Anthrax(アンスラックス) 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

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Anthrax(アンスラックス)全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

前回は、スレイヤーの全アルバム・ランキングを行いましたので、

今回は、4大スラッシュ・メタルの一角、 Anthrax(アンスラックス)の全アルバムをランキング形式で紹介していきたいと思います。


アンスラックスは、スコット・イアンとダン・リルカーを中心に、1981年にニューヨークで結成され、スラッシュメタルを代表するバンドの一つとして知られています。

バンド名の「アンスラックス」は、「炭疽菌」を意味しています。

メンバーは流動的で、現在もオリジナル・メンバーとして在籍しているのは、スコット・イアンのみとなっています。

音楽性も変化しており、初期のアンスラックスはNWOBHM(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)やスラッシュメタルの影響を受けた音楽を展開していましたが、

1990年代以降は、ラップメタル、ミクスチャー・ロック、オルタナティヴ・ロックなどの要素も取り入れ、音楽性の幅を広げていきました。

結成から40年以上を経た現在でも、ライブ活動を続けながら新作を発表し、スラッシュメタルを代表するバンドとして活動しています。

そんなアンスラックスの名盤の紹介や評価を行っていきたいと思います。


ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点はご了承ください。

アンスラックスのアルバムを聴いてみたいけれど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

アンスラックスのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。


最後に、「あなたの好きなアンスラックスのアルバム」のアンケートも実施していますので、ぜひご投票ください。

これまでの投票結果もご覧いただけます。

評価点の基準

評価点の基準は、以下の通りです。

評価点基準
1.0 〜 2.0駄作のアルバム
2.0 〜 3.0普通のアルバム
3.0 〜 4.0良作のアルバム
4.0 〜 4.5最高傑作のアルバム
4.5 〜 歴史的名盤

アンスラックス アルバムランキング

第12位
Volume 8: The Threat Is Real

色々なジャンルの曲が収録されいてい面白いが、アンスラックスの個性がなくなってしまったな。
実験的な要素が強く、時代に合わせて音楽性も変化させてきているね。

私的評価: 2.7

1998年に発売された8作目のアルバムで、グルーヴ・メタルやオルタナティブ・ロック、ハードロックなど、さまざまな要素を取り入れた作品です。

オープニング・ナンバー「Crush」から、インダストリアルな要素を取り入れたガツンとくる曲でスタートし、続く「Catharsis」でも飛ばしていきます。

しかし、その後は印象的な曲が少なく、アンスラックスの迷いを感じさせる内容となっています。

前作『Stomp 442』と同様に、本作でもパンテラのメンバーが参加しているため、パンテラ風の楽曲も収録されています。

アンスラックスのアルバムの中では印象の薄い作品ではありますが、それでも攻撃性は失われていないため、単純に駄作として片付けるのは惜しいアルバムです。

第11位
Stomp 442

パワーメタル寄りになったと思ったら、パンテラのダイムバッグ・ダレルがゲスト参加しているのだな。
スラッシュ・メタルとは違ったスピード感があり、ノリは良いね。

私的評価: 2.8

1995年に発売された7作目のアルバムです。

前作『Sound of White Noise』に続いてジョン・ブッシュがボーカルを務めていますが、ギタリストのダン・スピッツが脱退し、正式なリード・ギタリストを置かない編成で制作されました。

パンテラのダイムバッグ・ダレルもゲスト参加しており、その影響もあってか、スラッシュ・メタルからはさらに離れ、かなりモダン・ヘヴィネス色の強いサウンドになっています。

そのため、スラッシュ・メタルを期待すると物足りなさを感じる作品で、発表当時は酷評されました。

しかし、現在では過小評価されていたアルバムとして再評価されており、スラッシュ・メタルのアンスラックスを期待しなければ、それなりに楽しめる内容となっています。

第10位
Fistful of Metal

ジャケットで損をしているが、荒々しいスラッシュ・メタルを行っているな。
アメリカ版NWOBHMといったサウンドで、疾走感のあるギターリフが良いね。

私的評価: 3.0

1993年に発売された、アンスラックスの記念すべきデビュー・アルバムで、ボーカリストのニール・タービンとオリジナル・ベーシストのダン・リルカーが唯一参加した作品です。

