EPO 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

第10位
FIRE & SNOW

イギリスへ移住して制作されたためか、洋楽のようなアルバムね。
kat
EPOの歌い方も変わり、今までのEPOとは違っいるね。BGMにも適しているね。

評価: 3.1

1991年に発売された12作目のアルバムで、MIDIを離れてイギリスへ移住して制作された作品です。

また、ヴァージン・ジャパンから発売された、唯一のEPOのアルバムでもあります。

本作は、アシッド・ジャズやアンビエント・ポップを思わせる、大人の雰囲気漂うサウンドが特徴です。

英語バージョン(INTERNATIONAL VERSION)も発売されており、本作自体が洋楽志向の強い内容であるため、英語版は洋楽と言っても違和感がありません。

感情を抑えたEPOのボーカルは、これまでの歌唱とは異なる独特の心地よさがあります。

さらに、プリンスやカーリー・サイモンのカバー曲が収録されていることも、洋楽志向を強く印象づける要因となっています。

第9位
HARMONY

前作のテクノ・ポップから、打ち込みを多用した聴きやすい曲が増えているわね。
kat
タイトル曲「ハーモニー」のような大人の雰囲気を感じさせる曲も取り入れ始めたね。

評価: 3.2

1985年に発売された6作目のアルバムで、MIDI移籍後最初の作品です。

これまでのEPOのポップスとはやや異なり、ホーン・セクションや打ち込みを取り入れたアレンジにより、モダンな仕上がりとなっています。

「上海エトランゼ」は、「くちびるヌード」と同様に高見知佳へ提供した曲のセルフカバーで、「くちびるヌード」ほどの知名度はありませんが、オリエンタルな雰囲気が漂う良曲です。

また、坂本龍一の代表曲「TIBETAN DANCE」も収録されており、坂本龍一バージョンがインストゥルメンタルであるのに対し、本作ではEPOが歌詞をつけて歌っています。

レコード会社移籍の影響もあってか、本作あたりから、元気いっぱいだった初期のEPOから、大人の芸術的な楽曲が増えていくようになります。

第8位
Wica

ピアノやアコースティック・ギターの演奏が、心癒されるアルバムね。
kat
1990年代のEPOの音楽が確立されたアルバムだね。演奏も歌声も、とてもナチュラルだね。

評価: 3.25

1992年に発売された13作目のアルバムで、ロンドンから日本に戻り、東芝EMIから発売された最初の作品です。

前作「FIRE & SNOW」はロンドン制作ということもあり洋楽志向の強いアルバムでしたが、本作では一転して、とても日本的な作風へと変化しています。

ピアノやアコースティック・ギターを中心とした非常にシンプルな演奏で、ナチュラルな美しさにあふれています。

まさにアンビエント・ポップスという言葉がよく似合う音楽です。

本作からは「百年の孤独」と「ねえ、こんなこと考えたことある」が先行シングルとして発売され、日本テレビ系番組のテーマ曲として使用されました。

第7位
Soul Kitchen

昔のポップなEPOが戻ってきたわね、1980年代のEPOと、1990年代のEPOがミックスされたようなアルバムね。
kat
アコースティックのシンプルなEPOも良いけど、1980年代のポップなEPOが戻ってきたのは嬉しいね。

評価: 3.3

1998年に発売された16作目のアルバムで、前作までのアコースティック中心のヒーリング・ミュージックから、バンド形式のポップスへと回帰した作品です。

「Wica」から続いてきたアコースティック主体のサウンドと、1980年代のEPOらしいポップスが、程よくミックスされています。

特に、センチメンタル・シティ・ロマンスがアレンジに加わった「寂しくならない別れの言葉」や、母親との確執を歌った「BLEEDING HEART」は、EPOらしいポップな楽曲で、どこか懐かしさを感じさせます。

また、クリスマス・ソング「聖き彼の人」は、民族音楽を取り入れた独特の趣があり、EPOならではのクリスマスの世界観が表れています。

ヒットの可能性を十分に秘めたアルバムですが、前作までのアコースティック作品がオリコンチャートから遠ざかっていたためか、1980年代のような人気復活には至りませんでした。

