Kanye West(カニエ・ウェスト)全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

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Kanye West(カニエ・ウェスト)全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

前回は、アークティック・モンキーズの全アルバム・ランキングをしましたので、

今回は、2000年代以降に登場してきたアーティスト第8弾として、アメリカのラッパー Kanye West(カニエ・ウェスト)の全アルバム・ランキングをしていきたいと思います。


私は、以前、ヒップホップを苦手としていました。

それは、メロディのないラップや他人の曲をサンプリングするスタイルに音楽性を見出せなかったためです。

しかし、カニエ・ウェストのアルバム「My Beautiful Dark Twisted Fantasy」を聞いてから、その考えは一変しました。

メロディアスで美しいセンスの良いサンプリングをバックに、高尚なラップを繰り広げていくカニエ・ウェストのヒップホップは、

私が持っていたヒップホップのイメージとは、かけ離れていたからです。

それ以降、ヒップホップへの抵抗感はなくなり、カニエ・ウェストの音楽は、私に、多くのヒップホップを聞くきっかけを作ってくれました。


カニエ・ウェストは、元々、プロデューサーとしてキャリアをスタートさせており、自身の音楽制作は行なっていませんでした。

その後、プロデュース活動で、ジェイ・Zに才能を見出され、ソロ・デビュー・アルバム「The College Dropout」を発表します。

このデビューアルバムが大ヒットを記録し、それ以降、プロデューサーの活動と並行して、ソロ・アルバムを継続的に発表してくことになります。


カニエ・ウェストと言えば、過激な発言で、物議を醸し出すことが多く、嫌悪感を持っている人も多いかと思います。

しかし、カニエ・ウェストの音楽は、そのようなスキャンダルを巻き起こす人とは思えないほど、センスの良いヒップホップを行なっています。

そんなカニエ・ウェストの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。


ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。

カニエ・ウェストのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

カニエ・ウェストのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。

評価点の基準

評価点の基準は、以下の通りです。

評価点基準
1.0 〜 2.0駄作のアルバム
2.0 〜 3.0普通のアルバム
3.0 〜 4.0良作のアルバム
4.0 〜 4.5最高傑作のアルバム
4.5 〜 歴史的名盤

カニエ・ウェスト アルバムランキング

第10位
ye

静かな曲が多く、癒しを感じるアルバムね。熟練したヒップホップを聴くことができるわね。
kat
カニエ・ウェストにしては珍しく、チャレンジングなことはしていないため、安心して聞けるアルバムだね。

評価: 2.6

2018年発売の7作目のアルバムで、収録曲7曲、23分と、カニエ・ウェストのアルバムの中で、最も短いアルバムです。

本作の発売当時、カニエ・ウェストは精神的に不安定だったのか、本作は、メンタルヘルスのことに言及しています。

サウンドも、尖ったところはなく、非常に穏やかで、ネオ・ソウルのようなヒップホップを展開しています。

前半は、シンプルな純粋のヒップホップのため、物足りなさを感じますが、後半は、カニエ・ウェストらしい、いつも通りのメロディアスなヒップホップが並ぶため、安心して聞くことができます。

特に、「ゴーストタウン」では、メロディアスな歌の中にも、ヘビーはギターが登場してくるため、カニエ・ウェストの新機軸を感じます。

全体的に、癒しを感じ、BGMとして聞くのにも適しています。

残念なのは、曲数が少ないことで、後半のようなメロディアスな曲をもっと収録してほしかったなと感じます。

第9位
808s & Heartbreak

このアルバムでは、カニエ・ウェストはラップをやっていないため、別人のアルバムのようね。
kat
前作「Graduation」でもサウンドの変化があったけど、ここまでサウンドを変化させてしまったのは驚きだね。

評価: 2.7

2008年発売の4作目のアルバムで、カニエ・ウェストがラップを捨てたアルバムです。

ほとんどの曲は、オートチューンを施したボーカルを取り入れ、ラップは行なっていません。

そのため、今までのカニエ・ウェストのサウンドとは全く異なり、暗いR&Bといったようなアルバムです。

本作の制作の背景には、当時のカニエ・ウェストの婚約者との破局や、母親が亡くなったことがありました。

そのため、本作は、カニエ・ウェスト自身の内面を吐露するような内容となっています。

アルバム名に含まれている「808」とは、「ローランドTR-808ドラムマシン」のことを指しており、そのアルバム名が示すように、どの曲もリズムを中心とした暗い曲が多く収録されています。

