(本サイトには、プロモーションが含まれています)
サザンオールスターズ 全アルバム ランキング
今回は、2023年に、45周年を迎えた国民的バンド サザンオールスターズの全アルバム ランキングをしていきたいと思います。
サザンオールスターズは、1970年代末に当時のテレビ歌番組「ザ・ベストテン」や「夜のスタジオ」で、デビュー曲「勝手にシンドバッド」を演奏し、人気を博しました。
当時の桑田佳祐さんは、ジョギング・パンツ姿や面白い言動から、サザンオールスターズは、コミック・バンドの扱いをされていました。
そのコミック性から、「ザ・ドリフターズに、加入しないか」との打診が、いかりや長介から、あったとか。
その後、バラード曲「いとしのエリー」が大ヒットし、コミック・バンドのイメージから離れ、ご存知の通り、国民的なバンドへと変貌していきます。
サザンオールスターズの音楽は、日本人好みのメロディアスなポップスが特徴ですが、ロック、レゲエ、ファンク、フォークなどなど、様々なジャンルの曲が存在しています。
そんなサザンオールスターズの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。
ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。
サザンオールスターズのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、
サザンオールスターズのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。
サザンオールスターズ アルバムランキング
綺麗
私的評価: 2.6 (本作のAmazonの評価は、こちら)
1983年発売の6作目のアルバムで、前作までのアルバムとはサウンドが異なり、1980年代の先端を行くシンセサイザーやシンセドラムなどのデジタルを大胆に取り入れたアルバムです。
そのため、実験色が強く、サザンのアルバムの中では、最も、当りとハズレの曲がはっきりしている作品です。
デジタル化が進んでも、ベンチャーズを彷彿させる昭和歌謡「そんなヒロシに騙されて」や、優れたバラード曲「サラ・ジェーン」や「EMANON」を入れてくるあたりは、流石だと言えます。
本作は、サザンの上級者向けのアルバムです。
Southern All Stars
私的評価: 2.7 (本作のAmazonの評価は、こちら)
前作「KAMAKURA」発売後、サザンのメンバーはソロ活動などを行い、サザンは休止状態でしたが、本作は、サザン復帰後の初のアルバムで、1990年に発売されました。
前作「KAMAKURA」は、デジタル・サウンドを極めたアルバムでしたが、本作は、従来のバンド形式のサウンドに戻っています。
同時期に、映画「稲村ジェーン」のサウンドトラックも発売しており、「稲村ジェーン」の方が印象が強かったためか、本作は、地味な印象を受けます。
サザン初のオリコンチャート シングル1位を獲得した「さよならベイビー」の他、「忘れられた Big Wave」「YOU」「逢いたくなった時に君はここにいない」ぐらいしか印象深い曲がないことも、さらに、地味な印象を与えているように感じます。
それでも、本作は、ミリオンセラーを達成しており、サザンの底力を感じます。
葡萄
私的評価: 2.8 (本作のAmazonの評価は、こちら)
2015年発売の10作目のアルバムで、前作「キラーストリート」から、実に10年ぶりに発売されたアルバムです。
この10年の間には、バンドの無期限の活動休止や、桑田佳祐の闘病、闘病を乗り越えてのソロ活動などがあり、もうサザンが復活することはないのかと思っていたところ、サザンが復活し本作が発売されました。
オープニング・ナンバー「アロエ」がディスコ調の曲であるため、本作は、サザンの新たな路線に突き進むかと思いましたが、2曲目以降は、バラード曲、昭和を感じさせる曲、ロック曲など、サザンらしい曲ばかりが収録されています。
アルバムの内容が云々と言うよりも、桑田佳祐が健康を取り戻し、サザンが復活したことに感謝したいアルバムです。
熱い胸さわぎ
私的評価: 2.9 (本作のAmazonの評価は、こちら)
1978年発売のサザンオールスターズの記念すべきデビュー・アルバムです。