それでも、EPOの隠れた良作としておすすめできる一枚です。

第6位
AQUA NOME

アコースティックに民族音楽を取り入れ、EPOの独特な世界観を表現しているわね。
kat
アコースティックのアンビエント・ポップスとは違った2000年代のEPOの魅力が出ているね。

評価: 3.35

2009年に発売された19作目のアルバムで、アコースティックに加えて民族楽器などを取り入れ、新たな音楽性を開拓した作品です。

2000年代に入ってからのEPOは、1990年代のアコースティック中心のアンビエント・ポップスをさらに進化させ、無国籍でワールドワイドな音楽へと昇華させていきました。

本作では、特にモンゴルの遊牧民を思わせる楽曲が印象的で、実際にモンゴルの民族楽器である馬頭琴が使用されています。

アルバムの中では「たったひとつの」がおすすめで、ワールドワイドなサウンドに日本的な要素も加わり、EPOの歌唱力の高さを実感できる優れた一曲です。

本作は、ヒット性をまったく意識せず、EPO独自の世界観を展開しているため、好みが大きく分かれそうなアルバムでもあります。

第5位
う・わ・さ・に・な・り・た・い

「Girl In Me」が収録されているためか、アメリカのオールディーズを感じさせるわね。
kat
全体的に明るく元気になれる曲が多いけど、バラードも優れているね。

評価: 3.4

1982年に発売された3作目のアルバムで、レイ・パーカー・ジュニアのカヴァー曲「Girl In Me」が収録されています。

この「Girl In Me」は、EPO自身も特に気に入っていたため、シングルとしても発売されました。

「Girl In Me」に加え、アルバム名にもなっている「うわさになりたい」や「On Sundays」など、オールディーズの雰囲気を感じさせる明るい曲が多く収録されています。

本作の注目曲は「雨のめぐり逢い」で、この曲は前作「GOODIES」に収録された「雨のケンネル通り」と同様、雨の情景をテーマにした名バラードです。

本作は、初期EPOの代表作のひとつとして挙げられることの多いアルバムです。

第4位
peach

EPOの元気ポップスが戻ってきたわね。若さ溢れるポップスと言うよりも、大人のポップスね。
kat
1980年代のポップスに単純に原点回帰しているわけではなく、年齢に相応しいポップスになっているね。

評価: 3.5

1999年に発売された17作目のアルバムで、かつてのポップなEPOが戻ってきた作品です。

EPO自身が「久しぶりに元気なポップスを作りたくなった」と語っているだけあり、極上のEPOポップスを堪能できます。

過去のポップス路線に回帰したとはいえ、単なる原点回帰ではなく、1990年代のアコースティックでナチュラルな雰囲気も取り入れた、成熟したポップスに仕上がっています。

本作には、「VITAMIN E・P・O」に収録されていた「無言のジェラシー」のセルフ・カバーしていますが、残念ながらこのアレンジは違和感を感じてしまいます。

それでも、「ポンキッキーズ」のイメージソングとなったボサノバ調の「キミとボク」や、ポップ・バラード「Memories」など、良曲が多数収録された充実のアルバムです。


GOODIES

有名曲は収録されていないけど、シティ・ポップ感溢れる爽やかなアルバムね。
kat
海外でレコーディングされたことから、バックの演奏のクオリティーが上がり、重厚感が出ているね。

評価: 3.6

1980年に発売されたセカンド・アルバムで、初めて海外レコーディングが行われた作品です。

本作は、ニューヨーク、ロサンゼルス、東京でレコーディングされ、前作「DOWN TOWN」に続き山下達郎や大貫妙子に加えて、

ルーサー・ヴァンドロス、アンソニー・ジャクソンなど海外のミュージシャンも多数参加しています。

前作以上に楽曲の幅が広がり、バラード、スウィング・ジャズ、シティポップ、アカペラ、ロカビリーなど、バラエティ豊かな楽曲が収録されています。

また、シュガー・ベイブ時代のレパートリーであった、山下達郎作詞・作曲の「パレード」も収録されています。

本作の注目曲は「雨のケンネル通り」で、恵比寿の青山ケンネルの雨の日の情景を描いたバラードであり、EPOのベスト・アルバムには必ず収録される名曲です。


PUMP! PUMP!

