The 1975 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

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The 1975 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

前回は、Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)の全アルバム・ランキングを行いましたので、

今回は、2000年代以降に登場したアーティスト第18弾として、イギリス出身のポップ・ロック・バンド、The 1975の全アルバムをランキング形式で紹介していきたいと思います。


The 1975は、マシュー・ヒーリー(ボーカル)、アダム・ハン(ギター)、ロス・マクドナルド(ベース)、ジョージ・ダニエル(ドラム)の4人によって、2002年にイギリス・チェシャー州ウィルムズローで結成されました。

バンド名の「The 1975」は、マティ・ヒーリーが中古で購入したジャック・ケルアックの小説「On the Road」に書かれていた「1975年6月1日」というメモから着想を得たと言われています。

デビューアルバムをリリースする前に、ミューズのライヴのサポートアクトやローリング・ストーンズのライヴのサポートなど、プロモーション活動を行っていました。

プロモーション活動が功を奏し、2013年に発表したデビュー・アルバム「The 1975」は全英チャート1位を獲得し、「Sex」「Chocolate」「Robbers」などの人気曲によって一気に注目を集めました。

音楽性は非常に幅広く、ポップ・ロック、シンセポップ、インディー・ロック、ニューウェーブ、エレクトロニカ、R&Bなど様々なジャンルを融合させているのが特徴です。

そんなThe 1975の名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。


ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点はご了承ください。

The 1975のアルバムを聴いてみたいけれど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

The 1975のアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。

評価点の基準

評価点の基準は、以下の通りです。

評価点基準
1.0 〜 2.0駄作のアルバム
2.0 〜 3.0普通のアルバム
3.0 〜 4.0良作のアルバム
4.0 〜 4.5最高傑作のアルバム
4.5 〜 歴史的名盤

The 1975 アルバムランキング

第5位
Notes on a Conditional Form
仮定形に関する注釈

様々なジャンルを取り入れ、実験色が強くなっているわね。
多彩なジャンルではあるものの、エレクトロニックやアンビエントが根底にあるね。

評価: 3.4

2020年に発売された4作目のアルバムで、4カ国にまたがる15の異なるスタジオで、19か月をかけて制作されました。

さまざまなスタジオで録音されたことを反映するかのように、多彩なジャンルの音楽が詰め込まれており、一貫性よりも混沌とした実験性が目立つ作品となっています。

全体的にエレクトロニック・ミュージックやアンビエントの要素が強く、その中にシンセポップ、テクノ、インディー・ポップ、フォーク、ニューメタル、ハウス、ロックなど、多様な楽曲が収録されています。

オープニングの「The 1975」は静かな語りから始まり、続く「People」では激しいニューメタル調のサウンドを展開し、さらに「The End」ではオーケストラを用いたクラシック風の楽曲が披露されるなど、冒頭3曲だけでも、本作が従来とは異なる混沌とした内容であることが伝わってきます。

また、22曲収録・80分超という長大な作品であることもあり、音楽評論家の間では賛否両論を巻き起こしました。

このように実験性の強い作品ではありますが、全英チャート初登場1位、全米チャート4位を記録するなど、商業的にも変わらぬ人気を見せました。

第4位
The 1975

どの曲もキャッチーで、ヒット性の高い楽曲ばかりね。
1980年代を感じさせるエレクトロ・ポップで、1980年代の音楽が好きな人におすすめだね。

評価: 3.5

2013年に発売された、The 1975の記念すべきデビューアルバムです。

The 1975は本作発表前に、4枚のEPをリリースしたほか、アルバムのプロモーションのために数多くのライブや、他アーティストとの共演を含むツアーを行いました。

その中には、ミューズやネイバーフッド、ローリング・ストーンズといった大物アーティストも含まれています。

本作は、こうした大物アーティストに負けないほどの完成度を誇り、新人とは思えないほど高いポップセンスを感じさせます。

特に、EPでも発表されていた「Chocolate」や「Sex」は、耳なじみの良いキャッチーな楽曲で、一度聴いただけでもメロディを覚えられるほどの親しみやすさを備えています。

一方で、関係が悪化している恋人たちを描いた「Robbers」のような切ない楽曲も収録されています。

全体的に1980年代を思わせるキャッチーなテイストが満載で、どこか懐かしさを感じさせる作品です。

本作は、デビューアルバムでありながら全英アルバムチャートで初登場1位を獲得し、大ヒットを記録しました。


I Like It When You Sleep, for You Are So Beautiful Yet So Unaware of It
君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。

