L’Arc〜en〜Ciel(ラルク アン シエル)全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

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L’Arc〜en〜Ciel(ラルク アン シエル)全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

前回は、EGO-WRAPPIN’(エゴラッピン) の全アルバム・ランキングをしましたので、

今回は、ニューウェーブ、オルタナティブ・ロック系の L’Arc〜en〜Ciel(ラルク アン シエル)の全アルバムをランキング形式で紹介していきたいと思います。


L’Arc〜en〜Ciel(ラルク・アン・シエル)は、1991年に、tetsuya、hyde、hiro、peroによって大阪で結成されました。

その後、3回にわたりメンバーの脱退・加入が行われており、現在は、tetsuya、hyde、ken、yukihiroの4名で活動しています。

ラルク・アン・シエル(通称ラルク)は、ヴィジュアル系と言われることがありますが、本人たちはヴィジュアル系を意識しているわけではありません。

しかし、キャッチーでメロディアスな音楽性や、hydeのボーカルには、ヴィジュアル系に近いものを感じさせます。

特に初期のラルクはヴィジュアル色の強いサウンドでしたが、バンドを継続していくうちに、オルタナティブ・ロックやポップス、ロックなど、幅広い音楽性を展開しています。

商業的にも大成功を収めており、累計で4,000万枚以上の売り上げを誇ります。

特に、1999年に同時リリースされたアルバム「Ark」と「Ray」は、それぞれ日本国内で歴代のベストセラー作品のひとつとなりました。

また、ラルクは日本国外でも活躍しており、2012年には日本のロックバンドとして初めてニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデン公演を成功させました。

そんなラルク・アン・シエルの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。


ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。

ラルク・アン・シエルのアルバムを聴いてみたいけれど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

ラルク・アン・シエルのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。

評価点の基準

評価点の基準は、以下の通りです。

評価点基準
1.0 〜 2.0駄作のアルバム
2.0 〜 3.0普通のアルバム
3.0 〜 4.0良作のアルバム
4.0 〜 4.5最高傑作のアルバム
4.5 〜 歴史的名盤

L’Arc〜en〜Ciel アルバムランキング

第12位
SMILE

3年ぶりに発表されたアルバムは、かつてのラルクとは違ったギターロックのアルバムね。
kat
吹っ切れたようなサウンドで、昔からのラルクファンには、とっつきにくさを感じるね。

評価: 3.0

2004年に発売された9作目のアルバムで、前作から約3年ぶりにリリースされた作品です。

この3年の間、ラルクのメンバーはソロ活動や別バンドでの活動を行っており、解散のうわさも轟かれていました。

しかし解散することなく、見事にラルクは復活してくれました。

さて、久々に発表された本作は、これまでとは異なる路線で、イギリス的なギター中心のオルタナティヴ・ロックのサウンドに傾倒しています。

シンプルなジャケットもラルクらしさがなく、3年待たされたファンにとっては戸惑うような内容となっています。

それでも、メタル的なギターリフの疾走曲「Lover Boy」や、ギターのかっこよさが際立つ「READY STEADY GO」など、パワフルな曲があるのは、さすがだと言えます。

本作は、宇多田ヒカルのアルバムに阻まれ、惜しくもオリコンチャート1位は逃したものの、それでも2位を記録しました。

第11位
DUNE

1stアルバムにもかかわらず、既にラルクのキャッチーな音楽性が確立しているわね。
kat
インディーズから発売されたとは思えない、しっかりとした音作りがされているね。

評価: 3.1

1993年に発売されたL’Arc〜en〜Cielの初のスタジオ・アルバムです。

インディーズレーベルからの発売にもかかわらず、じっくりと作り込まれており、とてもインディーズ作品とは思えないほどの高い完成度を誇っています。

本作は、hyde、ken、tetsuya、sakuraの4人のメンバーによって制作されました。

sakuraを除く各メンバーによる自作曲が収録されているほか、「L’Arc〜en〜Ciel」名義でクレジットされた楽曲も2曲含まれています。

この2曲は、オリジナルメンバーのhiroがバンドを脱退したことで、hiroの楽曲をそのまま収録できなかったため、hiroの原曲をもとに制作し直されたものです。

アルバム全体としては、1980年代のニューウェーブとヴィジュアル系の要素が融合したようなサウンドで、特にイングランド クローリー出身のニュー・ウェイヴ・バンド、キュアーの影響が色濃く感じられます。