デビュー・アルバムらしい若々しさとエネルギーを感じさせ、特にニール・タービンのハイトーン・ボーカルには勢いがあります。

サウンドは、NWOBHMの影響を受けたスラッシュ・メタルといった印象で、アイアン・メイデンのデビュー・アルバムを想起させます。

オープニング・ナンバーの「Deathrider」から、切れ味鋭いギターリフと疾走感のあるドラムによって、強烈な印象を残します。

演奏にはまだまだ粗削りなところがありますが、1980年代初頭のアメリカン・ヘビーメタルがスラッシュ・メタルへと発展していく過渡期のアルバムとして捉えることができます。

第9位
State of Euphoria

世間的には賛否両論のアルバムらしいが、スラッシュ感があり良作に思えるけどな。
もう少し音質が良ければ、もっと評価が上がっていたと思えるね。

私的評価: 3.2

1988年に発売された4作目のアルバムで、前作『Among the Living』の延長線上にある、ハードコア色を強めた作品です。

前作以上に曲構成が複雑になり、楽曲も長くなっています。

残念なのは、音質があまり良くなく、前作と比較するとパワーダウンした印象が拭えないことです。

発売当時の批評も好意的とはいえず、ドラマーのチャーリー・ベナンテは「本作がきちんと完成していないと感じている」と語っています。

それでも、根底にあるスラッシュ・メタルのアグレッシブなサウンドは健在です。

商業的には前作を上回る成功を収め、全米チャートで30位にランクインしたほか、オーストラリアとカナダでも初めてチャートインしました。

第8位
Cursum Perficio

現代的なヘビーメタル・サウンドに進化し、安定感があるな。
久々の新作で、これがラスト・アルバムになってしまうのか気になるところだね。

私的評価: 3.3

2026年に発売された12作目のアルバムで、前作『For All Kings』から約10年ぶりとなる作品です。

結成から45年が経過し、ベテランらしい成熟した幅広いメタル・サウンドを展開しています。

これまでのアンスラックスの集大成ともいえる内容で、「It’s for the Kids」や「NYC 93」のようなアンスラックスらしいスラッシュ・メタルの楽曲がある一方、「The Edge of Perfection」のようにドラマチックな展開を見せる楽曲も収録されています。

アルバム全体としてはややインパクトに欠けるものの、ベテランらしい安定感のある演奏を楽しめる作品です。

アルバム・タイトルはラテン語で「私の旅は終わった」という意味を持つことから、これがアンスラックスにとって最後のアルバムとなるのか、今後の動向が注目されます。

第7位
Sound of White Noise

脱スラッシュ・メタルを目指しているが、カッコ良さは失われていないな。
メタリカ、メガデスに次いで、アンスラックスもグルーヴ・メタルへと変化しているね。

私的評価: 3.4

1984年に発売された6作目のアルバムで、ジョーイ・ベラドンナに代わってボーカリストに就任したジョン・ブッシュが参加した最初の作品です。

ジョーイ・ベラドンナの脱退により、これまでのアンスラックスのサウンドから大きく変化し、プロデューサーにはデイヴ・ジャーデンを迎え、当時のオルタナティヴ・ロックやグランジの影響も感じられる音作りになっています。

いわば、メタリカの『ブラック・アルバム』やメガデスの『COUNTDOWN TO EXTINCTION』のようなグルーヴ・メタルへと進化しました。

この変化は、オープニングの「Only」や「Room for One More」を聴くだけで、成功だったと思える仕上がりになっています。

発売当時は賛否両論ありましたが、現在ではジョン・ブッシュ時代を代表するアルバムとして評価されています。

第6位
We’ve Come for You All

ジョン・ブッシュが参加した最後のアルバムは、初期のアンスラックスの勢いが戻ってきたな。
グルーヴ・メタルやオルタナティブ・メタルだけど、スラッシュ・メタルに近いパワーを感じるね。

