”J-wave Tokio Hot 100” 年間ランキングを振り返る。30 YEAR ULTIMATE COUNTDOWNも紹介
前回の2013年〜2017年のTokio Hot 100 年間ランキングに引き続き、今回は、2018年以降のTokio Hot 100 年間ランキングを振り返って行きます。
2018年
No.1 アーティスト | No.1 Song | 30年間ランキング |
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Ariana Grande | No Tears Left To Cry | ランク外 |
(コメント)
2018年は、Ariana Grandeの「No Tears Left To Cry」が、年間ランキング1位になりました。この曲は、アルバム「Sweetener」の先行シングルカット曲で、アルバム「Sweetener」は、過去のAriana Grandeのアルバムと比較すると売り上げは落ちましたが、「No Tears Left To Cry」は、世界的に大ヒットしました。2位は、Keala Settle And The Greatest Showman Ensembleの「This Is Me」でした。この曲は、ミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」の主題曲になります。昨年は、「ラ・ラ・ランド」の曲が、年間ランキング2位でしたので、2年連続ミュージカル映画の主題歌が、2位になったことになります。3位は、宇多田 ヒカルの「初恋」でした。宇多田 ヒカルは、1998年のレビュー以来、20年が経ち、日本を代表するミュージシャンの貫禄がでてきました。その他、10位以内には、あいみょんの「マリーゴールド」と「今夜このまま」の2曲がランクインしています。
2019年
No.1 アーティスト | No.1 Song |
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Official髭男dism | Pretender |
(コメント)
2019年は、Official髭男dismの「Pretender」が、年間ランキング1位になり、これで、邦楽では、3曲目の年間ランキング1位となります。この曲は、オリコン週間ストリーミング・ランキングで、12週連続1位となり、大ヒットしました。2位、3位には、Taylor Swiftの「You Need To Calm Down」と「Me!」がランクインしており、この2曲はともに、レギュラーチャートでは、4週1位を記録しています。3位は、2016年の年間ランキング1位であったCarly Rae Jepsenの「Now That I Found You」でした。その他、10位以内には、この年にデビューしたBillie Eilishの「Bad Guy」が入っています。この曲は、売れ路線とは異なりますが、全米シングルチャートで初の1位を獲得し、ヒットしました。
2020年
No.1 アーティスト | No.1 Song |
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米津 玄師 | 感電 |
(コメント)
2020年は、米津 玄師の「感電」が、年間ランキング1位になり、これで、邦楽が2年連続年間ランキング1位になったことになります。この曲は、大ヒットしたアルバム「Stray Sheep」に収録されている曲で、ホーン中心のファンクな曲です。2位は、久々に、ディスコ系のサウンドに戻ったLady Gagaの「Rain On Me」でした。Lady Gagaは、ディスコ系の曲が、よく似合います。3位は、韓国のアイドルグループBTSの「Dynamite」でした。この曲は、80年代ディスコ系のサウンドで、懐かしさを感じてしまいます。その他10位以内に、ダンス系の曲が、Katy Perryの「Smile」、Lady Gagaの「Stupid Love」、The Weekndの「Blinding Lights」と3曲もランクインしており、2020年はダンス系の曲が強かった年でした。
2021年
No.1 アーティスト | No.1 Song |
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BTS | Butter |
(コメント)
2021年は、BTSの「Butter」が1位になり、初のK-Popが年間ランキング1位になりました。BTSは、韓国、日本に限らず、世界的にヒットしたグループであるため、Tokio Hot100でも、年間ランキング1位になったのは、当然の結果かと思います。「Butter」以外のBTS関連では、3位に、「Permission To Dance」が、10位に、Coldplayとの共演曲「My Universe」がランクインし、2021年は、BTSの勢いを感じた年でした。BTS以外では、ブルーノ・マーズ&アンダーソン・パークのプロジェクト「Silk Sonic」の曲が、4位と5位にランクインし、ブルーノ・マーズの勢いを感じた年でもありました。2021年は、2020年に引き続き、ダンス系の曲が強い年で、年間ランキング10位以内に、6曲(BTS,藤井風,Silk Sonic,Coldplay,The Kid Laroi And Justin Bieber)のダンス系の曲がランクインしています。
まとめ
5回に渡り、J-wave Tokio Hot 100 の32年間の年間ランキングの紹介・感想を記事にしてきました。
1988年〜2000年 の古い時代は、聞いたことがある曲や、知っているアーティストが多かったのですが、2000年以降は、知らない曲が多く、この機会に、邦楽も含め、多くの曲を聞くことができました。
最近のアーティストを、多く知ることができたことは、自分の中で収穫でした。
Tokio Hot 100は、J-Waveの看板番組であり、まだまだ続いていくと思いますので、これからの年間ランキングも、追記していきたいと思います。
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