過去のアルバムとは全くサウンドが異なっているため、今までのカニエ・ウェストのサウンドを期待すると肩透かしを食らいます。

このようにサウンドはガラッと変わったにも関わらず、全米チャート1位を記録したことは、当時のカニエ・ウェストへの期待感が大きかったことが分かります。

第8位
Jesus Is King

このアルバムでは、ヒップホップというよりも敬虔なゴスペルのアルバムね。
kat
カニエ・ウェストが、ここまでゴスペルに傾倒したのは、驚きだね。

評価: 2.8

2019年発売の9作目のアルバムで、アルバム名が示しているようにキリスト曲をテーマにしているアルバムです。

カニエ・ウェストは、2019年1月に、ゴスペル・グループ、サンデーサービスクワイアを結成し、ゴスペルソングを演奏していました。

本作は、その流れで、ゴスペル色が強く、7thアルバム「The Life of Pablo」以上に、ゴスペルに傾倒しています。

「The Life of Pablo」が、静かなゴスペル・アルバムだったのに対して、本作は、迫力が増し、一般受けする分かりやすいアレンジがされています。

オープニング・ナンバーから、サンデーサービスクワイアによるゴスペルの聖歌が展開され、どの曲も美しいコーラスが使用されています。

またバラード曲も優れており、特に「God Is」は、美しいピアノ、男女のリードボーカル、コーラスを取り入れた美しさが溢れた良曲です。

本作の収録曲は、カニエ・ウェストが脚本を書いたコンサートの短編映画「Jesus Is King」でも使用されました。

第7位
The Life of Pablo

昔のカニエ・ウェストのメロディアスなサンプリングはやめて、新たなヒップホップを作り上げているわね。
kat
このアルバムは、ゴスペルのコーラスを入れることで、今までとは違った雰囲気を感じるね。

評価: 2.9

2016年発売の7作目のアルバムで、タイラー・ザ・クリエイター、ザ・ウィークエンド、フランク・オーシャン、ケンドリック・ラマー、ザ・ドリームなど多くのゲストボーカルを招いて制作されたアルバムです。

前作「Yeezus」が、インダストリアル・ラップという過激な音楽を展開したのに対して、本作は、ゴスペルとラップを融合した新たなヒップホップを作り上げています。

本作は、昔のメロディアスなサンプリンを取り入れたヒップホップとは異なり、とっつきやすさがなくなり、自己満足的なアルバムとなっています。

シンプルな演奏に、ゲストボーカルの華やかな歌や、ラップ、ゴスペルのコーラスなどを取り入れ、全体的にアンビエントに通じるような静かなサウンドが特徴です。

そのため、賛否両論のアルバムで、過去のアルバムと比較すると売上もダウンしてしまいました。

第6位
Donda

このアルバムは、熟練したAORのヒップホップのアルバムね。
kat
音楽性に統一感があるけど、同じような曲調が100分以上続くため、最後まで一気に聴き通すのは辛いアルバムだね。

評価: 3.0

2021年発売の10作目のアルバムで、ヒップホップ、ゴスペル、エレクトリック・ポップスなど今までのカニエ・ウェストのサウンドを融合した集大成的なアルバムです。

本作には、ザ・ウィークエンドや、ジェイ・Z、トラヴィス・スコット、タイ・ダラー・サインなどの多くのゲストが参加しており、珍しいところでは、マリリン・マンソンも参加しています。

前作「ye」と前々作「Jesus Is King」が、30分にも満たない短いアルバムでしたが、本作は、その反動からか、100分を超える大作となりました。

全体的に、ドラムを使用しないダークなアンビエントのような曲が占めているため、一気に聞き通すには忍耐が必要です。

しかし、どの曲も熟練した大人のヒップホップであるため、BGMとして聞くのにも適しています。

新たなカニエ・ウェストの進化を感じ取れる良作のアルバムです。

第5位
Yeezus

攻撃的で、メロディアスさがなくなってしまったため、理解するのが難しいアルバムね。
kat
このアルバムは、過去のメロディアスなカニエ・ウェストのサウンドとは全く異なり、難解なアルバムだね。