本作は、オープニング・ナンバーの「勝手にシンドバッド」が、シングル・ヒットしたために、この曲が取り沙汰されることが多いですが、他にも、エロティックな「女呼んでブギ」や、バラード曲「別れ話は最後に」「恋はお熱く」など、サザンオールスターズの定番曲が収録されています。
全体的に、夏を感じさせる曲が多く、アメリカ西海岸のリトル・フィートに影響を受けていることが分かります(9曲目の「いとしのフィート」のフィートは、リトル・フィートのことを指しています)。
ちなみに、「勝手にシンドバッド」の意味不明の曲名は、当時ヒットしていた沢田研二の「勝手にしやがれ」とピンクレディーの「渚のシンドバッド」を組み合わせた造語です。
さくら
私的評価: 3.0 (本作のAmazonの評価は、こちら)
1998年発売の12作目のアルバムで、レコーディングに、過去最長の3000時間を費やしたアルバムです。
本作は、誰がなんと言っても、「LOVE AFFAIR 〜秘密のデート〜」と「素敵な夢を叶えましょう」に尽き、「LOVE AFFAIR 〜秘密のデート〜」は、数あるサザンの名曲の中でも、ベスト3には入る名曲だと思っています。
「NUDE MAN」までのアルバムが好きな初期のサザン ファンは、近年のアルバムから遠ざかっていた人もいるかと思いますが、この「LOVE AFFAIR 〜秘密のデート〜」と「素敵な夢を叶えましょう」は、昔からのサザン ファンも納得ができる名曲です。
それ以外の曲でも、「BLUE HEAVEN」や「SEA SIDE WOMAN BLUES」など、注目曲はありますが、やはり、この2曲が突出して素晴らく、この2曲だけでも、本作を聞く価値があります。
タイニイ・バブルス
私的評価: 3.1 (本作のAmazonの評価は、こちら)
1980年発売の3作目のアルバムです。
1980年代に入り、サザンは、5ケ月連続シングルを発売するという「ファイブロックショー」を実施し、その最中に発売されたアルバムです。
本作には、初の原由子のリード・ボーカル曲「私はピアノ」と、松田弘のリード・ボーカル曲「松田の子守唄」が収録されています。
原由子のリード・ボーカル曲は、本作以降、定番となります。
本作でヒットした曲は、「私はピアノ」と「C調言葉に御用心」ぐらいしかありませんが、隠れた名曲が多く、「タバコ・ロードにセクシーばあちゃん」や「涙のアベニュー」、「TO YOU」は、サザンのライブでよく取り上げられています。
ラスト・ナンバーの「働けロック・バンド (Workin’ for T.V.)」は、テレビの歌番組やコント番組で多忙を極めていた時の心情を表しており、サザンの当時のマスメディアへの出演時の苦痛がよく表れています。
Young Love
私的評価: 3.2 (本作のAmazonの評価は、こちら)
1996年発売の11作目のアルバムで、サザンのアルバムの中で、一番売れたアルバムです。
原点回帰をテーマにしたロック色の強いアルバムで、ジャケットのメンバーは、レッド・ツェッペリン、ボブ・ディラン、ローリング・ストーンズなどのジャケットのパロディの格好をしています。
メンバーが何のパロディをしているのかが分かる人は、かなりのロック・マニアかと思います。
収録曲にも、オープニング・ナンバーの「胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ」は、レッド・ツェッペリン、「Soul Bomber (21世紀の精神爆破魔)」は、キングクリムゾンの曲名をもじっており、本作が、1960年代や1970年代のロックを目指していたことが分かります。
本作から、「愛の言霊」「「あなただけを 〜Summer Heartbreak〜」「太陽は罪な奴」がシングルで発売され、どれも大ヒットし、当時のサザンの勢いを感じます。
キラーストリート
私的評価: 3.3 (本作のAmazonの評価は、こちら)
2005年発売の13作目のアルバムで、今までのサザンオールスターズの集大成のようなアルバムです。
本作から、ギターの大森隆志が脱退し、5人体制となった最初の作品です。
レコーディング時間は、過去最大の3300時間に達し、前作「さくら」から7年ぶりに発表されました。