すでにこの時点でラルクの音楽性は確立されており、他のインディーズバンドとは一線を画す仕上がりで、今後の爆発的な人気を予感させる良作です。

第10位
Tierra

ラルクのメジャーデビュー作は、メランコリックで親しみやすさがあるわね。
kat
前作に比べるとメロディーラインが良くなり、成長を感じさせるアルバムだね。

評価: 3.2

1994年に発売された2作目のアルバムであり、メジャーデビュー後、初めてリリースされた作品です。

インディーズレーベルから発売された前作「DUNE」と比べると、サウンドはより洗練され、メロディアスで親しみやすい楽曲が増えています。

また、キーボードを主体としたアレンジが多く、一般受けする親しみやすい仕上がりとなっています。

本作には、hyde、ken、tetsuya、sakuraの4人それぞれが単独名義で作曲を担当した楽曲が収録されており、

どの曲も統一感があり、1980年代のニュー・ウェイヴを発展させたような聴きやすさがあります。

さらに、ボサノバ、レゲエ、ソフトロックなど多彩な音楽要素を取り入れており、チャレンジ精神も感じられます。

元GRASS VALLEYのキーボーディスト・本田恭之や、YMOのサポートメンバーとして知られる松武秀樹が参加するなど、バックの演奏陣も豪華で、音楽的な厚みが加わっています。

オリコンチャートでは最高7位を記録し、メジャーデビュー作としては上々のスタートを切りました。

第9位
BUTTERFLY

シングルは中心で新曲は少ないけど、それでもラルクのポップスが堪能できるわね。
kat
バラエティー豊かなアルバムで、どの曲もメロディアスで聴きやすいね。

評価: 3.3

2012年に発売された12作目のアルバムで、デビュー20周年の節目にリリースされた作品です。

本作は、前作「KISS」以降に発表されたシングル曲を中心に構成されており、全11曲中7曲がシングルとしてリリースされていました。

そのため、アルバム全体として統一感が薄く、hyde自身も「コンピレーションアルバムみたい。1曲1曲、ほんとバラバラ」と語っています。

そうした背景から、本作はポップス、シンフォニック、ハードロックなど、バラエティー豊かな仕上がりとなっています。

アルバム全体は前半と後半で異なっており、前半はハイテンションのメロディアスなポップ路線、後半はじっくり聴かせる楽曲で構成されています。

本作の発表後、ラルクの各メンバーはソロや別バンドでの活動を中心にしており、10年以上新作をリリースしていませんが、

本作を聴くと、ラルクとしての新作を早く発表してほしいと願わずにはいられなくなります。

第8位
KISS

ラルクのポップスが全面に出てバラエティー豊かなアルバムね。
kat
ジャズ風のクリスマス・ソング「Hurry Xmas」が、これまでのラルクとは違ったハッピーな世界観が出ているね。

評価: 3.4

2007年に発売された11作目のアルバムで、ラルクの作品の中では特にポップス色の強いアルバムです。

前作「AWAKE」発表後、ラルクのメンバーはソロ名義や別バンドでの活動を主軸に置いていたため、本作は久々のラルクとしてのアルバムとなりました。

そのためか、ユーロビートやオールディーズ、ジャズ、歌謡曲、ヘビーロックなど、さまざまなジャンルの要素を取り入れ、メンバーが楽しんで制作したことが伝わってくる仕上がりとなっています。

また、ラルクとしては初めて、メンバー4人全員が作詞にクレジットされています。

前作「AWAKE」がギター中心のオルタナティブ・ロックだったのに対し、本作はマイルドなポップ路線を前面に押し出しており、一般にも受け入れられやすい聴きやすさがあります。

