EW&F(アース・ウィンド・アンド・ファイアー)全アルバム ランキング|名盤とおすすめアルバム

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EW&F(アース・ウィンド・アンド・ファイアー)全アルバム ランキング|名盤とおすすめアルバム

今回から、Soul/R&B ジャンルのアーティストのアルバム ランキングに入っていきたいと思います。

まずは、Soul/R&Bのアーティストの中で最も有名で影響力のあったEW&F(アース・ウィンド・アンド・ファイアー) の全アルバムランキングをしていきたいと思います。


EW&Fの音楽の特徴としては、高音と低音の2人のボーカル、大胆なホーンセクションの使用、アフリカの楽器カリンバの使用などがあげられます。

EW&Fは、大所帯のバンドで、高音ボーカルのフィリップ・ベイリー、低音ボーカルのモーリス・ホワイトが所属していました。

初期は、ジャズ、ソウル、ロックに、アフリカ系の音を加えたサウンドでしたが、徐々に、ディスコ系のサウンドに変化していき、1970年代後半に絶頂期を迎えます。

その後、1980年代になると、電子楽器を多く使用するようになり、この辺りから、EW&Fのパワーが失速していきます。

そんなEW&Fの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。


ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。

EW&Fのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

EW&Fのアルバムの評価や名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。

EW&F アルバムランキング

第21位
Electric Universe

EW&Fの特徴であったホーンがなくなってしまい、迫力がなくなってしまったわね。
kat
EW&Fは、時流にのったサウンドを追求しすぎて、失敗してしまったね。

評価: 1.5

1983年発売の13作目のスタジオ・アルバムで、アルバム名の通り、電子音を多用したアルバムです。

1970年代のEW&Fを知らない人は、悪いアルバムだとは思わないかもしれませんが、1970年代のEW&Fの壮大な宇宙を感じさせるサウンドは全くなくなってしまい、昔からのEW&Fのファンにとっては、聞くのが辛いアルバムとなりました。

この時代のEW&Fは、どのように音楽性を変えていけいば良いのか、迷いを感じていたように思えます。

本作が不評だったためか、この後、EW&Fは、活動を一時停止してしまいます。

第20位
Heritage

時流に乗った軽いサウンドが特徴のアルバムね。EW&Fの重厚なサウンドは、このアルバムからは聞くことができないわね。
kat
ニュージャックスウィングやHip-Hopを取り入れ、実験要素の強いアルバムだね。

評価: 1.8

1990年発売の15作目のスタジオ・アルバムで、1980年代後半から1990年代前半にかけて流行した「ニュージャックスウィング」のリズムを取り入れたアルバムです。

そのため、全体的に、軽いサウンドになってしまいました。

The Boysや、M.C.ハマーがゲスト参加しており、特に、M.C.ハマーをフィーチャーした「Wanna Be the Man」はHip-Hopが取り入れ、EW&Fの新境地を感じさせます。

好みが分かれそうなアルバムです。

第19位
Powerlight 創世記

ディスコ調の曲が多いけど、迫力がなく、インパクトが弱いアルバムね。
kat
エレクトリックサウンドに凝りすぎてしまったために、魅力のある曲がなくなってしまったね。

評価: 2.0

1983年発売の12作目のスタジオ・アルバムで、前作「天空の女神」の続編のようなアルバムです。

前作「天空の女神」がヒットしたために、その勢いを持って制作されたアルバムですが、本作では、「Fall in Love With Me」がヒットしたぐらいで、アルバム全体としては、魅力のある曲がなくなってしまいました。

本作あたりから、往年のEW&Fファンだった人達は、EW&Fの音楽の変化についていけず、EW&Fから、離れていきました。

第18位
Now, Then & Forever

モーリス・ホワイトが参加していないため、物足りなさを感じるアルバムね。
kat
低音のモーリス・ホワイトのボーカルがあってこそ、フィリップ・ベイリーのボーカルが映えることが分かるね。

評価: 2.2

2013年発売の20作目のスタジオ・アルバムで、モーリス・ホワイトが抜け、フィリップ・ベイリー、ヴァーダイン・ホワイト、ラルフ・ジョンソンの3人になってしまったアルバムです。

そのため、フィリップ・ベイリーのファルセットのボーカルが中心のアルバムです。

1CD版と2CD版があり、2CD版の方は、Disc2に、1970年代の作品を中心としたベスト曲が収録されているため、「Now, Then & Forever」というアルバム名が付いています。

