Dream Theater(ドリーム・シアター)全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

第5位
Dream Theater

ken
オーケストラが使用され、今までとは違うドリーム・シアターを感じるな。
kat
大作の組曲「Illumination Theory」の中で、オーケストラが突如登場してくるパートには驚いたね。

評価: 3.8

2013年に発売された12作目のアルバムで、初のセルフ・タイトル・アルバムとなり、新生ドリーム・シアターを感じさせる作品です。

それは、シンフォニーを使用したオープニング・ナンバー「False Awakening Suite」や、22分の大作「Illumination Theory」の中で、オーケストラ・パートが出てくるところなどから、今までのドリーム・シアターとは、一味違うことが分かります。

それでも、ドリーム・シアターらしいヘビーメタルの「The Enemy Inside」やバラード曲「The Bigger Picture」といった優れた楽曲は健在で、これまでのドリーム・シアターのファンにも納得できるアルバムです。

マンネリ化を打破したという点で、意義のあるアルバムです。

第4位
Octavarium

ken
前作「Train of Thought」のヘビーさは継承しつつ、一聴して分かりやすい曲が増えているな。
kat
バラード曲、ヘビーな曲、プログレッシブ・ロックのような大作など、バランスの良いアルバムだね。

評価: 4.0

2005年に発売された8作目のアルバムで、ヘビーなドリーム・シアターと、ポップなドリーム・シアターがちょうど良い塩梅で、これまでのドリーム・シアターの集大成のような作品です。

ヘビーな疾走曲、バラード曲、プログレッシブの曲、24分の大作など、バラエティ豊かな楽曲が詰まっており、楽器の演奏よりもジェイムズ・ラブリエの歌声をフィーチャーした曲が多くを占めています。

本作の注目曲は、24分の大作「Octavarium」で、緻密な構成とジェイムズ・ラブリエの歌声が素晴らしく、ラストのシャウト・ボーカルには圧倒的な凄さを感じます。

なお、本作は「5」と「8」を想起させるものが多く、ジャケットの8つの鉄球と5羽の鳥を始め、ライナーノーツの8本足のタコと5匹の魚など、「5」と「8」に関連する写真ばかりが載っています。


Train of Thought

ken
このアルバムはヘビーメタルしていて、ドリーム・シアターのアルバムの中で最も凶暴だな。
kat
プログレッシブ・ロックの要素はなくなり、ひたすらヘビーメタルしているアルバムだね。

評価: 4.4

2003年に発売された7作目のアルバムで、ドリーム・シアターのアルバムの中で、最もヘビーメタルしている作品です。

メタリカを彷彿させる曲が目白押しで、ギターのメタルリフに加え、早引きのギターがあっちからもこっちからも鳴り響いています。

少しやりすぎ感はありますが、ギターテクニックは抜群で、どの曲もアドレナリンが出まくります。

今までのプログレッシブ・ロックのような壮大な構成の曲はなく、ひたすらヘビーメタルの曲が疾走していきます。

前作「Six Degrees Of Inner Turbulence」ではドリーム・シアターの方向性が見出しにくかったため、本作を最初に聴いた時は、そっち方向に行くのかと驚きを感じました。

ヘビーメタル好きな人には、必聴アルバムです。


Metropolis Pt.2: Scenes from a Memory

ken
一聴しただけでは理解するのが難しいアルバムだが、キーボードとギターの演奏には凄まじいものがあるな。
kat
このアルバムは、コンセプト・アルバムだから最初は難しく感じるかもしれないね。

評価: 4.6

1999年に発売された5作目のアルバムで、2ndアルバム「イメージズ・アンド・ワーズ」に収録されていた「メトロポリス」の続編にあたるコンセプト・アルバムです。

「イメージズ・アンド・ワーズ」が個々の曲単位で様式美を構築していたのに対して、本作はアルバム全体で様式美を構築しています。

そのため、1曲だけを取り出して聴くと魅力が半減してしまうので、アルバム全体を通して一気に聴くべき作品です。

コンセプト・アルバムであることに加え、80分近い長尺であることから、最初はとっつきにくく感じる人もいるかもしれませんが、「イメージズ・アンド・ワーズ」に並ぶ名盤であるため、理解できるまで何度も聴いてほしいアルバムです。