私的評価: 3.5

2003年に発売された9作目のアルバムで、ジョン・ブッシュ在籍時最後のスタジオ・アルバムであり、リード・ギタリストとしてロブ・カッジアーノが初めて参加した作品です。

また、ザ・フーのボーカリスト、ロジャー・ダルトリーや、パンテラのギタリスト、ダイムバッグ・ダレルがゲスト参加しています。

前作『Volume 8: The Threat Is Real』までのグルーヴ・メタル的な要素を残しながら、スラッシュ・メタルの勢いを取り戻しているのが特徴です。

完全なスラッシュ・メタルではありませんが、ザクザクとしたギターリフが印象的な曲もあり、ジョン・ブッシュ時代の作品では最高傑作と言ってもよい出来のアルバムです。

第5位
Worship Music

ジョーイ・ベラドンナが戻ってきてくれて、昔のアンスラックスのパワーが甦ってきたな。
かつてのスラッシュ・メタルではないけど、良い感じに進化してきたね。

私的評価: 3.6

2011年に発売された10作目のアルバムで、ジョーイ・ベラドンナが『Persistence of Time』以来、約21年ぶりに復帰した作品です。

もともとは別のボーカリストを迎えて制作されていましたが、最終的にジョーイ・ベラドンナがボーカルを務めることになりました。

その影響か、初期のアンスラックスを彷彿とさせる硬質なメタルサウンドへと回帰しています。

しかし、単純にスラッシュ・メタルへ戻ったわけではなく、1990年代のモダンでグルーヴィーな要素も多分に含まれています。

そのため、初期のスラッシュ・メタルを期待して聴くと肩透かしを食らうかもしれませんが、それでも激しくメタリックな作品であることは間違いありません。

売上も好調で、全米チャートで12位を記録し、フィンランドではトップ10入りを果たしました。

第4位
For All Kings

初期のアンスラックスのスラッシュ感が戻ってきてくれて、聴きごたえ十分のアルバムだな。
前作も良かったけど、さらに疾走曲が増えたのはうれしいね。

私的評価: 3.8

2016年に発売された11作目のアルバムで、ジョーイ・ベラドンナ復帰後としては2作目となる作品です。

ロブ・カッジアーノに代わってジョン・ドナイスがリード・ギターとして加入しており、前作『Worship Music』よりも、さらにスラッシュ・メタル色の強い、ザクザクとしたギターを聴かせています。

また、かつてのメロディアスな楽曲や疾走感のある曲も増え、初期のアンスラックス・ファンも納得できる仕上がりとなっています。

全米チャートでは9位にランクインし、1993年にリリースされた『Sound of White Noise』以来、久しぶりのトップ10入りを果たしました。

近年、4大スラッシュ・メタル・バンドのメタリカやメガデスもスラッシュ・メタルに回帰し、傑作を発表しているように、アンスラックスも本作で同様の傑作を発表してくれたことを、とても嬉しく感じます。


Persistence of Time

おふざけ的な要素はなくなり、全体的に怒りに満ちているな。
アスラックスらしいとっつきやすさがなくなり、ダークでシリアスな路線に変わっているね。

私的評価: 4.0

1990年に発売された5作目のアルバムで、ボーカリストのジョーイ・ベラドンナが参加した最後のフルアルバムです。

これまでのキャッチーで、少しユーモラスな要素を持ち合わせていたアンスラックスのスラッシュ・メタルは影を潜め、社会問題や人間の憎悪、差別などをテーマにした、よりシリアスで重厚なサウンドへと変化しています。

複雑なリフ展開や緊張感のある曲構成を取り入れ、アンスラックスの成熟を感じさせます。

また、ジョー・ジャクソンの「Got the Time」をスラッシュ・メタルにアレンジしたカバーも収録されており、アンスラックスならではのカバーセンスを感じさせます。

