No | 曲名 | アーティスト | 評価点 |
---|---|---|---|
16 | Heavy Horses | ジェスロ・タル | 2.0 |
【コメント】 1978年発売の「Heavy Horses」に収録されている曲で、英国のフォーク/トラッドの雰囲気を感じさせる作品です。 ジェスロ・タルらしい激しい曲展開がされていますが、ジェスロ・タルの中では、マイナーな作品です。 |
No | 曲名 | アーティスト | 評価点 |
---|---|---|---|
17 | Supper’s Ready | ジェネシス | 5.0 |
【コメント】 この曲は、ジェネシスの本領が発揮された1972年発売のアルバム「Foxtrot」に収録されており、アルバムの後半を占める23分にも及ぶ大作です。 7部構成の組曲で、ジェネシスの持つ演劇性が遺憾なく発揮された作品です。 ジェネシスの代表曲であり、ジェネシスのライブの定番曲にもなっています。 |
No | 曲名 | アーティスト | 評価点 |
---|---|---|---|
18 | Heart of the Sunrise | イエス | 5.0 |
【コメント】 キーボードのリック・ウェイクマンが初めて参加した1971年発売のアルバム「こわれもの」に収録されている曲で、イエスの作り上げた壮大な交響曲です。 イエスのメンバ5人の演奏技術力が最大限に引き出されており、迫力のある作品です。 |
No | 曲名 | アーティスト | 評価点 |
---|---|---|---|
19 | Time | ピンク・フロイド | 5.0 |
【コメント】 Billboard 200に15年間(741週連続)にわたってランクインし続け、ギネスに認定されたアルバム「狂気」に収録されている曲です。 イントロの時計の鐘の音から、一気にピンク・フロイド ワールドに突入していきます。 時間をテーマにした作品で、きっちりとした音作りに、デヴィッド・ギルモアのパワフルなギター・ソロを聴くことができます。 |
No | 曲名 | アーティスト | 評価点 |
---|---|---|---|
20 | Knots | ジェントル・ジャイアント | 2.0 |
【コメント】 ジェントル・ジャイアントは、英国のプログレッシブ・ロック・バンドで、批評家の人たちには、評価が高かったものの、セールス的にはいまいちのバンドでした。 ヘンテコな玄人好みの作品が多く、一般受けする曲はほとんどありません。 この曲は、ジェントル・ジャイアントの4thアルバム「オクトパス」に収録されており、ジェントル・ジャイアントのヘンテコな曲の代表曲でもあります。 |
No | 曲名 | アーティスト | 評価点 |
---|---|---|---|
21 | Firth of Fifth | ジェネシス | 5.0 |
【コメント】 11曲目の「The Battle of Epping Forest」と同様、アルバム「月影の騎士」に収録されている曲です。 「The Battle of Epping Forest」のようなマニアックな曲とは異なり、本曲は、ジェネシスの代表曲でもあり、プログレッシブ・ロックの中でも、名曲に値する作品です。 イントロの美しいピアノから、ピーター・ガブリエルのフルートや、哀愁漂うスティーブ・ハケットのギターソロが入ってきて、感動的な展開がされていきます。 |
No | 曲名 | アーティスト | 評価点 |
---|---|---|---|
22 | Lucky Man | EL&P | 4.0 |
【コメント】 エマーソン・レイク・アンド・パーマーの1st アルバム「EMERSON, LAKE & PALMER」に収録されている曲で、フォーク・ギターとグレッグ・レイクのボーカルが中心の作品です。 エマーソン・レイク・アンド・パーマーは、キース・エマーソンのキーボード中心の曲が、大半ですが、この曲のように、ギターとボーカルの美しい曲も何曲か存在しています。 |
No | 曲名 | アーティスト | 評価点 |
---|---|---|---|
23 | Carry On Wayward Son | カンサス | 4.0 |
【コメント】 カンサスは、アメリカのプログレッシブ・ハード・ロック バンドで、典型的なアメリカン・プログレを展開していました。 この曲は、カンサスが、プログレッシブ・ロックを確立したアルバム「永遠の序曲」に収録されており、ハード・ロック色の強いアメリカン・プログレを代表するような作品です。 英国のプログレ・バンドの曲との違いがよく分かる名曲です。 |
