Aerosmith(エアロスミス) 全アルバム ランキング|おすすめアルバム

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Aerosmith(エアロスミス) 全アルバム ランキング

前回は、Megadeth(メガデス)の全アルバムランキングをしましたので、

今回は、スラッシュ・メタルから外れて、アメリカのハード・ロック・バンド Aerosmith(エアロスミス)の全アルバム ランキングをしていきたいと思います。


エアロスミスは、1973年にデビューし、当時は、ボーカルのスティーヴン・タイラーのルックスが、ミック・ジャガーに似ていること(口元だけですが)や、ブルースに影響を受けていることから、ローリング・ストーンズのコピー・バンド的な扱いをされ、過小評価されていました。

その後、サード・アルバム「Toys in the Attic」あたりから、正当な評価を受け始め、1970年代中盤〜終盤に、第一期の絶頂期を迎えます。

しかし、1970年終盤から、ドラッグ問題やメンバ間の不和で、バンドは、低迷期に入っていき、エアロスミスは、過去のバンドになりつつありました。

しかし、ここからのエアロスミスの底力が凄く、1980年後半から、巻き返しを図り、第二期の黄金時代へと突入していきます。

1998年の映画「アルマゲドン」の主題歌「I Don’t Want To Miss A thing」は、世界的に大ヒットし、日本でもエアロスミスの存在を知らしめました。

そんなエアロスミスの全アルバムの紹介と評価をしていきたいと思います。


ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。

エアロスミスのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

エアロスミスのアルバムの評価や、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。

エアロスミス アルバムランキング

第15位
Rock in a Hard Place 美獣乱舞

ken
このアルバムは、世間一般の評判通り、印象に残らないアルバムだな。
kat
確かに、このアルバムは、今までのクォリティの高いエアロスミスのアルバムの中では、駄作なアルバムだね。

評価: 2.3

1982年発売の7枚目のアルバムで、ギターのジョー・ペリーと、ブラッド・ウィットフォードが相次ぎエアロスミスを脱退してしまい、スティーヴン・タイラーが中心となって制作されたアルバムです。

オープニング・ナンバーの「Jailbait」が、本作を物語っており、ハードな疾走曲ではあるものの、何か物足りなく、無理してカッコ良く見せている感じがし、とても痛々しく聞こえます。

その中でも、大人の渋さのある「Cry Me a River」と、今までのエアロスミスにはないブルース調のパーティーソング「Push Comes to Shove」ぐらいが、本作の聴きどころです。

第14位
Done with Mirrors

ken
このアルバムも世間一般では、評判が悪いが、前作「美獣乱舞」よりは、勢いが戻ってきたな。
kat
前作よりも、ギターの迫力が増しているけど、黄金期のエアロスミスと比較すると、まだまだ完全復活には遠い感じがするね。

評価: 2.4

1985年発売の8枚目のアルバムで、前作「美獣乱舞」で脱退したギターのジョー・ペリーと、ブラッド・ウィットフォードが戻ってきて、黄金期の復活を狙ったアルバムです。

しかし、完全復活とはならず、世間一般では、前作「美獣乱舞」と同様、駄作の扱いを受けているアルバムです。

それでも、「Let the Music Do the Talking」や「Shela」など、迫力のある曲も収録されており、一概に駄作扱いにしてしまうのは、もったいなく、次作以降に、完全復活するための布石となったアルバムと捉えるのが良いかと思います。

第13位
Music from Another Dimension!

ken
1970年代のハード・ロックのようだが、エアロスミスにしては、物足りなさを感じ、面白みがないアルバムだな。
kat
ジャケットから今までのエアロスミスとは違い、低迷してしまった印象を受けるね。

評価: 2.5

2012年発売の15枚目のアルバムで、前作のカヴァー・アルバム「Honkin’ on Bobo」から8年ぶり、オリジナル・アルバム「Just Push Play」から実に11年ぶりに発表されたアルバムです。

ハード・ロック時代のエアロスミスと、メロディアスなアメリカナイズされたエアロスミスを合わせたようなアルバムですが、キラー・チューンとなるような曲が少なく、

明らかにパワーダウンしてしまい、第2期黄金時代のオーラはなくなってしまいました。

本作が発売されてから10年以上新作を発表していないため、本作がエアロスミスのラスト・アルバムになるのではないかと思っていますが、ラスト・アルバムとしては残念な出来でした。

第12位
Aerosmith 野獣生誕

ken
エアロスミスのデビュー・アルバムだな。当時は売れなかったらしいが、荒削りな演奏で、カッコ良いアルバムだな。
kat
ブルース調の曲が多いから、ローリング・ストーンズの廉価版のような扱いをされていたようだね。

