Janis Joplin(ジャニス・ジョプリン)全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

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Janis Joplin(ジャニス・ジョプリン)全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

前回は、Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)の全アルバム ランキングをしましたので、

今回は、ロック界のレジェンド第20弾として、Janis Joplin(ジャニス・ジョプリン)の全アルバム ランキングをしていきたいと思います。


ジャニス・ジョプリンは、ジミ・ヘンドリックスと同様、27歳という若さで、この世を去りました。

そのため、ジャニス・ジョプリンの音楽活動時期は、短いですが、それにも関わらず、破壊型のボーカルは、後世に大きな影響を残しました。

ジャニス・ジョプリンは、1966年に、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーに参加して、その歌唱力が大きな注目を集めました。

ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーからは、すぐに脱退して、ソロ活動を行いますが、

2枚目のソロ・アルバムである「パール」の制作中に、ドラッグの大量摂取により、死去しました。

この「パール」は、全米チャート1位を記録し、ジャニス・ジョプリンの代表作となり、ロックの名盤として扱われています。

そんなジャニス・ジョプリンの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。


ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。

ジャニス・ジョプリンのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

ジャニス・ジョプリンのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。

ジャニス・ジョプリン アルバムランキング

第5位
Big Brother and the Holding Company

このアルバムは、魅力的な曲が、あまりないけど、ジャニス・ジョプリンの歌声には、魅了されるわね。
kat
ジャニス・ジョプリンの歌声は、まだ、控えめだけど、それでも、人を魅了する力強さはあるね。

評価: 2.6

1967年発売のジャニス・ジョプリン初のレコーディング作品であり、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーのデビューアルバムです。

ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーは、サイケデリック音楽シーンの一環として、1965年に結成されました。

当初は、メンバーの入れ替わりが激しかったですが、ジャニス・ジョプリンがボーカルを担当してから有名になりました。

本作から、「Coo Coo」と「The Last Time」がシングル発売されましたが、あまり売れませんでした。

この2曲よりも、「Bye,Bye Baby」と「Down On Me」の方が、ジャニス・ジョプリンのベスト・アルバムに収録され、有名になりました。

ジャニス・ジョプリンが作った曲も、3曲収録されています。

まだ、ジャニス・ジョプリンの実力が十二分に発揮されてはいませんが、ジャニス・ジョプリンの存在感を示すことができました。

第4位
Farewell Song 白鳥の歌

このアルバムは、ジャニス・ジョプリンの未発表曲を集めたアルバムね。
kat
未発表曲集であっても、ジャニス・ジョプリンの歌声は、迫力満点だね。

評価: 2.8

ジャニス・ジョプリンの死後、1982年に発売された未発表音源集です。

ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニー、コズミック・ブルース・バンド、フル・ティルト・ブギー・バンドとの共演曲など、未発表のライブ音源、スタジオ録音の曲が、9曲収録されています。

未発表音源集のため、アルバム全体の統一感はありませんが、ジャニス・ジョプリンのブルースに根ざした歌声を聞くことができます。

本作の注目曲は、トッド・ラングレンがプロデュースした「One Night Stand」で、曲の良さに加え、ソウルフルなジャニス・ジョプリンの歌声に、痺れてしまいます。

ジャニス・ジョプリンの死後10年以上が経過して、未発表曲を聞けることに感謝したいアルバムです。


I Got Dem Ol’ Kozmic Blues Again Mama! コズミック・ブルースを歌う

今までのブルース・ロックとは異なり、ソウルフルなアルバムに変わったわね。
kat
ホーンセクションが多用されているけど、ジャニス・ジョプリンの歌声は、演奏に負けない迫力があるね。

評価: 3.5

1969年発売のジャニス・ジョプリン初のソロ・アルバムであり、通算3枚目のスタジオ・アルバムです。

ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニー脱退後にレコーディングした、ジャニス・ジョプリンの生前に発売された唯一のアルバムでもあります。

本作は、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーのアルバムとは異なり、ソウル色を強め、ホーンセクションを多用した華やかなアルバムに仕上がっています。

「One Good Man」と「Kozmic Blues」は、ジャニス・ジョプリンが作曲した曲で、ジャニス・ジョプリンのライターの才能が開花していることが分かる名曲です。

発売当時、この派手な演奏が、ジャニス・ジョプリンの歌声を邪魔しているなどの意見があり、評判が悪かったようですが、今では、評価が高くなり、ジャニス・ジョプリンの代表作と呼ばれるようになりました。


Cheap Thrills

ジャニス・ジョプリンの本領が発揮され、ジャニス・ジョプリンの迫力ある歌声が聴けるわね。
kat
このアルバムは、ジャニス・ジョプリンのソロ・アルバム「パール」とともに、名盤に値するアルバムだね。

評価: 3.8

1968年発売のジャニス・ジョプリン2枚目のレコーディング作品であり、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーのセカンド・アルバムです。

本作は、全米チャートで、8週間1位を記録し、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーの最大のヒット・アルバムであり、ブルース・ロックの名盤です。

ライブの歓声とともにスタートするため、ライブ・アルバムのように聞こえますが、実際は、「Ball snd Chain」のみが、ライブ録音となっています。

本作には、ジャニス・ジョプリンの歌声が素晴らしい「Summertime」と「Piecw of My Heart」が収録されており、この2曲は、ジャニス・ジョプリンの最高峰のカヴァー曲です。