Images and Words

ken
ジェイムズ・ラブリエが加入して、一気にドリーム・シアターの才能が発揮したな。
kat
演奏技術もボーカルも凄く、全ての曲が完璧に作り込まれているね。

評価: 4.8

1992年に発売されたセカンド・アルバムで、ジェイムズ・ラブリエ加入後の初めての作品です。

ジェイムズ・ラブリエの加入によって、ドリーム・シアターの可能性が無限に広がり、セカンド・アルバムにしてドリーム・シアターの音楽性が確立し、メタル界の中でも名盤に値するアルバムとなりました。

演奏、ボーカル、メロディ全てにおいて完璧な芸術作品です。

音楽性もバラエティ豊かで、メタル、プログレッシブ・ロック、バラード、フュージョンと何でも詰め込んでいるにも関わらず、ごちゃごちゃ感はなくきっちりと作り込まれています。

特に、ジェイムズ・ラブリエのボーカルのメロディアスさは、類を見ないほどのキャッチーさがあります。

バラードも優れており、「アナザー・デイ」「ウェイト・フォー・スリープ」の2曲は涙ものの極上のバラードです。

メタルやプログレッシブ・ロックが好きな人には、絶対聴いてほしいアルバムです。


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その他のおすすめアルバム

    A Change of Seasons

  • 本作は20分を超えるタイトル曲と、カバー曲のライヴ音源が収録されている1995年発売の企画物のアルバムです。
  • タイトル曲は、2ndアルバム「イメージズ・アンド・ワーズ」制作時から暖められていた曲で、7つの小曲で構成される壮大な組曲です。曲調が目まぐるしく変化し、ドリーム・シアターの緻密な曲構成と演奏テクニックを存分に味わえます。
  • カバー曲は、クイーン、エルトン・ジョン、レッド・ツェッペリン、ピンク・フロイド、ジェネシスなど、メージャーなアーティストの曲が選曲されており、どの曲もジェイムズ・ラブリエのボーカルの凄さが分かります。
    Live at the Marquee

  • 「Images and Words」発表後の1993年4月に、ロンドンのクラブ「マーキー」で行われたドリーム・シアター初期のライブ・アルバムです。
  • 本作の聴きどころは、1stアルバム「When Dream and Day Unite」に収録されていた「A Fortune in Lies」と「Another Hand / The Killing Hand」を、ジェイムズ・ラブリエが歌っているところにあります。スタジオ・アルバムよりも迫力が増しています。
  • 本作には、スタジオ・アルバム未収録のインストゥルメンタル曲「Bombay Vindaloo」も収録されています。
    Once in a Livetime

  • 「Falling into Infinity」発表後の1998年6月にパリで行われた公演を収録した2枚組のライブ・アルバムです。そのため、「Falling into Infinity」からの曲が多く収録されています。
  • ドリーム・シアターが影響を受けたアーティスト(メタリカ、ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、レーナード・スキナードなど)や映画音楽のフレーズが随所に盛り込まれています。
    Live Scenes from New York

  • 「メトロポリス・パート2: シーンズ・フロム・ア・メモリー」発表後の2000年8月に、ニューヨークで行われた公演を収録した3枚組のライブ・アルバムです。
  • 本作の聴きどころは、「メトロポリス・パート2: シーンズ・フロム・ア・メモリー」の全曲を再現していることです。スタジオ版よりもパワフルな演奏が行われています。
  • オリジナルはニューヨークのビルが燃えているジャケットでしたが、「9.11テロ」を彷彿させるとの理由で差し替えが行われました。
    Live at Budokan

  • 2004年4月26日に日本武道館で行われた公演を収録した、3枚組のライブ・アルバムです。
  • 「トレイン・オブ・ソート」発表後のライブであるため、「トレイン・オブ・ソート」と「シックス・ディグリーズ・オブ・インナー・タービュランス」からの曲が中心に選曲されています。
  • 本作の聴きどころの一つは、Disc2-2「インストゥルメンタル・メドレー」です。この曲は14曲のインストパートで構成されており、ドリーム・シアターの極致ともいえる演奏技術を存分に堪能することができます。
    Score: 20th Anniversary World Tour

  • 「オクタヴァリウム」発表後のドリーム・シアター20周年記念ライブを収録した3枚組のライブ・アルバムです。後半からオーケストラが加わる点で、他のライブ・アルバムとは異なります。
  • 「オクタヴァリウム」からの選曲が多い中、「オクタヴァリウム」以外ではあまりライブでは演奏されない曲が選曲されていますので、貴重なライブ音源です。
  • オーケストラの演奏があまり上手くないことが欠点ですが、それでもドリーム・シアターのメンバーは変わらずの質の高い演奏を行なっています。
    Live at Luna Park