No | 曲名 | アーティスト | 評価点 |
---|---|---|---|
24 | Cygnus X-1, Book I: The Voyage | ラッシュ | 3.0 |
【コメント】 前作「2112」に続くアルバム「A Farewell to Kings」に収録されている曲で、ラッシュらしい複雑な構成を持つ大作です。 変拍子満載で、宇宙を感じさせるロック・オペラ的な要素を持っており、1970年代のラッシュを集大成したような作品です。 この曲は、次のアルバム「Hemispheres」に引き継がれています。 |
No | 曲名 | アーティスト | 評価点 |
---|---|---|---|
25 | Red | キング・クリムゾン | 5.0 |
【コメント】 キング・クリムゾンの7作目のアルバム「Red」に収録されている曲で、プログレッシブ・ロックというよりも、ヘビー・メタルに近い曲です。 キング・クリムゾンは、1stアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」〜4thアルバム「Islands」までは、プログレッシブ・ロックらしい曲を展開していましたが、5thアルバム以降は、ヘビー・メタルの曲が主要になってきます。 この曲は、ヘビー・メタル キング・クリムゾンの代表曲で、ギターの激しいインストゥルメンタルの作品です。 |
No | 曲名 | アーティスト | 評価点 |
---|---|---|---|
26 | Atom Heart Mother | ピンク・フロイド | 5.0 |
【コメント】 ピンク・フロイドが、本格的にプログレッシブ・ロック・バンドになった歴史的な作品です。 オーケストラを使用した24分にもわたるロック・シンフォニーで、クラシックとロックの融合が図られています。 「Atom Heart Mother」とは、「人工心臓を付けた女性が子供を無事に出産したという記事」に触発されて付けられたタイトルだと言われています。 |
No | 曲名 | アーティスト | 評価点 |
---|---|---|---|
27 | Nine Feet Underground | キャラヴァン | 3.0 |
【コメント】 キャラヴァンは、英国のカンタベリー出身のプログレッシブ・ロック(カンタベリー・ロックと呼ばれています)のバンドです。 この曲は、ポップな曲調に、心地よいオルガンやジャズ・ロックが加わった組曲形式の作品で、キャラヴァンの代表作であり、カンタベリー・ロックを象徴する1曲です。 |
No | 曲名 | アーティスト | 評価点 |
---|---|---|---|
28 | Phaedra | タンジェリン・ドリーム | 2.0 |
【コメント】 タンジェリン・ドリームは、エドガー・フローゼを中心としたドイツの電子音楽グループであり、1970年代にはプログレッシブ・ロック・バンドとして活躍しました。 この曲は、タンジェリン・ドリームの代表アルバム「Phaedra」に収録されている曲で、ノリの良いリズムに、終始、無機質な電子音が鳴り響いているメロディアスな作品です。 |
No | 曲名 | アーティスト | 評価点 |
---|---|---|---|
29 | Still… You Turn Me On | EL&P | 4.0 |
【コメント】 エマーソン・レイク・アンド・パーマーのの4thアルバム「恐怖の頭脳改革」に収録されている曲で、22曲目の「Lucky Man」と同様、フォーク・ギターとグレッグ・レイクのボーカルの美しいバラード曲です。 途中に個性的なシンセサイザーを入れてくるあたりが、単なるバラード曲では終わらず、エマーソン・レイク・アンド・パーマーらしさが出ています。 |
No | 曲名 | アーティスト | 評価点 |
---|---|---|---|
30 | Starship Trooper | イエス | 3.0 |
【コメント】 イエスが、プログレッシブ・ロックに変化し、演奏技術も向上した3rdアルバム「イエス・サード・アルバム」に収録されている曲です。 まだ、リック・ウェイクマンが参加していないため、キーボードがあまり目立っていませんが、この曲は、3部構成の曲で、アコースティック・ギターと美しいハーモニーが聞けるプログレッシブ・ロックらしさが出始めた作品です。 |
次は、31曲目から45曲目までを紹介します。