全体的に、ブルースの曲で占められていますが、聞きやすくキャッチーであるため、ブルースが苦手の人でも、問題なく聞くことができます。


Pearl

ジャニス・ジョプリンの遺作は、文句なしの最高傑作のアルバムね。
kat
このアルバムを聴くと、ジャニス・ジョプリンが急死してしまったことが、とても残念に思ってしまうね。

評価: 4.2

1971年発売のジャニス・ジョプリンのラスト・アルバムにして、歴史に残る名盤です。

本作のレコーディングが完成する前に、ジャニス・ジョプリンが死去してしまったため、「Buried Alive In The Blues」は、ジャニス・ジョプリンの歌が録音されず、インストゥルメンタルのままで収録されています。

逆に、「Mercedes Benz」は、演奏がなく、ジャニス・ジョプリンのアカペラが収録されています。

未完成のアルバムではありますが、演奏もジャニス・ジョプリンの歌声も、遺憾ない仕上がりとなっています。

前作「コズミック・ブルースを歌う」のソウルと、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニー時代のブルースがミックスされたようなサウンドで、

ジャニス・ジョプリンの集大成のアルバムと言えます。

本作は、全米チャートで9週連続1位を記録する大ヒットとなり、ジャニス・ジョプリンのラスト・アルバムに相応しい最高の出来のアルバムです。

ライブ・アルバム

    In Concert

  • ジャニス・ジョプリンの死後、1972年に発売された2枚組のライブ・アルバムです。1枚目は、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーと共演、2枚目は、フル・ティルト・ブギー・バンドとの共演で、1968年と1970年のライブの音源が収録されています。
  • 「Down On Me」や「Bye Bye Baby」「Piece Of My Heart」「Move Over」など、ジャニス・ジョプリンの代表曲が選曲されているのに加え、「Road Block」「Flower in the Sun」「Ego Rock」といった未発表曲も収録されており、ジャニス・ジョプリンのファンには、必聴のアルバムです。

その他のアルバム

    Janis

  • ジャニス・ジョプリンの生涯を描いたドキュメント映画「ジャニス」のサウンドトラックです。Disc1は、サウンドトラックですが、Disc2は、デビュー前のジャニス・ジョプリンのジャム・セッションが収録されています。
  • Disc1には、サウンドトラックらしく、ジャニス・ジョプリンのインタビューも含まれています。Disc2には、1963年、1964年に録音されたもので、アコースティックギターによるフォーク、カントリー、ブルースの曲が収録されています。
  • Disc2は、好みが分かれそうですが、未発表曲ばかりの貴重な録音であるため、ジャニス・ジョプリンのコア・ファン向けのアルバムです。
    Janis Joplin’s Greatest Hits

  • ジャニス・ジョプリンの死後1973年に発売されたジャニス・ジョプリンの初のベスト・アルバムです。
  • 「Piece of My Heart」「Summertime」「Move Over」など、ジャニス・ジョプリンの代表曲ばかりが収録されており、ジャニス・ジョプリンの基礎を押さえるには最適なアルバムです。


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ジャニス・ジョプリンの生涯

ジャニス・ジョプリンは、1943年に、長女として生まれました。

小さな頃から音楽に興味を持ち、地元の聖歌隊に参加していました。

テキサス大学に入学後、非公式のブスコンでトップに選ばれ、そのショックで大学を退学し、人生が一転してしまいます。

大学退学後は、フォーク・シンガーとして活動を行い、この頃から、ドラッグやアルコールに溺れて行きます。

ヒッピー生活を送る中、1966年に、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーに参加し、アルバムを発表します。

モントレー・ポップ・フェスティバルで注目を浴び、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーから離れた後は、コズミック・ブルース・バンドを結成します。

しかし、このバンドは、すぐに解散してしまい、その後は、ソロ活動で活躍していきます。

順風満帆の音楽生活を手に入れた矢先、1970年10月4日、ジャニス・ジョプリンは、滞在中のホテルのベッド横の床で倒れているところを発見されました。

死因については、謎が多いものの、以前から乱用していたドラッグが原因だったと言われています。

レコーディング中であったアルバム「パール」は、ジャニス・ジョプリンの死後、発売され、全米チャートで9週連続1位を記録する大ヒットとなり、ジャニス・ジョプリンの死は、非常に悔やまれることになりました。

まとめ

最後に、ジャニス・ジョプリンのランキング結果をまとめます。

順位アルバム名点数
1位Pearl 4.2
2位Cheap Thrills 3.8
3位I Got Dem Ol’ Kozmic Blues Again Mama! コズミック・ブルースを歌う 3.5
4位Farewell Song 白鳥の歌 2.8
5位Big Brother and the Holding Company 2.6

ジャニス・ジョプリンは、27歳で死去してしまったため、アルバム数は少ないですが、

どのアルバムも、ジャニス・ジョプリンの歌声には、魂がこもっており、今聞いても、決して色褪せていません。

そのため、ジャニス・ジョプリンの多くのアルバムを聞いてみて、こんなにすごい歌手がいたことを、多くの人に知ってもらいたいと思っています。

次回は、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリンと同様、若くして亡くなってしまったマーク・ボラン率いるT・レックスのアルバム・ランキングをしていきたいと思います。

ジャニス・ジョプリンのグッズ紹介

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