売上も好調で、全米チャートで30位を記録し、1991年にはゴールドディスクにも認定されました。


Among the Living

スラッシュ・メタルらしいリフと疾走感が凄いな。
ハードコアパンクの要素も取り入れ、アメリカン・スラッシュ・メタルの本領を発揮しているね。

私的評価: 4.2

1987年に発売された3作目のアルバムで、前作『Spreading the Disease』のようなメロディアスな要素は影を潜め、ハードコア色を強めた作品です。

また、社会問題を扱った歌詞や、スティーヴン・キング、ジャッジ・ドレッドを題材にした楽曲も特徴的です。

アンスラックスのアルバムの中では、最もスラッシュ・メタル色が強く、アンスラックスが「スラッシュ・メタル四天王」と呼ばれていることにも納得できる1枚です。

どの曲もカッコ良く、ひたすら疾走感にあふれています。

特に「Caught in a Mosh」「I Am the Law」「Indians」「Among the Living」などは、現在でもアンスラックスを代表する楽曲となっています。

ニューヨークらしいハードコア感を融合した、1980年代のスラッシュ・メタルを語るうえで欠かせないアルバムです。


Spreading the Disease 狂気のスラッシュ感染

2ndアルバムにして、アンスラックスの最高傑作だな。
メロディアスで、4大スラッシュ・バンドの中ではダントツの聴きやすさがあるね。

私的評価: 4.4

1985年に発売された2作目のアルバムで、新ボーカリストとしてジョーイ・ベラドナを迎えて制作された作品です。

アンスラックスの最高傑作との呼び声が高く、メタリカに『Master of Puppets』、メガデスに『Rust in Peace』、スレイヤーに『Reign in Blood』があるように、アンスラックスといえば、このアルバムと言える1枚です。

サウンドはスラッシュ・メタルですが、他のスラッシュ・メタル系バンドとは異なり、非常にポップで聴きやすい魅力を備えています。

ジョーイ・ベラドナのハイトーン・ボーカルもスラッシュ・メタル系としては珍しく、歌メロの良さも光っています。

そのため、スラッシュ・メタルの入門編としてもおすすめできる名盤です。


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その他のアルバム

    Attack of the Killer B’s

  • 1991年に発売された、アンスラックスのB面曲や未発表曲、カバー曲、ライブ音源などを集めたコンピレーション・アルバムです。
  • B面曲集でありながら、アンスラックスの代表的なヒット曲の一つとなった、パブリック・エナミーとのコラボレーションによる「Bring the Noise」のカバーも収録されています。
  • そのほか、S.O.D.の楽曲を取り上げた「Milk (Ode to Billy)」や、キッスのカバー曲「Parasite」なども収録されており、アンスラックスの幅広い音楽性やコミカルな一面も楽しめる作品です。

    The Greater of Two Evils

  • 2004年に発売された、アンスラックスの初期の代表曲を再録音したアルバムです。ニール・タービンやジョーイ・ベラドンナがボーカルを務めていた時代の楽曲を、当時のボーカリストであるジョン・ブッシュを中心としたメンバーが新たに演奏しています。
  • ジョン・ブッシュは、ジョーイ・ベラドンナのハイトーン・ボイスとは異なる、太く荒々しい歌声を披露しています。また、ヘヴィネス路線へと転向したサウンドを反映した現代的なアレンジが施されており、聴きやすい仕上がりとなっています。
  • ジョン・ブッシュ時代のアンスラックスが好きな方や、初期の名曲を新たなアレンジで楽しみたい方におすすめの作品です。

おすすめのライブ・アルバム

    The Island Years ライヴ!!〜アイランド・イヤーズ

  • 1994年に発売された、アンスラックス初のフル・ライブ・アルバムです。1991年10月にカリフォルニア州のアーヴァイン・メドウズ・アンフィシアターで収録されたライブ音源と、1992年1月にニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオで収録された音源が収められています。
  • ジョーイ・ベラドンナ在籍時の演奏を楽しめるため、初期アンスラックスのスラッシーなサウンドが好きな方には魅力的な作品です。KISSのカバー曲「Parasite」や、ヒップホップ・グループのパブリック・エナミーとの共演による「Bring the Noise」も収録されています。
  • 一方で収録音源の構成に物足りなさを感じる部分もあり、すべて実際のライブ録音で聴きたかったという思いも残ります。そのため、アンスラックスのファン、特に初期の作品を好むマニア向けのアルバムとも言えます。