評価: 2.6

1973年発売のファースト・アルバムで、スタジオ・ライブをベースに2週間で仕上げたことから、荒削りな演奏が特徴のアルバムです。

それが、エアロスミスの魅力を引き出していますが、セールス的には不発に終わってしまいました。

しかし、エアロスミスのライブで定番曲となる「Mama Kin」や「Dream On」、ルーファス・トーマスのカヴァー曲「Walkin’ the Dog」を収録しており、

特に、「Dream On」は、3年後に再シングルカットされ、全米6位を記録しています。

「Dream On」だけでも聞く価値のあるアルバムです。

第11位
Get Your Wings 飛べ!エアロスミス

ken
エアロスミスのアルバムの中では影が薄いが、1stアルバムよりも、華やかさが増して、エアロスミスらしくなってきたな。
kat
オープニング・ナンバー「Same Old Song and Dance」はエアロスミスらしさが出ている曲で、全体的に丁寧に作られているアルバムだね。

評価: 2.8

1974年発売のセカンド・アルバムで、ストレートなロックンロールしているアルバムです。

ジャズ界で有名なブレッカー兄弟(兄のランディ・ブレッカーは、トランペット奏者、弟のマイケル・ブレッカーは、サックス奏者)が参加しており、ホーンが加わったことで華やかさが出ています。

エアロスミスらしさが溢れている「Same Old Song and Dance」や、ヤードバーズのカヴァー曲「Train Kept a Rollin’」が、このアルバムの中で聴きどころです。

大ブレイクする次作「闇夜のヘヴィ・ロック」の前哨戦といったようなアルバムです。

第10位
Night in the Ruts

ken
世間一般的には、低迷期のアルバムだと言われているようだが、そんなに悪いアルバムではないな。
kat
確かに世間一般では、駄作と言われているけど、決して駄作ではないね。

評価: 2.9

1979年発売の6枚目のアルバムで、前作までの勢いは薄れ、繊細さが表れてきたアルバムです。

世間一般では駄作と扱われ、売り上げも落ちてしまったため、エアロスミスのアルバムの中では、地味な印象を受けます。

しかし、駄作として扱うにはもったいないアルバムで、シャングリラスのカヴァー曲「Remember」や、 キャッチーな「No Surprize」、スティーヴン・タイラーの娘に捧げた「Mia」などを聞くと、まだエアロスミスの勢いは保っていると感じられます。

しかし、ジョー・ペリーと、ブラッド・ウィットフォードは、本作の出来に満足できず、エアロスミスを脱退してしまいます。

第9位
Permanent Vacation

ken
このアルバムで、エアロスミスは、完全復活することができたな。
kat
第2期黄金時代のスタートとなったアルバムだね。低迷していたエアロスミスが、第2期黄金時代を迎えられるなんて、当時、誰も思っていなかっただろうね。

評価: 3.0

1987年発売の9枚目のアルバムで、心機一転、プロデューサーに、ボン・ジョヴィ等を手掛けたブルース・フェアバーンを迎え入れて制作されたアルバムです。

そのためか、売れ路線を狙ったポップなアルバムに仕上がっています。

1970年代のエアロスミスのハード・ロック路線が好きな人には、受け入れ難く、賛否両論のアルバムです。

しかし、本作がなければ、第2期黄金時代を迎えることができなかったため、その意味では、大成功のアルバムでした。

本作から、「Rag Doll」「Dude」「Angel」がシングル・カットされ、ヒットしています。

特に「Angel」は、エアロスミスを代表する大ヒット バラード曲です。

第8位
Just Push Play

ken
音がモダンになり、エアロスミスのアルバムの中で、一番ポップなアルバムだな。
kat
ハード・ロックな曲は、なくなってしまったけど、エアロスミスらしさは失っておらず、聞きやすいアルバムだね。

評価: 3.2

2001年発売の13枚目のアルバムで、映画「アルマゲドン」の主題曲「ミス・ア・シング」の大ヒットの後に発売されたアルバムです。

外部ライターの起用路線を継続していることもあり、エアロスミスのアルバムの中では、最も売れ路線で作られたアルバムです。

ヒップホップな「Just Push Play」、ポップでキャッチーな「Jaded」、ドラマチックなバラード曲「Fly Away From Here」の3連発を聞くと、昔、ハード・ロックをやっていたようなバンドには思えません。

サウンドもモダナイズされ、分かりやすいアルバムであるため、エアロスミスの初心者向けのアルバムです。

第7位
Honkin’ on Bobo

ken
ブルースの良さが分からないから、理解するのが難しいアルバムだな。
kat
昔のブルースのカヴァー曲がほとんどだから、ブルースが好きな人でないと、良さが分からないアルバムだね。