  • 「ア・ドラマティック・ターン・オブ・イベンツ」発表後のツアーから、2012年8月にブエノスアイレス ルナ・パーク・スタジアムで二晩かけて録音された映像作品およびライブ・アルバムです。
  • マイク・ポートノイがバンドを脱退してしまったため、ドラマーはマイク・マンジーニが務めていますが、マイク・ポートノイと遜色のない演奏を行なっています。
  • 本作の聴きどころは、「ア・ドラマティック・ターン・オブ・イベンツ」の全曲を演奏しているところで、音質も画質も最高のライブ作品です。
    Breaking the Fourth Wall

  • 「ドリームシアター」発表後の2014年3月25日ボストン オペラハウスのライブの模様を収録した映像作品およびライブ・アルバムです。
  • オープニングのメタル曲「ジ・エネミー・インサイド」から、最高の盛り上がりでライブはスタートします。
  • 本作の聴きどころは、バークリー音楽院所属のオーケストラとコーラス隊との共演で、上で紹介したライブ・アルバム「Score: 20th Anniversary World Tour」のオーケストラよりも演奏力が数段アップしています。
    Distant Memories – Live in London

  • 「ディスタンス・オーバー・タイム」ツアーの2020年2月ハマースミス・イベンティム・アポロ・シアター公演を収録した映像作品およびライブ・アルバムです。
  • 前半は「ディスタンス・オーバー・タイム」からの曲を中心に、後半は「Live Scenes from New York」以来2回目の「メトロポリス・パート2: シーンズ・フロム・ア・メモリー」の全曲を再現しています。
  • この「ディスタンス・オーバー・タイム」ツアーは、日本公演が予定されていましたが、コロナの影響でキャンセルされました。日本公演を楽しみにしていた人にはとても残念だったかと思いますが、本作にはDVDも付属されているため、映像と共に楽しむことができます。
    Quarantième: Live à Paris

  • 結成40周年記念ツアーより、2024年11月23日に行われたパリ公演を完全収録したライブ・アルバムです。ドラムは、13年ぶりに復帰したマイク・ポートノイが担当しています。
  • 40周年にふさわしく、これまでのドリーム・シアターの代表曲や人気曲が並ぶ構成で、圧巻の演奏を堪能することができます。プログレッシブな楽曲からバラードまで、ドリーム・シアターの魅力が存分に発揮されており、ベスト・アルバムとして聴くのにも最適です。


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ドリーム・シアターのメンバー

ドリーム・シアターは、1985年に、ジョン・ペトルーシ、ジョン・マイアング、マイク・ポートノイ、ケヴィン・ムーアの4人編成のバンドとして活動を開始し、ボーカルにチャーリー・ドミニシを迎え1stアルバムを制作しました。

その後、ボーカルはジェイムズ・ラブリエ、キーボードはジョーダン・ルーデス、ドラムはマイク・マンジーニに変更されましたが、マイク・ポートノイが、2023年からバンドに復帰しています。

以下に、ドリーム・シアターの主要メンバーを紹介します。

  • ジョン・ペトルーシ(ギター担当)

    ドリーム・シアターのオリジナル・メンバーで、バークリー音楽大学出身の超絶技巧派のギタリストです。

    ドリーム・シアターでは、多くの作詞も行なっています。

    ドリーム・シアター以外では、サイドプロジェクトとして「リキッド・テンション・エクスペリメント」の活動やソロ・アルバムも発表しています。


  • ジョン・マイアング(ベース担当)

    ドリーム・シアターのオリジナル・メンバーで、バークリー音楽大学出身のベーシストです。

    15歳までヴァイオリンを演奏していましたが、友人にバンド加入を勧められベースを始めました。

    ベース演奏は、タッピング奏法、ハーモニクス奏法、スラップ奏法などを駆使し、幅広いテクニックと安定したプレイが持ち味となっています。

    寡黙な人物で、公の場で喋っている姿をほとんど見ることはありません。


  • ジェイムズ・ラブリエ(ボーカル担当)

    ドリーム・シアターの2代目ボーカリスト、チャーリー・ドミニシに代わり、2ndアルバム「Images and Words」から3代目ボーカリストとしてドリーム・シアターに加わりました。

    幅広い声域の持ち主で、バラード、ポップス、ヘビーメタルなど、どんなジャンルの曲でもこなせるボーカリストです。

    ドリーム・シアター以外では、自身のプロジェクトであるマルマズラーを立ち上げたり、ソロ・アルバムを発売したりしています。


  • ジョーダン・ルーデス(キーボード担当)

