ASIA(エイジア) 全アルバムランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

第6位
Aura

エイジアのアルバムの中では、聴きやすくポップなアルバムだわね。
kat
美しく、ジョン・ウェットンのエイジアとはまた違った魅力があるね。

評価: 3.0

2012年に発売された11作目のアルバムで、ジョン・ペイン主体のエイジアとしては4作目の作品になります。

エイジアのアルバムの中でも、最もポップで美しい仕上がりとなっており、ジョン・ペイン体制におけるひとつの到達点と位置づけることができます。

エイジアといえば、やはりジョン・ウェットンのイメージが強いですが、本作はジョン・ペインのエイジアも、良質な作品を制作できることを証明しています。

さらに、オリジナル・メンバーであるスティーヴ・ハウもゲストとして参加しており、エイジアの歴史と進化の両面を感じられる一枚です。

第5位
XXX 〜ロマンへの回帰

1st〜3rd アルバムの雰囲気を残しつつも、リラックスしているわね。
kat
スティーブ・ハウのギターが控えめなため、初期のエイジアのサウンドよりは地味に感じるね。

評価: 3.2

2001年に発売された7作目のアルバムで、オリジナル・メンバーによる再結成後としては3枚目の作品となります。

イギリスのアルバム・チャートでは、「Astra」以来となるTop100入りを果たしました。

初期の1st〜3rdアルバムのサウンドを求めている方にとっては、その雰囲気をある程度再現しているため、十分に楽しめるおすすめのアルバムです。

ただし、スティーヴ・ハウのギターがやや精彩を欠いている点が気になるところです。

なお、スティーヴ・ハウは本作を最後にエイジアを脱退することになりました。

第4位
Alpha

前作「詠時感〜時へのロマン」の派手さはなくなってしまったけど、プログレッシブ・ロック色の強いアルバムね。
kat
1stアルバムほど売れなかったけ、それでも十分ヒット性のあるアルバムだね。

評価: 4.0

1983年に発売されたセカンド・アルバムです。

1stアルバム「詠時感〜時へのロマン」ほどの大ヒットではありませんでしたが、全米アルバムチャートで6位を記録するなど、健闘を見せました。

本作からは、メロディアスな「Don’t Cry」と「The Smile Has Left Your Eyes」がシングルカットされました。

1stアルバムに比べると、スティーヴ・ハウのギターは派手さを控えめにしており、全体的に落ち着いた印象を受けます。

中でもラスト・ナンバーの「Open Your Eyes」は特におすすめで、プログレッシブ・ロックらしいバラードとして楽しめます。


Phoenix

オリジナル・メンバーで再結成されたアルバムということもあり、1stアルバム「詠時感〜時へのロマン」に近いわね。  
kat
1stアルバムほど派手ではないけれど、昔の懐かしさが甦ってくるね。

評価: 4.1

2008年に発売された9作目のアルバムで、オリジナル・メンバーが再集結して制作した最初の作品です。

前作「Silent Nation」の評価があまり高くなかったため、オリジナル・メンバーでの再結成は大いに歓迎されました。

1stアルバムに近いサウンドで、不死鳥が蘇ったかのようなアルバムに仕上がっています。

スティーヴ・ハウのギターが前面に出ている点も高評価で、シンセサイザーの音色には1980年代の雰囲気が感じられます。

とにかく、オリジナル・メンバーが再結成され、これほど素晴らしいアルバムを作り上げたことには驚かされます。

なお、ジョン・ペイン主体のエイジアは解散しましたが、ジョン・ペインはエイジアのトリビュート・バンド「エイジア・フィーチャリング・ジョン・ペイン」を結成し、活動を継続していました。


