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椎名林檎 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介
前回は、BLANKEY JET CITY(ブランキー・ジェット・シティ)の全アルバム ランキングをしましたので、
今回は、「ブランキー・ジェット・シティの中心人物であった浅井健一さん(愛称「ベンジー」)のファン」と公言している椎名林檎さんの全アルバムをランキング形式で紹介していきたいと思います。
椎名林檎さんは、過激なミュージック・ビデオや金切り声のような歌声、「林檎」という名前など、そのすべてに強烈なインパクトがあります。
特にミュージック・ビデオでは、「本能」での看護師姿や「罪と罰」でのマリリン・マンソン風のメイクなど、圧倒的な存在感を放っていました。
椎名林檎さんの本名は椎名裕美子さんといい、「子どものころは恥ずかしがり屋で、顔が赤くなっていた」ことや、
「ドラマーとしてバンド活動を始めたことから、ビートルズのリンゴ・スターをもじった」ことが、林檎という名前の由来といわれています。
また、椎名林檎さんはソロ活動と並行して、東京事変としてのバンド活動も行っています。
そのため、椎名林檎さんには多くのアルバムがあるような印象を受けますが、実際にはソロ・アルバムとして発表されているのは現在までに7枚のみです。
今回は、その7枚のソロ・アルバムに加え、セルフカバー・アルバムやカップリング集も含めて、ランキング形式で紹介していきたいと思います。
ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点はご了承ください。
椎名林檎さんのアルバムを聴いてみたいけれど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、
椎名林檎さんのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。
評価点の基準
評価点の基準は、以下の通りです。
| 評価点 | 基準 |
|---|---|
| 1.0 〜 2.0 | 駄作のアルバム |
| 2.0 〜 3.0 | 普通のアルバム |
| 3.0 〜 4.0 | 良作のアルバム |
| 4.0 〜 4.5 | 最高傑作のアルバム |
| 4.5 〜 | 歴史的名盤 |
椎名林檎 アルバムランキング
逆輸入 〜港湾局〜
評価: 2.8
2014年にデビュー15周年企画として発売された、椎名林檎初のセルフカバー・アルバムです。
PUFFY、SMAP、TOKIOなどに提供した楽曲をセルフカバーしていますが、知名度の高い曲はそれほど多くないため、椎名林檎の新曲として楽しむことができます。
本作の中では、栗山千明に提供した「青春の瞬き」が秀逸で、この曲は椎名林檎のバラード曲の中でもベスト3に入る名曲だと思っています。
「青春の瞬き」だけでも、本作を聴く価値があります。
そのほか、ジャジーな「望遠鏡の外の景色」や、カッティング・ギターが印象的な「真夏の脱獄者」、可愛らしさあふれる「カプチーノ」もおすすめです。
逆輸入 〜航空局〜
評価: 2.9
「逆輸入 〜港湾局〜」に続く、2017年発売のセルフカバー・アルバムです。
前作「逆輸入 〜港湾局〜」と同様に、これまでシングル曲やドラマの主題歌、CMソングなどとして他のアーティストに提供してきた楽曲を、椎名林檎自身がセルフカバーしています。
前作との大きな違いは、編曲者の数が11人から4人に減っている点です。
本作では、オーケストラやブラス・セクションを取り入れたジャジーな楽曲が多いことが特徴となっています。
おすすめは、アルバム冒頭を飾る「人生は夢だらけ」と「おいしい季節」の2曲です。
「人生は夢だらけ」はかんぽ生命のCMソングとして、「おいしい季節」は明治チョコレートのCMソングとして使用されており、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
東京スカパラダイスオーケストラと共演した「真夜中は純潔」のような、ビッグバンド形式の椎名林檎が好きな方にもおすすめの一枚です。
日出処
評価: 3.0
東京事変の解散後、初となる2014年発売のソロ・アルバムです。
本作には、アルバム未収録だった2009年から2014年までに発表されたシングル曲と、新曲がほぼ半々の割合で収録されています。
椎名林檎らしいダークな楽曲もしっかり収録されていますが、今作はジャケットの印象そのままに、明るく元気になれる曲が多いことが特徴です。
2014年のFIFAワールドカップ・ブラジル大会のサッカー関連番組テーマ曲として使用された「NIPPON」が収録されていることで、さらに全体の明るさが増しています。
ジャケットの椎名林檎も、デビュー当時から変わらぬ美しさを放っています。
加爾基 精液 栗ノ花
評価: 3.1
2003年発売のサード・アルバムで、前作までのぶっ飛んだ椎名林檎は影を潜め、より大人びた作品に仕上がっています。
