ムーディー・ブルース(The Moody Blues) 全アルバム ランキング|おすすめ アルバム

ムーディー・ブルース(The Moody Blues)の全アルバムランキング

2021年11月11日、ムーディー・ブルースのドラマー グレアム・エッジ氏が80歳でお亡くなりになりました。

ちょっと前、ローリング・ストーンズのドラマー チャーリー・ワッツ氏がお亡くなりになったばかりで、1960年代、1970年代に活躍した人たちがお亡くなりになるのは、とても寂しいかぎりです。

そこで、グレアム・エッジ氏を偲んで、ムーディー・ブルース(The Moody Blues)のアルバム紹介も兼ねて、全アルバムランキングをしたいと思います。

私が、ムーディー・ブルースの音楽と出会ったのは、プログレッシブ・ロックにはまっていた時に何かのプログレッシブ・ロックの雑誌で、「童夢(Every Good Boy Deserves Favour)」が紹介されていたのが、きっかけでした。

プログレッシブ・ロックは、ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、イエス、EL&P、ジェネシスの5大バンドが有名ですが、ムーディー・ブルースは少し、そこから外れた存在でした。

ムーディー・ブルースの音楽は、プログレッシブ・ロックの代名詞メロトロン(アナログ再生式(磁気テープを媒体とする)のサンプル音声再生キーボード)を多用していますが、ブルース要素も取り入れており、情緒溢れる美しいサウンドが特徴です。

日本では、マイナーな存在のイメージがありますが、トータルセールスは7000万枚以上と、イギリス、アメリカでは、有名なバンドです。

キング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」よりも前の1967年に発売されたアルバム「デイズ・オブ・フューチャー・パスト」は、ロックとオーケストラを融合させたコンセプトアルバムで、プログレッシブ・ロックのはしりと言われています。

そんなムーディー・ブルースのアルバムランキングをしていきます。

ムーディー・ブルースのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、5大プログレ以外にも、プログレッシブ・ロックのアルバムを聴いてみたい方に、役立つ記事になっています。

ムーディー・ブルース アルバムランキング

第16位
The Other Side Of Life

昔のプログレ感は、全く無くなってしまったアルバムね。Popsすぎて、ムーディー・ブルースのアルバムには、感じられないわね。
kat
1980年代になってから、プログレバンドの中には、時代に合わせて、変化していき失敗するバンドが多かったけど、このアルバムもその1つかな。「Long Distance Voyager」が、変化したサウンドの成功作だとすると、このアルバムは、裏目に出てしまったアルバムって感じがするね。

評価: 1.5
1986年発売の12作目のアルバムです。トニー・ヴィスコンティがプロデュースしていますが、その影響で、Popsに変化していってしまいました。1曲目「Your Wildest Dreadms」は全米9位、このアルバムも全米9位となりましたので、売れ路線で制作したアルバムだとすると、一応、成功したアルバムだと言えます。昔のプログレ時代のムーディー・ブルースの雰囲気はありません。中級者向けのアルバムです。

第15位
Keys Of The Kingdom

1990年に入って最初のアルバムね。昔のムーディー・ブルースを知らなければ、良いアルバムだと思うわ。
kat
特に特筆すべきことはないけれども、ずっとムーディー・ブルースを聴き続けているので惰性で聴いているアルバムだね。

評価: 1.8
1991年発売の14作目のアルバムです。この時期に来ると、大衆音楽に変化しており、大衆音楽として受け入れられれば、良いアルバムかと思います。このアルバムの制作中に、プロデューサーのトニー・ヴィスコンティと、キーボードのパトリック・モラーツが脱退しました。上級者向けのアルバムです。

第14位
Strange Times

1曲目の打ち込みドラムの音には驚いたわ。ムーディー・ブルースもこういう曲を演るのね。その他の曲は、明るめのAORという感じね。
kat
前作「Keys Of The Kingdom」よりは、聴きごたえはあるけど、やっぱり大衆音楽って感じたね。

評価: 2.0
1999年発売の15作目のアルバムです。前作に引き続き、大衆音楽ですが、AOR、FUSIONっぽい曲が増えた印象です。最近のポール・マッカートニーのアルバムの曲調に似ている気がします。 バラード曲「Love Don’t Come Easy」は、秀逸です。上級者向けのアルバムです。

第13位
Sur La Mer

1曲目から、メロディアスだけど、音が軽くなってしまった印象ね。アルバム名通り、シュールなジャケットね。
kat
前作「The Other Side Of Life」よりは、メロディアスになって良い曲が増えたけど、プログレ時代のムーディー・ブルース ファンには、受け入れらないだろうね。

評価: 2.2
1988年発売の13作目のアルバムです。シンセサイザーがうねっている曲、アコースティックな曲があったりして、爽やかな夏にあうようなサウンドです。これはこれで、ありかなとも思います。上級者向けのアルバムです。

第12位
December

ムーディー・ブルースのラストアルバムで、クリスマスアルバムなのね。クリスマスアルバムも、ムーディー・ブルースのサウンドには合っているわね。
kat
なぜ、ラストアルバムで、クリスマスアルバムを作っちゃったかなーと思ったけど、長い歴史の幕を閉じるには、聖なるクリスマスが似合うということにしましょう。

評価: 2.5
2003年発売の16作目ラストアルバムにして、クリスマスアルバムです。半分オリジナル曲、半分カバー曲で構成されています。有名どころでは、ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」や、「ホワイト・クリスマス」がカバーされています。ムーディー・ブルースのラストアルバムということで、ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」が似合っています。初級者向けのアルバムです。

第11位
The Magnificent Moodies

ムーディー・ブルースのデビューアルバムね。まだプログレではなく、R&Bなアルバムね。「Go Now」は有名な曲ね。
kat
「Go Now」は、大ヒットした曲だね。この曲は、情緒溢れる美しい曲という点で、今後のムーディー・ブルースを暗示しているような曲だね。

評価: 2.6
1965年発売のファーストアルバムです。このアルバム発売時のムーディー・ブルースは、R&B系グループとして活躍していました。そのため、ピアノ、ギターが中心で、メインボーカルもジャスティン・ヘイワードではなく、レイ・トーマスという方でした。プログレ時代、Pops時代のムーディー・ブルースとは全く別物だと思って聴いた方が良いです。「Go Now」は、全英1位・全米10位の大ヒットを記録しました。上級者向けのアルバムです。

次は、10位 → 3位 です。

>music 博物館

music 博物館

CTR IMG