2CD版の方を聞いてしまうと、モーリス・ホワイトが抜けてしまったことの影響の大きさが分かります。

第17位
The Need of Love 愛の伝道師

このアルバムは、ロックやファンクというよりもジャズのアルバムね。
kat
このアルバムは、EW&Fのサウンドとは異なり、ジャズ/フージョンのアルバムだね。

評価: 2.4

1971年発売のセカンド・アルバムで、EW&Fのアルバムの中では、最も異質なアルバムです。

ジャケットから、廃墟にメンバーが写っているだけの地味なもので、EW&Fを感じさせるのは、モーリス・ホワイトのボーカルぐらいしかありません。

ジャズ・ロック要素が強く、EW&Fとは別物のアルバムだと思えば、良作なアルバムです。

第16位
Holiday

クリスマス・パーティに合いそうな明るいクリスマス・アルバムね。
kat
フィリップ・ベイリーのボーカルは、厳かさを感じ、クリスマス・ソングに合っているね。

評価: 2.45

2014年発売の21作目のスタジオ・アルバムで、クリスマス・アルバムです。

2024年時点で、EW&Fのラスト・アルバムです。

企画物のアルバムだと思いますが、クリスマス・アルバムがラスト・アルバムになってしまったのは、少し淋しく感じます。

しかし、EW&Fの全盛期を感じさせるサウンドで、聞き応えがあるアルバムです。

なぜか、日本の童謡「雪やコンコン」が収録されています。

また、1970年代のEW&Fの曲「Happy Feelin」や「September」をベースにした曲も収録されています。

第15位
Earth, Wind and Fire

EW&Fのファースト・アルバムは、ブラス・バンド・ジャズのようなアルバムね。
kat
ブラス・ロックとファンクを合わせたようなサウンドだね。EW&Fの原点を感じさせるアルバムだね。

評価: 2.5

1971年発売のEW&Fの記念すべきファースト・アルバムで、ブラス・ロックに近い作品です。

このファースト・アルバムから、ファンキーなギターを聞くことができますが、ベースは、まだ目立っていません。

「Love is Life」が小ヒットしましたが、EW&Fのアルバムの中では、セカンド・アルバムと同様ほとんど知られていないアルバムです。

世間一般では、3rdアルバム「地球最後の日」がファースト・アルバムだと誤認されていることが多く感じます。

ファースト・アルバムとしては、良くできており、ダイヤモンドの原石を感じさせます。

第14位
Touch the World

このアルバムは、ホーンを復活させたため、迫力が戻ってきたわね。
kat
前作「Electric Universe」が失敗作だったから、巻き返しを図ったアルバムだね。

評価: 2.55

1987年発売の14作目のスタジオ・アルバムで、ジョージ・デューク、ジェフ・ポーカロなどがゲスト参加しているアルバムです。

前作「Electric Universe」の発売後、モーリス・ホワイトと、フィリップ・ベイリーは、ソロ・アルバムを発売しヒットしたため、このままEW&Fは消滅してしまうであろうと思われていた中、突然、4年ぶりに復活しました。

前作「Electric Universe」は、EW&Fの特徴であったホーンが薄れてしまいましたが、このアルバムでは、ホーンを復活させています。

しかし、1980年代後半の時流にのったサウンドで、今までのEW&Fのサウンドとは異なるため、往年のEW&Fファンは戸惑うかもしれない。

第13位
Avator (In the Name of Love)

