Run-D.M.C. 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

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Run-D.M.C. 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

前回は、Bruce Public Enemy(パブリック・エナミー)の全アルバム・ランキングを行いましたので、

今回は、ロック界のレジェンド第40弾として、ラップとロックを融合したグループ、Run-D.M.C.の全アルバムをランキング形式で紹介していきたいと思います。


Run-D.M.C.は、1983年にデビューし、ジョセフ・シモンズ(ラン)、ダリル・マクダニエルズ(D.M.C.)、ジェイソン・ミゼル(ジャム・マスター・ジェイ)の3人を中心に活動を開始しました。

1984年に発表したファースト・アルバム『Run-D.M.C.』はミリオン・ヒットを記録しました。

さらに、1986年にはエアロスミスのヒット曲「Walk This Way」をカバーし、全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)で4位を記録するなど、名実ともにヒップホップ界を代表する存在となりました。

Run-D.M.C.は、ドラムマシンを活用した硬質なビートと歯切れのよいラップを組み合わせ、それまでのヒップホップとは異なる新しいスタイルを確立しました。

また、帽子やジャージ、スニーカーなどを取り入れたストリート・ファッションも、後のヒップホップ文化に大きな影響を与えています。

残念ながら、2002年10月、ジャム・マスター・ジェイがレコーディング・スタジオで射殺され、Run-D.M.C.は活動休止を余儀なくされました。

そんなRun-D.M.C.の名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。


ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点はご了承ください。

Run-D.M.C.のアルバムを聴いてみたいけれど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

Run-D.M.C.のアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。


最後に、「あなたの好きなRun-D.M.C.のアルバム」のアンケートも実施していますので、ぜひご投票ください。

これまでの投票結果もご覧いただけます。

評価点の基準

評価点の基準は、以下の通りです。

評価点基準
1.0 〜 2.0駄作のアルバム
2.0 〜 3.0普通のアルバム
3.0 〜 4.0良作のアルバム
4.0 〜 4.5最高傑作のアルバム
4.5 〜 歴史的名盤

Run-D.M.C. アルバムランキング

第7位
Crown Royal

Run-D.M.C.のラスト・アルバムは、多くのアーティストがフィーチャーされ、Run-D.M.C.らしさがないわね。
2002年に、ジャム・マスター・ジェイが射殺されてしまったことは残念だったね。

評価: 2.6

2001年に発表された7作目のスタジオ・アルバムで、Run-D.M.C.にとって最後のオリジナル・アルバムです。

本作には、ナズやプロディジー、リンプ・ビズキットのフレッド・ダースト、サード・アイ・ブラインドのステファン・ジェンキンス、キッド・ロックなど、多数のアーティストが参加しており、Run-D.M.C.のメンバーの参加は限られています。

また、おとなしい楽曲が多い一方で、リンプ・ビズキットのフレッド・ダーストが参加した「Them Girls」のように、スピード感のある激しい楽曲も収録されています。

このように、楽曲ごとに音楽性が大きく異なることから、グループとしての一体感が希薄になっているように感じられます。

本作の発表後、ジャム・マスター・ジェイが射殺されたことを受け、Run-D.M.C.は活動を休止しました。

第6位
Back from Hell

1990年代に入り、Run-D.M.C.の個性がなくなってしまったわね。
最先端のヒップホップを取り入れ、時代に取り残されないように悪戦苦闘していることが分かるね。

評価: 2.8

1990年に発表された5作目のスタジオ・アルバムで、従来のロック色を抑え、ストリート感の強いハードコア・ラップを中心とした作品です。

そのため、当時のヒップホップ・シーンを意識した音作りが特徴となっています。

また、「Pause」や「Faces」には、当時流行していたニュー・ジャック・スウィングの要素も取り入れられています。

このように、最新のヒップホップを取り入れている点は評価できますが、一方で、Run-D.M.C.の独自性が薄れてしまったようにも感じられます。

さらに、当時は新世代のラッパーたちとの競争も激しくなっており、売上も低迷するなど、Run-D.M.C.が苦戦していた様子がうかがえる作品です。

第5位
Down With the King

1990年代らしいヒップホップを取り入れながらもRun-D.M.C.の個性を発揮しているわね。
全身黒づくめの衣装や坊主頭にし、ルックスにも変化が感じられるね。

評価: 3.2

1993年に発表された6作目のスタジオ・アルバムで、低迷していたRun-D.M.C.が復活を果たした作品です。

従来のシンプルで硬質なヒップホップ・サウンドを基盤としながら、当時のヒップホップ・シーンを意識した重厚で荒々しいサウンドを作り上げています。

本作の代表曲「Down with the King」は、1990年代のヒップホップに対応した新たなスタイルを打ち出しています。

この曲は全米シングルチャートで21位を記録し、ホット・ラップ・シングル・チャートでは1位を獲得しました。

また、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロがギターで参加した「Big Willie」では、ロックとヒップホップを融合させ、かつてのRun-D.M.C.らしい個性も発揮しています。

