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Donald Fagen(ドナルド・フェイゲン)全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介
前回は、T. Rex(T・レックス)の全アルバム ランキングをしましたので、
今回は、ロック界のレジェンド第22弾として、Donald Fagen(ドナルド・フェイゲン)の全アルバム ランキングをしていきたいと思います。
ドナルド・フェイゲンは、ウォルター・ベッカーとともに、1971年に、スティーリー・ダンを結成し、
「ドゥ・イット・アゲイン」や「リキの電話番号」をヒットさせ、知名度を上げていきます。
そして、1977年に、スティーリー・ダンは、名盤「彩(エイジャ)」を発表し、200万枚を売り上げる大ヒットを記録し、確固たる地位を築きます。
スティーリー・ダンの活動停止後は、ソロ活動を行い、1stソロ・アルバム「ナイトフライ」は、スティーリー・ダンの緻密な計算尽くされた音楽が継承され、高い評価を得ました。
その後も、ソロ活動を続ける一方で、スティーリー・ダンも復活させ、現在も、精力的に活動を行っています。
今回は、スティーリー・ダンのアルバムも含め、ドナルド・フェイゲンの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。
ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。
ドナルド・フェイゲンやスティーリー・ダンのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、
ドナルド・フェイゲンやスティーリー・ダンのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。
評価点の基準
評価点の基準は、以下の通りです。
評価点 | 基準 |
---|---|
1.0 〜 2.0 | 駄作のアルバム |
2.0 〜 3.0 | 普通のアルバム |
3.0 〜 4.0 | 良作のアルバム |
4.0 〜 4.5 | 最高傑作のアルバム |
4.5 〜 | 歴史的名盤 |
ドナルド・フェイゲン/スティーリー・ダン アルバムランキング
Everything Must Go
評価: 2.6
2003年発売のスティーリー・ダン再結成後の2作目のアルバムで、スティーリー・ダンの通算9作目にあたるアルバムです。
2017年にウォルター・ベッカーが、死去してしまうため、本作が、ウォルター・ベッカーが参加したスティーリー・ダンの最後のアルバムになります。
良くも悪くも、スティーリー・ダンのサウンドは昔から何も変わっていないため、マンネリ化してきている印象は受けます。
一般的な評価も芳しくなく、スティーリー・ダンのアルバムのランキングリストでは、最下位になることが多いアルバムとなっています。
しかしながら、音質や演奏の高さは、昔と変わらず最高であり、高い質を保っています。
「Slang of Ages」では、ウォルター・ベッカーが、ボーカルを担当しており、本作に良い味付けがされています。
残念ながら、本作は、スティーリー・ダンのアルバムの中で、唯一、ゴールド認定を受けていないアルバムとなりました。
Sunken Condos
評価: 2.7
2012年発売のドナルド・フェイゲンの4作目のソロ・アルバムです。
過去3作のソロ・アルバムは、自伝的な作品だったのに対して、本作は、自伝的な要素は含まれていません。
そのため、過去のドナルド・フェイゲンのソロ・アルバムとも違いますし、スティーリー・ダンのアルバムとも異なったアルバムとなっています。
かなり軽いサウンドに変化しており、1990年代に流行ったアシッド・ジャズのような雰囲気を感じます。
また、ドナルド・フェイゲンやスティーリー・ダンのアルバムでは非常に珍しいカヴァー曲も取り上げており、
