Pink Floyd(ピンク・フロイド)全アルバムランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

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Pink Floyd(ピンク・フロイド)全アルバムランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

前回は、キング クリムゾンの全アルバムランキングをしましたので、今回は、5大プログレバンドの第二弾として、

ピンク・フロイドの全アルバムのランキングをしていきたいと思います。


私が一番最初に聴いたピンク・フロイドのアルバムは、「狂気」でした。

しかし、キング クリムゾンの「クリムゾンキングの宮殿」やイエスの「危機」とは違い、「何でこのアルバムが名盤なの?何がいいの?」というのが第一印象でした。

そのため、一旦、ピンク・フロイドを聴くのはやめて、EL&Pや、ジェネシスのアルバムを先に聴くことにしました。

その後、時が経ち、「「狂気」は理解できなかったけれども、ピンク・フロイドの別のアルバムを聴いてみるか」という思いになり、次に、「ファイナルカット」を聴いてみました。

このアルバムが自分の中でツボにはまり、ピンク・フロイドの良さが徐々にわかるようになっていきました。

最終的に、また、「狂気」を聴いたのですが、第一印象とはガラッと変わり、「「狂気」すごーい。何でこのアルバムを理解できなかったのだろう」という思いになりました。

そのような訳で、ピンク・フロイドは、5大プログレバンドの中では、一番とっつきにくいバンドかと思っていますが、ピンク・フロイドのアルバムは、噛めば噛むほど味が出てくるため、一聴して良さを理解できなくても、何度も何度も聞いてもらいたいバンドです。

そんなピンク・フロイドの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。


ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。

ピンク・フロイドのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

ピンク・フロイドのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。

評価点の基準

評価点の基準は、以下の通りです。

評価点基準
1.0 〜 2.0駄作のアルバム
2.0 〜 3.0普通のアルバム
3.0 〜 4.0良作のアルバム
4.0 〜 4.5最高傑作のアルバム
4.5 〜 歴史的名盤

ピンク・フロイド アルバムランキング

第15位
The Endless River 永遠

大半の曲がインストゥルメンタルで、ギターのアンビエントのようなアルバムね。
kat
ピンク・フロイドのメンバーであるリチャード・ライトが他界した後、追悼の意味で発売されたアルバムだね。

評価: 2.3

2014年に発売されたピンク・フロイドのラスト・アルバムです。

リチャード・ライトの追悼アルバムで、ほぼ全編インストゥルメンタルのアンビエント要素が強いアルバムです。

元メンバーであるロジャー・ウォーターズは、本作の制作には関わっておらず、デヴィッド・ギルモアを中心に制作されました。

ほとんどの曲がインストゥルメンタルですが、どの曲もピンク・フロイドらしを感じさせるサウンドで、特にラスト・ナンバーのボーカルの入ったバラード曲「Louder than Words」は、リチャード・ライトのことをしみじみ感じさせる味わい深い曲です。

第14位
Ummagumma

実験的な曲が多く、私には、難しすぎて、よく分からなかったわ。
kat
Disc2のスタジオ録音の曲は、実験要素が強くて、理解するのが難しい曲ばかりだね。

評価: 2.4

1969年発売の2枚組のアルバムです。

Disc1はライブアルバム、Disc2はスタジオアルバムで、Disc2には、各メンバーのソロ作品が収録されています。

Disc1のライブアルバムは、後期のピンク・フロイドのライブでは、ほとんど演奏されることのないサイケデリック時代の曲が収録されているため、貴重な音源です。

特に、「ユージン、斧に気をつけろ」は、正規のスタジオアルバムには収録されておらず、本作でしか聞けない曲です。

Disc2のスタジオアルバムは、実験色が強すぎて、理解することが困難であり、ピンク・フロイドのメンバーも、後に、「失敗した実験であった」と回想しています。

第13位
More

初期のピンク・フロイドのアルバムでは、サイケデリック色の薄いアルバムね。
kat
サウンドトラックのアルバムのため、短い曲が多いけど、1曲1曲、聞き応えがあり、分かりやすい曲が多いね。

評価: 2.5

1969年発売のマイナーな映画「モア」のサウンドトラックです。

8日間で録音を完了させたアルバムですが、やっつけ仕事のような感じはなく、分かりやすい曲が多く収録されています。

特に、「Green Is The Colour」と「Cymbaline」は、初期ピンク・フロイドのライブのレパートリーにもなっています。

サイケデリック色は薄くなっており、「夜明けの口笛吹き」や「神秘」よりも聞きやすいアルバムに仕上がっています。

第12位
A Saucerful Of Secrets 神秘

サイケデリックの要素がとても強いアルバムで、私には難しいアルバムだったわ。
kat
デヴィッド・ギルモアが初めて参加したアルバムで、前作「夜明けの口笛吹き」と同様、サイケデリック色が強いアルバムだね。

評価: 2.6

1968年発売のアルバムで、前作「夜明けの口笛吹き」の中心人物であったシド・バレットが精神に異常をきたしバンドを脱退しましたが、その代わりに、デヴィッド・ギルモアが加入して制作されたアルバムです。

シド・バレットが抜けてしまったことで、過渡期のアルバムになりますが、後ろ向きな印象はなく、新しい音楽を制作していこうという意気込みを感じます。

ただ、「夜明けの口笛吹き」と同様に、サイケデリックの音楽に慣れていないと、とっつきにくいアルバムです。

第11位
Obscured By Clouds 雲の影

大作主義のピンク・フロイドのアルバムの中では、珍しく、小曲で構成されたアルバムね。
kat
「モア」と同様、サウンドトラックのアルバムのため、短い曲ばかりで、牧歌的な曲が多いアルバムだね。

評価: 2.7

1972年発売のアルバムで、マイナーな映画「ラ・ヴァレ」のサウンドトラックのアルバムです。

そのため、「原子心母」「おせっかい」のような大作主義の曲はなく、小曲で構成されています。

この時代のピンク・フロイドらしい牧歌的なフォークの曲が多く収録されており、緊張感はなく、リラックスして聴けるアルバムです。

「狂気」と「おせっかい」に挟まれた地味なアルバムであるため、一般的には評価は高くありませんが、その評価のために聴かないのはもったいないアルバムです。


次は、10位 → 3位 です。

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