Foo Fightersのアルバム 紹介・評価
2022年3月、フー・ファイターズのドラマーであったテイラー・ホーキンス氏が50歳でお亡くなりになりました。
ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、リアム・ギャラガー、スラッシュなどなど、追悼の意を表しています。
フー・ファイターズは、私の大好きなバンドの1つで、テイラー・ホーキンス氏は、ドラマーであったことぐらいしか知りませんでしたが、色々な記事を読んでいると、テイラー・ホーキンス氏の人柄が良かったことが分かります。
今回は、テイラー・ホーキンス氏を偲んで、フー・ファイターズの全アルバムの紹介、評価をしていきたいと思います。
フー・ファイターズは、元ニルヴァーナーのドラマー デイヴ・グロールが結成したバンドで、音楽は、グランジ + ハード・ロック + パンクといった要素を持っています。
フー・ファイターズ結成時のドラマーは、ウィリアム・ゴールドスミスでしたが、1997年に脱退し、その後任として、テイラー・ホーキンス氏が、バンドに加わりました。
今回フー・ファイターズのアルバムを、2回に分けて、紹介・評価していきたいと思います。
Part.1として、「Foo Fighters」「The Colour and the Shape」「There is Nothing Left to Lose」「One by One」「In Your Honor」の5枚のアルバムを紹介、評価します。
評価点は、個人的な独断と偏見で、各曲に点数をつけて、評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。
フー・ファイターズのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、フー・ファイターズのアルバムの評価や、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。
評価結果
評価結果は以下の通りです。
No | 作品 | 評価点(10点満点) |
---|---|---|
1 | Foo Fighters | 6.67点 |
2 | The Colour and the Shape | 6.92点 |
3 | There is Nothing Left to Lose | 6.82点 |
4 | One by One | 6.73点 |
5 | In Your Honor | 7.15点 |
評価の詳細は、以下を参照ください。
評価詳細
Foo Fighters
No | 曲名 | 感想 | 評価点 |
---|---|---|---|
1 | This Is a Call | パンキッシュなポップスといった感じの非常に聞きやすい曲です。キャッチーであるため、ファースト・シングルカットされました。この曲から、Foo Fightersの歴史が始まりました。 | 7点 |
2 | I’ll Stick Around | 1曲目に比べるとスローテンポでダークであり、少しニルヴァーナを感じさせますが、ニルヴァーナよりも、ポップで、分かりやすい曲です。セカンド・シングルカットされた曲です。 | 6点 |
3 | Big Me | 1曲目、2曲目がハードな曲でしたが、こちらは爽やかな和み系の曲で、のアルバムの中では、一番聞きやすい曲です。こちらも、シングルカットされた曲です。 | 6点 |
4 | Alone + Easy Target | 控えめなボーカルですが、パンキッシュなハード曲で、ギター、ドラムが重く、フー・ファイターズかっこよさが表れた曲です。 | 6点 |
5 | Good Grief | ドラムソロから始まる躍動感溢れるクールな曲です。アルバムの中盤にさしかかりますが、ここから、疾走曲が続き、ダレさせずに、盛り上げてくれます。 | 7点 |
6 | Floaty | 爽やかなアコギの出だしから、一気にハードな曲に変わっていきます。キャッチーなギターのフレーズとスピード感溢れるドラムが印象的な曲です。 | 8点 |
7 | Weenie Beenie | 3曲連続でハードな曲が続きます。グランジを彷彿させる重いギターに、デイヴ・グロールのシャウトなボーカルと、かっこ良さ全開の曲です。 | 8点 |
