目までのアルバムは、スティーヴィー・ワンダーの方向性が確立しておらず、何を目指しているのか分かりませんでしたが、 本作で、スティーヴィー・ワンダーの方向性がはっきりしてきます。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
18位 | Someday at Christmas 想い出のクリスマス | 1967年 | 2.6 |
リンク 【コメント】 アルバム名から分かる通り、本作は、クリスマス・アルバムで、モータウンらしいクリスマスさが表れています。 5曲がクリスマススタンダード曲で、残りがモータウンのスタッフ・ライターによるオリジナル曲で構成されています。 本作の中では、「想い出のクリスマス」と「クリスマス・ソング」が、最もクリスマスらしさが表れており、おすすめ曲です。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
19位 | Jungle Fever | 1991年 | 2.55 |
リンク 【コメント】 本作は、サウンド・トラックですが、有名曲がほとんど収録されていませんので、 スティーヴィー・ワンダーのアルバムの中では、あまり知られていないアルバムです。 1曲目「Fun Day」〜3曲目「These Three Words」が、70年代のスティーヴィー・ワンダーを感じさせ期待を持たせますが、 後半は、デジタル・サウンドが中心になってしまい、ほとんど魅力的な曲がありません。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
20位 | In Square Circle | 1985年 | 2.5 |
リンク 【コメント】 デジタル・サウンドが進んだため、バックの演奏がシンプルになり、ボーカルが主体になったアルバムです。 「パートタイム・ラヴァー」がミリオン・ヒットし、「オーヴァージョイド」が、日本のCMで使用されたことから、 この2曲は、日本でもよく知らることになりました。 この2曲以外では「Whereabouts」が優れたバラード曲ではあるものの、 それ以外の曲は、デジタル・サウンドであるため、あまり面白みがない曲となっています。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
21位 | With a Song in My Heart わが心に歌えば | 1963年 | 2.45 |
リンク 【コメント】 ジャズ・スタンダード曲が多く収録されたアルバムです。 スティーヴィー・ワンダーは、歌に徹しており、演奏は、ストリングスを多用しているためにムード音楽に近いサウンドとなっています。 スティーヴィー・ワンダーは、ちょうど、声変わりをしている時期だったようですが、 それを全く感じさせないボーカルを披露しており、スティーヴィー・ワンダーのボーカルの凄さが分かります。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
22位 | Tribute to Uncle Ray レイ・チャールズに捧ぐ | 1962年 | 2.4 |
リンク 【コメント】 全曲レイ・チャールズの曲をカヴァーしているアルバムです。 ファースト・アルバムでは、スティーヴィー・ワンダーのボーカルが聞けませんでしたが、 本作は、全曲スティーヴィー・ワンダーのボーカルが入っています。 まだ声変わりしておらず、子供の声をしていますが、 「Don’t You Know」では、低音の大人びたボーカルを披露しています。 ビブラートを効かせたボーカルは、一聴の価値があります。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
23位 | Alfie Eivets Rednow | 1968年 | 2.35 |
リンク 【コメント】 スティーヴィー・ワンダーではなく、Eivets Rednow名義のアルバムです。 Eivets Rednowとは、スティーヴィー・ワンダーの文字を逆に綴ったものです。 なぜ、このようなややっこしいEivets Rednow名義にしたのかは、よく分かりませんが、 全曲インストゥルメンタルであるため、「スティーヴィー・ワンダーのボーカルが入っていませんよ」ということを明確にしたかったのかもしれません。 本作は、ハーモニカの入ったジャジーなアルバムで、スティーヴィー・ワンダーのハーモニカ演奏が強調されています。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
24位 | Stevie at the Beach | 1964年 | 2.3 |
リンク 【コメント】 海辺を主題としたスタンダード曲が多く収録されたアルバムです。 アルバムの半分を占めているインストゥルメンタルの曲は、ハーモニカが中心のムード音楽に近い曲です。 本作でもスティーヴィー・ワンダーは、ハーモニカ、キーボード、ドラム、ボンゴとマルチの楽器を演奏しています。 「Castles in the Sand」や「Hey Harmonica Man」がシングル・カットされていますが、本作とともにヒットはしませんでした。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
25位 | Characters | 1987年 | 2.25 |
