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おすすめのクラシック映画音楽10選を紹介
今回は、私のおすすめの映画音楽を紹介していきたいと思います。
私は、1920年〜1970年代のクラシック映画が好きで、暇さえあれば、この時代の映画をよく鑑賞しています。
クラシック映画の音楽は、インストゥルメンタルの名曲が、数多く存在しています。
今回、私の好きなクラシック映画音楽を中心に、映画の内容もつけ加えながら、紹介していきたいと思います。
評価点は、個人的な独断と偏見で採点していますので、世間一般の評価と違うところもあるかもしれませんが、その点、ご了承ください。
有名なクラシック映画音楽を知りたい方や、おすすめのクラシック映画を知りたい方に、役立つ記事になっています。
Smile
1936年公開のチャップリンの映画「モダンタイムス」に流れる曲で、チャップリンの曲の中でも最も有名な曲です。
ジャズのスタンダード曲としても有名な曲です。
チャップリンは、映画監督、俳優、製作以外にも、音楽の能力に長けており、チャップリンの映画のほとんどの曲は、チャップリンが作曲しています。
この「モダンタイムス」は、機械によって人間が奴隷化されている様子がコメディタッチで描いています。
この映画あたりから、チャップリンの映画は、政治色の強い映画に変化していきます。
音楽評価: 3.6
映画評価: 3.8
Taxi Driver
1976年公開のマーティン・スコセッシ監督の映画「Taxi Driver」のメインテーマ曲です。
ロバート・デ・ニーロ演じるタクシー・ドライバーが、徐々に狂気化して最後に狂気が爆発してしまうといった内容の映画です。
舞台はニューヨークが中心で、この映画のテーマ曲は、サックス中心のジャジーな曲で、都会の夜にマッチした渋い曲です。
この曲は、映画音楽で有名なバーナード・ハーマンの遺作であり、あまり有名ではありませんが、隠れた名曲です。
音楽評価: 4.0
映画評価: 3.0
Moon River
1961年公開のオードリー・ヘップバーン主演で有名な映画「ティファニーで朝食を」の中で、
オードリー・ヘップバーンが窓際で、ギターを弾きながら歌っているのが、この「Moon River」です。
この曲は、映画音楽家ヘンリー・マンシーニ作曲で、「アカデミー歌曲賞」や「グラミー賞の「最優秀レコード賞」、「最優秀楽曲賞」、「最優秀編曲賞」の3部門」を受賞しました。
「Moon River」を歌うオードリー・ヘップバーンがお美しく、歌声も上品で美しさが表れています。
ただ、オードリー・ヘップバーンを演じる「ホリー」は、ちょっと性格が悪い印象を受けますが、オードリー・ヘップバーンの美しさで、何でも許せてしまいます。
音楽評価: 4.0
映画評価: 3.2
ひまわり
1970年公開のマルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレン主演映画「ひまわり」のテーマ曲で、悲しさが溢れている名曲です。
戦争時代の男女の出会いから別れまでを描いた映画で、ラストの駅での別れのシーンは、涙なくしては見れません。
この別れのシーンと「ひまわり」のテーマ曲がとてもマッチしており、この曲を聞いただけで、別れのシーンを思い出してしまい涙が出そうになります。
この曲も、ヘンリー・マンシーニの作曲です。
泣きたい映画を見たい方には、おすすめです。
音楽評価: 3.6
映画評価: 4.0
男と女
1966年公開のフランス映画「男と女」のテーマ曲で、誰もが、1度は耳にしたことのある「ダバダバダ♪ダバダバダ♪」で有名な、フランスを感じさせるおしゃれな曲です。
「男と女」「男と女Ⅱ」「男と女 人生最良の日々」の3作があり、3作共に、「ダバダバダ♪ダバダバダ♪」のテーマ曲が流れます。
このテーマ曲は、フランスの作曲家フランシス・レイの作曲で、この方の音楽はおしゃれで哀愁のある曲が多いのが特徴です。
フランシス・レイは、他にも「ある愛の詩」「パリのめぐり逢い」「白い恋人たち」などの有名曲があります。