    Music of Mass Destruction

  • 2003年12月にシカゴのライブハウス、メトロで行われた公演を中心に収録されたライブ・アルバムです。
  • ボーカルはジョン・ブッシュで、『We’ve Come for You All』からの楽曲に加え、「Caught in a Mosh」「I Am the Law」などの代表曲も収録されており、新旧の楽曲をバランスよく楽しめる内容となっています。
  • ジョン・ブッシュの迫力あるボーカルと、スコット・イアンの切れ味鋭いギター・リフを堪能できるため、ジョン・ブッシュ時代のアンスラックスの魅力を知りたい方におすすめのアルバムです。

    XL

  • 2022年に発売された、アンスラックスの結成40周年を記念するライブ・アルバムです。2021年7月にロサンゼルスのスタジオで収録された配信ライブを音源化した作品です。
  • 初期の代表曲から近年の楽曲まで、アンスラックスの40年にわたるキャリアを振り返ることができる内容です。普段のライブでは演奏される機会の少ない「Aftershock」や「Lone Justice」なども収録されています。
  • 無観客のスタジオ収録であるため、通常のライブ・アルバムにある観客との一体感や熱狂的な雰囲気を味わえない点は残念ですが、それでも、定番曲からレアな楽曲までまとめて楽しめる、アンスラックス・ファン必聴のライブ・アルバムです。


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note(ノート)

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アンスラックスのメンバー

アンスラックスは結成以来、メンバーの入れ替わりが多いバンドで、オリジナルメンバーとして現在も在籍しているのは、ギタリストのスコット・イアンだけです。

特にボーカリストは、ニール・タービン、ジョーイ・ベラドンナ、ジョン・ブッシュなどが歴代で務めており、交代するたびにサウンドや音楽性にも変化が見られました。

以下に、アンスラックスの主要メンバー5人を紹介します。

  • スコット・イアン(リズム・ギター担当):

    アンスラックスの結成メンバーであり、リズム・ギタリストとしてバンドを支え続けている中心人物です。

    作詞や作曲にも深く関わり、『狂気のスラッシュ感染』や『パーシスタンス・オブ・タイム』など、アンスラックスを代表するアルバムの制作に貢献しています。

    ステージでは、激しいヘッドバンギングとエネルギッシュなパフォーマンスが印象的です。

    アンスラックス以外にも、S.O.D.やザ・ダムド・シングスなど、複数のバンドやプロジェクトで活動しています。


  • ダン・スピッツ(リード・ギター担当):

    アンスラックスの黄金期を支えたリード・ギタリストです。

    1983年に加入し、1980年代のアンスラックスを代表する作品の数々に参加し、スコット・イアンの切れ味鋭いリズム・ギターと対をなす、テクニカルなギター・ソロを披露しました。

    1995年にバンドを脱退した後は、音楽活動から距離を置き、時計職人としても活動しました。

    2005年にはアンスラックスの再結成ツアーに参加し、かつてのメンバーと共演しています。


  • チャーリー・ベナンテ(ドラム担当):

    1983年にアンスラックスに加入したドラマーで、スピード感と正確さを兼ね備えたドラミングが特徴です。

    ドラマーとしてだけでなく、作曲面でも重要な役割を担っており、スコット・イアンとともにアンスラックスの楽曲制作を支えてきました。

    また、サイド・プロジェクトのS.O.D.でも活動し、アンスラックスとは異なる音楽性にも取り組んできています。

    長年にわたりバンドを支え続けている、アンスラックスに欠かせないメンバーの一人です。


  • ジョーイ・ベラドンナ(ボーカル担当):

    1984年にアンスラックスに加入し、1980年代から1990年代初頭にかけての代表作でボーカルを務めました。

    伸びやかなハイトーンとメロディアスな歌唱が特徴で、激しいスラッシュ・メタルにメロディアスな要素を加えています。

    1992年にアンスラックスを離れた後、1990年代後半に一時復帰し、2005年には再結成ツアーにも参加しました。

    その後、2010年に正式復帰し、現在もアンスラックスのボーカリストとして活動を続けています。


  • ジョン・ブッシュ(ボーカル担当):

