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フランス映画「男と女」3部作のあらすじと、見どころ|お得な宅配レンタルサービスも紹介
「男と女」は、当時無名であったフランスのクロード・ルルーシュ監督が自ら資金を調達して製作した恋愛映画で、
1966年に公開され、第19回カンヌ国際映画祭ではパルムドールを、アカデミー賞では外国語映画賞を受賞しました。
「男と女」は、ストーリもさることながら、映像の美しさと、フランシス・レイの音楽が素晴らしい作品です。
映画のテーマ曲は、誰もが、1度は耳にしたことのある「ダバダバダ♪ダバダバダ♪」で有名な、フランスを感じさせるおしゃれな曲です。
これほどまでに、音楽と映画がマッチした作品は、類まれだと思っています。
また、続編として、1986年に「男と女Ⅱ」が、2019年には「男と女 人生最良の日々」が公開され、2作品ともに傑作な作品に仕上がっています。
今回は、「男と女」「男と女Ⅱ」「男と女 人生最良の日々」の3作品のあらすじと見どころを紹介し、
「男と女」「男と女Ⅱ」「男と女 人生最良の日々」をレンタルしているお得な「宅配レンタルサービス」も紹介していきたいと思います。
「男と女」のあらすじと見どころ
ネタバレがありますので、ご注意下さい。
映画監督の助手であるアンヌ・コーチエは、娘フランソワーズを寄宿学校に預け、パリで一人暮らしをしていました。
アンヌは、ある日、娘に会うために寄宿学校に行った帰り、パリ行きの列車を逃してしまいます。
そんなアンヌにジャン・ルイという男性が車で送ると申し出て、ここから、2人の恋愛が始まっていきます。
アンヌも、ジャン・ルイも、過去に結婚していましたが、共に、夫と妻を亡くしていました。
ジャン・ルイの職業は、カーレーサーで、アンヌは、ジャン・ルイに惹かれていき、電報で、愛していることを伝えます。
ジャン・ルイは、電報を受け取り、急いで、アンヌの元を訪れ、結ばれますが、アンヌは、夫のことを忘れることができず、ジャン・ルイの元を離れていきます。
ジャン・ルイは、アンヌのことを忘れることができず、電車で去ってしまったアンヌを、追いかけ、到着駅で待つことにしました。
アンヌは、到着駅で待っているジャン・ルイを見つけ、すぐにジャン・ルイに抱きつき、ハッピー・エンドとなります。
● この映画の最も特徴的なことは、カラーとモノクロを交えた映像面の美しさにあります。
1960年代のフランスのおしゃれな雰囲気が伝わってきます。
実は、意図的にカラーとモノクロを混ぜたわけではなく、カラーフィルムが当時高かったために、半分はモノクロにせざるを得ない事情があったようです。
● 美しい映像にマッチしたフランス・レイのおしゃれな音楽が、全編に流れます。
特に、テーマ曲は、この映画を知らなくても、誰しもが1度は耳にしたことのある有名な曲で、おしゃれなカフェにピッタリの曲です。
● 本作の名シーンが2つあります。
1つ目は、「ジャン・ルイが、アンヌの電報を受け取った後、アンヌに会いにいき、海辺で再開するシーン」です。
アンヌとジャン・ルイが抱き合い、子供達が喜んでいますが、そのシーンに特化せずに、散歩中の犬に焦点が当てられているところに面白みがあります。
2つ目は、「駅で待っているジャン・ルイに、アンヌが飛びついていくラスト・シーン」です。
共に、フランス・レイのテーマ曲が流れ、このシーンの効果を上げています。
「男と女Ⅱ」のあらすじと見どころ
ネタバレがありますので、ご注意下さい。
1作目「男と女」から、20年が経過し、アンヌ・コーチエは、フランスを代表する映画プロデューサーになっていました。
娘フランソワーズも大人になり、母アンヌとコンピを組み、女優として活躍していました。
そんな中、フランソワーズが、アンヌの元恋人であったジャン・ルイを、劇場で見つけたことを、アンヌに告げます。
アンヌは、20年前の恋愛の思い出が甦えり、ジャン・ルイとの恋愛を映画化することを思いつき、ジャン・ルイに電話をします。
そして二人は、思い出のカフェで20年ぶりに再会し、再び、恋に落ちていきます。
しかし、ジャン・ルイには、若いフィアンセがいました。
フィアンセに、アンヌの存在を知られてしまい、フィアンセは、砂漠の真中で、ジャン・ルイと心中を試みますが、救助隊に助けられ、未遂で終わります。
一方、アンヌは、ジャン・ルイとの恋愛映画を制作してみるものの、面白みが欠けることから、別のミステリー映画に作り替えて発表します。