このようにポップス全開の作品であることから、本作もオリコンチャートで1位を記録しました。

第7位
HEART

ドラマーの交代劇があったためか、暗めの激しい曲が増えているわね。
kat
前作「True」のようなメロディー指向のポップスではなく、ロック色の強いアルバムだね。

評価: 3.5

1998年に発売された5作目のアルバムで、ドラムにyukihiroが正式加入してから発表された最初の作品です。

かつてのドラマー、sakuraが逮捕されたことに伴い、ラルクは一時的に活動を休止していたため、本作はラルクの復活作となりました。

ドラマーがyukihiroに変わったことで、曲によっては打ち込みやジャングルのリズムを取り入れるなどの変化が見られます。

また、前作「True」のような売れ線のポップス路線は薄くなり、暗めのオルタナティブ・ロックの楽曲が増えていることが特徴として挙げられます。

それは、前作が総勢6人の共同プロデューサーで制作されていたのに対し、本作は岡野ハジメを中心とした共同プロデューサーで制作されたことからもうかがえます。

それでも、シングルで発表された「winter fall」や「虹」といった売れ線のポップス路線の楽曲も、もちろん収録されています。

全体的に落ち着いた楽曲が多い中でも、本作はオリコンチャートで1位を記録し、ミリオンセラーを達成しました。

また、アジアの6つの国と地域でリリースされ、初の海外リリース作品となりました。

第6位
AWAKE

Hydeのボーカルや演奏に落ち着きが出て、ラルクの熟練味を感じるわね。
kat
「AS ONE」のようなハードコアもあり、尖ったラルクも聴けるのは嬉しいね。

評価: 3.6

2005年に発売された10作目のアルバムで、戦争・反戦・平和をテーマにした作品です。

前作「SMILE」のイギリス的なオルタナティブ・ロックの延長線上のサウンドですが、よりライブ映えするサウンドを特徴としています。

hyde自身が「ライブで映える楽曲を手がけようという意識で制作した」と語っていることからも、ライブを意識していたことがうかがえます。

本作には、全12曲中6曲がhyde作曲の楽曲であるため、hyde色の強い作品となりました。

hydeのボーカルは、かつての高音主体のスタイルから、低音を重視したスタイルへと変化していることが感じられます。

シングルとして発表された「New World」を1曲目に配置していることからも、本作はラルクの新たな音楽のスタートとなったと言ってもよいアルバムです。

商業的にも成功し、前々作「REAL」以来となるオリコンチャート1位を記録しました。

第5位
heavenly

ギターを中心とした曲が増えたことで、ハードな曲もあるけど、どの曲も親しみやすいわね。
kat
アレンジに時間がかけられているため、ラルクのセンスの良さを感じるね。

評価: 3.7

1995年に発売された3作目のアルバムで、前作「Tierra」に続き、セルフ・プロデュースによって制作された作品です。

メンバーが「アレンジにすごく時間をかけて練っている」と語っている通り、これまでのアルバムの中でも、アレンジのセンスの良さが際立っています。

前作はキーボードを主体としたサウンドが中心でしたが、本作ではキーボードは控えめになり、カッティング・ギターやギターソロが多く取り入れられています。

特に「ガラス玉」での熱のこもったギターソロや、「夏の憂鬱」における哀愁漂うギターなど、ギタープレイの魅力が存分に楽しめます。

また、アルバムタイトルが示すように、爽やかで透明感のある楽曲が多く収録されている点も特徴的です。

ギターロックを基調としつつも、サイケデリック、フォーク、ソウル、さらにはジャズの要素まで取り入れたバラエティー豊かな構成となっており、音楽的な幅の広さを感じさせます。

本作は、ラルクにとって初めてオリコンチャートでトップ3入りを果たした記念すべきアルバムでもあります。

第4位
REAL

このアルバムはハードな曲が多くて、ハードロック寄りの作品ね。
kat
ラルクらしいキャッチーな曲も入れつつ、尖った楽曲が増えているね。

評価: 3.8

2000年に発売された8作目のアルバムで、ラルクのアルバムの中でも特に尖ったサウンドが特徴の作品です。

オープニング・ナンバー「get out from the shell」では、マシーン・ビートを取り入れたインダストリアル系のサウンドで幕を開け、

続く「THE NEPENTHES」では、激しいギターリフが印象的なヘビーなナンバーが展開されます。

この序盤の流れから、これまでのラルクとは違う雰囲気が感じられます。

3曲目以降では、シングルとしてリリースされたキャッチーな楽曲を挟みながらも、ギターを前面に押し出したロックンロールの曲や、ダークなバラードが登場し、ラルクの新たな進化を感じさせます。

また、本作でのkenの作曲スタイルは、キーボードからギター主体へと重心を移しており、アルバム全体の印象に大きく影響を与えています。

全体的に、ビートを強調したヘビーでエッジの効いたサウンドが中心となっていますが、それでもラルクの人気は健在で、オリコンチャートで1位を獲得しミリオンセラーを記録しました。


ark

前半と後半では大きく音楽性が異なっているわね。前半はラルクらしいポップな名曲が並んでいるわね。
kat
後半は、実験的要素が強く出ていて、スロー・テンポの聴かせる曲が多いね。

