Deep Purple(ディープ・パープル)全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

第15位
Rapture of the Deep

ken
無難な出来のアルバムだが、パンチが足りないな。
kat
新鮮味はないけれど、ディープ・パープルらしさが出ているアルバムだね。

評価: 2.7

2005年に発売された18作目のアルバムで、ギターのスティーヴ・モーズとキーボードのドン・エイリーが板についてきた作品です。

ドン・エイリーのハモンド・オルガンは、ディープ・パープルらしさを色濃く示しており、過去の伝統を失わせないような工夫が感じられます。

特にアルバム名と同名の「Rapture of the Deep」は、中世風の様式美を持つ楽曲で、リッチー・ブラックモアやジョン・ロードが在籍していた時代のディープ・パープルを思い起こさせます。

新鮮味はありませんが、ディープ・パープルらしさが表現されたアルバムです。

本作発売後のワールド・ツアーは50か国以上で行われ、約6年にわたって続きました。

第14位
Deep Purple ディープ・パープル III

ken
第1期ディープ・パープルの最後のアルバムだな。前作よりもさらにハード・ロック色が強くなったな。
kat
クラシカルな要素も取り入れているため、プログレッシブ・ロックのようにも感じるね。

評価: 2.8

1969年に発売された3作目のアルバムです。

ファースト・アルバム、セカンド・アルバム同様、アート・ロックを受け継いでいますが、本作ではさらにハード・ロック色が強まっています。

また、「Blind」ではハープシコードを使用し、「April」ではオーケストラを導入するなど、クラシックの要素も積極的に取り入れています。

次作のアルバムから本格的にハード・ロック路線に舵を切るため、本作はアート・ロックの最後の作品であり、アート・ロックの完成形とも言えるアルバムです。

ただし、商業的には振るわず、全米チャートでは162位、英国チャートではチャートインすら果たせない結果となりました。

第13位
Stormbringer 嵐の使者

ken
ハード・ロック色が薄れ、ファンキーなアルバムになったな。
kat
リッチー・ブラックモアはやる気がなかったのか、このアルバムではギターがあまり目立っていないね。

評価: 2.9

1974年に発売された9作目のアルバムで、第3期ディープ・パープルのデイヴィッド・カヴァーデイルとグレン・ヒューズの音楽性が色濃く表れている作品です。

本作を聴くと、デイヴィッド・カヴァーデイルとグレン・ヒューズによるツイン・ボーカルが魅力的であることが分かります。

一方で、デイヴィッド・カヴァーデイルとグレン・ヒューズがバンド内で存在感を増すことを面白く思わなかったのか、本作発売後、リッチー・ブラックモアはバンドを脱退し、レインボーを結成しました。

リッチー・ブラックモアは本作を「最低のアルバム」と評しているようですが、インパクトは弱いものの、それなりに力作だと感じられます。

商業的には、全英チャート6位、全米チャート20位を記録しました。

第12位
=1

ken
前作「Whoosh!」がラスト・アルバムになると思っていたが、まだまだ衰えを感じないアルバムを作ってくれたな。
kat
ギタリストの変更があり、前作よりもハードロックしており、パワーアップしているね。

評価: 3.0

2024年に発売された22作目のアルバムで、ギターにサイモン・マクブライドを迎えて制作されました。

ギタリストの交代に伴い、ギターの音はよりハードになり、ヘビーメタルに近い演奏が展開されています。

一方、オルガンは従来通り健在で、1970年代のディープ・パープルを思わせる原点回帰的なサウンドが感じられます。

イアン・ギランのボーカルは、さすがに昔のような高音をひけらかすことはありませんが、歌声に円熟味が増しています。

本作からは「Portable Door」「Pictures Of You」「Lazy Sod」のミュージックビデオが制作されており、これらを観ると、お爺ちゃんバンドでありながら、今もなお迫力ある演奏を披露していることが分かります。

「まだまだディープ・パープルは衰えない」という意気込みを感じさせるアルバムです。

第11位
The House of Blue Light

ken
音がモダン化されポップな曲が増え、ヘビーさがなくなってしまったな。
kat
確かに音は軽くなってしまったけど、ポップな曲や疾走曲がありバラエティ豊かなアルバムだね。

評価: 3.05

1987年に発売された12作目のアルバムで、前作「Perfect Strangers」と同様、第2期ディープ・パープル復活後の第2弾の作品です。

前作の延長線上にあるアルバムですが、さらにポップな曲が増えています。

ポップな曲以外にも、疾走感あふれる「Mad Dog」「Dead or Alive」や、ブルージーな「Strangeways」などが収録されており、バラエティに富んだ内容です。

一方、イアン・ギランとリッチー・ブラックモアの関係が険悪になった影響か、前作に比べるとアルバム全体の勢いは衰えた印象を受けます。

それでも、黄金メンバーである第2期ディープ・パープルの実力を十分に感じられる作品です。

商業的にも全英チャート10位、全米チャート34位と健闘しました。

第10位
Abandon

ken
オープニングの「Any Fule Kno That」のヒップホップ調のボーカルは、エアロスミスのようだな。
kat
昔のディープ・パープルらしさはなくなってしまったけど、大人のハード・ロックを感じるアルバムだね。