バラエティ豊かな楽曲が増え、The 1975のカメレオンぶりが出てきたわね。
インストゥルメンタルの曲も入れるなど、実験的な要素も強くなってきたね。

評価: 3.8

2016年に発売された2作目のアルバムで、初の全米チャート1位を獲得したヒット作です。

前作「The 1975」のように1980年代のポップスを感じさせますが、よりシンプルなサウンドになっています。

また、ニューウェーブ、ダンスロック、ポップス、ソウル、ジャズなどの要素も取り入れ、音楽性の幅が広がっています。

オープニングの「Love Me」から、1980年代を思わせる少し古臭いシンセサイザーの音が鳴り響き、いやがおうにも1980年代の空気を感じさせます。

前作よりも実験的な曲が増えており、シンプルな音作りには、ザ・ウィークエンドやジョージ・マイケルの「Faith」を思わせる部分もあります。

それでも、キャッチーでメロディアスな楽曲群は健在で、本作でも高いヒット性を維持しています。

全英・全米チャートで1位を記録し、全米チャートではナンバーワンを獲得したアルバムの中で最長タイトル(71文字)という記録も樹立しました。


Being Funny in a Foreign Language
外国語での言葉遊び

インストゥルメンタルの曲はなく、どの曲も短くまとめられ聴きやすいわね。
1980年代のサウンドに戻り、初期のThe 1975のような聴きやすさがあるね。

評価: 4.0

2022年に発売された5作目のアルバムで、前作「Notes on a Conditional Form」のような大作志向ではなく、全11曲・43分とコンパクトにまとめられた作品です。

音楽性も、初期のThe 1975を思わせる1980年代風サウンドへと原点回帰しています。

アップテンポ、ミドルテンポ、スローテンポの楽曲がバランスよく配置されており、アルバム全体にメリハリがあるため、最後まで飽きることなく一気に聴き通すことができます。

どの曲もメロディアスで、全曲がシングル・カットされてもおかしくないほどヒット性の高い楽曲ばかりです。

実際、「Part of the Band」をはじめ、「Happiness」「I’m in Love with You」「All I Need to Hear」「About You」「Oh Caroline」「Looking for Somebody (To Love)」など、多くの楽曲がシングル・カットされました。

アルバムは全英チャートで初登場1位を獲得したほか、スコットランド、アイルランド、オーストラリアでも1位を記録するヒットとなりました。


A Brief Inquiry into Online Relationships
ネット上の人間関係についての簡単な調査

エレクトロニックやアンビエント要素が強くなり、心地よく聴けるわね。
ボーカルに、ディストーションがかけられており、さらに実験色が強くなったね。

評価: 4.2

2018年に発売された3作目のアルバムで、前作までの1980年代ポップス的な雰囲気から脱却を図り、より実験色を強め、エレクトロニカを前面に押し出した作品です。

ロックやポップスにアンビエント要素を加え、エレクトロニック・ビート、ネオ・ソウル、ダウンテンポなどを取り入れていることが特徴です。

リード・シンガーのマシュー・ヒーリーは、レディオ・ヘッドの「OK Computer」やザ・スミスの「The Queen Is Dead」と同じようなインパクトを与える作品を目指して制作したと語っており、本作は現代版「OK Computer」とも言える内容となっています。

インストゥルメンタル曲を曲間に挟む構成は、コンセプト・アルバムのような印象を与え、映画音楽にも通じる物語性を感じさせます。

活気に満ちた実験的な作品として、音楽評論家からも絶賛されました。

また、商業的にも成功を収め、全英チャート1位、全米チャート4位を記録するなど、大ヒットとなりました。


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おすすめのライブ・アルバム

    At Their Very Best

  • 「Being Funny in a Foreign Language」発表後、2022年〜2023年に行われたワールドツアー「At Their Very Best」から、2022年11月7日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたライブの模様を収録したライブ・アルバムです。
  • ライブは2部構成となっており、前半は「Being Funny in a Foreign Language」を中心に、後半はThe 1975のヒット曲や代表曲を中心とした内容になっています。どの曲もメロディアスなポップスが展開されており、The 1975がライブでも高い演奏力を持つバンドであることを証明しています。
  • このツアーのマレーシア公演では、マシュー・ヒーリーがマレーシアの厳しい反LGBTQ+法を批判し、ロス・マクドナルドにキスをしたことで、当局の圧力により公演が途中で中止される騒動もありました。