評価: 4.0

1999年に発売された6作目のアルバムで、「ray」と同時に発売された作品です。

「ノストラダムス大予言の日にアルバム2枚同時リリース!」という宣伝文句の通り、本作には「ray」とともに「世紀末思想」が取り入れられています。

1枚にまとめてしまうとシングルコレクションになりかねない状況だったことから、2枚に分けてリリースされました。

本作は、ポップな要素と実験的な要素がはっきり分かれています。

シングル曲として発表された楽曲はポップな要素が強く、前半に集中しています。

一方で、スローで実験的な要素を持つ曲は後半に収録されており、特に「Larva」はテクノやエレクトロ・ミュージックを取り入れたインストゥルメンタル曲で、yukihiroの音楽的嗜好が強く反映されています。

本作ももちろん大ヒットし、オリコンチャートで1位を獲得し、通算3作目のミリオンセラーを記録しました。


ray

「ark」よりも大人の雰囲気が漂うギターロックのアルバムね。
kat
このアルバムはkenの提供曲が多いため、ギター中心のオルタナティヴ・ロックしているね。

評価: 4.2

1999年に発売された7作目のアルバムで、「ark」と同時にリリースされた作品です。

「ark」と同様に、ノストラダムスの予言「1999年7月、空から恐怖の大王が来るだろう」にちなんで、1999年7月に発売されました。

「ark」はポップスに実験的要素を取り入れた作品でしたが、本作はギタリスト kenによる楽曲が多く収録されており、ギターを中心に据えたダークな雰囲気を特徴としています。

それでも、「HONEY」「花葬」「浸食 〜lose control〜」「snow drop」といったシングル曲は、ラルクらしいキャッチーな楽曲が揃っており、聴きやすさも備えています。

またyukihiroによる楽曲は、「ark」と同様に実験色が強く、アンビエント調やハードなギターリフを特徴としています。

「ark」がオリコンチャート1位を記録したため、本作は2位にとどまりましたが、2作合わせて現在までに600万枚を超えるセールスを記録し、大ヒットとなりました。


True

どの曲もすぐに覚えることができるキャッチーな歌メロが凄いわね。
kat
ラルクが本格的に売れ始めた出世作だね。これだけ歌メロが良いと売れるのは当然だね。

評価: 4.4

1996年に発売された4作目のアルバムで、本格的に売れ線のポップス路線へと舵を切った初の作品です。

これまでのアルバムも聴きやすく高品質な内容ではあったものの、思ったほど売上が伸びなかったため、本作では「歌メロ重視」というメロディー志向の制作アプローチが採られました。

その結果、全曲にわたってキャッチーで覚えやすいメロディーが散りばめられており、一度聴いただけで口ずさめるような楽曲が並びます。

制作にあたっては6人の共同プロデューサー兼アレンジャーを迎え、曲ごとに異なるプロデューサーが担当したことで、楽曲ごとの個性も目立っています。

また、ストリングスやホーン、打ち込み、アコースティック・ギターなど、多彩な音色が取り入れられ、新たなラルクの音楽性を確立しました。

このようなメロディー重視のアプローチが功を奏し、本作はラルク初のオリコンチャート1位を獲得し、さらに、初のミリオンセラーとなる大ヒットを記録しました。


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ライブ・アルバム

    25th L’Anniversary LIVE

  • 2017年4月9日、結成25周年を記念して東京ドームで開催されたライブ「25th L’Anniversary LIVE」の公演音源を収めたライブ・アルバムです。
  • 本ライブの開催前には、L’Arc〜en〜Cielの楽曲の中から「ライブで聴きたい曲」に投票する企画が実施されました。投票結果は公表されていませんが、シングル曲が19曲も演奏されており、ラルクの人気曲が目白押しのセットリストとなっています。
  • 演奏もボーカルもすべて素晴らしく、特にHydeのボーカルは年齢をまったく感じさせず、高音から低音まで圧巻の歌声を聴かせてくれています。


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L’Arc〜en〜Cielのメンバー

L’Arc〜en〜Cielは、tetsuya、hyde、hiro、peroの4人によって1991年に結成されましたが、間もなくしてhiroとperoが脱退しました。

その後、hiroの後任としてkenが、peroの後任としてsakuraが加入しましたが、sakuraは1997年に逮捕され、バンドを脱退しました。

1998年以降は、hyde、ken、tetsuya、yukihiroの4人で固定メンバーとして活動を続けています。

以下に、この4名のメンバーについて紹介します。

  • hyde(ボーカル担当)