このアルバムは、「音楽のような風」や「12月のエイプリル・フール」など有名曲が多く収録されているわね。
kat
このアルバムから5曲がシングル・カットされているから、EPO初心者の人にも聴きすいアルバムだね。

評価: 3.8

1986年に発売された7作目のアルバムで、EPOの作品の中で最多となる5曲(「太陽にPUMP! PUMP!」「音楽のような風」「アレイ・キャッツ」「渚のモニュメント」「12月のエイプリル・フール」)がシングル・カットされた作品です。

シングル・カットされた楽曲はいずれもキャッチーなメロディーを持ち、ヒット性の高い曲ばかりです。

そのため、本作はEPOの実質的なベスト・アルバムと捉えてもよいほど、充実した内容になっています。

「太陽にPUMP! PUMP!」のようなEPOらしい元気いっぱいの曲から、美しいサビが印象的な「音楽のような風」、切ないバラード「12月のエイプリル・フール」まで、EPOの魅力が余すところなく詰まった一枚です。


VITAMIN E・P・O

このアルバムの中では、「土曜の夜はパラダイス」と「う、ふ、ふ、ふ、」が有名曲ね。
kat
EPOの音楽を知るには、外せないアルバムだね。1980年代の懐かしさが甦ってくるね。

評価: 4.0

1983年に発売された4作目のアルバムで、オリコン・チャート2位を記録した大ヒット作です。

本作には、シングル・カットされた「土曜の夜はパラダイス」「う、ふ、ふ、ふ、」に加え、「VITAMIN E・P・O」や「無言のジェラシー」といったEPOの代表曲が多く収録されています。

「土曜の夜はパラダイス」は、「DOWN TOWN」とともにフジテレビ系「オレたちひょうきん族」のエンディング・テーマ曲として使用され、土曜の夜の定番曲となりました。

また、「う、ふ、ふ、ふ、」は資生堂化粧品の春のキャンペーンCMソングとして起用され、オリコン・チャート7位を記録するEPO最大のヒット曲となりました。

本アルバムは、1980年代のポップスの魅力を存分に表現しつつ、古臭さを全く感じさせないアレンジが見事です。

EPOのアルバムの中でも、最高位に位置付けられる名作と言えます。


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その他のアルバム

    Sacred Note〜神聖な覚え書き〜

  • 2013年発売の、冬を意識して制作された企画物のミニ・アルバムです。アコースティック演奏を中心に、明るくハッピーな、クリスマスにぴったりの楽曲が収録されています。
  • アコースティック以外にも、CMで使用されたビッグバンド演奏の「だんらん♪」も収録されています。
  • 過去にシングル発売された「12月のエイプリル・フール」と「聖き彼の人」のセルフ・カバーも収録されており、1980年代のEPOのファンにもおすすめの一枚です。
    THE BEST STATION JOEPO

  • EPO初のベスト・アルバムで、1980年から1983年までに発表された楽曲が収録されています。ラジオ番組の放送をイメージしたジングルやファンファーレも含まれています。
  • 「DOWN TOWN」「土曜の夜はパラダイス」「う・ふ・ふ・ふ」「くちびるヌード・咲かせます」「雨のめぐり逢い」「雨のケンネル通り」など、初期EPOの名曲が目白押しです。そのため、EPOをこれから聴き始める人にぴったりのベスト・アルバムとなっています。
    EPO Works

  • 1993年発売の、EPOのセルフカバー・アルバムです。全曲アコースティック・アレンジとなっており、1990年代のアコースティック演奏のEPOが好きな人向けのベスト・アルバムです。
  • 1980年代の名曲「DOWN TOWN」や「12月のエイプリル・フール」もアコースティック・アレンジで収録されており、元曲とは異なるしっとりと落ち着いた雰囲気を楽しめます。BGMとしても心地よく聴ける一枚です。
    UVA

