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Helloween(ハロウィン) 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介
前回は、Scorpions(スコーピオンズ)の全アルバム ランキングをしましたので、
今回は、メロディック・パワー・メタルの先駆者 Helloween(ハロウィン)の全アルバムをランキング形式で紹介していきたいと思います。
ハロウィンは1983年に、カイ・ハンセン、マーカス・グロスコフ、インゴ・シュヴィヒテンバーグ、マイケル・ヴァイカートのメンバーによって結成されました。
1985年にミニ・アルバム「Helloween」でデビューを果たし、当時のハロウィンはスピード感あふれるスラッシュメタルのようなサウンドで高い評価を得ました。
その後、ハロウィンはボーカルのカイ・ハンセンからマイケル・キスクやアンディ・デリスへとメンバーチェンジを繰り返しながら、サウンドも変化していきます。
メロディアスでコミカルな要素が加わったハロウィンの音楽は聴きやすく、ジャーマン・メタルの人気に火をつけました。
近年では、過去に参加していたボーカリストたちが再集結し、活動を続けています。
そんなハロウィンの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。
ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。
ハロウィンのアルバムを聴いてみたいけれど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、
ハロウィンのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。
評価点の基準
評価点の基準は、以下の通りです。
| 評価点 | 基準 |
|---|---|
| 1.0 〜 2.0 | 駄作のアルバム |
| 2.0 〜 3.0 | 普通のアルバム |
| 3.0 〜 4.0 | 良作のアルバム |
| 4.0 〜 4.5 | 最高傑作のアルバム |
| 4.5 〜 | 歴史的名盤 |
ハロウィン アルバムランキング
Chameleon

私的評価: 2.0
1993年に発売された5作目のアルバムで、ボーカルのマイケル・キスクと、ドラマーのインゴ・シュヴィヒテンバーグが参加した最後のスタジオ・アルバムです。
前作「Pink Bubbles Go Ape」以上にポップスに傾倒してしまい、ホーン・セクションを導入するなど、パワーメタルのハロウィンらしさは全くありません。
このようにポップスになってしまったのは、当時ハロウィンは負債を抱えており、その負債から逃れるために売れ路線のポップスにサウンドを変えてしまった背景がありました。
しかし、ハロウィンはポップスに全く合っておらず、売れ路線のポップスを作ろうとしたにも関わらず商業的には失敗し、ハロウィンのアルバムの中では最も駄作となってしまいました。
マイケル・キスクは、本作を「ライター3人(マイケル・ワイカート、ローランド・グラポウ、マイケル・キスク)のソロ・アルバムを作ろうとして、バンドとして機能していなかった」と評しています。
マイケル・キスクの評価通り、ハロウィンとしてのまとまりのない残念なアルバムになってしまいました。
Pink Bubbles Go Ape

私的評価: 2.5
1991年に発売された4作目のアルバムで、リーダー的存在であったカイ・ハンセンが脱退しギターにローランド・グラポウを新たに迎え入れて制作された作品です。
カイ・ハンセンが脱退したことの影響が大きかったのか、「Keeper Of The Seven Keys Part 1、Part 2」の次作としては、物足りない内容となってしまいました。
これまでのハロウィンらしさがなく、オープニング・ナンバーのカントリー調の「Pink Bubbles Go Ape」は、間違えて別のアーティストのCDをかけてしまったのかと思えるほど異色作ですし、
シングルカットされた「Number One」はポップすぎて、こんなのハロウィンではないと思えるほどメロディック・パワー・メタルから遠ざかってしまいました。
それでも、「Kids of the Century」や「Someone’s Crying」「The Chance」といった疾走曲があることによって、かろうじてハロウィンの面目を保っています。
当時、「Keeper Of The Seven Keys Part 2」のサウンドを期待しいた人には、かなりがっかりしたのではないかと想像できます。
The Dark Ride

私的評価: 2.9
2000年に発売された9作目のアルバムで、アルバム名が暗示しているようにダウンチュ-ニングしたダークな作品です。
ハロウィンの音楽性の変化を感じますが、「Chameleon」のようなポップス路線への変化ではなく、ヘビーでカッコ良い路線に変化しています。
ダークな中にも、「Mr. Torture」「All Over the Nations」「Salvation」といった、これまでのハロウィンのようなメロディアスな曲も収録されていますので、
完全にオールド・ファンを裏切るようなアルバムではありません。
しかし、その他の曲は聴き込みが必要で好き嫌いがはっきり別れそうな作品ではあります。
そのため、本作はハロウィンの上級者向けのアルバムと言えますが、バンドの進化を目指す意気込みは評価できます。
Walls of Jericho