    Still… At Their Very Best

  • 2023〜2024年に実施された「At Their Very Best」ワールドツアーの続編となる公演から、2024年2月17日にマンチェスターのAOアリーナで行われたライブの模様を収録したアルバムです。
  • このライブでは、世界初となる二酸化炭素除去技術が導入され、ライトショーなどのイベントで発生するCO2を物理的に空気中から除去する取り組みが行われました。
  • セットリストは上で紹介した「At Their Very Best」を踏襲していますが、音質の向上や観客の歓声の大きさもあり、ライブの臨場感をより強く体現することができます。


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The 1975のメンバー

The 1975は、2002年にイギリス・チェシャー州ウィルムズローで結成された4人組バンドで、結成当初から現在に至るまで、一度もメンバー変更がありません。

以下に4人のメンバーを紹介します。

  • マシュー・ヒーリー(ボーカル/ギター担当)

    イギリスの俳優ティム・ヒーリーと女優デニース・ウェルチの息子として生まれました。

    もともとはドラマーでしたが、前任ボーカルの脱退をきっかけにボーカルへ転向しました。

    非常にカリスマ性の強い人物であり、ライブでは挑発的なパフォーマンスを見せるほか、インタビューでは社会問題、政治、依存症、SNSなどについて語ることが多く、賛否両論を呼ぶこともあります。

    また、ステージ上での政治的発言が話題になることも多く、マレーシア公演での抗議行動などは国際的なニュースとして報じられました。


  • アダム・ハン(ギター担当)

    The 1975のメンバーの中では最年長であり、バンド結成において中心的な役割を果たしました。

    ギタープレイは、派手な速弾きを行うタイプではなく、空間系エフェクトやカッティング、アルペジオを多用することが特徴で、1980年代ニューウェーブやポップ、ファンクのような質感を作り出しています。

    また、メンバーの中では落ち着いた性格であり、ファンの間では「一番冷静なメンバー」と言われることもあります。


  • ロス・マクドナルド(ベース担当)

    メンバーの中では、最もユーモアのある性格として知られています。

    「グルーヴ」と「安定感」を重視したベースプレイが特徴で、典型的なベーシスト気質の持ち主です。

    過去にセラピーを受けた経験から、近年では音楽療法支援のため、1000マイル以上に及ぶチャリティー自転車走行に参加しています。


  • ジョージ・ダニエル(ドラム担当)

    ドラムだけでなく、打ち込みやサウンドプロデュースも担当しており、The 1975の音楽性を作り上げる中心人物です。

    ドラマーとしては、シンプルでグルーヴ感の強いプレイを特徴としています。

    生ドラムと打ち込みを融合させるスタイルは、The 1975サウンドの核となっています。

    また、近年は外部プロデューサーとしても活動しています。

まとめ

最後に、The 1975のランキング結果をまとめます。

順位アルバム名点数
1位A Brief Inquiry into Online Relationships 4.2
2位Being Funny in a Foreign Language 4.0
3位I Like It When You Sleep, for You Are So Beautiful Yet So Unaware of It 3.8
4位The 1975 3.5
5位Notes on a Conditional Form 3.4

The 1975の音楽は、アルバムや楽曲ごとにジャンルを大きく変化させることから、「UKロック界のカメレオン」と呼ばれることがあります。

その名の通り、The 1975のアルバムは多彩なジャンルの音楽で彩られていますが、今回のランキングでは、特にエレクトロニカやポップス色の強い作品を上位に位置づけました。

The 1975の作品はどれもクオリティが高いため、聴く人の好みによってランキングは大きく変わるかと思っています。

The 1975の多彩な音楽性を知るためにも、ぜひ上記のランキングを参考にしながら、さまざまな作品に触れてもらえればと思います。

次回は、2000年代以降に登場したアーティスト第19弾として、アメリカ出身のラッパー、プロデューサー、ソングライターであるタイラー・ザ・クリエイターの全アルバム・ランキングを行っていきたいと思います。

The 1975のグッズ紹介

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