評価: 3.1

1998年に発売された16作目のアルバムで、前作「Purpendicular」から加入したスティーヴ・モーズが参加した第2弾の作品です。

前作よりもハードな曲が増え、熟練した大人のハード・ロックを堪能できます。

特に「’69」は、久々に疾走感のある攻撃的なナンバーで、後期ディープ・パープルの中でもベストなナンバーです。

ラスト・ナンバーには、名作「in Rock」に収録されていた「Bludsucker」のニューバージョンが収められ、

「俺たちは、まだまだハード・ロックをやっていくぜ」という意気込みが伝わります。

本作は、ディープ・パープルの創始者ジョン・ロードが参加した最後のアルバムでもあります。

第9位
Now What?!

ken
ディープ・パープルらしさが薄れ、プログレッシブ・ロックを感じるな。
kat
前作が昔のディープ・パープルに固執していたけど、このアルバムは新しいディープ・パープルを感じるね。

評価: 3.2

2013年に発売された19作目のアルバムです。

前作「Rapture of the Deep」から約8年ぶりのリリースで、ジョン・ロードに捧げられた作品でもあります。

プロデューサーに、ピンク・フロイドやアリス・クーパーを手がけたボブ・エズリンを迎え、プログレッシブ・ロックのような大作志向の曲が増えています。

特に「Uncommon Man」は、EL&Pの「庶民のファンファーレ」をオマージュしたナンバーであるため、余計にプログレッシブ・ロックを感じさせます。

往年のディープ・パープル・ファンは、リッチー・ブラックモアやジョン・ロード在籍時のサウンドを求めるかもしれませんが、

メンバーが一新され、新たな独自性のあるサウンドに変化していくのは、喜ばしいことだと感じます。

本作は、英国チャートで19位を記録し、久々に20位以内にランクインしました。

第8位
Bananas

ken
アルバム名やジャケットはやる気を感じないが、音楽はロックンロールしていて充実しているな。
kat
アメリカナイズされたロックのアルバムだね。なぜ、こんなアルバム名にしたのだろうね。

評価: 3.3

2003年に発売された17作目のアルバムで、ジョン・ロードがバンドを脱退し、代わりにドン・エイリーがキーボードを担当しました。

ジョン・ロードとリッチー・ブラックモアという主要メンバーがいなくなってしまい、さらに「Bananas」というアルバム名からも、誰も大きな期待はしていなかったと想像できますが、予想に反し、完成度の高い良作に仕上がっています。

ドン・エイリーはジョン・ロードのサウンドをきちんと受け継ぎ、スティーヴ・モーズもバンドに自然に溶け込んでいます。

イアン・ギランとリッチー・ブラックモアが対立していた時期のアルバムよりも、味わい深さを感じさせます。

第7位
Purpendicular 紫の証

ken
「Come Taste the Band」と同様、リッチー・ブラックモアが抜けてハード・ロック色が薄れたな。
kat
過小評価されているアルバムだけど、ディープ・パープルらしさを求めなければ力作だね。

評価: 3.4

1996年に発売された15作目のアルバムで、リッチー・ブラックモアとバンドメンバーの確執により、リッチー・ブラックモアが脱退し、代わりにスティーヴ・モーズが参加して制作されました。

当時、スティーヴ・モーズは一時的な助っ人参加だと思われていましたが、本作以降、ギターはスティーヴ・モーズに固定されます。

スティーヴ・モーズの参加によって、ディープ・パープルに新たな風が吹き込み、熟練味のあるサウンドに進化しました。

本作のギターを聴けば、スティーヴ・モーズが素晴らしいギタリストであることがよく分かります。

「リッチー・ブラックモアのいないディープ・パープルはディープ・パープルではない」と思っている人も、ぜひ聴いてほしいアルバムです。

第6位
Slaves and Masters

ken
元レインボーのジョー・リン・ターナーがボーカルになったために、レインボーを彷彿させているな。
kat
確かにレインボーを感じるね。ディープ・パープルらしさがあるのは、ジョン・ロードのキーボードぐらいだね。

評価: 3.5

1990年に発売された13作目のアルバムです。

ボーカルがイアン・ギランから、元レインボーのジョー・リン・ターナーに交代して制作された唯一のアルバムです。

イアン・ギラン脱退後、ボーカル選びに苦戦したようですが、まさか元レインボーのボーカリストを選ぶとは驚きでした。

サウンドもレインボーに近く、ディープ・パープルというよりは、むしろレインボーを復活させたような印象を受けます。

アルバム自体は悪くありませんが、同じような意見を持った人も多かったのか、全英チャート45位、全米チャート87位と商業的には苦戦しました。

それでも、「King of Drams」「The Cut Runs Deep」「Love Conquers All」など、聴きどころのある佳曲が収録されているのは、さすがと言えます。


次は、5位 → 1位 です。

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