ファンキーな曲やディスコ調の曲が減って、バラード曲中心の大人のアルバムね。
kat
このアルバムは、EW&Fが、AOR路線に舵を切った最初のアルバムだね。

評価: 2.6

1997年発売の17作目のスタジオ・アルバムで、日本で先行リリースされたアルバムです。

日本でリリースされた時は、「Avator」というアルバム名でしたが、後に、「In the Name of Love」というアルバム名に変わりました。

落ち着いた大人のアルバムで、ファンキーな曲やディスコ調の曲は、あまり収録されていません。

本作から、EW&Fは、AORサウンドに変化していきます。

第12位
Promise

ほとんどの曲が、バラード曲で占められているアルバムね。
kat
前作「AVATOR」と同様、AORのアルバムだね。前作よりも更にバラード曲が増えているね。

評価: 2.65

2003年発売の18作目のスタジオ・アルバムで、パーキンソン病で、現役を退いていたモーリス・ホワイトが復帰したアルバムです。

モーリス・ホワイトは、本作で、プロデュースも担当しています。

ほぼ、バラード曲で占められており、1970年代のジャズ、ファンキー、ディスコ調のような曲はなく、落ち着いたアルバムです。

迷いを感じる1980年代のエレクトリック・サウンドから抜け出したことを感じさせます。

第11位
Last Days and Time 地球最後の日

まだ、ジャズ要素が強いけど、EW&Fのサウンドに近づいているわね。
kat
サウンドがしっかりしてきて、EW&Fらしさが出始めているアルバムだね。

評価: 2.7

1972年発売の3作目のスタジオ・アルバムで、ジャズ・ファンク要素の強いアルバムです。

Miles Davisの曲「They Don’t See」や、フリー・ジャズのような「Interlude」が収録されていたりとジャズ志向が強いことが特徴です。

「Power」は、力強いジャズ・ファンクの曲で、ライブアルバム「灼熱の狂宴」でも演奏さています。

ボーカル入りの曲は、メロディアスな曲が多く、全盛期のEW&Fにも通じるような楽曲です。

ちなみに、本作には、EW&Fのメンバーだった女性ボーカル ジェシカ・クリーブスが、参加しています。

第10位
Illumination

AORのアルバムが続いたけど、このアルバムはファンキーな曲が増え、昔の勢いが戻ったわね。
kat
多くの有名ミュージシャンが参加しているため、EW&Fのオリジナルというよりも、コラボ的なアルバムだね。

評価: 2.75

2005年発売の20作目のスタジオ・アルバムで、モーリス・ホワイトがボーカルをとった最後のアルバムです。

ケニーG、ブライアン・マックナイトなどのアーティストが参加しており、コラボ曲が多いことが特徴のアルバムです。

全盛期のEW&Fのオーラはありませんが、EW&Fの長い歴史の中で、吹っ切れた感があるアルバムで、良質な作品です。

第9位
Head to the Sky

EW&Fの全盛期の迫力はまだないけど、EW&Fの骨格が出来上がっているアルバムね。
kat
このアルバムからEW&Fの名前が知れ渡り、商業的にも成功し始めたね。

評価: 2.8

1973年発売の4作目のスタジオ・アルバムで、前作までのジャズ要素が少なくなり、ファンク・ラテン色が強くなってきたアルバムです。

アル・マッケイとアンドリュー・ウールフォークが加入し、黄金期のメンバーが揃ったアルバムでもあります。

本作から、「Evil」が、中ヒットし、ライブの定番曲になりました。

また、本作には、13分にも及ぶラテン・ロック色の強いインストゥルメンタル曲「Zanzibar」が収録されています。

第8位
Raise! 天空の女神

ディスコ全開のアルバムね。「Let’s Groove」は、EW&Fの中でも、有名曲で、最もディスコしている曲ね。
kat
シンセサイザー、ホーン、ヴォコーダー、シンセ・ベースを多用し、電子化が進んだアルバムだね。

評価: 2.85

1981年発売の11作目のスタジオ・アルバムで、本作から、「Let’s Groove」が大ヒットし、ディスコのスタンダード曲になりました。

そのため、「Let’s Groove」が取り上げられることの多いアルバムですが、それ以外の曲も優れています。

しかし、エレクトリック化が進んでしまったため、全盛期のEW&Fとは異なり、シンプルな印象を受けます。

本作から、一気にEW&Fは、失速してしまいます。

第7位
Faces

1980年代の近代的なサウンドに変わってきたアルバムね。
kat
1980年代の電子音を入れてきたアルバムだね。このアルバム以降、更に電子音が多くなり、サウンドが激変していくね。

評価: 2.9

1980年発売の10作目のスタジオ・アルバムで、初の2枚組のアルバムです。

EW&F全盛期の「黙示録」までのアルバムと比べて、決して悪くなった訳ではないのですが、80年代の電子音が入ってきたことで、少し音が薄っぺらくなり、EW&Fのオーラがなってしまったように感じます。