ベテランの域に達したRun-D.M.C.の存在感を改めて示したアルバムです。

第4位
Tougher Than Leather

ヘビーなギターの曲は少なくなり、ソウルやファンク色が強くなっているわね。
発売当時は賛否両論だったけど、今では過小評価されているアルバムとして高く評価されているね。

評価: 3.5

1988年に発表された4作目のスタジオ・アルバムで、ファンク色が強まり、1stアルバム『Run-D.M.C.』のようなシンプルなヒップホップが特徴の作品です。

本作には、代表曲の「Run’s House」と「Mary, Mary」が収録されています。

「Run’s House」は、Run-D.M.C.らしい歯切れのよいラップと重厚なビートが印象的な楽曲です。

一方、「Mary, Mary」では、モンキーズの楽曲をヒップホップにアレンジしています。

また、ストーリーテリングを取り入れた「Ragtime」など、Run-D.M.C.の幅広い音楽性を楽しめますが、前作『Raising Hell』ほどのセールスやインパクトには及びませんでした。

それでも、全米アルバム・チャートで9位を記録し、プラチナ・ディスクにも認定されており、まだまだ、Run-D.M.C.の勢いが衰えていないことが分かります。


King of Rock

前作のシンプルなヒップホップとは異なり、ロックとヒップホップを融合しているわね。
ヘビーなギターが目立ち、迫力のあるサウンドが印象的だね。

評価: 3.8

1985年に発表された2作目のスタジオ・アルバムで、ヘビーなギターリフを取り入れたロック色の強いヒップホップ作品です。

特に、タイトル曲「King of Rock」では、ハードなギターと重厚なビートが組み合わさり、ヒップホップとロックを融合させる姿勢が表れています。

一方、「Roots, Rap, Reggae」ではレゲエの要素を取り入れており、ロック一辺倒ではない音楽的な幅広さも聴くことができます。

このように本作は、後のロックとヒップホップの融合にもつながる先駆的な作品であり、次作の名盤『Raising Hell』へと続く重要な作品と捉えることができます。


Run-D.M.C.

無駄をそぎ落としたビートが中心で、Run-D.M.C.の独自性が出ているヒップホップね。
今では一般的なヒップホップ・スタイルだけど、当時は画期的なヒップホップだったね。

評価: 4.2

1984年に発表されたRun-D.M.C.の記念すべきデビュー・アルバムです。

当時のヒップホップでは、ファンクやディスコの要素を取り入れたサウンドが主流でしたが、本作はドラムマシンを中心とした硬質なビートと、攻撃的で自己主張の強いラップを打ち出しています。

2人が掛け合うようにラップを繰り広げるスタイルには独特のエネルギーがあり、ヒップホップの新たな方向性を示した作品として高く評価されています。

また、全米で初めてゴールドディスクに認定されたラップ・アルバムでもあり、後のアーティストにも大きな影響を与えました。

このように本作は、ヒップホップを新たな時代へと導いた歴史的なアルバムの1枚と言えます。


Raising Hell

Run-D.M.C.のラップや演奏に重厚感が増し、ヒップホップをメインストリームへ押し上げたアルバムね。
エアロスミスの「Walk This Way」を取り上げたことで、エアロスミスの復活にも貢献したね。

評価: 4.4

1986年に発表された3作目のスタジオ・アルバムで、Run-D.M.C.の最高傑作との呼び声も高い作品です。

前作までに確立した硬質なビートとラップをさらに発展させ、ロックの要素に加え、多彩なサンプリングやスクラッチを取り入れています。

リック・ルービンのプロデュースによってサウンドに磨きがかかり、ヒップホップの名盤として高い評価を獲得しました。

本作を代表する楽曲は、エアロスミスと共演した「Walk This Way」です。

原曲のギターリフやボーカルにラップを融合させたこの曲は、大ヒットを記録しました。

本アルバムのセールスも好調で、全米アルバム・チャートで最高3位を記録し、ラップ・アルバムとして初めてトリプル・プラチナ認定を受けました。

ヒップホップ界だけでなく、1980年代の音楽シーンを代表するアルバムの1枚です。


あなたの1番好きなRun-D.M.C.のアルバムを、投票下さい。

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ライブ・アルバム

    Live at Montreux 2001

  • 2001年7月にスイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルで行われたライブを収録した作品で、Run-D.M.C.初のライブ・アルバムです。
  • 「It’s Like That」「It’s Tricky」「King of Rock」「Walk This Way」など、1980年代のRun-D.M.C.を代表する名曲が多数収録されています。
  • 一方、曲間のMCや観客とのやり取りが多いため、冗長に感じられる部分もありますが、それでも、シンプルで硬質なビートと歯切れのよいラップによって、迫力あるパフォーマンスを味わうことができます。

