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山下達郎 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介
山下達郎さんの1976年~1982年のアルバムが、2023年5月から、アナログ盤のレコードやカセットで、再発売されています。
その中で「FOR YOU」が、約40年ぶりに、オリコンチャートで、Top10入りを記録しました。
昔からの山下達郎さんファンであり、アナログ好きの私には、大変喜ばしいことであるため、今回は、山下達郎さんの全アルバム ランキングをしていきたいと思います。
山下達郎さんは、竹内まりやさんとともに、シティポップの代表格であり、都会的に洗練された曲を多数発表しています。
2022年6月には、11年ぶりのニュー・アルバム「SOFTLY」が発表されたことは、記憶に新しいところです。
現在までに、山下達郎さんは、19枚のスタジオ・アルバムを発売しています。
そんな山下達郎さんの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。
ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。
山下達郎さんのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、
山下達郎さんのアルバムの評価や名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。
山下達郎 アルバムランキング
ON THE STREET CORNER 1
評価: 2.5
1980年発売の6枚目のアルバムです。
全曲カヴァー曲で、手拍子、足踏み、吉田美奈子のコーラス以外は、全て、山下達郎の1人アカペラで構成されています。
山下達郎の趣味で作ったようなアルバムで、オールディーズやドゥーワップを中心とした選曲がされています。
古き良き時代のアメリカを思い出させてくれ、懐かしさを感じますが、山下達郎のオリジナル曲を求める人には、不向きなアルバムです。
オールディーズやドゥーワップ好きな人には、一聴の価値のあるアルバムです。
ON THE STREET CORNER 3
評価: 2.55
1999年発売の16枚目のアルバムで、山下達郎の1人アカペラの第三弾のアルバムです。
前作「ON THE STREET CORNER 2」は、バラード主体のアルバムでしたが、本作は、ドゥーワップの曲が主体であった「ON THE STREET CORNER 1」に立ち返ったアルバムです。
基本的には、第一弾、第二弾と同様、オールディーズのカヴァー曲が主体ですが、比較的新しい1980年代にヒットした「LOVE T.K.O.」や、
シリーズ初の山下達郎のオリジナル曲「LOVE CAN GO THE DISTANCE」が収録されています。
「ON THE STREET CORNER 1」と同様、万人受けするアルバムではありませんが、オールディーズやドゥーワップ好きな人には、一聴の価値のあるアルバムです。
Ray Of Hope
評価: 2.6
2011年発売の18枚目のアルバムで、歌謡曲やシンガー・ソングライター色の強いアルバムです。
2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響で、当初予定されていたアルバム名「WooHoo」から「Ray Of Hope」に変更されました。
映画やドラマで使用された曲が多いためか、昭和の歌謡曲を感じさせる懐かしさがあります。
一方で、シンセ・ベースを使用した「NEVER GROW OLD」や、ProToolsを使用したファンキーな「俺の空」のような曲も収録されており、良い意味で、一筋縄ではいかないアルバムです。
ARTISAN
評価: 2.65
1991年発売の13枚目のアルバムです。
アルバム名の「ARTISAN」とは、職人という意味で、アルバム名通り、山下達郎の熟練した職人芸を感じ、安心して聞けるアルバムです。
オープニング・ナンバーの「アトムの子」は、手塚治をオマージュした曲で、CMやフジテレビ「サタ★スマ」のテーマ曲で使用されました。
また、「さよなら夏の日」は、第一生命のCMに、「Endless Game」は、TBSテレビドラマ「誘惑」の主題曲に使用されたため、
当時テレビを見ていた方には、馴染み深く、親近感の湧くアルバムです。
僕の中の少年
評価: 2.7
昭和最末期の1988年に発売された12枚目のアルバムです。
本作は、デジタル化が進んだこともあり、最も評価の難しいアルバムで、個人的に、山下達郎のアルバムの中では、地味なアルバムに属する作品だと思っています。
しかし、山下達郎のコアなファンには、最も人気のあるアルバムであったりもします。
評価を難しくしているのは、「新・東京ラプソディー」「ゲット・バック・イン・ラブ」「蒼氓」「踊ろよ、フィッシュ」のような有名曲がある一方、
それ以外の曲は、ほとんど話題に上がることがなく、人気曲と、そうでない曲が、はっきり別れてしまっていることにあります。
有名曲の中では、「ゲット・バック・イン・ラブ」が、TBS系列ドラマ「海岸物語 昔みたいに…」のテーマ曲として先行シングルカットされ、大ヒットしました。
また、「蒼氓」では、桑田圭佑、原由子、竹内まりやがコーラスに参加し、話題となりました。
SEASON’S GREETINGS
評価: 2.75
1993年発売の14枚目のアルバムで、1人アカペラ、フル・オーケストラ、クリスマス・ソングにアメリカン・スタンダード曲で構成されているアルバムです。
アルバム名通り、クリスマス・ソングを中心に選曲されています。
山下達郎のアカペラ、オーケストラともに、温かみがあり、クリスマスにピッタリの作品です。
また、クリスマスの定番曲「クリスマス・イブ」の英語バージョンも収録されています(日本語のバージョンに慣れ親しんできたため、英語バージョンには、少し違和感を感じます・・)。
日本のクリスマス・アルバムの代表アルバムに認定しても良いぐらいの美しいアルバムです。
ON THE STREET CORNER 2
評価: 2.8
1986年発売の11枚目のアルバムで、山下達郎の1人アカペラの第二弾のアルバムです。
前作から、6年が経過し、機材の進化もあり、前作よりもコーラスが複雑になっています。
前作は、オールディーズやドゥーワップのカヴァー曲が中心でしたが、本作では、映画やドラマで使用されることの多い「AMAPOLA」や、クリスマス・ソング「SILENT NIGHT」「WHITE CHRISTMAS」などのバラード曲が多く、
1人アカペラ3部作の中では、最も聞きやすいアルバムとなっています。
SONORITE
評価: 2.85
2005年発売の17枚目のアルバムで、既出曲が多くを占めますが、今までの山下達郎とは違ったサウンドで、実験色の強いアルバムです。
最も驚きがあったのは、1997年にKinKi Kidsに提供したセルフ・カヴァー曲「KISSからはじまるミステリー」で、山下達郎がラップをやっています。
・・・と思ったところ、ラップをやっているのは、ケツメイシのRYOであり、山下達郎の声にそっくりなため、山下達郎がラップをやっているように聞こえます。
また、「忘れないで」では、イタリアのカンツォーネを取り入れた歌謡曲で、昭和の懐かしさを感じる曲です。
全体的に、機械音が減り、シンプルな演奏が特徴的なアルバムです。
COZY
評価: 2.9
1998年発売の15枚目のアルバムで、純粋なオリジナル・アルバムとしては、「ARTISAN」から、7年ぶりに発売されたアルバムです。
本作には、ミスター・ドーナッツのCM曲や、NHK連続テレビ小説「ひまわり」の主題歌「DREAMING GIRL」など、CMやテレビドラマで使用された曲が多く収録されています。
前年度に、kinki kidsに提供した「ガラスの少年」が大ヒットし、そのセルフ・カヴァーを、本作に収録するとの話がありましたが、
それはなくなり、オールタイム・ベスト「OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜」に収録されることになりました。
その他に、加山雄三のカヴァー曲があったりと、山下達郎の歌謡曲が詰まったアルバムです。
次は、10位 → 1位 です。
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