Scorpions(スコーピオンズ) 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

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Scorpions(スコーピオンズ) 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

前回は、UFOの全アルバム・ランキングを行いましたので、

今回は、マイケル・シェンカーがかつて在籍していたこともある Scorpions(スコーピオンズ)の全アルバムをランキング形式で紹介していきたいと思います。


スコーピオンズは、マイケル・シェンカーの実兄であるルドルフ・シェンカーを中心に、1965年に結成されました。

その後、クラウス・マイネやマイケル・シェンカーなどのメンバーが揃い、1972年にデビュー・アルバム「Lonesome Crow」を発表しました。

マイケル・シェンカーは、UFO加入のために、バンドを脱退しますが、ウリ・ジョン・ロートやマティアス・ヤプスの個性的なギタリストの加入によって、徐々に人気を獲得していきます。

そして、1976年に「Virgin Killer」、1982年に「Blackout」、1984年に「Love at First Sting」といった傑作を発表し、名実ともに人気バンドへと成長していきました。

それ以降も、安定して優れたアルバムを定期的に発表し、現在も精力的に活動を続けています。

そんなスコーピオンズの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。


ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点はご了承ください。

スコーピオンズのアルバムを聴いてみたいけれど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

スコーピオンズのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。

評価点の基準

評価点の基準は、以下の通りです。

評価点基準
1.0 〜 2.0駄作のアルバム
2.0 〜 3.0普通のアルバム
3.0 〜 4.0良作のアルバム
4.0 〜 4.5最高傑作のアルバム
4.5 〜 歴史的名盤

スコーピオンズ アルバムランキング

第19位
EYE II EYE

ken
今までのスコーピオンズとは違いハードロックやメタルではないから、つまらないアルバムだな。
kat
悪い方向のポップスに行ってしまったね。スコーピオンズのマニア向けのアルバムだね。

私的評価: 2.0

1999年に発売された14作目のアルバムで、実験色が強く、スコーピオンズの作品の中でも最も異色な作品です。

本作は、これまでのスコーピオンズの音楽性を忘れて聴かないと、失望感を抱くかもしれません。

それほど違和感のあるアルバムで、ハードロックやヘビーメタルではなく、エレクトロ・ポップの方向へと進んでいます。

ダンサブルなリズムを取り入れるなど、チャレンジングな試みも見られますが、いずれもスコーピオンズにはあまり合っていないように感じられます。

また、ジャケットも3人の写真が使われたシンプルなもので、スコーピオンズらしさが感じられません。

良い意味では、音楽の多様性を示した作品とも言えますが、「何を血迷ってしまったのか」と思わずにはいられず、否定的に捉えてしまう作品です。

第18位
Lonesome Crow 恐怖の蠍団

ken
このデビュー・アルバムは、スコーピオンズらしさはないが、マイケル・シェンカーのギターが全編に聴けるな。
kat
マイケル・シェンカーが参加した唯一のアルバムのため、マイケル・シェンカーのギターを聴いてほしいね。

私的評価: 2.4

1972年に発売された、スコーピオンズの記念すべきデビュー・アルバムであり、マイケル・シェンカーがスコーピオンズのメンバーとして参加した唯一の作品でもあります。

本作は、後のスコーピオンズが展開するハードロック路線とは異なり、プログレッシブ・ロックに近いサウンドを特徴としています。

全体的に暗い雰囲気で、ジャズの要素も感じられます。

特に「Lonesome Crow」は、13分にも及ぶ大作で、ホラー映画のような不気味さとカッコよさを併せ持つ楽曲です。

若き日のマイケル・シェンカーによるギタープレイを聴くことができるため、それだけでも一聴の価値があります。

バンドとしての方向性はまだ定まっていませんが、スコーピオンズの迷作として、一度は聴いておいてほしい作品です。

第17位
Face the Heat

ken
1980年代のメロディアスな曲は減り、グランジのようなヘビーなアルバムだな。
kat
1990年代らしいヘビーなアルバムだね。スコーピオンズの音楽は、新たな時代に入ってきたね。