Astra

クオリティが高いのにあまり売れなかったのが不思議ね。
kat
1st、2ndアルバムに比較すると、全米アルバムチャート67位とあまりヒットしなかったね。

評価: 4.2

1985年に発売された3作目のアルバムです。

ジョン・ウェットンは本作に自信を持って臨みましたが、あまりヒットしませんでした。

ジョン・ウェットン自身も「なぜ急に売れなくなったのか分からない」と語っており、本作を聴くとその心情がよく伝わってきます。

本作ではスティーブ・ハウが脱退しており、ギターの存在感が薄くやや地味に感じられますが、アルバムの質や楽曲自体は非常に優れています。

本作発売後、ジョン・ウェットンはバンドを脱退し、ジョン・ペイン主体のエイジアへと変わっていきます。


Asia 詠時感〜時へのロマン

エイジアの登場は、衝撃的でこのアルバムは大ヒットしたわね。
kat
商業ロックのため、1970年代のプログレッシブ・ロックではないけど、とても優れたアルバムだね。

評価: 4.5

1982年に発売されたエイジアの記念すべきデビュー・アルバムで、全米ビルボード年間アルバム・チャートでNo.1に輝いた大ヒット作です。

メンバー全員が1970年代のプログレッシブ・ロックバンドで活躍しており、エイジア結成時には「スーパーグループ」とも呼ばれていました。

しかし、当時のプログレッシブ・ロックファンにとって、これほど商業ロックのアルバムが制作されるとは予想外だったのではないでしょうか。

とはいえ、本作には捨て曲が一切なく、1980年代のサウンドを巧みに取り入れた奇跡的な作品です。

1980年代のロック界を代表する名盤と言えます。


あなたの1番好きなエイジアのアルバムを、投票下さい。

結果を見る

Loading ... Loading ...

その他のアルバム

    Then & Now

  • 本作は1990年に発売されたエイジア初のベストアルバムです。
  • 「詠時感〜時へのロマン」「Alpha」「Astra」からの選曲に加え、未発表曲4曲が収録されています。この未発表曲4曲はいずれも優れており、本作は未発表曲だけでも聴く価値があります。
    Fantasia:Live In Tokyo

  • 2007年3月8日、新宿の東京厚生年金会館で行われたエイジアのオリジナル・メンバーによるライヴ・アルバムです。
  • エイジアの楽曲のほか、イエスの「ラウンドアバウト」、EL&Pの「庶民のファンファーレ」、キング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」、バグルスの「ラジオ・スターの悲劇」も演奏されています。
    Aurora (Live)

  • 1997年に発売されたジョン・ペイン主体のエイジアによるライヴ・アルバムで、ジョン・ペインの歌唱力の高さがよく分かる作品です。
  • オリジナル・メンバーによるライブとは異なり、派手さはなく、アコースティックな演奏が中心となっています。
  • このライブでもバグルスの「ラジオ・スターの悲劇」が演奏されています。


当記事で紹介しているアルバムを手っ取り早く聴くには、音楽サブスクが最適です。

音楽サブスクの中でも、音質が良くハイレゾ曲を多く配信している「Amazon Music Unlimited」がおすすめです。

30日間の無料期間があり、お得に利用できます。もちろん、無料期間中に解約することも可能です。

Amazon music Unlimited
5.0

Amazon Music Unlimitedは、本記事に紹介しているアルバムや曲が聴き放題です。最初の30日間が無料ですのでとてもお得です。気に入らなければ、無料期間中に解約することも可能です。

エイジアのメンバー

エイジアは、メンバー変動が激しいバンドでした。

ジョン・ウェットン主体のエイジアとジョン・ペイン主体のエイジアに分かれますが、ここではエイジアのオリジナル・メンバーを紹介します。

  • ジョン・ウェットン(ボーカル、ベース担当)

    キング・クリムゾン、ロキシー・ミュージック、ユーライア・ヒープ、ブライアン・フェリー・バンドなどのバンドを渡り歩き、その後プログレッシブ・ロックバンドU.Kを結成し、2枚のアルバムを残しています。