    L’Arc〜en〜Cielのオリジナル・メンバーであり、ボーカルを務めるだけでなく、ほとんどの楽曲の作詞も担当しています。

    楽曲によっては、ギター、キーボード、プログラミング、ハーモニカ、サックスなども担当するなど、多才な一面を持っています。

    2001年頃からはラルクでの活動に加えて、ソロ活動やVAMPS、THE LAST ROCKSTARSといったバンドにも参加し、活動の幅をさらに広げています。


  • tetsuya(ベース担当)

    L’Arc〜en〜Cielのオリジナル・メンバーであり、リーダー兼ベーシストとして活躍しています。

    多くの楽曲で作曲を手がけており、シングル曲の作曲数も多いため、ラルクのメンバーの中で最も優れたメロディーメーカーと言えます。

    2001年頃からはソロ活動も開始し、ソロではボーカルも担当しています。

    そのほかにも、他バンドへのサポート参加や、音楽機材ブランド「Stella Gear」の立ち上げなど、多彩な活動を展開しています。


  • ken(ギター担当)

    L’Arc〜en〜Cielの2代目ギタリストであり、バンドメンバーの中で最も多くの楽曲を作曲しており、その数は50曲以上にのぼります。

    kenの楽曲は、ロック、ポップ、パンク、実験的な要素まで取り入れられており、非常に多彩な音楽性を持っています。

    2002年からは「SONS OF ALL PUSSYS」というトリオバンドを結成し、ボーカル兼ギターとして活動し、さらに2006年からはソロ活動も開始しています。


  • yukihiro(ドラム担当)

    L’Arc〜en〜Cielの3代目ドラマーであり、ラルク加入前はZI:KILL、OPTIC NERVE、DIE IN CRIESといったバンドで活動していました。

    ラルクでは、他のメンバーと同様にメインコンポーザーの一人として活躍し、独自の色を持つ楽曲を手がけています。

    2001年半ばからは、新たなソロプロジェクト「acid android」を始動し、自らボーカルや作曲を担当し、実験的でダークな音楽性を追求しています。

L’Arc〜en〜Cielの音楽

L’Arc〜en〜Cielの音楽は、大きく分けて「ポップス」と「ロック」の2つの方向性に分類することができます。

「ポップス」の作品では、シンセサイザーやオーケストレーション、リズムギターなどを取り入れ、メロディアスでキャッチーなサウンドを形成しています。

一方、「ロック」の作品では、ギターを中心としたオルタナティブ・ロックやインダストリアル、ハードロック、さらにはヘビーメタルに通じるような楽曲まで手がけています。

各区分けしたアルバムの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。

【ポップスのアルバム】

  • DUNE(1993年):上級者向け
  • Tierra(1994年):中級者向け
  • True(1996年):初心者向け
  • ark(1999年):初心者向け
  • KISS(2007年):中級者向け
  • BUTTERFLY(2012年):初心者向け

【ロックのアルバム】

  • heavenly(1995年):中級者向け
  • HEART(1998年):中級者向け
  • ray(1999年):初心者向け
  • REAL(2000年):初心者向け
  • SMILE(2004年):上級者向け
  • AWAKE(2005年):上級者向け

まとめ

最後に、L’Arc〜en〜Cielのランキング結果をまとめます。

順位アルバム名点数
1位True 4.4
2位ray 4.2
3位ark 4.0
4位REAL 3.8
5位heavenly 3.7
6位AWAKE 3.6
7位HEART 3.5
8位KISS 3.4
9位BUTTERFLY 3.3
10位Tierra 3.2
11位DUNE 3.1
12位SMILE 3.0

ラルクのアルバムは、ロック色の強いものも、ポップス色の強いものも、いずれもメロディアスでキャッチーなため、一般受けしやすい聴きやすさがあります。

どのアルバムにも駄作はなく、あえて個人的に順位をつけると、上記のようなランキングになりました。

音楽の好みによって評価が分かれる部分もあると思いますので、人によっては大きくランキングが変わるかもしれません。

現在もラルクはライブを中心に活動を続けていますが、新しいアルバムは10年以上リリースされていないため、そろそろ新作を発表してほしいなと願っています。

次回は、L’Arc〜en〜Cielと比較されることも多いGLAY(グレイ)の全アルバムランキングを紹介していきたいと思います。

L’Arc〜en〜Cielのグッズ紹介

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