この間に、シングルとして「TSUNAMI」「HOTEL PACIFIC」「この青い空 〜BLUE IN GREEN」「涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜」「「彩 〜Aja〜」「君こそスターだ」が発売され、その中でも、「TSUNAMI」は、大ヒットし、若い世代にもサザンのファンを広げました。
本作に、「TSUNAMI」は収録さていませんが、ビートルズの「ホワイト・アルバム」のように珠玉の曲が詰まったバラエティ豊かなアルバムです。
本作で、桑田佳祐は「サザンオールスターズとして、すべてやりつくした」と発言し、3年後に無期限の活動休止を発表します。
KAMAKURA
私的評価: 3.4 (本作のAmazonの評価は、こちら)
1985年発売の8作目のアルバムで、レコーディングに1800時間を費やしたと言われている2枚組のアルバムです。
サンプラーやデジタル、シンセサイザーなど、当時のテクノロジーを駆使しており、サザンの全アルバムの中で、最も尖ったアルバムです。
本作の評価は難しく、世間一般的には本作を最高傑作に挙げる人が多いですが、アコースティックの演奏が好きな人には、評価の低いアルバムです。
しかし、デジタルを駆使しながらも、「愛する女性とのすれ違い」や「メロディ」「鎌倉物語」などのバラード曲は、過去のサザンのバラード曲に負けない素晴らしさがあります。
1980年代のコンピューターを使用した多くの音楽は、今聞くと、古臭さを感じますが、本作は、今聞いても、古臭さは感じられず、1980年代のデジタル音楽の中では、名作に値するアルバムです。
10ナンバーズ・からっと
私的評価: 3.5 (本作のAmazonの評価は、こちら)
1979年発売の2作目のアルバムで、当時のサザンは、ライブやテレビ出演で多忙を極めており、その合間をぬって制作されたアルバムです。
しかし、やっつけ仕事のような感じは全くなく、サザンの名曲が詰まっています。
シングル・カットされた「思い過ごしも恋のうち」「気分しだいで責めないで」「いとしのエリー」は、もちろんのこと、「お願いD.J.」や「ラチエン通りのシスター」など、シングル・カットされていない曲も、名曲に値します。
特に、「いとしのエリー」と「ラチエン通りのシスター」の2曲のバラード曲は、当時のコミック・バンドのイメージを払拭したサザンの重要曲です。
本作から多くのサザンのライブの定番曲が生まれました。
世に万葉の花が咲くなり
私的評価: 3.6 (本作のAmazonの評価は、こちら)
1992年発売の10作目のアルバムで、アルバム名が示す通り、和風の曲名や歌詞が独特のアルバムです。
本作発売当時は、トレンディ・ドラマが流行っており、TBSドラマ「ずっとあなたが好きだった」の主題歌「涙のキッス」と挿入歌「シュラバ★ラ★バンバ」が収録されており、この2曲は、ドラマとともに、大ヒットしました。
本作には、この2曲の有名曲以外にも、バラード曲「慕情」、ボブ・ディランのボーカルを真似た「ニッポンのヒール」、哀愁たっぶりの原由子が歌う「ポカンポカンと雨が降る」、ジャズ、ブルースを取り入れた「亀が泳ぐ街」、クリスマス・ソング「CHRISTMAS TIME FOREVER」など、サザンらしい曲が詰まっているアルバムです。
NUDE MAN
私的評価: 3.8 (本作のAmazonの評価は、こちら)
1982年発売の5作目のアルバムで、前作「ステレオ太陽族」と同様、昭和の古き良き時代を感じさせるアルバムです。
前作「ステレオ太陽族」が、昼のからっとした昭和を感じさせる作品だとすると、本作は、夜の酒場の昭和を感じさせる作品です。
研ナオコが歌ってヒットした「夏をあきらめて」、キャバレーに似合いそうな「匂艶 THE NIGHT CLUB」、名バラード曲「Oh! クラウディア」など、名曲が多く収録されています。
そのため、一般的には名盤と扱われることが多いアルバムですが、なぜか、桑田佳祐は、本作をあまり好んでいません。
本作には収録されていませんが、本作発売当時、シングル曲「チャコの海岸物語」が大ヒットし、「いとしのエリー」以来、サザンは、テレビの露出が多くなりました。
ステレオ太陽族
私的評価: 4.0 (本作のAmazonの評価は、こちら)
1979年発売の4作目のアルバムで、昭和の古き良き時代の日本のポップスを感じさせるアルバムです。