    U.Kの2枚のアルバムは非常に優れたプログレッシブ・ロック作品ですが、プログレッシブ・ロック衰退期に発売されたため、あまり売れませんでした。

    その反動から売れ線のエイジア・サウンドが生まれたのかもしれません。

    残念ながら、2017年に癌で亡くなりました。


  • スティーヴ・ハウ(ギター担当)

    5大プログレッシブ・ロックバンドの一角であるイエスのギタリストとして有名な人物です。

    イエスやエイジア以外にも、元ジェネシスのギタリスト、スティーヴ・ハケットと組んだGTRも知られています。

    エイジア時代にはジョン・ウェットンとの衝突があり、そのことが原因でジョン・ウェットンはエイジアを脱退しました。

    独特の派手で技巧的なギタープレイを特徴としています。


  • カール・パーマー(ドラム担当)

    5大プログレッシブ・ロックバンドの一角であるエマーソン・レイク・アンド・パーマーのドラマーとして有名な人物です。

    プログレッシブ・ロックバンド出身のため、ドラムテクニックは非常に高く、アグレッシヴなドラミングを披露しています。


  • ジェフ・ダウンズ(キーボード担当

    「ラジオ・スターの悲劇」で有名なバグルスのキーボーディストであり、イエスのアルバム「ドラマ」「フライ・フロム・ヒア」にも参加しています。

    唯一、エイジアの全アルバムに参加したメンバーであり、そういう意味ではエイジアはジェフ・ダウンズのためのバンドだったと言えるかもしれません。

エイジアの音楽

エイジアは、ジョン・ウェットン主体のエイジアとジョン・ペイン主体のエイジアでサウンドが異なります。

まずは、エイジアの良さを知るために、初期ジョン・ウェットン主体の「詠時感〜時へのロマン」「Alpha」「Astra」から聴くことをおすすめします。

その後、後期ジョン・ウェットン主体の「Phoenix」から「Gravitas」までを聴くと、違和感なくエイジアのサウンドを楽しめます。

ジョン・ペイン主体のエイジアは、ジョン・ウェットン主体のエイジアとは別のバンドと考えて聴けば、嫌悪感なく楽しめるかと思います。

ジョン・ウェットン主体のエイジアと、ジョン・ペイン主体のエイジアのアルバムの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。

【ジョン・ウェットン主体のエイジア】

  • Asia 詠時感〜時へのロマン(1982年):初心者向け
  • Alpha(1983年):初心者向け
  • Astra(1985年):初心者向け
  • Phoenix(2008年):初心者向け
  • Omega(2010年):中級者向け
  • XXX〜ロマンへの回帰(2012年):中級者向け
  • Gravitas〜荘厳なる刻(2014年):上級者向け

【ジョン・ペイン主体のエイジア】

  • Aqua(1992年):上級者向け
  • Aria 天空のアリア(1994年):中級者向け
  • Arena(1996年):中級者向け
  • Aura(2001年):初心者向け
  • Silent Nation(2004年):上級者向け

まとめ

最後に、エイジアのランキング結果をまとめます。

順位アルバム名点数
1位Asia 詠時感〜時へのロマン 4.5
2位Astra 4.2
3位Phoenix 4.1
4位Alpha 4.0
5位XXX 〜ロマンへの回帰 3.2
6位Aura 3.0
7位Omega 2.8
8位Arena 2.7
9位Gravitas〜荘厳なる刻 2.6
10位Aria 天空のアリア 2.5
11位Silent Nation 2.2
12位Aqua 2.0

エイジアの初期のアルバムが上位を占める結果となりました。

エイジアはジョン・ウェットンのボーカルが有名ですが、ジョン・ペインのボーカルによるエイジアも、いくつか優れたアルバムがあります。

このランキングを参考にして、エイジアの音楽の幅を広げていただければと思います。

次回は、5大プログレッシブ・ロックバンド キング・クリムゾンの全アルバム・ランキングを行っていきたいと思います。

>music 博物館

music 博物館

CTR IMG