EW&Fも、多くの70年代に活躍したアーティストと同じく、80年代の流行に乗って失敗していくことになります。

本作では、まだ、モーリス・ホワイトと、フィリップ・ベイリーのボーカルは衰えておらず、特に、「スパークル」は、フィリップ・ベイリーのボーカルの凄さが分かる曲です。

本作は、世間一般的に、あまり評判の良くないアルバムです。

第6位
Open Our Eyes 太陽の化身

EW&Fの迫力が出始めたアルバムね。ファンク、ジャズ、ゴスペルとEW&Fの良さが分かるアルバムだわね。
kat
EW&Fのブレーク直前のアルバムだけど、全米プラチナ・ディスクを獲得したアルバムだね。

評価: 3.0

1974年発売の5作目のスタジオ・アルバムで、EW&F全盛期のアルバム「暗黒への挑戦」〜「黙示録」のサウンドに近くなってきたアルバムです。

本作から、「Mighty Mighty」と「Kalimba Story」がヒットしています。

この2曲以外にも、ミドルテンポの「Devotion」や「Feelin’ Blue」は、全盛期のEW&Fを感じさせる秀逸曲です。

本作は、これからEW&Fの快進撃が始まる前夜祭的なアルバムです。

第5位
Millennium 千年伝説

1970年代と1980年代のEW&Fの良いところが混ぜ合わさったようなアルバムね。
kat
1980年代のEW&Fの迷いを吹っ切り、後期のEW&Fのアルバムの中では、ピカ1のアルバムだね。

評価: 3.2

1993年発売の13枚目のスタジオ・アルバムで、「天空の女神」から始まった「時流に乗ったサウンド」はこのアルバムで打ち切られました。

1970年代のEW&Fのサウンドに近くなりましたが、単純に昔のサウンドに戻ったわけではなく、今までの1980年代のエレクトリックなサウンドも含めて、総まとめ的な作品になっています。

後期EW&Fの迷いを、吹っ切ったアルバムです。

本作には、プリンスが提供した曲「Super Hero」が収録されています。

第4位
Spirit 魂

激しい曲と静かな曲が分かれているアルバムね。静かな曲は、瞑想的なものを感じるわ。
kat
フィリップ・ベイリーのボーカルは美しく、オーラを感じるアルバムだね。

評価: 3.6

1976年発売の7作目のスタジオ・アルバムで、前作「暗黒への挑戦」よりも洗練され、宗教的な要素を感じます。

特に、「Imagination」と「Spirit」は曲名通り、宗教的、神秘的な雰囲気があり、フィリップ・ベイリーのファルセットのボーカルの凄さと美しさが分かる曲です。

本作から、「Getaway」がヒットしました。

EW&Fのオーラ全開のアルバムです。


That’s the Way of the World 暗黒への挑戦

EW&Fの魅力が、このアルバムから全開してきたわね。聞きやすい曲が多く、特に、バラード曲は優れているわね。
kat
このアルバムから、EW&Fの快進撃が始まり、EW&Fの全盛期を迎えていくね。

評価: 3.8

1975年発売の6作目のスタジオ・アルバムで、ブラック・ミュージックの中でも、傑作アルバムに値する作品です。

本作は、同名の映画のサウンドトラックですが、サウンドトラックであることは、ほとんど知られていません。

映画は売れませんでしたが、この映画には、モーリス・ホワイトが出演しています。

映画とは正反対に、本作は素晴らしく、大ヒットしました。

「Shining Star」「Africano」といったファンキーな曲、「That’s the Way of the World」「All About Love」「Reasons」といったバラード曲など、全てが優れています。

EW&Fを知る上では、外せないアルバムです。


All ‘N All 太陽神

EW&Fの全盛期のアルバムの中でも、各楽曲の素晴らしさは、一番ね。
kat
次作「黙示録」のように、ディスコ色が強くないため、このアルバムを、EW&Fの最高傑作に挙げる人は多いね。

評価: 4.0

1975年発売の8作目のスタジオ・アルバムで、EW&Fの最高傑作アルバムの1枚であり、名盤に値するアルバムです。

この時代のEW&Fのアルバムは全て優れており、演奏、ボーカル、ファンキー、美しさ、メロディ、どれを取っても素晴らしいものばかりです。

本作には、EW&Fの代表曲「Fantasy」が収録されています。

「Fantasy」と「I’ll Write a Song for You」は、フィリップ・ベイリー、「Be Ever Wonderful」は、モーリス・ホワイトのボーカルの凄さが、分かる曲です。