「Out of the Ghetto」は、アイザック・ヘイズのカヴァー曲になります。
スティーリー・ダンの1stアルバムから、頑固一徹に貫いてきたサウンドを、ここにきて軟化させたことは、チャレンジングな試みとして前向きに評価したいアルバムです。
Katy Lied うそつきケイティ
評価: 2.8
1975年発売のスティーリー・ダンの4作目のアルバムで、オリジナル・メンバーのジェフ・バクスターと、ジム・ホッダーが脱退して制作された最初のアルバムです。
スティーリー・ダンの中心人物であるドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーは、ツアーを実施することを辞め、スタジオ・ミュージシャンとのレコーディングに専念することを決めました。
本作には、多くのスタジオ・ミュージシャンが参加しており、有名どころでは、ラリー・カールトンや、マイケル・マクドナルド、ジェフ・ポーカロなどが参加しています。
ギタリストのジェフ・バクスターが脱退してしまったことから、ジャズ色の強い緊張感のあるギター演奏は少なくなっています。
そのためか、全体的に、面白みが欠けてしまい、印象的な曲がなくなってしまったように感じます。
ジャケットもイマイチで、写っているキリギリスが、ちょっと気持ち悪さがあり、虫嫌いの人には、辛いジャケットになりました。
Can’t Buy A Thrill
評価: 2.9
1972年発売のスティーリー・ダンの記念すべきデビュー・アルバムです。
本作は、スティーリー・ダンの最初期のメンバー ドナルド・フェイゲン、ウォルター・ベッカー、ジェフ・バクスター、デニー・ダイアス、ジム・ホッダー、デイヴィッド・パーマの6名体制で制作され、デイヴィッド・パーマがリード・ボーカルで参加した唯一のアルバムです。
新人バンドとは思えない完成度を誇っており、スティーリー・ダンの音楽のスタイルが既に確立されています。
逆に言うと、このアルバムの音楽スタイルは、ラスト・アルバムまで変化なく、継続されていきます。
ソフト・ロック、ジャズ、ポップス、フォーク、ラテンなどをミックスしたサウンドは、スティーリー・ダンしかできない、唯一無二のものとなっています。
本作からシングル・カットされた「Do It Again」と「Reelin’ in the Years」は、全米チャート6位と11位を記録しました。
アルバム自体も、全米チャート17位を記録し、プラチナ・ディスクとなり、デビュー・アルバムとしては、上々の滑り出しとなりました。
Morph the Cat
評価: 3.0
2006年発売のドナルド・フェイゲンの3作目のソロ・アルバムで、「ナイトフライ」から続いてきた自伝的作品の最後にあたるアルバムです。
「ナイトフライ」では幼少期、「カマキリアド」では中年期、そして本作はドナルド・フェイゲンの老年期が描かれています。
そのため、ドナルド・フェイゲンは、本作を「死のアルバム」と評しています。
しかし、「死のアルバム」とは思えないような軽快な曲が多く、今までのスティリー・ダンとドナルド・フェイゲンのソロ・アルバムのサウンドを、更にアダルトにしたような音楽となっています。
本作も良質なアルバムで、音楽評論家からも概ね好評を得ました。
Countdown To Ecstasy
評価: 3.2
1973年発売のスティーリー・ダンの2作目のアルバムで、前作のボーカリスト デヴィッド・パーマーが脱退し、ドナルド・フェイゲンが全曲リードボーカルを務めた最初のアルバムです。
本作は、シングル・ヒットした曲が1曲もないことから、スティーリー・ダンのアルバムの中では、地味な部類に属しますが、
前作「Can’t Buy A Thrill」よりも洗練され、ジャズの影響が強く感じられます。
その証拠に、各曲の間奏のソロ演奏では、ジャズのスタイルが取られています。
しかじ、ジャズのようにソロ演奏が長くなることはなく、3〜5分の程よい長さの曲で構成されています。