1曲目「Hello My Love」〜5曲目「恋の女のストーリー」の怒涛の名曲が続き、途中で、中休みの曲たちが入り、ラストの9曲目「朝方ムーンライト」〜11曲目「栞のテーマ」で、再度、怒涛の名曲が戻ってきます。
途中の曲が、サザンにしてはハズレ曲ですが、それらのハズレ曲も、他の曲を際立たせるためには、必要だったのではないかと肯定的に捉えることができます。
「Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)」は、映画「モーニング・ムーンは粗雑に」の主題歌で、「栞のテーマ」の栞は、この映画の主人公の名前から取られています。
人気者で行こう
私的評価: 4.2 (本作のAmazonの評価は、こちら)
1984年発売の7作目のアルバムで、前作「綺麗」と同様、デジタル・サウンドを取り入れたアルバムです。
前作「綺麗」では、まだ、デジタルの取り込みが不慣れだったのか実験色が強いアルバムでしたが、本作は、デジタルを良い方向に使いこなし、サウンドに重厚さが増しました。
デジタルを取り入れた2枚目のアルバムにして、デジタル音楽を昇華させてしまったことにサザンの凄さを感じます。
本作からヒットした曲は、「ミス・ブランニュー・デイ」しかないため、サザンの有名曲は少ないですが、どの曲も素晴らしく、ヒットメーカーである桑田佳祐の才能がほとばしっています。
ラスト・ナンバー「Dear John」は、1980年に亡くなったジョン・レノンに捧げた曲で、ストリングスを使用した涙を誘うバラード曲です。
その他のアルバム
- 稲村ジェーン
- 1990年に劇場公開された桑田佳祐監督の映画「稲村ジェーン」のサウンドトラックです。映画自体は評判は悪いですが、音楽は素晴らしく、サザンの定番曲「希望の轍」「真夏の果実」が収録されています。
- サウンドトラックらしく、台詞や桑田佳祐のオリジナル曲ではない曲も収録されています。なぜか、映画とは不釣り合いなスペイン語の曲もいくつか収録されています。
おすすめのベストアルバム
- バラッド ’77〜’82
- サザンの1作目のベスト・バラード・アルバムで、1st「熱い胸さわぎ」〜5th「NUDE MAN」のアルバムと、アルバム未収録のシングル曲が収録されています。
- アルバムでは聞けない「シャ・ラ・ラ」「ひょうたんからこま」「わすれじのレイド・バック」「Ya Ya (あの時代を忘れない)」が収録されていることが魅力的で、特に、「Ya Ya (あの時代を忘れない)」は、サザンのバラード曲の中でも、屈指の名バラード曲です。
- バラッド2 ’83〜’86
- サザンのデビュー10周年を記念して発売された2作目のベスト・バラード・アルバムで、6th「綺麗」〜9th「KAMAKURA」からバラード曲20曲が選曲されています。
- 本作には、アルバム未収録曲はなく、3枚のアルバムから、全曲選曲されているため、あまり面白みのないベスト・アルバムですが、6th「綺麗」〜9th「KAMAKURA」を聞いたことがない人には、十分楽しめるアルバムです。
- バラッド3 〜the album of LOVE〜
- 2000年に発売された3作目のベスト・バラード・アルバムで、「Southern All Stars」〜「さくら」のアルバムと、アルバム未収録のシングル曲が収録されています。
- アルバム未収録曲は、「素敵なバーディー (NO NO BIRDY)」「冷たい夏」「クリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)」「TSUNAMI」「夏の日のドラマ」の5曲あり、特に、「TSUNAMI」は、本作が発売された2000年に大ヒットしたシングル曲で、この曲だけでも、本作を聞く価値があります。
- 海のYeah!!
- サザンのデビュー20周年を記念して発売されたオール・タイム・ベスト・アルバムで、1998年までのシングルA面曲20曲と、ファンの間で人気の高い曲で構成されています。
- Disc1は、「Sea Side」、Dsic2は、「Sunny Side」と名付けられ、Disc1は、海を感じさせる曲、Disc2は、熱いラブソングが中心に収録されています。
- 本作と、本作の続編「海のOh, Yeah!!」を聞けば、サザンの基本を押さえることができ、サザンのベスト・アルバムとしては、最適なアルバムです。
- 海のOh, Yeah!!