私的評価: 2.8

1993年に発売された12作目のアルバムで、ボン・ジョヴィやエアロスミスのプロデューサーとして知られるブルース・フェアバーンがプロデュースに加わり制作されました。

前作「Crazy World」の商業的なメタル路線とは打って変わり、ヘビーな作品となっています。

この時代は、グランジが席巻しており、スコーピオンズに限らず、当時の多くのバンドが同様のヘビーなサウンドを取り入れていました。

オープニング・ナンバーの「Alien Nation」からヘビーなメタルが全開で、この曲は、ドイツ再統一をテーマにした政治的な要素の強い楽曲です。

ヘビーな曲の中にも、「Under The Same Sun」や「Lonely Nights」「Kami O Shin Jiru」といったバラードを挟むことで、作品全体にメリハリが生まれています。

本作は、スコーピオンズらしからぬ作風や、シンプルすぎるジャケットデザインのため、スコーピオンズのアルバムの中ではあまり人気のない作品とされています。

第16位
Pure Instinct〜蠍の本能

ken
バラード曲が多くなり、聴きやすいアルバムだな。もう少し、疾走曲を入れてほしかったな。
kat
スコーピオンズの年齢相応の熟練したアルバムだね。泣きのメロディが光っているね。

私的評価: 2.9

1996年に発売された13作目のアルバムで、メロウな曲やバラードを中心とした作品です。

過去のアルバムにも1〜2曲ほどバラードが収録されていましたが、本作では収録曲の半数がバラードとなっています。

前半には比較的ハードなロックナンバーが、後半にはバラードが配置された構成となっています。

そのため、ストレートなハードロックやメタルを求めている人にとっては、やや物足りなく感じられるかもしれません。

しかし、どの曲もメロディアスで聴きやすく、ハードロックやメタルが苦手な人でも、すんなりと受け入れられる作品です。

本作が発表された当時、スコーピオンズはデビュー・アルバムから25年が経過しようとしており、メンバーも年齢を重ね、年齢相応のハードロックを展開している作品と言えます。

ただし、音楽の内容とアルバム・ジャケットに全く関連性が感じられない点は、残念なところです。

第15位
Fly to the Rainbow 電撃の蠍団

ken
ウリ・ジョン・ロートにギターが変更され、泣きのギターが多くなってきたな。
kat
ウリ・ジョン・ロートのギターは、マイケル・シェンカーのギターに負けていないね。

私的評価: 3.0

1974年に発売された2作目のアルバムで、マイケル・シェンカーの脱退後、新たにリード・ギタリストとしてウリ・ジョン・ロートが加入し、制作されました。

マイケル・シェンカーの脱退により、ギタープレイに不安を感じましたが、ウリ・ジョン・ロートはマイケル・シェンカーに劣らず、素晴らしいギターを聴かせてくれています。

泣きのギターが満載で、「これぞジャーマン・メタル」と言えるようなプレイを行なっています。

本作では、まだスコーピオンズの音楽性は確立されていませんが、前作のデビュー・アルバムの雰囲気を残しつつ、進化していることを感じさせます。

それは、泣きまくっているギターの名曲「Fly People Fly」や、アコースティック・ギターの美しさとツイン・ギターのカッコ良さを併せ持つ「Fly to the Rainbow」を聴けば、その進化が十分に感じ取ることができます。

本作はまだ洗練されていないものの、後のスコーピオンズ独自の音楽性を提示し始めた過渡期のアルバムです。

第14位
Unbreakable 反撃の蠍団

ken
前作「EYE II EYE」は、スコーピオンズらしさがなかったが、このアルバムで、昔の勢いが戻ってきたな。
kat
2000年代になって、ようやく本来のハードなスコーピオンズが戻ってきたね。今後も期待を持たせてくれるアルバムだね。