しかし、その作品も失敗に終わってしまいます。
ラストは、ジャン・ルイが、アンヌの元に戻り、映画の失敗を励まし、二人は寄り添います。
● 「男と女Ⅱ」は、世間的には、あまり評価が高くありません。
それは、「男と女」の続編を作るために、無理矢理ジャン・ルイとの恋愛映画を作ろうとしたり、恋愛とは関係ない異常殺人犯が出てきたりするためです。
しかし、思い出のカフェでの再会や、砂漠での緊迫感、二人の恋愛の行方など、見どころがたくさんあります。
● 20年前と変わらない美しさを持つアンヌ、アンヌにそっくりな娘フランソワーズと、「男と女Ⅱ」では、女性の美しさが目立っています。
アンヌ役のアヌーク・エーメは、この映画撮影時は、54歳でした。とても54歳とは思えない美しさがあります。
● ジャン・ルイのフィアンセの嫉妬深さに恐ろしさを感じます。
ジャン・ルイと砂漠で心中しようとするも、救助隊に助けられてしまい、救助後、「ジャン・ルイと心中しようとしていた」ことをぶちまけるシーンが、特に怖さを感じました。
● 「男と女Ⅱ」も、1作目「男と女」と同様、二人が結ばれ、ハッピーエンドになるのは良かったですが、ジャン・ルイのフィアンセはどうなってしまったのか気になります。
「男と女 人生最良の日々」のあらすじと見どころ
ネタバレがありますので、ご注意下さい。
2作目「男と女Ⅱ」から、更に33年が経過し、アンヌ・コーチエも、ジャン・ルイも歳をとってしまい、ジャン・ルイは、老人ホームに暮らし、記憶を失いかけています。
ジャン・ルイは、アンヌとの過去の思い出に浸る日々を過ごしていた中、ジャン・ルイの息子がアンヌを捜し出し、アンヌは、ジャン・ルイに会いにいきます。
ジャン・ルイは、アンヌと再会しても、それがアンヌとは認識できず、実際のアンヌと、夢に出てくるアンヌの狭間で、物語は進んでいきます。
アンヌは、彼を、思い出の地ドーヴィルへ連れていき、1作目「男と女」の「海辺で再開するシーン」が、音楽とともに甦ります。
● 「男と女 人生最良の日々」は、淡々と話が進んでいきますが、ジャン・ルイとアンヌが出会うと、50年の歳月が否応無しに思い出されてきます。
● 現実なのか、ジャン・ルイの夢なのか混乱してしまうシーンが多いですが、アンヌが警察をピストルで撃つ夢のシーンは、微笑ましく感じられます。
● フランシス・レイのテーマ曲のアレンジが素晴らしく、音楽だけが、歳をとらず、永遠に残り続けるように思えます。
テーマ曲とともにフラッシュバックされるシーンには、涙してしまいます。
● アンヌ役のアヌーク・エーメは、この映画撮影時は、87歳でした。
87歳には見えない容貌と演技に、感服してしまいます。
ジャン・ルイ役のジャン=ルイ・トランティニャンは、2022年に亡くなり、本作が遺作となりました。
「男と女」3部作の鑑賞方法
「男と女」3部作は、現在、どの動画配信サービスも、配信を行っていません。
そのため、「男と女」3部作を鑑賞するには、DVDを購入するか、レンタルするしか方法がありません。
そこで、おすすめなのは、宅配レンタルサービスを利用し、レンタルすることです。
「TSUTAYA DISCAS」では、「男と女」「男と女Ⅱ」「男と女 人生最良の日々」の3作品が、レンタルされています。
現在、「TSUTAYA DISCAS」では、30日間無料お試しを実施していますので、とてもお得です。
・TSUTAYA DISCASでは、本記事で紹介しているアルバムや作品を安価にレンタルすることができます。
・「定額レンタル8ダブル」は、30日間無料お試しを実施していますので、とてもお得です。気に入らなければ、無料お試し期間中に解約することも可能です。
まとめ
「男と女」3部作は、どれも、音楽と映像の美しさが格別で、おしゃれなフランス映画の代表作となっています。
「男と女」3部作のうち、「男と女」「男と女Ⅱ」は、テレビでの放映はもちろんのこと、動画配信サービスでの配信もされておらず、鑑賞することが難しくなっています。
私は、「男と女」「男と女Ⅱ」「男と女 人生最良の日々」の3作品を、「TSUTAYA DISCAS」を利用して、鑑賞することができました。
「TSUTAYA DISCAS」では、「男と女」シリーズ以外にも、動画配信サービスで配信していない作品が多くありますので、この機会に、「TSUTAYA DISCAS」を利用してみてはいかがでしょうか。
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