前作までは「バンド演奏による一発録り」が主体でしたが、本作ではストリングスや民族楽器、打ち込みなどを用いた、より精密な音作りがされています。
「ドッペルゲンガー」では全編打ち込みが採用されており、椎名林檎の新たな音楽的境地を感じさせます。
過激なアルバムタイトルとは裏腹に、本作から椎名林檎のジャジーで洗練された音楽性が表れ始めます。
1st、2ndアルバムのような衝撃的な作品を求める人には物足りなく感じるかもしれませんが、完成度の高いアルバムです。
三毒史
評価: 3.2
2019年に発売された純粋なソロ・アルバムとしては6作目にあたる作品です。
本作では、偶数曲に宮本浩次、トータス松本、向井秀徳、浮雲、櫻井敦司といった豪華な男性アーティストとのデュエット曲が収録されています。
ここまでデュエット曲を取り入れるのであれば、椎名林檎が大ファンである浅井健一とのコラボも聴いてみたかったところです。
本作は、人の善心を害する三種の煩悩「貪(とん)」「瞋(しん)」「癡(ち)」の三毒をテーマにしていることから、和の要素を感じさせる楽曲が多く、お経から始まるオープニングは異様で神秘的な雰囲気を漂わせています。
中でも注目曲は、2015年にシングルとして発売された「長く短い祭」で、椎名林檎の楽曲の中でも最も人気の高い一曲です。
全体的に、クールでノリの良い曲が多く、完成度の高いアルバムです。
三文ゴシップ
評価: 3.4
2009年発売の、純粋なソロ・アルバムとしては4作目にあたる作品です。
1st、2ndアルバムと比べると、かなり丸みを帯びた印象を受けます。
本作では、約10組の編曲者が参加しているほか、Mummy-Dをフィーチャーしたヒップホップ楽曲を取り入れるなど、前作までのソロ・アルバムとは趣が異なっています。
「密偵物語」は、「真夜中は純潔」の続編にあたる楽曲で、椎名林檎にとって初めて他者(Jack Brown)による作詞を取り入れた曲です。
ロック、ジャズ、ラテン、ヒップホップなど幅広いジャンルを取り入れたバラエティー豊かなアルバムですが、全体的にはビッグバンドを使用したキャパレー風の楽曲が多い印象を受けます。
椎名林檎の進化が感じられる、上質な作品です。
放生会
評価: 3.5
2024年発売の、純粋なソロ・アルバムとしては7作目にあたる作品です。
前作「三毒史」では、偶数曲に男性アーティストとのデュエット曲が収録されていましたが、
本作では奇数曲に宇多田ヒカルやAIなどの女性アーティストとのデュエット曲が収録されており、「三毒史」と対をなす作品となっています。
アルバム名の「放生会」は、捕獲した魚や鳥獣を野に放ち、殺生を戒めるインド起源の宗教儀式を指しています。
そのためアルバム名からは宗教的な印象を受けますが、音楽には宗教要素はなく、ビッグバンドを用いた楽曲やギターが派手に響く曲、ジャジーな曲など、多彩なサウンドが収録されています。
新曲8曲、既発曲5曲で構成されており、どの曲も後期の椎名林檎らしさが表れています。
日本を代表するアーティストとしての貫禄と余裕を感じさせる、完成度の高いアルバムです。

私と放電
評価: 3.6
2008年に発売されたアルバムで、シングルのカップリング曲など、アルバム未収録曲を集めた2枚組作品です。
カップリング曲とはいえ、単なる寄せ集めではなく、カップリング曲とは思えないほど質の高い楽曲ばかりが収録されています。
ジャジーな曲や癒しの曲、バラード、巻き舌や金切り声のシャウト曲など、多彩な楽曲が揃っており、
オープニングナンバーのキャッチーな「すべりだい」から、一気に引き込まれます。
本作は、椎名林檎の10年間の軌跡を感じられる作品で、裏ベスト・アルバムとして聴くのに最適です。

無罪モラトリアム
評価: 4.2
1999年発売の、椎名林檎の記念すべき衝撃的なデビュー・アルバムです。
可愛らしいジャケットとは裏腹に、巻き舌や金切り声のシャウト・ボーカルは、椎名林檎の不良性を感じさせる独特なもので、意味不明な文語的歌詞も、独自性を際立たせています。
十代の頃に書き溜めた楽曲で構成され、「バンド演奏による一発録り」がされているにもかかわらず、完成度は非常に高く仕上がっています。
アルバム発売前にシングル・カットされた「幸福論」「歌舞伎町の女王」「丸の内サディスティック」「ここでキスして」はもちろん素晴らしいですが、美しいバラード曲「茜さす 帰路照らされど・・・」や「同じ夜」など、どの曲も椎名林檎の世界観を表現しています。
このサウンドで、170万枚を超えるミリオンセラーを記録したことにも驚かされます。
デビューアルバムにして、邦楽の名盤に値する作品です。

勝訴ストリップ
評価: 4.4
2000年発売のセカンド・アルバムで、前作「無罪モラトリアム」よりも、巻き舌や金切り声のシャウト・ボーカルがさらにパワーアップした衝撃作です。
シングル・カットされた「本能」「ギブス」「罪と罰」のミュージック・ビデオが強烈だったことから、本作にもその迫力が表れています。
「罪と罰」では、椎名林檎が大ファンの浅井健一(ベンジー)がギターと歯笛で参加しています。
歌詞は前作よりも難解になっており、「弁解ドビュッシー」や「病床パブリック」といった独特な曲名が付けられています。