    1992年にアンスラックスに加入したボーカリストで、それ以前はアメリカのヘビーメタル・バンド、アーマード・セイントで活動していました。

    ジョーイ・ベラドンナとは異なる、太く力強い歌声が特徴です。

    ジョン・ブッシュ加入後のアンスラックスは、従来のスラッシュ・メタルにグルーヴ・メタルやオルタナティブ・メタルの要素を取り入れるようになりました。

    2005年にジョーイ・ベラドンナが復帰した後も、アンスラックスとの関係を保ち、2010年代以降はアーマード・セイントでの活動を中心に、独自の音楽性を追求しています。

アンスラックスの音楽

アンスラックスは、スラッシュ・メタルを基盤としながら、ハードコア・パンクやヒップホップなど、さまざまな音楽要素を取り入れてきました。

メタリカやスレイヤーなどと並ぶスラッシュ・メタルの代表的なバンドですが、キャッチーなメロディーやユーモアを感じさせる独自の個性も持ち合わせています。

アンスラックスの音楽性は、大きく分けると、ジョーイ・ベラドンナ時代の疾走感とメロディーを生かしたスラッシュ・メタルと、ジョン・ブッシュ時代の重厚なギター・リフやグルーヴ感を重視したサウンドの2つに分けられます。

それぞれの時代のアルバムの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。

【ジョーイ・ベラドンナ時代のアルバム】

  • Fistful of Metal(1984年):中級者向け
  • Spreading the Disease 狂気のスラッシュ感染(1985年):初心者向け
  • Among the Living(1987年):初心者向け
  • State of Euphoria(1988年):中級者向け
  • Persistence of Time(1990年):初心者向け
  • Worship Music(2011年):初心者向け
  • For All Kings(2016年):初心者向け
  • Cursum Perficio(2026年):中級者向け

【ジョン・ブッシュ時代のアルバム】

  • Sound of White Noise(1993年):初心者向け
  • Stomp 442(1993年):上級者向け
  • Volume 8: The Threat Is Real(1998年):上級者向け
  • We’ve Come for You All(2003年):中級者向け

まとめ

最後に、アンスラックスのランキング結果をまとめます。

順位アルバム名点数
1位Spreading the Disease 狂気のスラッシュ感染 4.4
2位Among the Living 4.2
3位Persistence of Time 4.0
4位For All Kings 3.8
5位Worship Music 3.6
6位We’ve Come for You All 3.5
7位Sound of White Noise 3.4
8位Cursum Perficio 3.3
9位State of Euphoria 3.2
10位Fistful of Metal 3.0
11位Stomp 442 2.8
12位Volume 8: The Threat Is Real 2.7

アンスラックスは、1980年代にスラッシュ・メタルを代表するバンドとして、メタリカ、メガデス、スレイヤーと並ぶ「スラッシュ・メタル四天王」の一角を担う存在となりました。

今回の私的なランキングでは、1980年代のアンスラックスを代表する作品である『狂気のスラッシュ感染』と『アマング・ザ・リヴィング』を1位と2位に選びました。

この2枚のアルバムによって、スピード感あふれる演奏やキャッチーなメロディー、ユーモアを取り入れたアンスラックス独自のスタイルが確立されたため、この順位には納得していただけるのではないかと思います。

一方、ジョン・ブッシュがボーカルを務めた時代には、スラッシュ・メタルに加えて、グルーヴ・メタルやオルタナティブ・メタルにも挑戦し、音楽性の幅を広げていきました。

グルーヴ・メタルやオルタナティブ・メタルを取り入れた作品にも聴きどころは数多くありますので、ぜひ今回のランキングを参考に、幅広い時代のアンスラックスの作品を楽しんでいただきたいと思います。

次回は、フィンランド出身のメロディックデスメタル・バンド、チルドレン・オブ・ボドムの全アルバム・ランキングを行っていきたいと思います。

アンスラックスのグッズ紹介

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