次作「黙示録」ほどディスコ要素はなく、前作「Spirit」と次作「黙示録」の良いどころ取りをしたようなアルバムです。


I Am 黙示録

1970年代後半のディスコを感じさせるアルバムね。
kat
ディスコ調の曲が多いけど、あちら、こちらからホーンが鳴り響き、壮大な宇宙を感じるアルバムだね。

評価: 4.2

1979年発売の9枚目のスタジオアルバムで、ディスコ色の強い作品です。

特に、女性3人組コーラス・グループ エモーションズと共演している「Boogie Wonderland」は、1970年代後半のディスコを感じさせる曲です。

素晴らしいアルバムである一方、EW&Fが、ディスコ調に変化することに反発する人も多く、このアルバムを嫌う人もいます。

賛否両論のアルバムですが、個人的には、ディスコ調の曲であっても、昔からのEW&Fの良さは失われておらず、さらにパワー・アップしたように感じますので、ディスコ調へ変化した本作は、賛成派です。

その他のおすすめアルバム

    Gratitude 灼熱の狂宴

  • 「暗黒への挑戦」発売後のアルバムで、Side1-3がライブ・アルバム、Side4がスタジオ・アルバムで構成されています。全盛期のEW&Fのライブで、圧倒的なパフォーマンスを披露してくれています。
  • 「地球最後の日」から「暗黒への挑戦」までのアルバムからの選曲が中心ですが、ラムゼイ・ルイスと共演したアルバム「Sun Goddess」からも選曲されています。
    Sun Goddess 太陽の女神

  • ジャズ・ピアニスト ラムゼイ・ルイスの作品で、モーリス・ホワイトがプロデュースしています。EW&Fのメンバーも参加しているアルバムで、ジャズ・ファンクの傑作アルバムです。
  • オープニング・ナンバーの「Sun Goddess」は、「灼熱の狂宴」で演奏されています。
    Live In VELFARRE

  • 1995年4月20日に、ヴェルファーレで実施されたライブ・アルバムです。ヴェルファーレと聞くと、懐かさを感じます。
  • 1970年代の曲が大半を占め、1980年以降の曲は、「Let’s Groove」と「System Of Survaival」の2曲しか選曲されていません。このことから、EW&Fは、良くも悪くも。1970年代のバンドだったのだなと感じます。

おすすめベスト・アルバム

    The Best of Earth, Wind & Fire, Vol.1

  • アルバム「太陽神」までのベスト・アルバムで、アルバム未収録の「Got to Get You Into My Life」「Love Music」「September」が収録されています。
  • 「September」は、大ヒットし、EW&Fの代表曲になりました。「Got to Get You Into My Life」は、ビートルズのカヴァー曲です。
    The Essential Earth, Wind & Fire

  • 「Head to the Sky」〜「Powerlight」のアルバムから、年代順に、EW&Fの珠玉の名曲が収録されているベスト・アルバムです。
  • EW&Fのベスト・アルバムは、多数発売されていますが、他のベスト・アルバムにはあまり収録されていない「Head to the Sky」や「Open Our Eyes」「Faces」「Powerlight」からも選曲されているため、究極のEW&Fのベスト・アルバムと言えます。


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EW&Fのメンバー

EW&Fの主要メンバーを以下に紹介したいと思います。

  • モーリス・ホワイト(ボーカル、ドラムス、カリンバ担当)
    EW&Fの創設者であり、EW&Fのリーダーでした。
    ボーカルは、伸びのある低音が特徴で、ボーカル以外に、ドラム、カリンバも演奏しています。
    ソロ・アルバムは、「Maurice White」1枚のみ発売しており、その中の「I Need You」がヒットしました。
    「I Need You」を聴くと、モーリス・ホワイトの低音のボーカルのうまさが分かります。
    残念ながら、2016年にお亡くなりになりました。
  • フィリップ・ベイリー(ボーカル担当)
    EW&Fには、1972年に加入し、アルバム「地球最後の日」から参加しています。
    モーリス・ホワイトが亡くなった後は、EW&Fの2代目のリーダーとして活躍しています。
    ボーカルは、低音のモーリス・ホワイトとは対照的な美しいファルセットを特徴としています。
    ソロ・アルバムも多数発売しており、中でも、フィル・コリンズとのデュエット曲「イージー・ラヴァー」が大ヒットしました。
  • ヴァーダイン・ホワイト(ベース担当)
    モーリス・ホワイトの弟で、EW&Fの創設メンバーの1人です。
    EW&Fのファンキーな曲やディスコ調の曲をカッコ良く仕上げることができたのは、ヴァーダイン・ホワイトのベースがあってこそだったと思っています。
    ヴァーダイン・ホワイトのベースは、控えめではあるものの、曲の要所要所で、カッコ良く出てきます。
  • アル・マッケイ(ギター担当)
    EW&Fには、1973年に加入し、アルバム「Head to the Sky」から参加しています。
    ファンキーなカッティング・ギターと、グルーヴィーなリズミカルなギターを特徴としています。
    1980年代に入り、EW&Fがエレクトリックに変化していく中で、モーリス・ホワイトと対立して、1981年にEW&Fを脱退します。
    現在は、アル・マッケイ・オールスターズというバンドを結成して、活動を続けています。
  • ラルフ・ジョンソン(ドラム担当)
    EW&Fには、フィリップ・ベイリーと同時期の1972年に加入しました。
    EW&Fの重厚なリズム隊として、重要な役割を担ったドラマーです。