評価: 3.3

2004年発売の14枚目のアルバムで、オリジナル曲が1曲、それ以外は、全て、ブルースのカヴァー曲で構成されているアルバムです。

ローリング・ストーンズや、エリック・クラプトンなど、ブルースをルーツにしているバンドも、ブルースのカヴァー・アルバムを発表していますが、

本作は、それらとは少し違っており、グルーヴ感のあるエアロスミスらしいハードなアレンジがされています。

コテコテのブルース曲が多いため、ブルースが苦手な人には、不適切なアルバムで、人を選ぶアルバムです。

第6位
Draw the Line

ken
前作「Rocks」に続き、このアルバムもヘヴィーで、ノリの良いアルバムだな。
kat
第1期黄金時代のラストを飾るアルバムだね。オープニング・ナンバー「Draw the Line」から飛ばしまくっているね。

評価: 3.4

1977年発売の5枚目のアルバムで、本作制作時のエアロスミスのメンバは、ドラッグ漬けで、アルバム名通り、限界ギリギリのラインでレコーディングされました。

しかし、アルバムを聞く限り、そんなことは微塵も感じさせない迫力のあるヘヴィーなハード・ロック アルバムです。

珍しいところでは「Bright Light Fright」で、ギターのジョー・ペリーがリード・ボーカルをとっています。

短い曲ですが、ジョー・ペリー、なかなか歌が上手です。

ヘヴィーな「Draw the Line」「Kings and Queens」や、ブルース曲「Milk Cow Blues」などが収録されており、

第1期黄金時代の傑作3部作の締めくくりに相応しいアルバムです。

第5位
Toys in the Attic 闇夜のヘヴィ・ロック

ken
グルーヴ感のあるハード・ロックしているアルバムだな。「Walk This Way」は、後に、Run-D.M.C.がカヴァーして有名になったな。
kat
「Walk This Way」以外にも色々な要素の曲が詰まっていて、アルバム名の通り、おもちゃ箱のようなアルバムだね。

評価: 3.5

1975年発売の3枚目のアルバムで、本作からエアロスミスの快進撃が始まっていきます。

そのきっかけを作ったのが「Walk This Way」のシングル・ヒットでしたが、この曲は、後にRUN D.M.Cにカヴァーされ、第2期黄金時代のきっかけにもなったエアロスミスにとっては、最重要曲です。

それ以外にも、ヘヴィーなハードロックしている「Toys in the Attic」や、グルーヴ感のあるリフが印象的な「Sweet Emotion」、名バラード曲「You See Me Crying」など、聴きどころのある曲が多く収録されています。

本作は、全米チャート11位を記録するヒットとなりました。

第4位
Nine Lives

ken
前作「Get a Grip」が凄過ぎたから、このアルバムは、少し落ち着いたように聞こえるな。
kat
ジャズ、バラード、インド、ツェッペリン風と色々な要素を含んでいるアルバムだね。

評価: 3.6

1997年発売の12枚目のアルバムで、前作と同様、本作も全米No.1を記録しました。

前作「Get a Grip」は、エネルギッシュ過ぎて、聴き終わるころには、ヘトヘトになってしまいますが、本作は、前作よりも落ち着きが出てきました。

本作からは、「Falling in Love」「Hole in My Soul」「Pink」がシングル・カットされ、「Hole in My Soul」は、エアロスミスのバラード曲の中でも、屈指の出来映えの曲です。

また、今までのエアロスミスにはないインド風の曲があったり、ホーンやストリングスを加えるなど、新たな試みもされています。


Pump

ken
アメリカナイズされたパーティ・ロックなアルバムだな。昔のハード・ロック路線とは、違う方向にいってしまったな。
kat
昔のハード・ロック路線とは違って、産業ロックのアルバムだけど、カッコ良さは失われていないね。

評価: 3.7

1989年発売の10枚目のアルバムで、本作も、前作「Permanent Vacation」と同様、ブルース・フェアバーンがプロデュースしています。

前作「Permanent Vacation」の延長線上のアルバムですが、前作よりもパワーアップし、ポップで分かりやすい曲が増えています。

いかにも売れそうな曲が詰まっており、全米最高5位を記録しました。

本作から、「Love in an Elevator」「Janie’s Got a Gun」「What It Takes」「The Other Side」がシングル・カットされ、3曲がトップ10ヒットしています。

第2期黄金時代のエアロスミスを批判する人は少なくありませんが、ここまで、エアロスミスが復活できたのは、昔のハード・ロック路線に戻らず、新しいサウンドで勝負したからだと思っています。