評価: 3.2

2013年発売の7作目のアルバムで、カニエ・ウェストのアルバムの中で最も実験色が強く、攻撃的なアルバムです。

前作「My Beautiful Dark Twisted Fantasy」のメロディアスなヒップホップとは正反対であり、音を極力ミニマムにし、

シンプルなシンセサイザーとシンプルなリズムの上にメロディのないラップを乗せるスタイルを取っています。

本作は、「パンク・ラップ」や「インダストリアル・ラップ」と言う呼び名で評されています。

かなり尖ったサウンドで難解なため、賛否両論のアルバムとなりました。

そのため、本作は、カニエ・ウェストの初心者の人には、向いていません。

このような一般受けしない作品であっても、全米チャート1位、全英チャート1位を獲得してしまうところに、カニエ・ウェストの凄さがあります。

シンプルなサウンドと合わせる形で、ジャケットも、シンプルなCDの裏面だけを写したものとなっています。

第4位
Graduation

メロディアスな曲が減り、ヒップホップのカラーが強くなったアルバムね。
kat
ソウルフルのメロディアスなスタイルから、スローテンポの内政的なスタイルに変化しているね。

評価: 3.4

2007年発売の3作目のアルバムで、前作、前々作のメロディアスなサンプリングのスタイルから、ロック、ディスコ、ユーロ、ハウスなどの流行りのヒップホップのスタイルに変化したアルバムです。

本作は、他ミュージシャンのゲスト参加が少なくなったことや、カニエ・ウェスト自身がプロデュースする割合が増えたことから、内政的な作品に仕上がっています。

そのため、過去2作のようなメロディアスな曲は減り、よりヒップホップの音楽性を前面に押し出しています。

ジャケットにおいても、着ぐるみを着たテディベアのマスコットから、村上隆によるアニメのテディベアに変化していることからも、本作が前2作とは異なっていることが分かります。

本作から何曲かシングル発売されましたが、その中でも、ダフトパンクをサンプリングした「Stronger」が世界的にヒットし、全米チャート1位を記録しました。

本作も、全米チャート1位、全英チャート1位を記録し、大ヒットしました。


The College Dropout

このアルバムは、メロディアスで分かりやすいため、ヒップホップが苦手な人でも、楽しめるアルバムね。
kat
カニエ・ウェストの完璧主義が出ていて、今までのヒップホップを覆す革新的なアルバムだね。

評価: 4.0

2004年発売のカニエ・ウェストの記念すべきソロ・デビュー・アルバムです。

カニエ・ウェストは、プロデューサーとしての知名度はありましたが、ラッパーとしての才能に疑問を持つレコード会社がほとんどで、ソロ・アルバムを発表するまで苦労しました。

それは、当時のラッパーは、ギャング・スターのイメージで売り出されており、カニエ・ウェストは、ギャング・スターのイメージとは異なっていたために、契約したがるレコード会社が現れなかった理由がありました。

ところが、レコード会社の予想に反して、本作は大反響を巻き起こし、米国チャートで初登場2位を記録、グラミー賞では、最優秀ラップアルバム賞を獲得しました。

本作は、これまでのヒップホップとは異なり、メロウでソウルフルなサンプリングが特徴的で、カニエ・ウェストのサンプリングのセンスの良さが十分に表現されています。

また、「チップマンク・ソウル」(スピードアップしたボーカルサンプルを行うヒップホップ)を取り入れ、後世に大きな影響を与えました。

デビュー・アルバムにして、カニエ・ウェストのスタイルが確立された魅力溢れるアルバムです。


Late Registration

1970年代のソウルの曲をサンプリングしているから、懐かしさを感じるアルバムね。
kat
前作の1stアルバム以上に、ソウルフルなアルバムだね。色々な楽器が使用され、カニエ・ウェストの音楽の幅が広がっているね。

評価: 4.2

2005年発売のセカンド・アルバムで、前作のデビュー・アルバム「The College Dropout」をさらに発展させたポップ・ラップのアルバムです。

本作は、映画音楽の作曲家として有名なジョン・ブライオンをプロデューサーに起用しているためか、普通のヒップホップとは違ったアレンジが施されています。

それは、20人編成のオーケストラやピアノを大胆に取り入れたり、今までのヒップホップには見られなかったチェンバレンやハープシコード、民族楽器を取り入れていることからも分かります。