EW&Fの音楽の楽しみ方

EW&Fは、ホーン・セクションを使用した重厚な演奏をバックに、モーリス・ホワイトと、フィリップ・ベーリーの美しいボーカルを堪能することができます。

EW&Fの曲は、ジャズ、アフリカ系、ファンキー、ディスコ、バラードなど、バラエティ豊かなサウンドが楽しめます。

各時代ごとに、サウンドが変化しており、大まかに以下のように分けることができます。

 1971年 – 1972年 :ジャズ・ロック

 1973年 – 1980年 :ファンク・ディスコ

 1981年 – 1990年 :エレクトリック・ディスコ

 1991年 – 2014年 :AOR

各ジャンルの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。

【ジャズ・ロックのアルバム】

  • Earth, Wind and Fire(1971年):上級者向け
  • The Need of Love 愛の伝道師(1971年):上級者向け
  • Last Days and Time 地球最後の日(1972年):上級者向け

【ファンク・ディスコのアルバム】

  • Head to the Sky(1973年):中級者向け
  • Open Our Eyes 太陽の化身(1974年):中級者向け
  • That’s the Way of the World 暗黒への挑戦(1975年):初心者向け
  • Spirit 魂(1975年):初心者向け
  • All ‘N All 太陽神(1977年):初心者向け
  • I Am 黙示録(1979年):初心者向け
  • Faces(1980年):中級者向け

【エレクトリック・ディスコのアルバム】

  • Raise! 天空の女神(1981年):初心者向け
  • Powerlight 創世記(1983年):中級者向け
  • Electric Universe(1983年):上級者向け
  • Touch the World(1987年):上級者向け
  • Heritage(1990年):上級者向け

【AORのアルバム】

  • Millennium 千年伝説(1993年):初心者向け
  • Avator (In the Name of Love)(1997年):中級者向け
  • The Promise(2003年):上級者向け
  • Illumination(2005年):中級者向け
  • Now, Then & Forever(2013年):上級者向け
  • Holiday(2014年):中級者向け

まとめ

最後に、EW&Fのランキング結果をまとめます。

順位アルバム名点数
1位I Am 黙示録 4.2
2位All ‘N All 太陽神 4.0
3位That’s the Way of the World 暗黒への挑戦 3.8
4位Spirit 魂 3.6
5位Millennium 千年伝説 3.2
6位Open Our Eyes 太陽の化身 3.0
7位Faces 2.9
8位Raise! 天空の女神 2.85
9位Head to the Sky 2.8
10位Illumination 2.75
11位Last Days and Time 地球最後の日 2.7
12位Promise 2.65
13位Avator (In the Name of Love) 2.6
14位Touch the World 2.55
15位Earth, Wind and Fire 2.5
16位Holiday 2.45
17位The Need of Love 愛の伝道師 2.4
18位Now, Then & Forever 2.2
19位Powerlight 創世記 2.0
20位Heritage 1.8
21位Electric Universe 1.5

1970年代の全盛期のEW&Fのアルバムが、上位を独占する結果となりました。

これらの全盛期のEW&Fのアルバム「暗黒への挑戦」「魂」「太陽神」「黙示録」は、ブラック・ミュージック全体で見ても、名盤に値するアルバムです。

このことからも、EW&Fは、良くも悪くも1970年代のバンドだったと思っています。

EW&Fを聞いたことがない人は、まずは、1970年代のEW&Fから聞いていくことをおすすめします。

次回は、スティーヴィー・ワンダーの全アルバムのランキングをしていきたいと思います。

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