本作は、全米チャート35位と、前作よりもヒットはしませんでしたが、それでも、チャートに長く在位し、ゴールド・ディスクを獲得しました。
Two Against Nature
評価: 3.3
2000年発売のスティーリー・ダンの8作目のアルバムで、前作「Gaucho」から、実に20年ぶりに発売されたアルバムです。
この20年の間に、ドナルド・フェイゲンは、2枚のソロ・アルバム、ウォルター・ベッカーは、1枚のソロ・アルバムを発表しました。
特に、ドナルド・フェイゲンの2枚のソロ・アルバムは、ヒットしたため、もうスティーリー・ダンの再結成はないであろうと思っていた中、本作が発表されました。
本作は、基本的に、今までのスティーリー・ダンのサウンドを継承しつつ、よりサックスやギターを前面に出し、ファンキーな要素が加えられています。
スティーリー・ダンのサウンドの懐かしさもあり、本作は、2001年のグラミー賞では、4部門を授賞し、全米チャート6位を記録するヒットとなりました。
Kamakiriad
評価: 3.4
1993年発売のドナルド・フェイゲンの2作目のソロ・アルバムで、スティーリー・ダンの盟友ウォルター・ベッカーがプロデュースしているアルバムです。
ウォルター・ベッカーは、ギターとベースも演奏しているため、実質、スティーリー・ダンのアルバムと言っても良いような作品です。
本作は、ハイテクカーであるカマキリ(日本語のカマキリです)に乗った旅を描いています。
また、前作「The Nightfly」が、ドナルド・フェイゲンの幼少期を描いた内容であったのに対して、本作は、ドナルド・フェイゲンの中年期を描いた内容となっています。
基本的には、スティーリー・ダンのサウンドが根付いていますが、ポップでキャッチーな曲が増えており、聞きやすくなっています。
特に、「Snowbound」がおすすめ曲で、雪降る冬の季節にピッタリの曲です、
本作は、全米チャート10位、全英チャート3位を記録しました。
Pretzel Logic
評価: 3.5
1974年発売のスティーリー・ダンの3作目のアルバムで、スティーリー・ダンの最大のヒット曲「リキの電話番号」が収録されているアルバムです。
これまで、スティーリー・ダンのシングル曲は、ヒットに恵まれていませんでしたが、この「リキの電話番号」は、全米チャート4位を記録するヒットになりました。
「リキの電話番号」は、ジャズの要素とポップスがうまく結びつき、一般受けするキャッチーな作りとなっています。
「リキの電話番号」以外の曲も、ジャズとポップスが良い塩梅でミックスされ聞きやすく、一般受けしそうな曲ばかりが収録されています。
この時代に流行っていたジャズとロックが融合されたクロスオーバーとは、一味も二味も違ったスティーリー・ダン独自のサウンドを作り上げています。
本作は、全米チャート8位を記録し、ゴールド認定を受けました。
Gaucho
評価: 3.6
1981年発売のスティーリー・ダンの7作目のアルバムで、前作「彩(エイジャ)」と同様、多くのスタジオ・ミュージシャンを起用して制作されたアルバムです。
「彩(エイジャ)」は、緊迫感のあるジャズ・ヒュージョン寄りのアルバムだったのに対して、本作は、緊迫感はあまりなく、リズムを重視したファンキーなアルバムに仕上がっています。
それでも、有名なスタジオ・ミュージシャンを起用していることから、前作と変わらず、完璧な演奏を繰り広げています。
アルバム名にもなっている曲「ガウチョ」は、ジャズ・ピアニストのキース・ジャレットの作曲した曲と酷似していたことから、裁判沙汰となり、キース・ジャレットが作曲者にクレジットされることになりました。
本作は、前作と同様、グラミー賞で、最優秀レコーディング技術賞を受賞しました。
当時、ウォルター・ベッカーはドラッグにハマっていたことから、ドナルド・フェイゲンと緊迫した関係になってしまい、本作発表後、スティーリー・ダンは、20年間沈黙することになります。
The Royal Scam 幻想の摩天楼
評価: 3.8
1976年発売のスティーリー・ダンの5作目のアルバムで、スティーリー・ダンのアルバムの中で最もロック色の強いアルバムです。
