洋楽 歴代アルバムランキング ベスト30|ローリングストーン誌 感想

20位 → 11位

第20位
レディオヘッド『Kid A』

エレクトロニックのサウンドで、私には、難解な音楽に感じたわ。
kat
レディオヘッドのアルバムでは、前作の「OKコンピューター」か、この「Kid A」が最高傑作として紹介されることが多いね。「Kid A」は、実験的要素が強く、難しいアルバムだね。

 

ジャンル:エレクトロニカ

概要
レディオヘッドが、2000年に発売した4枚目のアルバムです。2枚目の「ザ・ベンズ」、3枚目の「OKコンピューター」がギターロックであったため、このアルバムの大きなサウンド変化には、驚かされました。この思い切った変化が、吉となり、このアルバムは、全米、全英ともに1位を記録しました。この後のレディオヘッドのアルバムは、ずっと、このサウンドが続いていきます。

2012年のランキング:428位(408位

第19位
ケンドリック・ラマー『To Pimp a Butterfly』

ヒップホップのアルバムだけど、ジャジーでメロディアスなため、聞きやすいアルバムだわね。
kat
ヒップホップが苦手な人でも、抵抗感なく聞けるアルバムだね。このアルバムは、デビッドボウイの遺作「ブラックスター(★)」に影響を与えたと言われているね。

 

ジャンル:Hip Hop

概要
ケンドリック・ラマーが、2015年に発売した3枚目のアルバムです。前作までのヒップホップ色が強いアルバムと比較して、メロディアスでジャジーなサウンドに変化しています。ファンクミュージックのジョージ・クリントンや、スヌープ・ドッグ、ドクター・ドレーなど、豪華メンバが参加しています。マイケル・ジャクソン、ジェームス・ブラウン、スライ&ザ・ファミリーストーンなどの曲をサンプリングしています。

2012年のランキング:-(2012年には、未発売のアルバム)

第18位
ボブ・ディラン『Highway 61 Revisited』

名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」が収録されているアルバムね。この曲は、歴代ベストソングのランキングでも、上位にランクされる曲ね。
kat
ボブ・ディランがフォークからロックに変更したアルバムとして有名だね。このランキングを出している「ローリングストーン誌」の名前は、この「ライク・ア・ローリング・ストーン」から取られているのだよ。

 

ジャンル:Folk Rock

概要
ボブ・ディランが、1965年に発売した6枚目のアルバムです。前作までのフォークソングからロック調に変化したアルバムで有名です。「ライク・ア・ローリング・ストーン」が、とかく取り上げられるアルバムですが、それ以外にも、ノリの良い「トゥームストーン・ブルース」や、ボブ・ディランがピアノを弾いている「やせっぽちのバラッド」、明るく穏やかな「親指トムのブルースのように」など聞きどころの多いアルバムです。2012年版のランキングでは、4位でしたが、ビートルズのアルバム同様、大幅にダウンしてしまいました。

2012年のランキング:4位(14位

第17位
カニエ・ウェスト『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』

ケンドリック・ラマー「To Pimp a Butterfly」と同様、メロディアスなヒップホップのアルバムね。ヒップホップ初心者にもおすすめのアルバムね。
kat
カニエ・ウェストの最高傑作であり、ヒップホップ界においても金字塔と言えるアルバムだね。メロディアスであり、元気が出るアルバムだね。

 

ジャンル:Hip Hop

概要
カニエ・ウェストが、2010年に発売した5枚目のアルバムです。オリジナルジャケットが過激であるため、モザイク処理されたり、バレエの女性などのジャケットに変更されています。このアルバムのようなメロディアスなヒップホップは、他には類はなく、カニエ・ウェスト唯一無二のアルバムだと感じます。様々なメディアから大絶賛されたアルバムです。「Power」では、キング・クリムゾンの「21世紀の精神異常者」をサンプリングしています。明るい曲ばかりでなく、「Devil In a New Dress」や「Runaway」などの美しい曲も収録されています。

2012年のランキング:-(初登場)

第16位
ザ・クラッシュ『London Calling』

ken
セックス・ピストルズのライバルだったクラッシュの名盤だな。大衆ウケするパンク・アルバムだな。
ハードな音楽が苦手な私でも、聴けるアルバムだわ。
kat
ロカビリー、ロック、レゲエなど、いろんなジャンルの曲が詰まっているアルバムだね。パンクが苦手な人でも、聴けるアルバムだね。

 

ジャンル:Punk

概要
ザ・クラッシュが、1979年に発売した3枚目のアルバムで、19曲入りのボリュームのある作品です。パンクの曲だけではなく、ロックンロール、スカ、レゲエ、ロカビリーなどバラエティー豊かな曲が多く収録されており、パンクが苦手な人でも問題なく聞けるパンク初心者向けのアルバムです。パンクというよりも、ロックに近い名盤です。