ヒップホップというよりも1970年代のソウルやR&Bの香り漂うメロウな雰囲気が支配しており、昔のソウルが好きな人にも、おすすめできるアルバムです。

本作は、前作以上に売れまくり、全米チャート1位、全英チャート2位を記録し、グラミー賞では、最優秀ラップアルバム賞を受賞しました。

また、音楽批評家からも大絶賛され、本作によって、カニエ・ウェストが、2000年代のヒップホップ界において、最重要アーティストとしてみなされるようになりました。


My Beautiful Dark Twisted Fantasy

以前のメロディアスなサンプリングに、ラップを乗せるスタイルに戻ったわね。
kat
このアルバムは、ヒップホップの名盤であり、ヒップホップが好きではない人にも、楽しめるアルバムだね。

評価: 4.5

2010年発売の5作目のアルバムで、カニエ・ウェストの最高傑作の呼び名の高いアルバムです。

本作には、ゲストボーカリストとして、ニッキー・ミナージュ、リアーナ、ジェイ・Z、エルトン・ジョンなどの豪華ゲストが参加しています。

本作は、録音に300万ドルを費やした史上最も高価なアルバムの1つと言われています。

どの曲もサンプリングのセンスが良く、ヒップホップのアルバムとしては壮大な作品に仕上げられています。

前作「808s & Heartbreak」では、カニエ・ウェストはラップを取り入れませんでしたが、

本作は、ラップに戻り、過去のアルバムで変化してきたサウンドを、全て取り入れた集大成的な作品となっています。

ニッキー・ミナージュのナレーションから始まる「ダークファンタジー」を始めとして、キング・クリムゾンの「21世紀の精神異常者」をサンプリングした「パワー」や、

バックコーラスの美しい「デビル・イン・ア・ニュー・ドレス」、反復的なピアノリフが印象的な「ランナウェイ」といった名曲が多く収録されています。

尚、本作のジャケットはいくつかのバージョンが存在しており、バレリーナのジャケットが有名ですが、

元々のジャケットは、怖い顔の裸体の黒人の上に、腕のない翼を持つ裸体の女性がまたがっているもので、過激すぎて、ぼかしを入れる処理がされていました。


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その他のアルバム

    Watch the Throne

  • このアルバムは、アメリカの最高のラッパー2人(カニエ・ウェストとジェイ・Z)によるコンピレーション・アルバムで、2011年に発売されました。
  • カニエ・ウェストの最高傑作アルバム「My Beautiful Dark Twisted Fantasy」と同様、本作は、カニエ・ウェストが一番脂が乗っていた時代に制作されたため、傑作アルバムに仕上がっています。
  • 「My Beautiful Dark Twisted Fantasy」のようにドラマチックでメロディアスな作品ですが、「My Beautiful Dark Twisted Fantasy」よりも、ヒップホップ、ロック色を強めています。

    Kids See Ghosts

  • このアルバムは、ラッパー兼プロデューサーのカニエ・ウェストとキッド・カディが結成したヒップホップグループ「キッズ・シー・ゴースト」の唯一のアルバムで、2018年に発売されました。
  • リズムを主体としたヒップホップを展開しており、カニエ・ウェストのアルバムとは違ったサイケデリック色の強いアルバムです。
  • 本作のジャケットは、カニエ・ウェストの3rdアルバム「Graduation」を担当した村上隆が描いており、葛飾北斎の「富嶽三十六景」をベースに作られています。

    VULTURES 1

  • カニエ・ウェストとタイ・ダラー・サインが結成したグループ「¥$」のデビュー・アルバムです。
  • 近年の敬虔なゴスペル・アルバムとは異なり、宗教的な要素は取り入れず、一般的なヒップホップのアルバムとなっています。
  • そのため、カニエ・ウェストの個性が出ておらず、音楽評論家から酷評されました。しかし、売上は好調で、全米チャートで1位を記録した他、ヨーロッパ各国のチャートでも1位を記録しました。

    VULTURES 2

  • 2024年発売の¥$の2作目のアルバムで、「VULTURES」シリーズ3部作の真中にあたるアルバムです。
  • 本作は、前作「VULTURES 1」の延長線上のサウンドで、「VULTURES 1」よりも、ハウス色が強くなり、迫力が増しています。「Bomb」では、ヘンテコな日本語が登場します。
  • ジャケットに写っている黒い人物は、タイ・ダラー・サインで、タイ・ダラー・サインが抱えている写真は、殺人罪で終身刑を宣告された兄のジャブレル・ムハンマドです。