- サザンのデビュー40周年を記念して発売された「海のYeah!!」の続編となるオール・タイム・ベスト・アルバムです。1997年から2018年に発売された曲が収録されています。
- Disc1は、「Daddy Side」、Dsic2は、「Mommy Side」と名付けられています。シングルでしか発売されていなかった「イエローマン 〜星の王子様〜」「HOTEL PACIFIC」「DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜」「I AM YOUR SINGER」「OH!! SUMMER QUEEN〜夏の女王様〜」が、初めてアルバム収録されました。
- 2018年時点の最新シングル「闘う戦士ものたちへ愛を込めて」「壮年JUMP」も収録されており、「海のYeah!!」と合わせて聞けば、サザン最強のベスト・アルバムとなります。
・音質を求める方は、ハイレゾの曲を多く配信している「Amazon Music Unlimited」がおすすめです。
・楽天でよく買い物をする方は、楽天ポイントやクーポンがもらえる「楽天ミュージック」がおすすです。
ともに、30日間無料期間があるため、お得です。もちろん、無料期間中に解約することも可能です。
Amazon Music Unlimitedは、本記事に紹介しているアルバムや曲が聴き放題です。最初の30日間が無料ですのでとてもお得です。気に入らなければ、無料期間中に解約することも可能です。
・楽天ミュージックは、本記事に紹介しているアルバムや曲が聴き放題です。
・初回30日間無料トライアル実施中ですのでとてもお得です。気に入らなければ、無料トライアル中に解約することも可能です。
・毎日1曲聴くだけで毎日楽天ポイントが貯まります。
おすすめのライブ・ビデオ
- SUMMER LIVE 2003「流石だスペシャルボックス」胸いっぱいの “LIVE in 沖縄” & 愛と情熱の “真夏ツアー完全版”
- サザンのデビュー25周年となる2003年7月から9月まで行われた「流石(SASが)だ真夏ツアー!あっっ!生。だが、SAS!」ツアーの模様を収録した作品です。
- Disc1とDisc2は、ツアー最終日の沖縄宜野湾海浜公園野外劇場で演奏された全35曲がノーカットで、Disc3とDsic4は、沖縄以外の公演をランダムで収録されています。
- 初期のサザンの曲が多く、「Nude Man」以前のサザンが好きな人には、涙物の選曲がされています。珍しいところでは、明石家さんまが歌っていた「アミダばばあの唄」も披露され、明石家さんまが映像で出演しています。
- 真夏の大感謝祭 LIVE
- 「無期限の活動休止」を発表したサザンが、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で、2008年8月16日から4日間行った30周年記念LIVEの模様を収録した作品です。
- 1970年〜80年代のメドレー、1990年代以降のメドレー、ファン投票によるベスト3の曲が演奏され、サザンの究極のベスト選曲がされています。
- Disc2の始まりの曲「涙のキッス」〜「夕陽に別れを告げて」は、普段聞くことのできないアコースティックなアレンジがされています。
- SUPER SUMMER LIVE 2013 「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」 胸熱完全版
- サザンのデビュー35周年となる2013年に行われた「5年ぶりの活動再開ツアー「サザンオールスターズ SUPER SUMMER LIVE 2013 『灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!』」」の模様を収録した作品です。
- 通常サザンのライブでは、アンコールで演奏される「Ya Ya (あの時代を忘れない)」と「勝手にシンドバッド」が、1曲目と3曲目に配され、最高の盛り上がりでスタートします。
- 「マンピーのG★SPOT」では、マツタケとアワビに見立てた神輿が登場し、あまりの過激さとおバカさで、観客も少し引いているように見えました。サザンらしいと言えばサザンらしいですね。
サザンオールスターズのメンバー
サザンオールスターズは、桑田佳祐を中心に、青山学院大学で結成され、2000年までメンバー不動の6人体制で活動しましたが、2000年に、大森隆志が脱退し、現在は、5人体制で活動しています。
以下に、現在の5人のメンバーを紹介します。
- 桑田 佳祐(ボーカル、ギター担当):
言わずと知れた日本のヒットメーカーであり、サザンの中心人物です。
サザン以外では、ソロ活動でも活躍しており、日本を代表するボーカリストです。
桑田佳祐が作る曲は、ラブソングを中心に、エロティックな曲、おバカソング、反戦歌、プロテストソングなどなど、幅広いですが、根底には、日本のポップスが根付いています。
それは、「Act Against AIDS」のコンサートで、昭和歌謡曲を中心とした「ひとり紅白歌合戦」を3回実施しており、桑田佳祐が日本のポップス好きであることが、このコンサートを見るとよく分かります。 - 原 由子(キーボード、ボーカル担当):