  • EPOのデビュー15周年を記念して、1995年に発売されたライブ・アルバムです。Disc1には、1995年にブラジルで行われた中南米ツアーの模様が収録されています。Disc2には、ライブの定番曲やカバー曲がスタジオ・ライブ録音で、収録されています。
  • Disc1は、中南米ツアーだけあり、ワールドワイドな演奏が繰り広げられています。Disc2には、EPOの定番曲である「DOWN TOWN」や「音楽のような風」に加え、エリック・サティの「ジュ・トゥ・ブ」などが収録されています。
  • 本作は、セルフカバー・アルバム「EPO Works」と同様、1990年代のアコースティック演奏のEPOが好きな人におすすめのアルバムです。


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EPOの音楽

EPOの音楽は、大きく「ポップス」と「アコースティックのヒーリング」に分けられます。

「ポップス」の曲は、1980年代のシンセ・ポップスから近年の大人のポップスまで幅広く、どれも明るく元気になれるのが特徴です。

一方、「アコースティックのヒーリング」の曲は、芸術性が高く、アンビエント音楽にも通じる落ち着いた雰囲気があります。

さらに近年では、ワールドワイドな要素を取り入れたアコースティック音楽も楽しむことができます。

それぞれのアルバムの初心者向け、中級者向け、上級者向けの区分けは、以下の通りです。

【ポップスのアルバム】

  • DOWN TOWN(1980年):初心者向け
  • GOODIES(1980年):中級者向け
  • う・わ・さ・に・な・り・た・い(1982年):中級者向け
  • VITAMIN E・P・O(1983年):初心者向け
  • HI・TOUCH-HI・TECH(1984年):中級者向け
  • HARMONY(1985年):中級者向け
  • PUMP! PUMP!(1986年):初心者向け
  • GO GO EPO(1987年):上級者向け
  • POPTRACKS(1987年):中級者向け
  • FREE STYLE(1988年):上級者向け
  • Super Natural(1989年):上級者向け
  • FIRE & SNOW(1991年):中級者向け
  • Soul Kitchen(1998年):中級者向け
  • peach(1999年):初心者向け
  • 愛を〜LOVE IS ON〜(2015年):中級者向け

【アコースティックのヒーリングのアルバム】

  • Wica(1992年):中級者向け
  • VOICE OF OOPARTS(1994年):中級者向け
  • DANCE(1997年):上級者向け
  • air(2001年):中級者向け
  • AQUA NOME(2009年):初心者向け

まとめ

最後に、EPOのランキング結果をまとめます。

順位アルバム名点数
1位VITAMIN E・P・O 4.0
2位PUMP! PUMP! 3.8
3位GOODIES 3.6
4位peach 3.5
5位う・わ・さ・に・な・り・た・い 3.4
6位AQUA NOME 3.35
7位Soul Kitchen 3.3
8位Wica 3.25
9位HARMONY 3.2
10位FIRE & SNOW 3.1
11位VOICE OF OOPARTS 3.05
12位DOWN TOWN 3.0
13位air 2.95
14位POPTRACKS 2.9
15位愛を〜LOVE IS ON〜 2.85
16位HI・TOUCH-HI・TECH 2.8
17位FREE STYLE 2.75
18位DANCE 2.7
19位GO GO EPO 2.65
20位Super Natural 2.6

EPOは1990年代以降、メディアへの露出が少なくなったため、1980年代のEPOしか知らない人も多いかもしれません。

しかし1990年代以降も、アコースティックを中心に芸術性の高いアルバムを発表し続けており、1980年代の作品に負けない良作が数多くあります。

上記のランキング結果にも、1990年代以降のアコースティックアルバムを多く上位に挙げています。

1980年代のEPOしか聴いたことがない人も、上記のランキングを参考にして、ぜひ多くのEPOのアルバムを聴いてもらえればと思っています。

次回は、忌野清志郎さん率いる、RCサクセションの全アルバム・ランキングを行っていきたいと思います。

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