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スライ&ザ・ファミリー・ストーン 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介
前回は、ジャネット・ジャクソンの全アルバム・ランキングを行いましたので、
今回は、Soul/R&Bのジャンルから、少し毛色の違う、ファンキーなスライ&ザ・ファミリー・ストーンの全アルバムをランキング形式で紹介していきたいと思います。
スライ&ザ・ファミリー・ストーンは、バンド名からも分かる通り、スライ・ストーンを中心としたバンドです。
スライ・ストーンは、アフロヘアともみあげが印象的で、バンドの写真の中でも特に目立つ存在でした。
スライ&ザ・ファミリー・ストーンの音楽は、ファンクとロックの融合を試みたもので、ファンキー色が強いのが特徴です。
特に1971年発売の「暴動」では、メロディを抑え、独特な楽器演奏を取り入れることで、これまでにないファンキーなグルーヴ感を持つサウンドを作り上げました。
全てのアルバムでファンキーな音楽を追求してきたことから、スライ&ザ・ファミリー・ストーンはファンク・バンドの代表格とされています。
そんなスライ&ザ・ファミリー・ストーンの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。
ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点はご了承ください。
スライ&ザ・ファミリー・ストーンのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、
スライ&ザ・ファミリー・ストーンのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。
評価点の基準
評価点の基準は、以下の通りです。
| 評価点 | 基準 |
|---|---|
| 1.0 〜 2.0 | 駄作のアルバム |
| 2.0 〜 3.0 | 普通のアルバム |
| 3.0 〜 4.0 | 良作のアルバム |
| 4.0 〜 4.5 | 最高傑作のアルバム |
| 4.5 〜 | 歴史的名盤 |
スライ&ザ・ファミリー・ストーン アルバムランキング
Back on the Right Track
評価: 2.2
1979年に発売された10作目のアルバムで、通称「スライ・バック」と呼ばれています。
前作「Heard Ya Missed Me, Well I’m Back」でも「Well I’m Back」という言葉がアルバム名に含まれていたことから、かつてのスライ&ザ・ファミリー・ストーンの復活を強調したい意図がうかがえます。
しかし、本作の内容には往年の面影はほとんどなく、全体的に軽い印象のファンク・アルバムとなってしまいました。
アルバムの収録時間は30分にも満たず、楽曲制作に苦労していた様子が感じられます。
特筆すべき楽曲も少なく、残念な出来のアルバムです。
A Whole New Thing 新しい世界
評価: 2.4
1967年に発売されたファースト・アルバムで、まだファンキー色は薄く、ホーンを使用して試行錯誤している様子がうかがえます。
オープニング・ナンバーの「Underdog」からホーン全開で、どこか聞き覚えのあるイントロのメロディが印象的です。(調べてみたところ、このイントロはフランスの民謡「フレール・ジャック」だそうです。)
スライ・ストーンのボーカルだけでなく、さまざまなコーラスが取り入れられており、特に女性コーラスが印象に残ります。
黒人音楽に、アメリカのバンド「シカゴ」のブラス・セクションを加えたようなサウンドが特徴的です。
デビュー・アルバムということもあり、セールス面では成功を収めるには至りませんでした。
Life
評価: 2.5
1968年に発売された3作目のアルバムで、ホーン中心の曲からギターを主体としたファンキーな楽曲が増えた作品です。
ファズ・ギターやオルガン、ホーンなどが混ざり合ったサウンドは、やや混沌とした印象を受けます。
そのためか、売り上げは伸びず、世間的な評価も低いアルバムとなりました。
それでも、おちゃらけた行進曲のような「Fun」や、リズムとベースがかっこいい「Love City」、ジャズ・ファンクの「I’m an Animal」など、聴きどころのある楽曲が収録されています。
また、本作から「Life」と「M’Lady」が両A面扱いでシングル・カットされ、小ヒットを記録しました。
Heard Ya Missed Me, Well I’m Back
評価: 2.6
1976年に発売された9作目のアルバムで、前作「High on You」はスライ・ストーン名義でしたが、本作ではファミリー・ストーンが再編され、バンド名が復活しました。
ただし、オリジナル・メンバーはスライ・ストーンとシンシア・ロビンソンの2人のみで、スライ・ストーンがほとんどの楽器を演奏しています。
レゲエ調の陽気な「Heard Ya Missed Me, Well I’m Back」や、ファンキーな「What Was I Thinkin’ in My Head」「Mother Is a Hippie」、ソウルフルなバラード「Nothing Less Than Happiness」「Everything in You」などが収録されており、バラエティ豊かな作品となっています。
Ain’t but the One Way
評価: 2.7
1983年に発売された11作目のアルバムで、ブラスを多用したファンキーな作品です。
前半はファンキーな曲が多く迫力がありますが、後半になると勢いがやや失われていきます。
中でも、ポップな「Ha Ha, Hee Hee」や、ファンキーな「Who in the Funk Do You Think You Are」、キンクスのカバー曲「You Really Got Me」は勢いがあり、おすすめの楽曲です。
前作「Back on the Right Track」は元気のないアルバムでしたが、本作で少し活力が戻ったことで、今後のアルバムへの期待も高まる作品となりました。
High on You
評価: 2.8
1975年に発売された8作目のアルバムで、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの作品というよりも、実質的にはスライ・ストーンのソロと言ってもよい作品です。
「Stand!」や「暴動」のような尖った曲はなく、全体的には普通のファンク・アルバムであるため、見方によっては魅力に欠ける作品とも言えます。
しかし、「Stand!」や「暴動」のような曲を期待しなければ、決して悪いアルバムではありません。
「I Get High On You」「Le Lo Li」「Crossword Puzzle」の3曲がシングル・カットされましたが、いずれもヒットせず、商業的には失敗に終わっています。
本作を境に、スライ&ザ・ファミリー・ストーンのオーラは次第に薄れていきます。
Dance to the Music
評価: 3.0
1968年に発売されたセカンド・アルバムです。
先行シングルとして「ダンス・トゥ・ザ・ミュージック」がリリースされ、全米チャートで8位を記録し、これにより、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの名が世に知られるようになりました。
前作のデビュー・アルバム「新しい世界」ではブラス・セクションが全面に押し出されていましたが、本作ではホーンが控えめになり、ギターやオルガンが前面に出ています。
本作には、1960年代後半から1970年代前半の雰囲気を感じさせるダンス・ソングのメドレー「Dance to the Medley」も収録されています。
全体的にファンキーで陽気な曲が多く、とてもゴキゲンなアルバムです。
Small Talk
評価: 3.5
1974年に発売された7作目のアルバムで、スライ・ストーンに子どもが生まれ、幸福感を感じさせる作品です。
「暴動」のような政治的要素はなく、家族愛を表現したソウルフルで明るい曲が多く収録されています。
しかし、スライ・ストーンはドラッグから抜け出すことができず、本作発売後、ファミリー・ストーンは活動を停止してしまいます。
スライ・ストーンがドラッグに溺れなければ、さらに素晴らしいアルバムが制作できていたのではないかと思うと、とても残念です。
なお、本作のジャケットに写っているのは、当時のスライ・ストーンの妻キャスリーン・シルバと息子シルベスター・ジュニアです。
次は、3位 → 1位 です。
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