    Late Orchestration

  • 2005年9月21日ロンドンのアビー・ロード・スタジオで招待客300人の観衆の前で録音されたカニエ・ウェスト初のライブ・アルバムです。
  • 1stアルバム「The College Dropout」と2ndアルバム「Late Registration」から選曲されており、弦楽オーケストラの演奏をバックにラップを行っています。カニエ・ウェスト初期のメロディアスなヒップホップが好きな人向けのアルバムです。
  • ジャケットは、ビートルズの「アビー・ロード」をパロディ化しており、かの有名な横断歩道を、マスコットのテディベアが横断しています。


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カニエ・ウェストの人物像

カニエ・ウェストは、ラッパー以外にも、プロデューサー、ファッションデザイナー、実業家としても知られています。

近年では「イェ(Ye)」という名前を公式に使用しています。

カニエ・ウェストは、もともとプロデューサーとしてキャリアをスタートしており、特にジェイ・Zのアルバム「The Blueprint」の制作で注目されました。

その後、2004年に、ソロ・デビュー・アルバム「ザ・カレッジ・ドロップアウト」をリリースし、ラッパーとしても活躍していきます。

カニエ・ウェストの音楽は、常に進化し続け、ヒップホップ、ソウル、エレクトロニカ、ゴスペルなどを融合した独自のスタイルを確立しています。


また、カニエ・ウェストの発言で物議を醸すことも多く、有名なところでは、2009年のMTVアワードでテイラー・スウィフトの受賞スピーチを妨害した事件や、反ユダヤ的な発言などがあります。

その他にも、政治的発言や2020年の大統領選挙への出馬も話題になりました。


このように、カニエ・ウェストは音楽業界だけでなく、ファッション、ビジネス、言動にも大きな影響を与え続けています。

カニエ・ウェストの音楽

カニエ・ウェストは、ヒップホップの革命家であり、常に進化をし続けています。

そのため、音楽性を括るのは難しいですが、ざっくりと区分けすると、「メロディアスなソウルフルのヒップホップ」「インダストリアルのヒップホップ」「ゴスペルのヒップホップ」「アンビエントのヒップホップ」といった区分けができるかと思っています。

しかし、上記の区分けに括れないような「普通のヒップホップのアルバム」や、「ラップを行っていないアルバム」もあります。

各区分けのアルバムの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。

【メロディアスなソウルフルのヒップホップ】

  • The College Dropout(2004年):初心者向け
  • Late Registration(2005年):初心者向け
  • My Beautiful Dark Twisted Fantasy(2010年):初心者向け

【インダストリアルのヒップホップ】

  • Yeezus(2013年):上級者向け

【ゴスペルのヒップホップ】

  • The Life of Pablo(2016年):中級者向け
  • Jesus Is King(2019年):中級者向け

【アンビエントのヒップホップ】

  • Ye(2018年):中級者向け
  • Donda(2021年):中級者向け

【その他】

  • Graduation(2007年):中級者向け
  • 808s & Heartbreak(2008年):中級者向け

まとめ

最後に、カニエ・ウェストのランキング結果をまとめます。

順位アルバム名点数
1位My Beautiful Dark Twisted Fantasy 4.5
2位Late Registration 4.2
3位The College Dropout 4.0
4位Graduation 3.4
5位Yeezus 3.2
6位Donda 3.0
7位The Life of Pablo 2.9
8位Jesus Is King 2.8
9位808s & Heartbreak 2.7
10位ye 2.6

カニエ・ウェストの初期のメロディアスでソウルフルなアルバムを上位にランキングしました。

カニエ・ウェストは、常に進化しているため、カニエ・ウェスト初心者の人や、ヒップホップ初心者の人には、1位〜3位にランキングしたアルバムから聞き始めれば、間違いがありません。

下位にランキングしたアルバムも、難解なアルバムがあるものの、どのアルバムも駄作はありませんので、上位のランキングを参考に多くのカニエ・ウェストのアルバムを聞いてもらえればと思っています。

次回は、2000年代以降に登場してきたアーティスト第9弾として、「ヒップホップの新王者」と称されるアメリカのラッパー、プロデューサーであるケンドリック・ラマーの全アルバム・ランキングをしていきたいと思います。

カニエ・ウェストのグッズ紹介

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