最初期のサザンでは、キーボードとコーラスを担当していましたが、「私はピアノ」でリード・ボーカルをとってからは、サザンのアルバムでは、原由子のボーカル曲が定番となりました。
ビブラートのない平坦な歌声が特徴ですが、可愛らしい歌声は、妙に印象的で、聞く者を虜にしてしまう魅力を持っています。
ちなみに、サザンの楽曲の中の「ミス・ブランニュー・デイ」「Bye Bye My Love」「JAPANEGGAE」などのシンセサイザーの印象的なイントロは、原由子が作ったものです。 - 関口 和之(ベース担当):
桑田佳祐は、関口和之のベースを「攻めているベース」と語っていますが、サザンの楽曲では、目立った演奏はしない影の立役者の印象を受けます。
昔の風貌が、むく犬に似ていることから、ムクちゃんの愛称を持ちます。
ウクレレの愛好家でも知られ、多数のウクレレのアルバムを発表しています。
意外なところでは、ゲーム「桃太郎伝説」シリーズの音楽を担当しています。 - 松田 弘(ドラム担当):
ブラックミュージックを好み、ブラックミュージックに影響を受けたドラミングが特徴です。
サザンの楽曲のいくつかで、リードボーカルを担当しており、特に、「松田の子守唄」は、サザンの曲の中でも、名バラード曲の1つで、サザンのライブでも、たびたび演奏されています。
桑田佳祐は、松田弘のことを、「サザンの本当のリーダーは彼じゃないかなってのは僕は思うんですよね」と語っており、桑田佳祐は、絶大な信頼を寄せています。 - 野沢 秀行(パーカッション担当):
サザンのムードメーカーであり、ダンスやお笑い担当の役割でライブを盛り上げています。
サザンの中では、最年長で、サザンに加入したのも、一番最後でした。
桑田佳祐は、たびたび、野沢秀行のことをネタにして弄ることがありますが、「毛ガニがいてこそ人間関係が保てる」と言った発言をしており、信頼を寄せています。
サザンオールスターズの音楽
サザンオールスターズは、国民的バンドであるため、サザンのファンでなくとも、サザンの曲は、誰しもが聞いたことがあるかと思います。
サザンの魅力は、45年ものキャリアがあるため、子供の時に聞いた曲、青春時代に聞いた曲、結婚する時に聞いた曲、子供が生まれた時に聞いた曲など、自分の人生の中の思い出に浸りながら、聞くことができるところにあります。
サザンのアルバムはハズレがないため、思い入れが強い曲が収録されているアルバムから、聞いていくのが良いか思います。
個人的な各アルバムの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。
- 熱い胸さわぎ(1978年):中級者向け
- 10ナンバーズ・からっと(1979年):初心者向け
- タイニイ・バブルス(1980年):上級者向け
- ステレオ太陽族(1981年):初心者向け
- NUDE MAN(1982年):中級者向け
- 綺麗(1983年):上級者向け
- 人気者で行こう(1984年):初心者向け
- KAMAKURA(1985年):初心者向け
- Southern All Stars(1990年):上級者向け
- 世に万葉の花が咲くなり(1992年):初心者向け
- Young Love(1996年):中級者向け
- さくら(1998年):中級者向け
- キラーストリート(2005年):初心者向け
- 葡萄(2015年):上級者向け
まとめ
最後に、サザンオールスターズのランキング結果をまとめます。
順位 | アルバム名 | 点数 |
---|---|---|
1位 | 人気者で行こう | 4.2 |
2位 | ステレオ太陽族 | 4.0 |
3位 | NUDE MAN | 3.8 |
4位 | 世に万葉の花が咲くなり | 3.6 |
5位 | 10ナンバーズ・からっと | 3.5 |
6位 | KAMAKURA | 3.4 |
7位 | キラーストリート | 3.3 |
8位 | Young Love | 3.2 |
9位 | タイニイ・バブルス | 3.1 |
10位 | さくら | 3.0 |
11位 | 熱い胸さわぎ | 2.9 |
12位 | 葡萄 | 2.8 |
13位 | Southern All Stars | 2.7 |
14位 | 綺麗 | 2.6 |
サザンのアルバムは、どのアルバムも素晴らしく、ランキングは、人それぞれ、思い入れが強いアルバムが上位になるかと思っています。
私は、1980年代のアルバムに思い入れが強いため、1980年代のアルバムが上位を占める結果となりました。
ランキング下位のアルバムも、決して悪いアルバムではありませんので、ランキング結果にかかわらず、全アルバムを聞いてもらいたいと思っています。
次回は、桑田佳祐さんのソロ・アルバム ランキングをしてきたいと思います。
(本サイトには、プロモーションが含まれています)桑田佳祐 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介前回は、サザンオールスターズの全アルバム ランキングをしましたので、今回は、桑田佳祐さんの全ソロ・アルバ[…]
(本サイトには、プロモーションが含まれています)原由子 全アルバム ランキング|おすすめ アルバムの紹介前回は、桑田佳祐さんの全アルバム ランキングをしましたので、今回は、桑田佳祐さんの奥さんであり、サザンオールスタ[…]