8 | Oh, George | 疾走曲が続きましたが、ちょっと一息、この曲は、ミドル・テンポの曲で、どことなく、ギャラガー兄弟のオアシスを感じさせる曲です。 | 6点 |
9 | For All the Cows | 滑稽なカントリー風の曲です。サビはハードで、カントリーとハード・ロックの対比が面白さを感じます。この曲もシングル・カットされました。 | 5点 |
10 | X-Static | 全体的にスローテンポで、ボーカルは静かに歌われていますが、ギターは重く、グランジを感じさせる曲です。 | 5点 |
11 | Wattershed | このアルバム一番の疾走曲で、パンクしている曲です。かっこいいギター・リフに、デイヴ・グロールのシャウト気味のボーカルが印象的な曲です。 | 9点 | 12 | Exhausted | ラスト・ナンバーは、ニルヴァーナを色濃く感じさせる曲で、ノイジーなギターが印象的です。デイヴ・グロールのボーカルは、カート・コバーンよりも明るい印象を持ちます。 | 7点 |
平均点 | 6.7点 |
フー・ファイターズのデビュー作で、デイヴ・グロールが書き留めていた曲を元に、デイヴ・グロールほぼ1人で、制作したアルバムです。
ニルヴァーナーの中心人物であったカート・コバーンが亡くなり、このアルバム発売当時は、「ニルヴァーナーのドラマーが制作するアルバムってどうなの?」と疑っていた人が多かったと思います。その疑いが、一気になくなった素晴らしいデビューアルバムです。
The Colour and the Shape
No | 曲名 | 感想 | 評価点 |
---|---|---|---|
1 | Doll | アコギの美しい曲で、全くハードさはなく、1分30秒足らずの短い曲です。前作「Foo Fighters」との違いが、このオープニング・ナンバーから分かります。 | 5点 |
2 | Monkey Wrench | 疾走感のあるロックンロールしている曲で、とにかく元気になれる曲です。フー・ファイターズの良さが全面に出ており、フー・ファイターズの代表曲でもあります。この曲は、ビールのCMでも、使用されていました。このキャッチーさから、ファースト・シングル・カットされました。 | 8点 |
3 | Hey, Johnny Park! | 前曲の「Monkey Wrench」から曲調が変わり、スローテンポの切ない曲で、前作「Foo Fighters」では見られなかったシリアスな作品です。 | 6点 |
4 | My Poor Brain | 前曲から切れ目なく続きます。キャッチーさとヘビーさを持ち合わせた曲で、サビはハード、サビ以外は静かで、静と動がはっきりした曲です。 | 6点 |
5 | Wind Up | 全体的にヘビーでハードな曲ですが、キャッチーなサビが心地よく感じます。2分30秒と短い曲ですが、このアルバムの中では、最もヘビーで、かっこいい曲です。 | 7点 |
6 | Up in Arms | 静かなバラード調で始まりますが、一気に、パンキッシュのキャッチーな曲に変わっていきます。「Monkey Wrench」と同じくらいのキャッチーさのあるラブ・ソングです。 | 7点 |
7 | My Hero | ヘビーなベースとギターをバックに、哀愁のあるボーカルが入ってきて、ドラマチックな展開がされていきます。ニルヴァーナのカート・コバーンのことが歌われている曲で、フー・ファイターズの代表曲の1つです。シングル・カットされました。 | 8点 |
8 | See You | 前曲「My Hero」から一転、明るく軽快なアコギで演奏され、少しおふざけが入ったような曲です。 | 5点 |
9 | Enough Space | ベースとドラムの始まりがかっこよく、その上にギターがのってきて、更にかっこよさが増していきます。サビのシャウト・ボーカルが、マリリン・マンソンのようです。 | 9点 |
10 | February Stars | 曲名のように、静かな美しいバラード曲ですが、終盤に向けて、ドラマチックな展開がされていきます。曲の構成は、レッド・ツェッペリンの「天国の階段」のようです。 | 7点 |
11 | Everlong | 「Monkey Wrench」に並ぶ名曲で、ギターリフがキャッチーでかっこよく、ノリの良い曲です。この曲は、テイラー・ホーキンス氏が最後に演奏した曲とのことで、そう考えると切なく感じてしまいます。セカンド・シングルカットされた曲です。 | 9点 |