ちなみに「弁解ドビュッシー」は、「ドビュッシーを好きなことに説明とか弁解なんかあるのかよ」というところから名付けられました。
本作も大ヒットし、250万枚以上を売り上げ、ダブルミリオンを記録しています。
その他のアルバム
- 唄ひ手冥利〜其ノ壱〜
- 2002年に発売された、椎名林檎初の2枚組フル・カヴァーアルバムです。椎名林檎は「勝訴ストリップ」の発売後、妊娠・出産により約1年間の活動休止期間に入っていましたが、復帰に向けた肩慣らしとして本作をリリースしました。
- 本作では、歌謡曲、ジャズ、ボサノヴァ、ビートルズ、クラシックなど、椎名林檎が幼少期に聴いてきた楽曲をカヴァーしています。椎名林檎ならではのセンスが光る選曲となっています。
- 平成風俗
- 椎名林檎と、ヴァイオリニスト/編曲家の斎藤ネコによる共同名義のスタジオ・アルバムです。既発曲8曲と新曲5曲で構成されており、ビッグバンドやオーケストラによるアレンジが施されています。東京事変のセルフカヴァー曲も収録されています。
- 既発曲は「加爾基 精液 栗ノ花」からの選曲が多く、オーケストラを用いることで、オリジナルよりもクラシカルで荘厳な印象を受けます。
- 蜜月抄
- 2013年に発売された、椎名林檎初のライブ・ベストアルバムです。これまでのライブ音源の中から厳選された楽曲が収録されています。そのため、曲ごとに音質のばらつきがあり、全体的に音質が良いとは言えません。
- 選曲は、初期のアルバム「無罪モラトリアム」「勝訴ストリップ」「加爾基 精液 栗ノ花」からの楽曲が中心となっており、初期の椎名林檎を好むファンにおすすめのライブ作品です。
- ニュートンの林檎 〜初めてのベスト盤〜
- 2019年に発売された、椎名林檎初の2枚組ベスト・アルバムです。1998年から2019年までに発表されたシングルやアルバムから選りすぐった、椎名林檎の究極のベスト・アルバムです。
- ヒット曲が満載で、このアルバムを聴くだけで椎名林檎の音楽の魅力と軌跡を一通り押さえることができます。純粋なソロ・アルバムだけでなく、セルフカヴァー・アルバム「逆輸入 〜港湾局〜」「逆輸入 〜航空局〜」からの楽曲も収録されており、お得感のある内容となっています。
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椎名林檎の音楽
椎名林檎のアルバムは、大きく分けると、初期の「巻き舌や金切り声のシャウト・ボーカル」が特徴的な作品群と、中期以降のブラス・セクションを多用したジャジーな作風の作品群に分類できます。
いずれのアルバムにも、メロディアスな楽曲が多いことが大きな特徴です。
どのアルバムから聴き始めても問題はありませんが、特に初期のアルバムは人気が高く、椎名林檎が唯一無二の存在であることを実感できます。
各アルバムの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。
- 無罪モラトリアム(1998年):初心者向け
- 勝訴ストリップ(2000年):初心者向け
- 加爾基 精液 栗ノ花(2003年):中級者向け
- 私と放電(2008年):初心者向け
- 三文ゴシップ(2009年):中級者向け
- 逆輸入 〜港湾局〜(2014年):上級者向け
- 日出処(2014年):中級者向け
- 逆輸入 〜航空局〜(2017年):上級者向け
- 三毒史(2019年):中級者向け
- 放生会(2024年):中級者向け
まとめ
最後に、椎名林檎のランキング結果をまとめます。
| 順位 | アルバム名 | 点数 |
|---|---|---|
| 1位 | 勝訴ストリップ | 4.4 |
| 2位 | 無罪モラトリアム | 4.2 |
| 3位 | 私と放電 | 3.6 |
| 4位 | 放生会 | 3.5 |
| 5位 | 三文ゴシップ | 3.4 |
| 6位 | 三毒史 | 3.2 |
| 7位 | 加爾基 精液 栗ノ花 | 3.1 |
| 8位 | 日出処 | 3.0 |
| 9位 | 逆輸入 〜航空局〜 | 2.9 |
| 10位 | 逆輸入 〜港湾局〜 | 2.8 |
衝撃度の高かった1stアルバムと2ndアルバムを上位にランキングしました。
椎名林檎さんは、ジャンルにとらわれない柔軟さを持ち合わせており、近年はビッグバンドを取り入れたジャズ寄りの大人びた作品が増えています。
そのため、デビュー当時のような強烈なインパクトは薄れつつありますが、より成熟し、落ち着いた作風へと変化しています。
このように、椎名林檎さんのアルバムは時期によって音楽性の変化はあるものの、どの作品も非常に完成度が高いのが特徴です。
ぜひ上記のランキングを参考に、さまざまなアルバムを聴いてもらいたいと思っています。
次回は、椎名林檎さんが結成したバンド 東京事変の全アルバム ランキングをしていきたいと思います。
(本サイトには、プロモーションが含まれています)東京事変 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介前回は、椎名林檎さんの全アルバム ランキングをしましたので、今回は、椎名林檎さんが結成したバンド、東京事[…]