Rocks

ken
ポップ要素を排除したハード・ロック全開のアルバムで、ノリの良さが最高なアルバムだな。
kat
エアロスミスのアルバムの中では、1番ハード・ロックしていて、エアロスミスの最高傑作の1枚だね。

評価: 4.0

1974年発売の4枚目のアルバムで、初期エアロスミスの最高傑作にあげられるアルバムです。

1曲目から3曲目までの畳み掛ける展開は、今聞いても色褪せることなく、鬼気迫るものがあります。

本作から「Last Child」「Back in the Saddle」「Home Tonight」がシングル・カットされヒットしました。

後期のエアロスミスのゴージャスなメロディアス路線とはまた違ったヘヴィーなエアロスミスの魅力を体感することができます。

ジャケットの宝石のように珠玉のロック・アルバムで、エアロスミスを知る上では、必聴アルバムです。


Get a Grip

ken
第1期黄金時代の最高傑作が、「Rocks」だとすると、このアルバムは、第2期黄金時代の最高傑作だな。
kat
「Permanent Vacation」で復活ののろしをあげて、「Pump」でパンチをお見舞いし、このアルバムで完全ノックアウトしたね。

評価: 4.2

1993年発売の11作目のアルバムで、アメリカナイズされた大衆向けのサウンドを極め、エアロスミス初の全米No.1を獲得したアルバムです。

最初から最後まで飛ばしまくり、捨て曲など一切なく、迫力満点のエアロスミス最高傑作アルバムです。

外部ライターとの共作が多く収録されており、スティーヴン・タイラー/ジョー・ペリーに欠けていたポップの部分が、外部ライターによって補われ、アルバム全体をグレード・アップすることができました。

勢いのある曲だけでなく、「Cryin’」「Crazy」「Amazing」の3大バラード曲が収録されており、粒揃いなアルバムです。

ライブ・アルバム

    Live! Bootleg

  • 1977年7月から、翌年8月まで1年間に及んだ全米ツアーのライブ音源を中心としたエアロスミス初のライブ・アルバムです。
  • アルバム「Draw the Line」までのベストな選曲がされていますが、ヤードバーズのレパートリーや、ジェイムズ・ブラウンのカヴァー曲も収録されています。
    A Little South of Sanity

  • ゲフィンレコードの契約未消化問題で制作されたライブ・アルバムで、1998年のツアーの模様が収録されています。
  • 「Permanent Vacation」以降の曲が多く収録されており、上で紹介した「Live! Bootleg」が第1期黄金時代のベストな選曲だとすると、本作は、第2期黄金時代のベストな選曲がされています。

おすすめのベスト・アルバム

    O, Yeah! Ultimate Aerosmith Hits

  • エアロスミス オール・タイムの究極のベスト・アルバムで、エアロスミス初心者に最適なアルバムです。新曲も2曲(「Girls of Summer」「Lay It Down」)収録されていますので、エアロスミスのコアファンの人にもおすすめできるアルバムです。
  • アルマゲドンの主題歌「I Don’t Want to Miss a Thing」をはじめとしたエアロスミスのヒット曲が目白押しであるのはもちろんのこと、RUN-DMCのカヴァー版「walk this way」など、エアロスミスのスタジオ・アルバムでは聞けない曲も収録されています。


