20位 → 11位
レディオヘッド『Kid A』
ジャンル:エレクトロニカ
概要:
レディオヘッドが、2000年に発売した4枚目のアルバムです。2枚目の「ザ・ベンズ」、3枚目の「OKコンピューター」がギターロックであったため、このアルバムの大きなサウンド変化には、驚かされました。この思い切った変化が、吉となり、このアルバムは、全米、全英ともに1位を記録しました。この後のレディオヘッドのアルバムは、ずっと、このサウンドが続いていきます。
2012年のランキング:428位(408位)
ケンドリック・ラマー『To Pimp a Butterfly』
ジャンル:Hip Hop
概要:
ケンドリック・ラマーが、2015年に発売した3枚目のアルバムです。前作までのヒップホップ色が強いアルバムと比較して、メロディアスでジャジーなサウンドに変化しています。ファンクミュージックのジョージ・クリントンや、スヌープ・ドッグ、ドクター・ドレーなど、豪華メンバが参加しています。マイケル・ジャクソン、ジェームス・ブラウン、スライ&ザ・ファミリーストーンなどの曲をサンプリングしています。
2012年のランキング:-(2012年には、未発売のアルバム)
ボブ・ディラン『Highway 61 Revisited』
ジャンル:Folk Rock
概要:
ボブ・ディランが、1965年に発売した6枚目のアルバムです。前作までのフォークソングからロック調に変化したアルバムで有名です。「ライク・ア・ローリング・ストーン」が、とかく取り上げられるアルバムですが、それ以外にも、ノリの良い「トゥームストーン・ブルース」や、ボブ・ディランがピアノを弾いている「やせっぽちのバラッド」、明るく穏やかな「親指トムのブルースのように」など聞きどころの多いアルバムです。2012年版のランキングでは、4位でしたが、ビートルズのアルバム同様、大幅にダウンしてしまいました。
2012年のランキング:4位(14位)
カニエ・ウェスト『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』
ジャンル:Hip Hop
概要:
カニエ・ウェストが、2010年に発売した5枚目のアルバムです。オリジナルジャケットが過激であるため、モザイク処理されたり、バレエの女性などのジャケットに変更されています。このアルバムのようなメロディアスなヒップホップは、他には類はなく、カニエ・ウェスト唯一無二のアルバムだと感じます。様々なメディアから大絶賛されたアルバムです。「Power」では、キング・クリムゾンの「21世紀の精神異常者」をサンプリングしています。明るい曲ばかりでなく、「Devil In a New Dress」や「Runaway」などの美しい曲も収録されています。
2012年のランキング:-(初登場)
ザ・クラッシュ『London Calling』

ジャンル:Punk
概要:
ザ・クラッシュが、1979年に発売した3枚目のアルバムで、19曲入りのボリュームのある作品です。パンクの曲だけではなく、ロックンロール、スカ、レゲエ、ロカビリーなどバラエティー豊かな曲が多く収録されており、パンクが苦手な人でも問題なく聞けるパンク初心者向けのアルバムです。パンクというよりも、ロックに近い名盤です。
2012年のランキング:8位(8位)
パブリック・エネミー『It Takes a Nation of Millions to Hold Us Back』
ジャンル:Hip Hop
概要:
パブリック・エネミーが、1988年に発売したセカンドアルバムです。当時はまだ、ヒップホップの歴史が浅く、すぐに衰退していく音楽と捉えられていたこともありました。このアルバムは、ヒップホップのアルバムの中で、最も影響力のある一枚であり、音楽シーンに革命をもたらしたアルバムです。政治的メッセージが強いアルバムです。
2012年のランキング:48位(33位)
ザ・ローリング・ストーンズ『Exile on Main St.』
ジャンル:Rock
概要:
ローリング・ストーンズが、1972年に発売した2枚組のアルバムです。カントリー、ブルース、ハードロックなど色々な要素が詰まったアルバムです。ローリング・ストーンズの最高傑作アルバムとも言われています。ローリング・ストーンズの代表曲「ダイスをころがせ」や、キースリチャーズ ボーカルの「ハッピー」が、収録されています。この時期のローリング・ストーンズのアルバムは神がかっており、他にも「ベガーズ・バンケット」(185位)「レット・イット・ブリード」(41位)「スティッキー・フィンガーズ」(104位)は、必聴アルバムです。
2012年のランキング:7位(7位)
アレサ・フランクリン『I Never Loved a Man the Way I Love You』
ジャンル:Soul
概要:
アレサ・フランクリンが、1967年に発売した11枚目のアルバムです。このアルバムのオープニング・ナンバー「リスペクト」は、ローリングストーン誌の最も偉大な曲ランキングで、1位になりました。また、同誌の世界最高のボーカリストランキングでも、アレサ・フランクリンが、1位になりました。「クイーン・オブ・ソウル」や「レディ・ソウル」の異名に相応しいアルバムです。
2012年のランキング:83位(70位)
マイケル・ジャクソン『Thriller』
ジャンル:Pops
概要:
マイケル・ジャクソンが、1982年に発売した6枚目のソロ・アルバムです。音楽専門チャンネルMTVの普及と相まって、スリラーのミュージック・ビデオが話題になりました。当時は、どこに行ってもスリラーのビデオが流れていたことを覚えています。ポール・マッカートニーのデュエット曲「The Girl Is Mine」やエディ・ヴァン・ヘイレンがギターを弾いている「Beat It」など、このアルバム全9曲のうち7曲がシングル発売され、どれもヒットしています。
2012年のランキング:20位(8位)
Betles『Revolver』
ジャンル:Rock
概要:
ビートルズが、1966年に発売した7枚目のアルバムです。実験要素が強く、サイケデリックなアルバムです。ビートルズは、このアルバムからライブがなくなり、レコーディング主体のバンドに変化しました。バラード曲「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」や、弦楽八重奏の「エリナー・リグビー」、サイケデリックな「トゥモロー・ネバー・ノウズ」、リンゴがボーカルの「イエロー・サブマリン」などなど、聴きどころが多いアルバムです。ジョージ・ハリスンの曲も3曲収録されています。
2012年のランキング:3位(8位)
次は、10位 → 1位 です。