12 | Walking After You | アコギ主体の美しい失恋曲です。Xファイルの映画のサントラになった曲で、シングル・カットされました。 | 6点 |
13 | New Way Home | ラスト・ナンバーは、明るいキャッチーな曲ですが、途中で、ザクザク音のギターに変わったり、高速なヘビーな曲に変わったりと、展開が激しい曲です。 | 7点 |
平均点 | 6.9点 |
「Monkey Wrench」「My Hero」「Enough Space」「Everlong」と、フー・ファイターズの代表曲が詰まったアルバムです。
前作「Foo Fighters」と比較して、アコギの曲が増え、静と動がはっきりしたアルバムです。アコギの曲は、今後のフー・ファイターズのアルバムでも増えていきます。
There Is Nothing Left to Lose
No | 曲名 | 感想 | 評価点 |
---|---|---|---|
1 | Stacked Actors | フー・ファイターズの楽曲の中でも、この曲は、ギターが重く、かなりヘビーな曲です。グランジの要素が強く、このアルバムの中では、少し浮いた感じがします。 | 9点 |
2 | Breakout | 前曲に続き、ギターがヘビーですが、パンキッシュの要素が強いキャッチーな曲です。キャッチーであるため、シングル・カットされました。 | 7点 |
3 | Learn to Fly | 爽やかさを感じるメロディアスな曲で、シングル・カットされ、フー・ファイターズ初のBillboard Hot 100に入った曲です。どこまでも飛んでいけそうな、そんな印象を持つ作品です。 | 7点 |
4 | Gimme Stitches | メロディアスさはあまりないですが、ザクザクとしたギター・リフが印象的なグランジを感じさせる曲です。 | 6点 |
5 | Generator | エフェクト効果を出すために、トークボックス(楽器の音に人が喋っているようなイントネーションを加えるエフェクターの一種)を使用している曲です。メロディアスな曲で、地域限定でシングル・カットされました。 | 7点 |
6 | Aurora | 曲名通り、オーロラのように静かで美しく、メロディアスなこのアルバムを、象徴するような曲です。ラストは、ドラマチックな展開がされ、盛り上げ方の上手さが光っています。 | 8点 |
7 | Live-In Skin | きっちりとした曲構成であるため、あまり面白さはありませんが、ギター・リフがヘビーで、かっこよさが表れた曲です。 | 7点 |
8 | Next Year | 出だしの美しいギターから、引き込まれていきます。今までのフー・ファイターズにはない曲調のバラードで、感慨深い曲です。シングル・カットされました。 | 6点 |
9 | Headwires | 最初は、フー・ファイターズらしくないポップな始まり方ですが、途中からハードになり、フー・ファイターズらしいパンキッシュな曲に変わっていきます。 | 6点 |
10 | Ain’t It the Life | 「Aurora」と同様、静かな美しい曲です。「Aurora」のような盛り上がりはありませんが、このアルバムで一番のメロディアスな曲です。 | 7点 |
11 | M.I.A. | M.I.Aとは、Missing in Actionの略で、行方不明兵のことを意味しています。このアルバムのラストに相応しく、メロディアスで、少し哀愁の漂う曲です。 | 5点 |
平均点 | 6.8点 |
前々作「Foo Fighters」や前作「The Colour and the Shape」よりも、ギターがヘビーな音になり、メロディアスでロマンティックな曲が増えました。テイラー・ホーキンス氏が初めて参加したアルバムです。
2001年のグラミー賞で、初のベスト・ロック・アルバムを受賞したアルバムです。
One by One
No | 曲名 | 感想 | 評価点 |
---|---|---|---|
1 | All My Life | ザクザクなギター音から爆音に変わっていくイントロから、引き込まれてしまう曲です。デイヴ・グロールのハイテンションなボーカルもグッドです。この曲は、ファースト・シングル・カットされ、グラミー賞の最優秀ハードロックパフォーマンス賞を受賞しました。 | 8点 |