音楽評価: 4.5
映画評価: 3.5
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シャレード
1963年公開のケーリー・グラントとオードリー・ヘップバーン主演映画「シャレード」のテーマ曲です。
この映画は、ロマンティック・サスペンス映画で、ケーリー・グラント演じる「ピーター・ジョシュア」が、とても魅力的で、
ラストまで敵なのか味方なのかが分からずミステリアスな人物であるところが、この映画を面白くしています。
このテーマ曲は、ちょっと暗めのサスペンス映画らしい曲です。
この曲も、ヘンリー・マンシーニの作曲です。
音楽評価: 3.0
映画評価: 3.8
ゴッドファーザー
1972年公開のマフィア映画「ゴッドファーザー」のテーマ曲です。
「ゴッドファーザー」は、Part.1、Part.2、Part.3 の3部作映画で、3作全てが素晴らしく、稀に見る名作です。
ニューヨーク五大ファミリーの中のイタリア系マフィア「コルレオーネ・ファミリー」を描いた作品で、
アル・パチーノ演じる「マイケル・コルレオーネ」がマフィアのボスになる過程から死ぬまでが描かれており、
映像の色調、各式、音楽、内容、全てが完璧な映画です。
「ゴッドファーザー」のテーマ曲は、イタリアの作曲家ニーノ・ロータが作った曲で、
昔、暴走族が「パラリラ・パラリラ」と、このテーマ曲を鳴らして走っていたことでも有名になりました。
音楽評価: 4.2
映画評価: 5.0
デボラのテーマ
1984年公開のギャング映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」で登場する「デボラ」に捧げた曲です。
この映画は、ある仲間たちがマフィアになっていく過程が描かれており、友情・裏切り・愛情を描いた4時間近い長編の作品です。
主演のロバート・デ・ニーロが、ラストで、アヘンを吸って笑顔で終わるシーンが、この映画の全てを物語っていて、とても切なくなります。
この「デボラのテーマ」は、イタリアの作曲家エンニオ・モリコーネの曲で、モリコーネの曲の中で最も美しく、切なさが溢れている名曲です。
音楽評価: 4.0
映画評価: 3.5
ニュー・シネマ・パラダイス 愛のテーマ
1988年公開のイタリア映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のラスト・シーンに流れる曲です。
この映画のラスト・シーンは、映画史上最も感動するシーンで、映画の内容を知らなくても、ラスト・シーンだけで、感動してしまいます。
ラスト・シーンに、更に感動を加えているのが、この「愛のテーマ」です。
この曲も、モリコーネが作曲しています。
本作には、通常盤と完全版がありますが、私的には、完全版の方をおすすめします。
ラスト・シーンで、主人公が誰を思い出して涙しているかの捉え方が、通常盤と完全版では変わってきます。
音楽評価: 4.5
映画評価: 4.5
シェルタリング・スカイ
1990年公開のイギリス映画「シェルタリング・スカイ」のテーマ曲です。
この映画は、不倫映画であるため、ストーリーは、見る人によって賛否が分かれるかと思います。
ストーリーよりも、砂漠の圧倒的な映像と音楽が印象的な作品です。
このテーマ曲は、「戦場のメリー・クリスマス」や「ラスト・エンペラー」で有名な坂本龍一が作曲しており、
坂本龍一の映画音楽の中でも、トップに位置付けられる名曲です。
音楽評価: 3.5
映画評価: 3.0
まとめ
今回紹介した映画音楽は、クラシック映画の中で、映画も音楽も両方優れていてる曲を選曲してみました。
知っている曲も多かったのではないでしょうか。
まだまだ、素晴らし映画音楽はたくさんありますので、今後も、映画音楽を紹介していきたいと思っています。
今回紹介した作品の中でも出てきた「ヘンリー・マンシーニ」、「ニーノ・ロータ」、「モリコーネ」、「フランシス・レイ」など、
映画音楽作曲家の特集も、今後していきたいと思います。