私的評価: 3.1

2004年に発売された15作目のアルバムで、2000年代最初の作品となります。

本作は、1990年代の迷いを吹っ切り、原点回帰したハードロック・アルバムです。

1990年代のスコーピオンズは、色々な実験的なことを試み、失敗してしまったアルバムもありましたが、本作は、原点回帰し、ハードロック路線に戻ってきました。

ただ単純に、昔のスコーピオンズのハードロックに戻ってきたわけではなく、2000年代らしいモダンなハードロックを行っています。

前半はモダンでヘビーなハードロック、後半はキャッチーでポップなハードロックとなっており、前半と後半で、かなり作風が異なっています。

作風の違いはあるものの、全体的に、かつてのスコーピオンズが戻ってきてくれたことに感謝したいアルバムです。

第13位
Rock Believer

ken
まさか、また新作を発表するとは思わなかったな。今でもスコーピオンズは衰えていないことが分かるな。
kat
このアルバムは、1980年代のスコーピオンズを彷彿させているね。

私的評価: 3.15

2022年に発売された19作目のアルバムで、前作「Return To Forever」から約7年ぶりに発表された作品です。

本作は、元モーターヘッドのドラマーであるミッキー・ディーがスコーピオンズに加入してから、初めてのスタジオ・アルバムとなります。

サウンドは、1980年代のスコーピオンズのキャッチーでメジャー感のあるサウンドに回帰しており、懐かしさを感じます。

さらに、ミッキー・ディーの加入によって、リズム隊が重厚になっていることが印象的です。

目新しさこそないものの、50年以上の歴史を持つスコーピオンズの余裕と貫禄が感じられ、今なお衰えを見せないスコーピオンズを楽しむことができます。

今後も、まだまだ活躍してくれそうだという期待を抱かせる一枚です。

第12位
Animal Magnetism 電獣〜アニマル・マグネティズム

ken
スコーピオンズのアルバムの中では、地味なアルバムだが、マティアス・ヤブスのギターに派手さが出てきたな。
kat
メタルチックな曲から、美しいバラード曲まで、1980年代のスコーピオンズらしいアルバムだね。

私的評価: 3.2

1980年に発売された7作目のアルバムで、1980年代のスコーピオンズ全盛期を迎える最初の作品です。

ギターの交代やマイケル・シェンカーの参加などで話題となった前作「Lovedrive」と、次作の名作「Blackout」に挟まれたアルバムであるため、本作は地味な印象を受けます。

しかし、突出したヒット曲こそないものの、どの曲も良曲であり、特にマティアス・ヤプスのギターが前面に出て、前作以上の迫力を感じさせます。

一方で、「Lady Starlight」はスローテンポの美しいラブ・バラードで、叙情的なギター演奏が印象的です。

さらに、この曲は、スコーピオンズとしては初めてストリングスが導入された楽曲でもあります。

全体的に地味なアルバムではありますが、1980年代のスタートを切るにふさわしい完成度の高いアルバムです。

なお、本作のジャケットは、裏ジャケットに描かれた犬の頭の位置が卑猥であると問題視され、一部では発禁となりました。

第11位
Return To Forever 祝杯の蠍団

ken
過去のスコーピオンズの未発表曲を集めたアルバムだが、どの曲も、良曲で聴きやすいな。
kat
未発表曲に、こんなに良曲があったことに驚くね。スコーピオンズの才能を再認識できるアルバムだね。

私的評価: 3.3

2015年に発売された18作目のアルバムで、バンド結成50周年を記念して発表されました。

スコーピオンズは2010年にフェアウェル・ツアーを発表し、引退を表明していましたが、その前にファンのために1970年代〜1980年代の未発表音源を集めたアルバムをリリースしたいという思いから、本作の制作が始まりました。

そのため、本作は通常の新作アルバムとは異なり、過去に制作された未発表曲と、新たに書き下ろされた新曲で構成されています。

このように過去の曲を寄せ集めたアルバムであるため、統一感はありませんが、決して質の低い寄せ集めではなく、どの楽曲も完成度が高く、スコーピオンズの良さが表れています。

その中でも、哀愁のある新曲「We Built This House」や、アルバム「Savage Amusement」に収録予定だったキャッチーでポップな「Catch Your Luck And Play」、1980年代初頭に制作された縦ノリのハードロック「Hard Rockin’ The Place」などが印象的です。

まずは、スコーピオンズが解散することなく新作を発表してくれたことに感謝したい、そんなアルバムです。


次は、10位 → 1位 です。

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