レッド・ホット・チリ・ペッパーズ 全アルバムランキング|レッチリの傑作アルバムは何か?

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ 全アルバムランキング

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ 2022年最新アルバム発表を記念して、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの全アルバムを、別記事で評価しましたので、ここで、1つのランキングにまとめました。

各アルバムの詳細は、以下の関連記事を参照してみて下さい。

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レッチリのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、レッチリのアルバムの評価や、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。

評価アルバム

以下が、今回の評価アルバムです。

発売年作品集
1984年The Red Hot Chili Peppers
1985年Freaky Styley
1987年The Uplift Mofo Party Plan
1989年Mother’s Milk
1991年Blood Sugar Sex Magik
1995年One Hot Minute
1999年Californication
2002年By the Way
2006年Stadium Arcadium
2011年I’m with You
2016年The Getaway
2022年Unlimited Love
2022年Return of the Dream Canteen

アルバム ランキング

順位アルバム名コメント評価点
1位Mother’s Milkこのアルバムは、レッチリのファンキーでミクスチャー・ロック時代の最高傑作で、迫力のあるレッチリ節全開の作品です。ジョン・フルシアンテが加入した最初のアルバムであり、その影響で、ギター音が今までと比べてかなりハードになっています。

3.4
2位I’m with You「Stadium Arcadium」の延長線上のアルバムですが、「Stadium Arcadium」よりもメロディアスな曲が増えています。このアルバムは、個人的に、レッチリの後期のアルバムの中で、最高傑作に位置付けている作品ですが、他のアルバムと比較すると、あまり売れていません。世間一般的には、レッチリのアルバムの中では、マイナーなアルバムなのかもしれませんが、隠れた名盤だと思っています。

3.3
3位One Hot Minuteギターが、元ジェーンズ・アディクションのデイヴ・ナヴァロに変わったことの影響で、レッチリのアルバムの中で、ハードロック色が最も強いアルバムです。レッチリファンは、このようなハードロックの曲を求めていないのか、レッチリのアルバムの中では、あまり売れていないアルバムです。しかし、ハードロック・メタル好きな人には、たまらないアルバムです。

3.2
4位Freaky Styleyファンク界の大御所ジョージ・クリントンがプロデューサーを担当していることから、ブラックなファンク色の強いアルバムです。キラーチューンはないものの捨て曲もなく、前作「The Red Hot Chili Peppers」から成長が伺えるアルバムです。

3.1
5位Stadium Arcadiumこのアルバムは、今までのレッチリの音を詰めた集大成的なアルバムです。ギターは、今までのレッチリとは違ったハードロックな音が特徴です。2枚組であるため、同じような曲調だと最後まで聞くのは辛いかと思いましたが、バラエティ豊かなアルバムであるため、最後まで飽きずに聞けます。

3.0
6位Return of the Dream Canteenジャケットが、サイケデリックしているように、このアルバムの収録曲の中には、サイケデリックを感じさせる部分がいくつかあります。前半は、昔のレッチリを彷彿させるファンキーな曲や、最近のレッチリらしいメロディアスな曲があり、バラエティに富んでいますが、後半は、暗い曲が続き、地味になりました。全体的に、キラー・チューンはないものの平均点以上の曲が揃ったアルバムです。

3.0
7位By the Way前作「Californication」を、更に、大人しくメロディアスにしたアルバムで、以前のファンキーでハードな曲はほとんどありません。「Californication」のように後半だれるかと思いましたが、バラエティ豊かな曲が多く、だれることなく聞けるアルバムです。「Californication」からの変化を、「やわな商業ロックになった」とマイナス評価するか、「時代にあった万人受けする素晴らしい変化」とプラス評価するか、賛否両論なアルバムです。

2.9
8位The Uplift Mofo Party Planファンキーなアルバムですが、前作「Freaky Styley」のような黒さはなく、ハードロックなファンキーなアルバムです。最初で最後のオリジナルフルメンバーによるアルバムで、ファーストアルバム「The Red Hot Chili Peppers」に近いサウンドです。そのためか、ジャケットもファーストアルバムのジャケットに似ているように感じます。

2.9
9位Unlimited Love「Stadium Arcadium」以来のジョン・フルシアンテが復帰したアルバムです。そのため、前作「The Getaway」よりも、ギターが前面に出てきていますが、勢いのある派手な曲はなく、全体的に落ち着いた感じのアルバムです。

2.9
10位The Getawayプロデューサーが変わってしまった影響か、派手さはなくなり洗練された曲が多くなりました。ギターの派手さがなくなってしまった代わりに、ピアノやシンセサイザーのキーボードが目立つ曲が増えました。

2.8
11位Blood Sugar Sex Magik前作までのアルバムに入っていた疾走する曲がほとんどなく、スローテンポの重さを重視したアルバムです。レッチリのアルバムの中では、最も有名なアルバムですが、個人的には、疾走する曲がないため、評価点が低くなってしまいました。

2.7
12位Californicationギターのジョン・フルシアンテが復帰したことにより、前作「One Hot Minute」のハードロック路線から心機一転、メロディアスなおとなしめのアルバムになっています。このアルバムから、レッチリは、大人の売れ路線のサウンドに変化しました。同じような曲調が続くため、個人的には、後半の曲はだれてきました。とはいうもののレッチリのアルバムでは最も売れたアルバムです。

2.7
13位The Red Hot Chili Peppersレッチリのファーストアルバムで、あまり評価が高くないアルバムです。捨て曲があるもののレッチリの音が既に出来上がっており、世間一般的に言われているような評価の低いアルバムではなく、平均的なアルバムではないかと感じています。ジャケットが、落書きっぽい一つ目小僧が描かれていているところに、B級感が表れています。

2.5

まとめ

世間一般では、「Californication」や「By the Way」が人気なアルバムだと思いますが、私はファンキーな曲やハードな曲が好きなため、偏った評価になってしまったかもしれません。

ランキングを低くしてしまったアルバムの中には、世間一般的に人気のあるアルバムもあります。

参考までに、売上げは、Wikipediaで調べたところ、「Blood Sugar Sex Magik」が700万枚、「Californication」が534.9万枚、「Stadium Arcadium」が400万枚と、私の評価とは全く違います。

レッチリを聞いたことがない方は、売上げの多いアルバムから聞いた方が、分かりやすい曲が多いため、レッチリの音楽に入っていきやすいかと思います。

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