前作「うそつきケイティ」では、マイケル・マクドナルドや、ジェフ・ポーカロが参加しましたが、マイケル・マクドナルドは、ドゥービー・ブラザーズに、ジェフ・ポーカロは、TOTOに行ってしまったため、
本作は、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの2名体制で制作され、多くのゲスト・ミュージシャンがバックアップしています。
特に、オープニング・ナンバー「滅びゆく英雄」のラリー・カールトンのヒュージョン色の強いギター・ソロは、最高です。
本作の注文曲「The Fez」は、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカー以外の作曲家がクレジットされている唯一の曲で、キーボードとギターの印象的なメロディーが、耳に残る名曲です。
本作は、全米チャート15位を記録し、プラチナ認定を受けました。
The Nightfly
評価: 4.2
1982年発売のドナルド・フェイゲン初のソロ・アルバムで、ウォルター・ベッカーとの確執でスティーリー・ダンが解散したため、ソロ・アルバムとして制作されました。
本作は、ドナルド・フェイゲンの自伝的な内容となっており、1950年代後半から1960年代前半の幼少期に経験した「深夜のジャズのディスクジョッキーや、核シェルター、熱帯地での休暇など」が盛り込まれています。
スティーリー・ダンとの音楽の違いは、スティーリー・ダンがヒュージョン寄りの作品であったのに対して、本作は、よりジャズ寄りの作品になっています。
ただ、根本的には、スティーリー・ダンの音楽を継承していると言えます。
また本作は、録音技術が高く音質が良いことで知られており、オーディオ機器の音質チェックで、本作が利用されていたりします。
デビュー・ソロ・アルバムにして、名盤に値するアルバムです。
Aja 彩(エイジャ)
評価: 4.5
1977年発売のスティーリー・ダンの6作目のアルバムで、ロックの歴史に残る名盤です。
ロックの歴史に残る名盤と言いつつ、どちらかと言えば、ロックと言うよりも、ジャズやヒュージョンの色合いが強いアルバムです。
それもそのはずで、本作には、ジョー・サンプル、ラリー・カールトン、ウェイン・ショーター、トム・スコットなど、錚々たるジャズやヒュージョンのミュージシャンが多く参加しています。
無駄な音は全くなく、完璧な演奏が繰り広げられており、スティーリー・ダンの完璧主義が如実に表れています。
本作から「ペグ」「ディーコン・ブルース」「ジョージー」のヒット作が生まれ、本アルバムは、全米チャート3位、全英チャート5位を記録しました。
また、グラミー賞において、本作は最優秀レコーディング技術賞を受賞しました。
ドナルド・フェイゲンのソロ・アルバム「ナイトフライ」と同様に、音質の良いアルバムとしても知られています。
その他のアルバム
- Alive in America
- スティーリー・ダンの初の公式ライブ・アルバムです。スティーリー・ダンは、「ガウチョ」発表後、解散状態にありましたが、ドナルド・フェイゲンのソロ・アルバム「カマキリアド」を、ウォルター・ベッカーがプロデュースしたことをきっかけにライブツアーを行いました。その時の模様を収録したのが、本作になります
- スティーリー・ダンの1stアルバム「キャント・バイ・ア・スリル」から、7thアルバム「ガウチョ」までのアルバムから選曲されていますが、「プレッツェル・ロジック」と「うそつきケイティ」からの選曲はありません。珍しいところでは、ウォルター・ベッカーのソロ・アルバム「11 Tracks of Whack」から、「Book of Liars」が選曲されています。
- 音質は良いですが、スタジオ・アルバムを忠実に再現していることや歓声が少ないことから、あまりライブの臨場感がないのが残念なところです。
- Northeast Corridor: Steely Dan Live!
