ミートローフ「地獄のロック・ライダー」1 〜 3の紹介|ミートローフ氏を偲んで

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ミートローフ「地獄のロック・ライダー」1 〜 3の紹介|ミートローフ氏を偲んで

2022年1月20日、アメリカの歌手ミートローフ氏が、74歳でお亡くなりになりました。

コロナに感染していたとの報道もありますが、それが原因だったのかは不明です。

ミートローフ氏は、あまり日本では知名度がありませんが、私は、メタルの雑誌で、「Bat Out of Hell(邦題:地獄のロック・ライダー)」が紹介されていましたので、それでミートローフ氏を知りました。

この「「地獄のロック・ライダー」の販売総数は約4300万枚とされ、史上最も売れたアルバムの一つ」とのことで、アメリカでは、有名な人でした。

ミートローフ氏のこと、ほとんど知らない人も多いかと思いますので、簡単にWikiからの引用で紹介します。

 本名をマーヴィン・リー・アーディー(Marvin Lee Aday)と言い、テキサス州ダラスに生まれる。少年時代はアメリカンフットボールで鳴らし、タックルが得意だったことから、現在のニックネームとなるミートローフという名がつく

 ミートローフは、ニックネームなのですね。でも、タックルが得意だったことと、ミートローフって何か関連性があるのですかね。

 歌手としては1億万枚以上のアルバムを売り上げ、俳優として65作以上の映画に出演した。

 1億万枚以上の売上は凄いですね。ミートローフ氏は、楽器演奏や作詞・作曲はしていなくボーカルのみでアルバムを制作していますね。映画では、有名どころでは、「ロッキー・ホラー・ショー」や「ファイト・クラブ」に出演してるとのこと。私は両方映画見ましたが、あまり記憶がないです。「ロッキー・ホラー・ショー」には、バイクで登場した人が、ミートローフ氏のようで、「確かにそんな人いたな」程度の記憶です。

 1993年にはアルバム『地獄のロック・ライダーII〜地獄への帰還』を発表、ビルボード誌のアルバムチャートで1位を獲得、シングルカットされた「愛にすべてを捧ぐ (I’d Do Anything For Love (But I Won’t Do That))」も全米シングルチャート1位を記録し、1993年のグラミー賞を受賞した。

 「地獄のロック・ライダー」しか聴いたことがなかったですが、「地獄のロック・ライダー」の続編として、2と3が発売されているのを知りました。2も売れていたのですね。

今回は、ミートローフ氏を偲んで、「地獄のロック・ライダー」の1〜3の3作を紹介していきたいと思います。

「地獄のロック・ライダー」のジャケットは、ヘヴィー・メタルっぽいですが、そんなにハードではなく、ロックンロールのアルバムですので、ヘヴィー・メタルが苦手な人でも全然受け入れられるアルバムです。

アルバム

Bat Out of Hell(地獄のロック・ライダー)

ken
このアルバムは、メタルではないな。サウンドは、アメリカン・ハードロックで、Kissに近い感じがしたな。
kat
ホーンも入っていて、ブルース・スプリングスティーンの「明日なき暴走」に近い感じがしたね。トッド・ラングレンが、プロデュースしていて、トッド・ラングレンのセンスの良さが分かるアルバムだね。

記録的なロングセラーの大ヒット作で、ソロ名義では、実質のデビュー作になります。ハードロックのように聞こえるのは、ミートローフ氏のパワフルなボーカルが要因だと思います。演奏は、Pianoがリードしている曲が多く、メタルでも、ハードロックでもないです。バラード曲も優れていて、「Two Out Of Three Ain’t Bad」は、シングルカットされ、ヒットしました。アメリカで売れる要素を持っているアルバムですが、イギリスでもヒットしており。販売総数は約4300万枚とされています。

Bat Out of Hell II: Back Into Hell(地獄のロック・ライダーII〜地獄への帰還)

ken
「Bat Out of Hell(地獄のロック・ライダー)」とあまり変わらないサウンドだが、女性ボーカルも入ってきて、更にパワーアップした感じだな。
kat
映画も音楽も、パート1が優れていると、パート2は、コケることが多いけど、このアルバムは、そんなことはないね。「Bat Out of Hell(地獄のロック・ライダー)」から、約15年後に、同じように優れたアルバムが作れたことは驚きだね。

「Bat Out of Hell(地獄のロック・ライダー)」と同様、全曲ジム・スタインマン作で、トッド・ラングレンは、今回はボーカル・アレンジやバッキング・ボーカルで参加しています。「Bat Out of Hell(地獄のロック・ライダー)」を豪華にした感じのアルバムで、よりハードロックに近くなっています。相変わらず、ミートローフは、ダイナミックな歌声を披露しています。「愛にすべてを捧ぐ (I’d Do Anything For Love (But I Won’t Do That))」が、全米シングルチャート1位を記録し、1993年のグラミー賞を受賞しました。「It Just Won’t Quit」といったバラード曲も優れています。

Bat Out of Hell III: The Monster is Loose(地獄のロック・ライダー3〜最後の聖戦!)

ken
前2作と比べるとサウンドが変化し、一番メタル、ハードロック色が強いアルバムだな。
kat
Pianoがリードしている曲がなくなり、壮大なロック・オペラ的なサウンドになり、更に大げささが増した感じだね。

「Bat Out of Hell II: Back Into Hell(地獄のロック・ライダーII〜地獄への帰還)」の13年後に発売されたアルバムで、制作陣も変化しており、トッド・ラングレンは、関与しておらず、ジム・スタインマンの曲が半減しています。元々、ジム・スタインマンは制作に関与しておらず、「Bat Out of Hell」のアルバム名を使用することに対して、ジム・スタインマンとミートローフの間で法的な争いになり、最終的に、ジム・スタインマンの曲を7曲入れたというのが経緯のようです。そのためか、前2作のサウンドとは異なり、壮大なロック・オペラ的な曲が増えています。商業的には、前2作よりダウンしています。

まとめ

今回は、ミートローフ氏がお亡くなりになったニュースを聞き、ミートローフ氏の代表作「地獄のロック・ライダー」の3作を紹介しました。

日本では、あまり知名度のない方かと思いますが、「地獄のロック・ライダー」は、ロックアルバムの中でも名盤に位置する傑作かと思いますので、この機に、まだお聞きになっていない人は、聞いてみることをおすすめします。

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