    ジョン・ペトルーシによるサイド・プロジェクト「リキッド・テンション・エクスペリメント」に外部ミュージシャンとして参加し、その後、デレク・シェリニアンの後任として、5thアルバム「Metropolis Pt. 2 : Scenes from a Memory」からドリーム・シアターに加入しました。

    ジュリアード音楽院出身の凄腕キーボディストである以外にギターも演奏することができ、その腕前は相当なものがあると言われています。


  • マイク・ポートノイ(ドラム担当)

    ドリーム・シアターのオリジナル・メンバーで、バークリー音楽大学出身の凄腕ドラマーです。

    ドリーム・シアターのリーダー的な役割を担っていましたが、メンバーとのいざこざで2010年にドリーム・シアターを脱退します。

    後任として、マイク・マンジーニがしばらくバンドに加入していましたが、2023年にドリーム・シアターに復帰しました。

    ドリーム・シアターでは、1990年代後半からドラム以外にバック・ボーカルも努めたり、ヒップホップを持ち込んだりと、ドリーム・シアターの音楽性に影響を与えました。

ドリーム・シアターの音楽

ドリーム・シアターのアルバムは、大きく、「プログレッシブ・ロック」寄りのアルバムと「ヘビーメタル」寄りのアルバムに分けることができます。

そのため、自分の好みに合わせてアルバムを聴いていくのが良いかと思いますが、

「ヘビーメタル」寄りのアルバムでも、「プログレッシブ・ロック」寄りのアルバムでも、どちらも質が高いため、どのアルバムから聴き始めても、間違いはありません。

それぞれの区分けしたアルバムの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。

【プログレッシブ・ロック寄りのアルバム】

  • When Dream and Day Unite(1989年):上級者向け
  • Images and Words(1992年):初心者向け
  • Metropolis Pt.2: Scenes from a Memory(1999年):初心者向け
  • Six Degrees of Inner Turbulence(2002年):中級者向け
  • Octavarium(2005年):初心者向け
  • A Dramatic Turn of Events(2011年):中級者向け
  • The Astonishing(2016年):上級者向け

【ヘビーメタル寄りのアルバム】

  • Awake(1994年):上級者向け
  • Falling into Infinity(1997年):上級者向け
  • Train of Thought(2003年):初心者向け
  • Systematic Chaos(2007年):上級者向け
  • Black Clouds & Silver Linings(2009年):中級者向け
  • Dream Theater(2013年):中級者向け
  • Distance over Time(2019年):中級者向け
  • A View From The Top Of The World(2021年):上級者向け
  • Parasomnia(2025年):中級者向け

まとめ

最後に、ドリーム・シアターのランキング結果をまとめます。

順位アルバム名点数
1位Images and Words 4.8
2位Metropolis Pt.2: Scenes from a Memory 4.6
3位Train of Thought 4.4
4位Octavarium 4.0
5位Dream Theater 3.8
6位A Dramatic Turn Of Events 3.6
7位Distance over Time 3.5
8位Parasomnia 3.4
9位Black Clouds & Silver Linings 3.3
10位Six Degrees Of Inner Turbulence 3.2
11位A View from the Top of the World 3.1
12位Awake 3.0
13位Falling into Infinity 2.9
14位When Dream and Day Unite 2.8
15位The Astonishing 2.7
16位Systematic Chaos 2.6

「プログレッシブ・ロック」のアルバム(「Images and Words」と「Metropolis Pt.2: Scenes from a Memory」)を、1位、2位に、「ヘビー・メタル」のアルバム(「Train of Thought」)を、3位にランキングしました。

この結果から、ドリーム・シアターは、「プログレッシブ・ロック」のアルバムも、「ヘビーメタル」のアルバムも、ともに優れていることが分かるかと思います。

また、ドリーム・シアターの音楽は、「プログレッシブ・メタル」と言われることが多く、「プログレッシブ・ロック」と「ヘビー・メタル」の良いところを取り入れ、

どのアルバムもテクニカルな演奏の良作ばかりですので、ドリーム・シアターのアルバムは全て聴いてもらいたいと思っています。

全アルバムを聴くことで、ドリーム・シアターの多彩性と類い稀れな演奏技術が分かるかと思います。

次回は、もう1つの有名なプログレッシブ・メタル バンドであるクイーンズライクの全アルバム・ランキングを行っていきたいと思います。

ドリーム・シアターのグッズ紹介

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