2012年のランキング:8位(8位

第15位
パブリック・エネミー『It Takes a Nation of Millions to Hold Us Back』

このアルバムは、ほどんどメロディーがないコテコテのヒップホップ・アルバムね。
kat
20位以内に入ってきた3枚目のヒップホップ・アルバムだね。このアルバムは、ヒップホップ・アルバムの中でも革命的なアルバムであるため、この順位は妥当だと思うね。

 

ジャンル:Hip Hop

概要
パブリック・エネミーが、1988年に発売したセカンドアルバムです。当時はまだ、ヒップホップの歴史が浅く、すぐに衰退していく音楽と捉えられていたこともありました。このアルバムは、ヒップホップのアルバムの中で、最も影響力のある一枚であり、音楽シーンに革命をもたらしたアルバムです。政治的メッセージが強いアルバムです。
2012年のランキング:48位(33位

第14位
ザ・ローリング・ストーンズ『Exile on Main St.』

ローリング・ストーンズの大傑作アルバムね。2枚組18曲とボリュームがあるアルバムだけど、ダレることなく一気に聴けてしまうわ。
kat
ローリング・ストーンズの名盤は出尽くしてしまったので、これが最高位のアルバムかな。14位は低いランキングだね。

 

ジャンル:Rock

概要
ローリング・ストーンズが、1972年に発売した2枚組のアルバムです。カントリー、ブルース、ハードロックなど色々な要素が詰まったアルバムです。ローリング・ストーンズの最高傑作アルバムとも言われています。ローリング・ストーンズの代表曲「ダイスをころがせ」や、キースリチャーズ ボーカルの「ハッピー」が、収録されています。この時期のローリング・ストーンズのアルバムは神がかっており、他にも「ベガーズ・バンケット」(185位)「レット・イット・ブリード」(41位)「スティッキー・フィンガーズ」(104位)は、必聴アルバムです。
2012年のランキング:7位(7位

第13位
アレサ・フランクリン『I Never Loved a Man the Way I Love You』

クイーン・オブ・ソウルのアレサ・フランクリンね。歌声はやっぱりすごいわ。
kat
神の声のアレサ・フランクリンだから、ボーカルはすごいよね。このアルバムでは、「リスペクト」が有名だね。

 

ジャンル:Soul

概要
アレサ・フランクリンが、1967年に発売した11枚目のアルバムです。このアルバムのオープニング・ナンバー「リスペクト」は、ローリングストーン誌の最も偉大な曲ランキングで、1位になりました。また、同誌の世界最高のボーカリストランキングでも、アレサ・フランクリンが、1位になりました。「クイーン・オブ・ソウル」や「レディ・ソウル」の異名に相応しいアルバムです。
2012年のランキング:83位(70位

第12位
マイケル・ジャクソン『Thriller』

これは、説明不要のキング・オブ・ポップ マイケル・ジャクソンのアルバムね。スリラーのミュージック・ビデオも有名だわね。
kat
史上最も売れたアルバムだね。ゾンビとダンスするスリラーのミュージック・ビデオは、印象的で何度も見たくなるね。

 

ジャンル:Pops

概要
マイケル・ジャクソンが、1982年に発売した6枚目のソロ・アルバムです。音楽専門チャンネルMTVの普及と相まって、スリラーのミュージック・ビデオが話題になりました。当時は、どこに行ってもスリラーのビデオが流れていたことを覚えています。ポール・マッカートニーのデュエット曲「The Girl Is Mine」やエディ・ヴァン・ヘイレンがギターを弾いている「Beat It」など、このアルバム全9曲のうち7曲がシングル発売され、どれもヒットしています。
2012年のランキング:20位(8位

第11位
Betles『Revolver』

ビートルズのアルバムの中では、実験色が強いアルバムね。分かりやすい曲と、難解な曲が入っているアルバムだわね。
kat
このアルバムからポール・マッカートニーが主導権を握り始めているね。最近は、「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」よりも、このアルバムの方が評価されているね。

 

ジャンル:Rock

概要
ビートルズが、1966年に発売した7枚目のアルバムです。実験要素が強く、サイケデリックなアルバムです。ビートルズは、このアルバムからライブがなくなり、レコーディング主体のバンドに変化しました。バラード曲「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」や、弦楽八重奏の「エリナー・リグビー」、サイケデリックな「トゥモロー・ネバー・ノウズ」、リンゴがボーカルの「イエロー・サブマリン」などなど、聴きどころが多いアルバムです。ジョージ・ハリスンの曲も3曲収録されています。
2012年のランキング:3位(8位

次は、10位 → 1位 です。

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