おすすめのベスト・アルバム

    Ultimate Run DMC

  • 2003年に発売された、Run-D.M.C.の代表曲を集めたベスト・アルバムで、1980年代のヒップホップ・シーンを代表する名曲が多数収録されています。
  • 「Walk This Way」「It’s Tricky」「My Adidas」「Sucker M.C.’s」などの代表曲はもちろん、1990年代のヒット曲「Down with the King」や、ジェイソン・ネヴィンズによるリミックス版「It’s Like That」も収録されています。
  • ヒット曲を幅広く網羅した充実度の高いベスト盤であり、Run-D.M.C.の入門盤としても最適な作品です。


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Run-D.M.C.のメンバー

Run-D.M.C.は、ジョセフ・シモンズ(ラン)、ダリル・マクダニエルズ(D.M.C.)、ジャム・マスター・ジェイの3人で結成され、解散するまで、オリジナル・メンバー3人で活動しました。

以下にオリジナル・メンバー3人を紹介します。

  • ジョセフ・シモンズ(担当:MC):

    Run-D.M.C.では、ダリル・マクダニエルズとともにラップを担当し、歯切れのよいリズミカルなラップを武器に、グループのサウンドを支える中心的な存在として活躍しました。

    1990年代以降は「Rev. Run」の名でも知られるようになり、牧師として宗教活動にも取り組みました。

    2000年代には、家族の日常を描いたリアリティ番組『Run’s House』に出演するなど、音楽以外の分野でも活躍しています。


  • ジェイソン・ミゼル(担当:MC):

    Run-D.M.C.では、ジョセフ・シモンズとともにラップを担当しました。

    派手な歌唱や複雑なメロディーに頼らず、リズムを重視したスタイルによって、1980年代のヒップホップを代表するラッパーの一人となりました。

    音楽活動以外では、若者への教育支援や養子縁組に関する啓発活動にも取り組んでいます。


  • ジャム・マスター・ジェイ(担当:DJ):

    Run-D.M.C.ではスクラッチやターンテーブルの操作を担当し、ジョセフ・シモンズとジェイソン・ミゼルのラップを支える重要な存在でした。

    また、楽曲制作やプロデュースにも携わり、ヒップホップにロックの要素を取り入れた音楽性の確立にも貢献しました。

    残念ながら、2002年10月30日、ニューヨークのスタジオで銃撃され、37歳で亡くなりました。

Run-D.M.C.の音楽

RUN-D.M.C.は、ロックやファンクなどの要素を取り入れ、ヒップホップの表現の幅を大きく広げました。

その音楽性は、初期のシンプルで硬質なビートとラップを中心としたサウンドから、ロックやファンクを取り入れた作品、さらには1990年代以降のヒップホップの流行を反映した重厚なサウンドまで、時代とともに変化しています。

それぞれの時代のアルバムの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。

【初期のアルバム】

  • Run-D.M.C.(1984年):初心者向け
  • King of Rock(1985年):初心者向け
  • Raising Hell(1986年):初心者向け

【中期のアルバム】

  • Tougher Than Leather(1988年):中級者向け
  • Back from Hell(1990年):上級者向け

【後期のアルバム】

  • Down with the King(1993年):中級者向け
  • Crown Royal(2001年):上級者向け

まとめ

最後に、RUN-D.M.C.のランキング結果をまとめます。

順位アルバム名点数
1位Raising Hell 4.4
2位Run-D.M.C. 4.2
3位King of Rock 3.8
4位Tougher Than Leather 3.5
5位Down With the King 3.2
6位Back from Hell 2.8
7位Crown Royal 2.6

Run-D.M.C.は、1980年代のヒップホップ・シーンを切り開いた伝説的なグループで、ロックの要素を積極的に取り入れ、エアロスミスの「Walk This Way」のカバーによって、ヒップホップを幅広い音楽ファンに浸透させました。

今回のランキングでは、ヒップホップの歴史を切り開いた初期のRun-D.M.C.のアルバムを上位に位置づけましたが、1990年代以降も新たなサウンドを追求し、良作を発表し続けました。

しかし、2002年にDJのジャム・マスター・ジェイが銃撃され、亡くなるという悲劇に見舞われました。

この事件をきっかけにRun-D.M.C.は活動を終了し、事実上の解散を迎えたことは、非常に残念なことでした。

ヒップホップの歴史を語るうえで欠かせない存在であるRun-D.M.C.は、ヒップホップ初心者の方にもぜひ聴いていただきたいグループですので、今回のランキングを参考に、ぜひ多くの作品に触れていただければと思います。

次回は、ロック界のレジェンド第41弾として、イギリスのオルタナティヴ・ロックやエレクトロニカを代表するバンド、レディオヘッドの全アルバム・ランキングを行っていきたいと思います。

RUN-D.M.C.のグッズ紹介

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