2 | Low | サウンド・ガーデンを彷彿させるようなギターが炸裂しており、グランジ色の強い曲です。フー・ファイターズの曲の中でも、上位に位置するかっこいい曲だと思っています。この曲もシングル・カットされました。 | 9点 |
3 | Have It All | 前曲に引き続き、グランジを感じさせる曲ですが、ザビがメロディアスでキャッチーな曲です。この曲もシングル・カットされました。 | 8点 |
4 | Times Like These | 疾走曲が続きましたが、この曲は、ハードではあるものの、少しペースが落ち、ミドル・テンポの爽やかな曲です。セカンド・シングル・カットされた曲です。 | 6点 |
5 | Disenchanted Lullaby | 静と動がはっきりした曲です。サビ以外は、スローテンポで静かな曲ですが、サビは、爆音で、シャウト気味に歌われています。 | 6点 |
6 | Tired of You | 静かなギターと、静かなボーカルが続き、特に盛り上がりはありません。一休みできる曲です。 | 5点 |
7 | Halo | アコギで始まるポップな曲です。ドラムの音が前面に出ていて、ドラムの音が目立っています。ギターのメロディがキャッチーで、終盤に向けてどんどん盛り上がっていきます。 | 6点 |
8 | Lonely as You | イントロは静かですが、グランジ色の強いギターが出てきて、キャッチーなポップな曲に変わっていきます。ハードなギター・ソロと、終盤のシャウト気味のボーカルが、素晴らしいです。 | 6点 |
9 | Overdrive | フー・ファイターズらしいメロディアスなポップな曲で、このアルバムの中で最もキャッチーな曲です。なぜ、シングル・カットされなかったのが不思議なくらいです。 | 8点 |
10 | Burn Away | スローテンポのヘビーなギターリフが印象的な曲です。それほどメロディアスさはありませんが、終盤は、曲名通り、燃え上がり、燃え尽きていきます。 | 5点 |
11 | Come Back | ラスト・ナンバーは、ギターがうねっているグランジ要素の強い曲です。サビの迫力のあるシャウト気味のボーカルと、終盤のギター・ソロがかっこいい曲です。 | 7点 |
平均点 | 6.7点 |
前作「There Is Nothing Left to Lose」のようなメロディアスな曲は減っていますが、前半はグランジ、後半はポップな曲が収録されています。
2回目のベスト・ロック・アルバムを受賞したアルバムで、この時代のフー・ファイターズの勢いを感じるアルバムです。
In Your Honor
【Disc1】
No | 曲名 | 感想 | 評価点 |
---|---|---|---|
1 | In Your Honour | 不安定なギター音と、小刻みなドラムのオープニング・ナンバーは、ブラック・メタルを感じさせる曲ですが、キャッチーなメロディを持っています。デイヴ・グロールのシャウト・ボーカルが凄く、後半の爆音のギターが最高にかっこいい作品です。 | 8点 |
2 | No Way Back | この曲もヘビーな曲ですが、とてもメロディアスな曲です。こんなメロディアスでかっこいい曲を作れるのは、フー・ファイターズぐらいだと思っています。ギターのリフ、ギターソロも、最高にクールです。シングル・カットされた曲です。 | 10点 |
3 | Best Of You | ファースト・シングル・カットされた曲で、チャートでは過去最高を記録しました。出だしは、ヘビーではありませんが、途中から、ヒート・アップしていきます。この曲も、デイヴ・グロールのシャウト気味のボーカルが素晴らしいです。 | 8点 |
4 | DOA | ヘビーで、ノリノリの曲が続きます。この曲もシングル・カットされました。ザビがとてもキャッチーなので、シングル・カットされるのも納得です。 | 9点 |
5 | Hell | それほどメロディアスではありませんが、ノリは最高の曲です。ギターとドラムのかっこよさは筆舌に尽くしがたいものがあります。 | 8点 |
6 | The Last Song | 前曲に続き、ギターとドラムが最高な曲です。それほどメロディアスではないのですが、勢いで良い曲にしてしまっています。 | 8点 |
7 | Free Me | ギターの勢いが止まりません。ヘビーなギター・リフが印象的で、終盤では更にギターが凶暴になっていきます。 | 9点 |
