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The Weeknd(ザ・ウィークエンド)全アルバムランキング
近年のアーティストの中では、特に、お気に入りのザ・ウィークエンドの全アルバムランキングをしていきたいと思います。
ザ・ウィークエンドは、カナダ出身のシンガーソングライターで、「オルタナティブR&B」というジャンルを確立した1人だと言われています。
「The Weeknd」というアーティスト名は、家を出たのが週末だったことに由来しています。
私が、ザ・ウィークエンドを知ったのは、アルバム「After Hours」の「口から血を流しているジャケット」が強烈であったため、どんな凶暴な音楽なのか興味があり、一聴したことがきっかけでした。
実際は、凶暴性はなく、「心地良いサウンド」と「80年代の懐かしさ」を感じるサウンドで、お気に入りのアーティストとなりました。
そんなザ・ウィークエンドのアルバムを紹介しながらランキングしていきたいと思います。
ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。
ザ・ウィークエンドのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、
ザ・ウィークエンドの評価や、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。
ザ・ウィークエンド アルバムランキング
Kiss Land
評価: 2.6
2013年に発売されたザ・ウィークエンドのデビュー・アルバムで、エレクトロニックなダークな曲が多く、全体的に静かなアルバムです。
アルバム発売時、ザ・ウィークエンドことアベル・テスファイは若干25歳でしたが、25歳とは思えない落ち着いた大人びたアルバムで、今のザ・ウィークエンドのアルバムの方が、若く感じます。
ザ・ウィークエンドは、本作発売前から、インターネット上に、自作曲をアップロードしたり、ミックステープをリリースしており、知れ渡った存在でした。
そのためか、本作は、全米Billboard 200で初登場2位を記録しています。
ちなみに、本作は、未知の世界であるアジア、特に日本がモチーフになっており、収録曲「Belong to the World」のミュージック・ビデオは、日本が舞台になっています。
After Hours
評価: 2.8
2020年発売の4作目のアルバムです。
前作「Starboy」前々作「Beauty Behind the Madness」とは対照的に、アンビエント色を強めたアルバムで、ファースト・アルバム「Kiss Land」に近いサウンドに回帰しています。
本作の宣伝用素材は、「カジノ」「ラスベガスをやっつけろ」「ジョーカー」などのさまざまな映画に触発されているとのことで、痛々しさを感じるアルバムです。
前半はアンビエント色の強い曲、後半は、ダンサンブルな曲が多く収録されています。
ザ・ウィークエンドのアルバムの中では、最も芸術性の高いアルバムに感じます。
本作も、全米Billboard 200で、1位を獲得しました。
Beauty Behind the Madness
評価: 3.0
2015年発売のセカンド・アルバムで、前作「Kiss Land」のダークさを残しつつ、ポップスや、ディスコ、ファンクなどの要素を取り入れてたアルバムです。
本作から、「Can’t Feel My Face」と「The Hills」が大ヒットし、全米Billboard 100において、ザ・ウィークエンド初の1位を獲得しています。
「Can’t Feel My Face」は、マイケル・ジャクソンの影響を感じさせる売れ路線のディスコ調の曲であるため大ヒットするのは分かりますが、「The Hills」はスローテンポのダークな曲であるため、大ヒットしたことが、少し意外に感じます。
アルバム自体も世界的に大ヒットし、全米Billboard 200で、1位を獲得しました。
Starboy
評価: 3.2
2016年発売のサード・アルバムで、ダフト・パンクやケンドリック・ラマー、ラナ・デル・レイなどの豪華メンバーが、フィーチャリングアーティストとして参加しています。
そのため、明るい雰囲気のディスコ調のサウンドを想像しますが、前2作のアルバムのダークさは、ひきづっており、夜に似合う都会的なダンサンブルなアルバムです。
前作「Beauty Behind the Madness」と同様、世界的に大ヒットし、全米Billboard 200で1位を記録、spotifyではリリースから1週間で2億2300万回ストリーミングされ、当時の最高記録を打ち立てました。
ラスト・ナンバーのダフト・パンクをフィーチャーした「I Feel It Coming」は、本作の中で最もダンサンブルな曲で、マイケル・ジャクソンを彷彿させています。
Dawn FM
評価: 3.4
2022年発売の5作目のアルバムで、前作「After Hours」から始まった3部作の2作目に当たるアルバムです。(「After Hours」(夜)から、「Dawn」(夜明け)になったため、次作は、「Afternoon」(午後)になるのではないかと思っています。)
アルバム名の通りFM仕立てのアルバムで、曲間にDJが入っています。
尚、このDJは、俳優ジム・キャリーが担当しています。
本作は、前作のアンビエント色の強いサウンドから一転、ディスコナンバーを中心とした構成になっており、近年のダンサンブルな曲というよりも、80年代のディスコを感じさる曲が多く収録されています。
また、マイケル・ジャクソンを彷彿させる曲が多く、ザ・ウィークエンドが、マイケル・ジャクソンをリスペクトしていることがよく分かるアルバムです。
まとめ
ザ・ウィークエンドの全アルバム5枚のランキング付けを行いました。
ザ・ウィークエンドのアルバムを大きく区分けすると、「退廃的なアンビエント要素の強いアルバム」と「ディスコ調のアルバム」に分けることができます。
私は、ダンサンブルの曲が好きなため、「ディスコ調のアルバム」を、上位にランキングしました。
しかし、下位のランキングになってしまった「アンビエント要素の強いアルバム」も味わい深く、決して駄作ではありません。
今後も、ザ・ウィークエンドの新作がリリースされていくと思いますので、その都度、ランキングに付け加えていきたいと思います。