リンク 【コメント】 前作「イン・スクエア・サークル」を更に、デジタル・サウンド化したアルバムです。 そのため、1970年代のスティーヴィー・ワンダーのオーラは全くなく、 当時の批評家達から酷評を浴びました。 話題性があったのは、マイケル・ジャクソンがヴォーカルとして参加している「ゲット・イット」ぐらいで、 あとは、あまり魅力のない曲が多いアルバムです。 |
順位 | アルバム名 | 発売年 | 評価点 |
---|---|---|---|
26位 | The Jazz Soul of Little Stevie Wonder | 1962年 | 2.2 |
リンク 【コメント】 1962年発売のファースト・アルバムで、ジャズの要素が強いアルバムです。 アルバム名に、当時のスティーヴィー・ワンダーの呼び名である「リトル・スティーヴィー・ワンダー」という名称が含まれています。 スティーヴィー・ワンダーは、ハーモニカ、オルガン、ピアノ、ドラム、ボンゴとマルチの楽器を演奏しています。 1曲目の「Fingertips」は、後のライブ・アルバム「The 12 Year Old Genius」でシングル・カットされ、ヒットしました。 |
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スティーヴィー・ワンダーの音楽の楽しみ方
スティーヴィー・ワンダーは、キーボードを中心とした曲が多く、ファンキーな曲、バラード曲が優れています。
特に、絶頂期の「Talking Book」「Innervisions」「Fulfillingness’ First Finale」「Songs in the Key of Life」の4枚のアルバムは、全曲素晴らしく、捨て曲がありません。
有名曲も多数収録されていますので、スティーヴィー・ワンダーを知るには、この4枚は絶対外せないアルバムです。
この4枚以外のアルバムは、時代によって、サウンドが異なり、大まかに以下のように分けることができます。
1962年 – 1964年 :ジャズ・ムード音楽
1965年 – 1970年 :モータウン・ソウル
1971年 – 1979年 :絶直期のソウル・ファンク
1980年 – 1991年 :デジタル・サウンド
1992年以降 :AOR
各ジャンルの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。
【ジャズ・ムード音楽なアルバム】
- The Jazz Soul of Little Stevie Wonder(1962年):上級者向け
- Tribute to Uncle Ray レイ・チャールズに捧ぐ(1962年):中級者向け
- With a Song in My Heart わが心に歌えば(1963年):中級者向け
- Stevie at the Beach(1964年):上級者向け
【モータウン・ソウルなアルバム】
- Up-Tight(1965年):上級者向け
- Down to Earth 太陽のあたる場所(1966年):初心者向け
- I Was Made to Love Her 愛するあの娘に(1967年):中級者向け
- Someday at Christmas 想い出のクリスマス(1967年):初心者向け
- Alfie Eivets Rednow(1968年):上級者向け
- For Once in my Life(1968年):中級者向け
- My Cherie Amour(1969年):初心者向け
- Signed, Sealed, Delivered 涙をとどけて(1970年):初心者向け
【絶直期のソウル・ファンクなアルバム】
- Where I’m Coming From 青春の軌跡(1971年):中級者向け
- Music of My Mind 心の詩(1972年):中級者向け
- Talking Book(1972年):初心者向け
- Innervisions(1973年):初心者向け
- Fulfillingness’ First Finale ファースト・フィナーレ(1974年):初心者向け
- Songs in the Key of Life キー・オブ・ライフ(1976年):初心者向け
- Journey through the Secret Life of Plants シークレット・ライフ(1979年):上級者向け
【デジタル・サウンドなアルバム】
- Hotter than July(1980年):初心者向け
- The Woman in Red(1984年):初心者向け
- In Square Circle(1985年):中級者向け
- Characters(1987年):上級者向け
- Jungle Fever(1991年):上級者向け
【AORなアルバム】
- Conversation Peace(1995年):中級者向け
- A Time to Love(2005年):中級者向け
まとめ
スティーヴィー・ワンダーは、絶頂期の4枚のアルバム(「Talking Book」「Innervisions」「Fulfillingness’ First Finale」「Songs in the Key of Life」)が凄すぎたため、
それ以外のアルバムは、何となく影の薄いアルバムのように感じてしまいます。
それでも、モータウン・ソウルの時代や1980年以降のアルバムにも、何枚かは良いアルバムがありますので、
絶頂期の4枚のアルバムを聴いた後、もっとスティーヴィー・ワンダーのアルバムを知りたい場合は、
上記のランキングを参考に、他のアルバムも聴いてもらえればと思います。
次回は、Soul/R&B ジャンルの第三弾として、マイケル・ジャクソンの全アルバムのランキングをしていきたいと思います。