8 | Resolve | ここで、ちょっとひと休みできるスローテンポな曲に変わります。ギャラガー兄弟のオアシスを感じさせるオルタナティブな曲で、シングル・カットされました。 | 7点 |
9 | The Deepest Blues Are Back | イントロは静かですが、途中からギターが爆音になりノリが良くなっていきます。ボーカルが、フー・ファイターズらしいメロディアスな曲です。 | 7点 |
10 | End Over End | Disc1のラスト・ナンバーは、ギターが前面に出たポップな曲です。この曲も、オアシスを感じさせます。シングル・カットされていませんが、キャッチーな曲であるため、シングル・カットされても不思議ではない曲です。 | 6点 |
【Disc2】
No | 曲名 | 感想 | 評価点 |
---|---|---|---|
1 | Still | Disc1と打って変わり、アンビエントのようなシンセサイザーとアコギをバックに静かに歌われている曲です。 | 6点 |
2 | What If I Do | 1曲目のアンビエントのような曲と異なり、メロディアスなフォーク・ソングです。爽やかさがあり、寝起きにぴったりな曲です。鳥の鳴き声が似合いそうです。 | 6点 |
3 | Miracle | アコギとピアノ中心の明るめのポップな曲です。途中の管楽器(バイオリン?)の音もマッチしています。Dsic2からはシングル・カットされた曲はありませんが、この曲はシングル・カットされてもよいぐらいポップな曲です。 | 7点 |
4 | Another Round | アコギが前面に出ている美しい曲です。途中からハーモニカやマンドリンが入ってきます。Disc1でヘビーな曲を演っていたバンドとは思えない作品です。 | 5点 |
5 | Friend Of A Friend | 前曲と同様、アコギが前面に出ている曲ですが、この曲はそれほどメロディアスではなく、あまり面白みがない曲です。 | 4点 |
6 | Over and Out | アコギとシンセサイザー中心のメロディアスなバラード調の曲です。前曲が盛り上がりがなく単調になってきていましたが、この曲で、単調さはなくなります。 | 7点 |
7 | On The Mend | 明るめのメロディを奏でるアコギに、単調なメロディの静かなボーカルがのってきます。途中からシンセサイザーが入ってきて、少し、プログレを感じさせる曲です。 | 7点 |
8 | Virginia Moon | ボサノバ調の曲で、このアルバムの中で1番美しい作品です。ノラ・ジョーンズのボーカルが入り、カフェ・ミュージックしてます。 | 8点 |
9 | Cold Day In The Sun | ボーカルに力が入ったポップな曲です。全編アコギですが、エレキ・ギターでも映える曲です。 | 7点 |
10 | Razor | ラスト・ナンバーは、ギター・テクニックを感じさせる曲で、クラシック・ギターの練習曲のような演奏がされています。 | 6点 |
平均点 | 7.2点 |
Disc1は過去最高のノリのいいヘビー・ロックです。それとは対照的に、Disc2は、アコースティックの美しい曲で構成されています。
Led Zeppelinのアルバム「3」が、同じようにハード・ロックとアコースティックな曲に分かれていて、賛否両論のアルバムでしたが、このアルバムも、それに似ているような気がします。アルバム全体の評価は、アコースティックのDisc2にかかっているかと思います。Disc1は、文句なしに最高です。
まとめ
フー・ファイターズの1st〜5thアルバムを紹介・評価してみました。
評価点は、「In Your Honor」が、少しだけリードしましたが、それ以外のアルバムの点差は、僅差でしかありませんでした。
どのアルバムも6.5点以上であるため、この時代のフー・ファイターズのアルバムは、全て、素晴らしいということが言えます。
次回は、6th〜10thアルバムを、紹介・評価していきたいと思います。
Foo Fighters(フー・ファイターズ)の全アルバムランキング2022年3月、フー・ファイターズのドラマーだったテイラー・ホーキンス氏がお亡くなりになりました。そこで、テイラー・ホーキンス氏を偲んで、フー・ファイターズの全アルバム[…]