ムーディー・ブルース(The Moody Blues) 全アルバム ランキング|おすすめ アルバム

ムーディー・ブルース(The Moody Blues) 全アルバムランキング

2021年11月11日、ムーディー・ブルースのドラマー グレアム・エッジ氏が80歳でお亡くなりになりました。

今回は、グレアム・エッジ氏を偲んで、ムーディー・ブルース(The Moody Blues)の全アルバムランキングをしていきたいと思います。

私が、ムーディー・ブルースの音楽と出会ったのは、何かのプログレッシブ・ロックの雑誌で、「童夢」が紹介されていたことが、きっかけでした。

プログレッシブ・ロックは、ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、イエス、EL&P、ジェネシスの5大バンドが有名ですが、ムーディー・ブルースは少し、そこから外れた存在でした。

ムーディー・ブルースの音楽は、プログレッシブ・ロックの代名詞であるメロトロン(磁気テープを媒体とするアナログ再生式のサンプル音声再生キーボード)を多用し、ブルース要素を取り入れた情緒溢れる美しいサウンドを特徴としています。

日本では、マイナーなイメージがありますが、トータルセールスは7000万枚以上と、イギリス、アメリカでは、有名なバンドです。

1967年に発売されたアルバム「デイズ・オブ・フューチャー・パスト」は、ロックとオーケストラを融合させたコンセプト・アルバムで、プログレッシブ・ロックのはしりと言われています。

そんなムーディー・ブルースのアルバムランキングをしていきたいと思います。

ムーディー・ブルースのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、ムーディー・ブルースのアルバムの評価や、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。

ムーディー・ブルース アルバムランキング

第16位
The Other Side Of Life

プログレ要素が無くなってしまい、ポップなアルバムに変わってしまったわね。
kat
ポップ要素が強すぎて、プログレのサウンドを求めている人には、辛いアルバムだね。

評価: 2.0
1986年発売の12作目のアルバムで、デヴィッド・ボウイやT・レックスなどのプロデューサーとして有名なトニー・ヴィスコンティがプロデュースしています。ポップ要素の強いアルバムに仕上がっているために、昔のプログレ時代のムーディー・ブルースが好きな人には、不向きなアルバムです。オープニング・ナンバー「Your Wildest Dreadms」は、シングルカットされ、全米9位を記録、このアルバムも全米9位を記録しましたので、商業的には成功したアルバムです。

第15位
Keys Of The Kingdom

1980年代初頭のムーディー・ブルースのポップさを感じるアルバムね。
kat
ムーディー・ブルースらしいドリーミーなポップ・アルバムだね。

評価: 2.2
1991年発売の14作目のアルバムで、1981年発売の「Long Distance Voyager」の雰囲気を感じさせるアルバムです。しかし、このアルバムの制作中に、プロデューサーのトニー・ヴィスコンティと、キーボードのパトリック・モラーツが脱退してしまった影響で、「Long Distance Voyager」のような情緒溢れる素晴らしい作品とまではいきませんでした。それでも、ムーディー・ブルースらしいドリーミーさを持っているため、一聴の価値のあるアルバムです。

第14位
Strange Times

オープニング・ナンバーが、打ち込みを使用していて、意外性を感じたけど、それ以外は、落ち着いた曲が多いわね。
kat
無難な出来のアルバムで、ポップなムーディー・ブルースが好きな人には、安心して聞けるアルバムだね。

評価: 2.3
1999年発売の15作目のアルバムで、前作「Keys Of The Kingdom」と同様、ポップなアルバムですが、AORやヒュージョンを感じさせる曲が増えています。オープニング・ナンバー「English Sunset」は、打ち込みを使用したムーディー・ブルースの新機軸を感じさる作品です。このアルバムの中では、哀愁を帯びたバラード曲「Love Don’t Come Easy」がおすすめです。

第13位
Sur La Mer

メロディアスな曲が多いけど、音が軽くなってしまったわね。
kat
前作「The Other Side Of Life」よりも、メロディアスな曲が増えたけど、プログレからはかけ離れてしまったね。

評価: 2.4
1988年発売の13作目のアルバムで、シンセサイザーがうねっている曲や、アコースティックな曲など、爽やかな夏に似合うアルバムです。1980年代のAORを感じさせるため、1980年代のAORが好きな人には、おすすめのアルバムです。

第12位
December

ムーディー・ブルースのラストアルバムは、クリスマスアルバムなのね。クリスマスの曲も、ムーディー・ブルースのサウンドに合っているわね。
kat
ラストアルバムがクリスマスアルバムになってしまったのは残念だけど、心温まるクリスマス曲がラストとして相応しかったのかもしれないね。

評価: 2.5
2003年発売の16作目のアルバムで、ムーディー・ブルース初のクリスマスアルバムであり、ムーディー・ブルースのラストアルバムでもあります。半分がオリジナル曲、半分がカバー曲の構成となっています。有名曲として、ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」や、アーヴィング・バーリンの「ホワイト・クリスマス」がカヴァーされています。ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」は、ムーディー・ブルースのラストアルバムに相応しく、寂しさを感じつつも、心温まる曲です。

第11位
The Magnificent Moodies

ムーディー・ブルースのデビューアルバムね。まだプログレ要素はなく、R&Bなアルバムね。「Go Now」が、有名曲ね。
kat
「Go Now」は、情緒溢れる美しい曲という点で、今後のムーディー・ブルースを暗示しているね。

評価: 2.6
1965年発売のムーディー・ブルースの記念すべきデビューアルバムです。このアルバム発売時のムーディー・ブルースは、R&Bグループとして活躍していました。そのため、ピアノ、ギターが中心で、メインボーカルはジャスティン・ヘイワードではなく、レイ・トーマスが担当しています。プログレ時代、ポップス時代のムーディー・ブルースとは全く別物のアルバムです。「Go Now」は、全英チャート1位・全米チャート10位の大ヒットを記録しました。

次は、10位 → 3位 です。

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