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エアロスミスのメンバ

エアロスミスは、一時的に脱退するメンバもいましたが、不動のメンバで、今でも活動しています。

以下に、エアロスミスのメンバを紹介します。

  • スティーヴン・タイラー(ボーカル担当)
    まず、ルックスにインパクトがあり、悪く言うと口が大きくブサイクに見えるのですが、人柄やパフォーマンスを見ると、不思議なことにとてもカッコ良く見えてしまいます。
    アメリカの人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」の審査員をやっていたことがあり、その時の周りの審査員は、シビアなことを言う人が多い中、スティーヴン・タイラーは、シビアなことはほとんど言わず、人柄の良さが出ていました。
    エアロスミスでは、高音のシャウトが得意で、ヒップホップの曲も歌ったりと柔軟性のあるボーカリストです。
  • ジョー・ペリー(ギター担当)
    一時期、スティーヴン・タイラーとの確執で、エアロスミスを脱退していた時もありましたが、すぐに復帰しています。
    ソロ・アルバムを何枚か発売していますが、エアロスミスほど成功はしていません。
    レノン/マッカートニー、ジャガー/リチャーズと同様、タイラー/ペリーのコンビで、映える人です。
  • ブラッド・ウィットフォード(ギター担当)
    オリジナル・メンバーではありませんが、1971年からエアロスミスに参加し、リズム・ギターを担当しています。
    ジョー・ペリーと同様、エアロスミスを一時的に脱退しましたが、すぐに復帰しています。
    ジョー・ペリーの影に隠れてしまっていますが、ジョー・ペリーは「俺よりギターが上手い」と信頼を寄せています。
  • トム・ハミルトン(ベース担当)
    最初は、ギターから始め、その後、ベースの担当がいないということで、ベースに転向しています。
    もともとは、ジョー・ペリーと一緒にバンド活動をしており、そこからエアロスミスへと発展しました。
    70年代のハード・ロック時代のエアロスミスでは、ファンキーなベースプレイが特徴でした。
  • ジョーイ・クレイマー(ドラム担当)
    スティーヴン・タイラーとは幼なじみで、ジョー・ペリーとブラッド・ウィットフォードの脱退時期においても、エアロスミスを離れることなく、スティーヴン・タイラー、トム・ハミルトンと共に、エアロスミスの重鎮であります。
    父親の死後、うつ病にかかり、アルバム「Nine Lives」には参加しませんでしたが、リハビリ後、すぐに、エアロスミスに復帰しました。

エアロスミスの音楽の楽しみ方

エアロスミスは、大きく、ハード・ロックの時代と、メロディアスなアメリカナイズされたロックの時代に分けられます。

ハード・ロックの時代が、第1期黄金時代であり、メロディアスなアメリカナイズされたロックの時代が、第2期黄金時代となりますが、その狭間では、何年か低迷時期がありました。

ハード・ロックの好きな人は、ハード・ロックの時代のアルバムから聞いていくのが良いかと思います。

映画「アルマゲドン」で、エアロスミスを知った人は、バラードやポップな曲が多い、第2期黄金時代のアルバムから聞くことをおすすめします。

各区分けのアルバムの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。

【ハード・ロックのアルバム】

  • Aerosmith 野獣生誕(1973年):上級者向け
  • Get Your Wings 飛べ!エアロスミス(1974年):上級者向け

【ハード・ロックのアルバム(第1期黄金時代)】

  • Toys in the Attic 闇夜のヘヴィ・ロック(1975年):初心者向け
  • Rocks(1976年):初心者向け
  • Draw the Line(1977年):中級者向け

【ハード・ロックのアルバム(低迷時期)】

  • Night in the Ruts(1979年):中級者向け
  • Rock in a Hard Place 美獣乱舞(1982年):上級者向け
  • Done with Mirrors(1985年):上級者向け

【アメリカナイズされたロックのアルバム(第2期黄金時代)】

  • Permanent Vacation(1987年):中級者向け
  • Pump(1989年):初心者向け
  • Get a Grip(1993年):初心者向け
  • Nine Lives(1997年):中級者向け
  • Just Push Play(2001年):初心者向け

【その他のアルバム】

  • Honkin’ on Bobo(2004年):上級者向け
  • Music from Another Dimension!(2012年):上級者向け

まとめ

最後に、エアロスミスのランキング結果をまとめます。

順位アルバム名点数
1位Get a Grip 4.2
2位Rocks 4.0
3位Pump 3.7
4位Nine Lives 3.6
5位Toys in the Attic 闇夜のヘヴィ・ロック 3.5
6位Draw the Line 3.4
7位Honkin’ on Bobo 3.3
8位Just Push Play 3.2
9位Permanent Vacation 3.0
10位Night in the Ruts 2.9
11位Get Your Wings 飛べ!エアロスミス 2.8
12位Aerosmith 野獣生誕 2.6
13位Music from Another Dimension! 2.5
14位Done with Mirrors 2.4
15位Rock in a Hard Place 美獣乱舞 2.3

エアロスミスは、1990年以降、メロディアスな売れ路線のアルバムを制作したことや、映画「アルマゲドン」の主題歌を担当したことで、日本中でも知れ渡った存在になりました。

1970年代のエアロスミスを知らない人は、ハード・ロックをやっていたバンドだと知らない人もいるのではないでしょうか。

ハード・ロック時代のエアロスミスも最高にカッコ良いので、ハード・ロック時代のエアロスミスを聞いたことがない方は、この機会に、ハード・ロック時代のアルバムも聞いてみることをおすすめします。

最近は、エアロスミスのメンバは高齢になったために、メディアの露出が少なくなっていますが、日本愛好家でも知られるエアロスミスには、是非とも、またツアーで日本に来てもらいたいですね。

次回は、L.A.メタルからモトリー・クルーの全アルバム ランキングをしていきたいと思います。

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