- 「Alive in America」から26年ぶりに発売されたスティーリー・ダンの2枚目の公式ライブ・アルバムです。1stアルバム「キャント・バイ・ア・スリル」から、ラスト・アルバム「エヴリシング・マスト・ゴー」まで、オールタイムのベストな選曲がされています。ジョー・ウィリアムズのカヴァー「A Man Ain’t Supposed to Cry」も収録されています。
- スタジオ・アルバムの音を、忠実に演奏しており、バック・ミュージシャンの演奏力が凄いことが分かります。「Alive in America」よりもライブの臨場感があるため、迫力のある演奏を聞きたい場合は、こちらのライブ・アルバムの方がおすすめです。
- Donald Fagen’s The Nightfly Live
- 2019年に、ドナルド・フェイゲンは、スティーリー・ダンのバンドで、「幻想の摩天楼」「彩(エイジャ)」「ガウチョ」「ナイトフライ」のアルバム全曲を再現する日替り企画を実施しました。本作は、この時の「ナイトフライ」の全曲を演奏しているライブ・アルバムです。
- このライブを聞くと、ドナルド・フェイゲンの完璧主義が分かり、スタジオ・アルバムの音を寸分違わず演奏しています。名作「ナイトフライ」が、完全に、このライブで甦ってきます。
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ドナルド・フェイゲンの音楽
ドナルド・フェイゲンは、頑固オヤジのイメージがあり、スティーリー・ダン時代からほとんど音楽性に変化はありません。
どのアルバムも、緻密で完璧に作られています。
そのため、どのアルバムから聞いてもハズレはありませんが、ドナルド・フェイゲンの初心者の方は、ドナルド・フェイゲンの音楽性が最も表現されているスティーリー・ダンの「彩(エイジャ)」と、ドナルド・フェイゲンのソロ・アルバム「ナイトフライ」から聞き始めることをおすすめします。
スティーリー・ダンとドナルド・フェイゲンのアルバムの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。
【スティーリー・ダンのアルバム】
- Can’t Buy A Thrill(1972年):中級者向け
- Countdown To Ecstasy(1973年):中級者向け
- Pretzel Logic(1974年):中級者向け
- Katy Lied うそつきケイティ(1975年):上級者向け
- The Royal Scam 幻想の摩天楼(1976年):初心者向け
- Aja 彩(エイジャ)(1977年):初心者向け
- Gaucho(1980年):初心者向け
- Two Against Nature(2000年):中級者向け
- Everything Must Go(2003年):上級者向け
【ドナルド・フェイゲンのアルバム】
- The Nightfly(1982年):初心者向け
- Kamakiriad(1993年):中級者向け
- Morph the Cat(2006年):上級者向け
- Sunken Condos(2012年):上級者向け
まとめ
最後に、ドナルド・フェイゲンのアルバム・ランキング結果をまとめます。
順位 | アルバム名 | 点数 |
---|---|---|
1位 | Aja 彩(エイジャ) | 4.5 |
2位 | The Nightfly | 4.2 |
3位 | The Royal Scam 幻想の摩天楼 | 3.8 |
4位 | Gaucho | 3.6 |
5位 | Pretzel Logic | 3.5 |
6位 | Kamakiriad | 3.4 |
7位 | Two Against Nature | 3.3 |
8位 | Countdown To Ecstasy | 3.2 |
9位 | Morph the Cat | 3.0 |
10位 | Can’t Buy A Thrill | 2.9 |
11位 | Katy Lied うそつきケイティ | 2.8 |
12位 | Sunken Condos | 2.7 |
13位 | Everything Must Go | 2.6 |
ドナルド・フェイゲンの音楽は、良くも悪くも、昔から何も変わらない独自路線を展開してきました。
どのアルバムも、無駄のない完璧主義で作られており、音質がとても良いことが特徴です。
ランキングは、世間一般的にも評価の高いアルバムが上位を占める結果となりました。
どのアルバムもハズレはないため、上記のランキングを参考に、多くのドナルド・フェイゲンとスティーリー・ダンのアルバムを聞いてもらえればと思っています。
次回は、3大ギタリストであり、史上最も影響力のあるギタリスト エリック・クラプトンの全アルバム・ランキングをしていきたいと思います。