私的評価: 3.0
1985年に発売されたハロウィンのフルレングス・アルバムのファースト・アルバムで唯一カイ・ハンセンがボーカルの作品です。
童謡「ロンドン橋落ちた」をモチーフにしたオープニング・ナンバーの「Walls of Jericho」から、一気に怒涛のスピード感満載の曲へと突入していきます。
本作は音質は悪いですし、演奏は荒削りですし、カイ・ハンセンのボーカルは音程が外れ、歴代のハロウィンのボーカルに比較して劣るという欠点があるものの、パワフルで勢いが感じ取れます。
まだ、メロディアスさに欠けはしますが、スピード感溢れるスラッシュ・メタルを彷彿させるカッコ良い正統派メタルを展開しています。
ドイツでの総売上は約11万枚を超え日本のオリコンチャートでは40位を記録し、デビュー・アルバムとしては上々の滑り出しとなりました。
ジャケットは、アイアン・メイデンのキャラクターであるエディに似たFang Faceというハロウィンのマスコットが描かれています。
Rabbit Don’t Come Easy

私的評価: 3.1
2003年に発売された10作目のアルバムで、サッシャ・ゲルストナーがギターに加入した最初の作品です。
ヘビーで暗いサウンドの前作「The Dark Ride」の評判が悪かったためか、本作は、初期のハロウィンのような明るいパワーメタルに戻っています。
そのため、本作は、馴染み深いハロウィンの王道のアルバムと言えます。
ハロウィンらしさが満載で安心して聞けるアルバムですが、悪く言えば新鮮味がなくマンネリ化しているようにも感じます。
それでも楽しいハロウィンの疾走曲が多いため、ハロウィンのオールド・ファンには十分楽しめる内容となっています。
ちょっと残念なのは、アンディ・デリスのボーカルがガナリ声になり、ハイトーン・ボーカルがなくなってしまっていることです。
ハロウィン初期のボーカリスト マイケル・キスクがボーカルだったら、更に良いアルバムになっていたように思えます。
7 Sinners

私的評価: 3.2
2010年に発売された13作目のアルバムで、各メンバーのソロ楽曲で固めた作品です。
前作「Gambling with the Devil」が、メロディック・パワー・メタル全開のアルバムだったのに対して、本作は、メロディアスさがなくなりヘビーでメタル色の強い作品に仕上がっています。
そのため、一聴しただけではグッと来るものは感じられないかもしれませんが、聞き込めば聞き込むほど味の出てくるスルメ盤です。
ソロ楽曲で固めた割には、ダークな統一感があります。
メロディック・パワー・メタルのハロウィンらしさはありませんが、これはこれで、違うハロウィンの魅力を味わうことができます。
アルバムごとにサウンドを変化させてくるハロウィンには、音楽の引き出しの多さを感じさせてくれます。
Giants & Monsters

私的評価: 3.25
2025年に発売された17作目のアルバムで、前作「Helloween」に続き、カイ・ハンセンとマイケル・キスクが復帰して制作された第二弾の作品です。
前作がメロディック・パワー・メタルの疾走する明るい楽曲を多く収録していたのに対し、本作では、哀愁漂うヘビーメタル色の強い楽曲が中心となっています。
とはいえ、ハロウィンの持ち味であるメロディアスな展開は健在で、これまでのハロウィンを総括するような集大成的なアルバムに仕上がっています。
1stシングルカットされた「This Is Tokyo」は、タイトル通り日本をテーマにした楽曲で、「Tokyo」というワードが繰り返され、日本国内でも話題となりました。
今回もファンの期待を裏切らない傑作アルバムとなっていますが、前作と同様、音質が良くないことが残念に感じます。
My God-Given Right

私的評価: 3.3
2015年に発売された15作目のアルバムで、デビュー30年にあたる本作は、新旧のハロウィンを足し合わせたような作品です。
本作は、2000年代のモダン化されたヘビーなサウンドと、1980年代、1990年代のハロウィンのメロディアスさを持ち合わせています。
これと言ったインパクトの強い曲はありませんが、「7 Sinners」のような統一感があり、コンセプト・アルバムのようにアルバム全体として聞くのに適しています。
ハロウィンのアルバムの中では賛否両論の作品ですが、カッコ良さは抜群です。
雪に埋もれた自由の女神像の周りに「カボチャの軍隊」が描かれているジャケットは、映画「デイ・アフター・トゥモロー」をモチーフにしており、ハロウィンらしいユーモラスがあります。
本作は、「Better Than Raw」以来、日本のオリコンチャートでTop10入りを果たしました。
Helloween

私的評価: 3.4
2021年に発売された16作目のアルバムは、まさかのカイ・ハンセンとマイケル・キスクがバンドに復帰して制作された話題作です。
音楽性は、1980年代〜1990年代のハロウィンに近く、ボーカルはカイ・ハンセン、マイケル・キスク、アンディ・デリスの3人が分担しています。
3人が揃ったボーカルを聴くと、それぞれの歌唱力の高さが改めて実感できます。
1980〜1990年代のハロウィンの音楽性への原点回帰や、歴代ボーカリストが勢揃いしたアルバムということで、「最高傑作になるのでは」と期待しましたが、残念ながら音質の悪さによって最高傑作まではいきませんでした。
せっかくのメロディック・パワー・メタルのサウンドにもかかわらず、ギターが奥に引っ込んでしまっており、本来の迫力や魅力が半減してしまいました。
それでも、この再集結されたメンバーで次作も制作してほしいと期待を抱かせるアルバムです。
本作は、歴代メンバーが再び集結して制作されたという話題性もあり、世界各国の音楽チャートでTop10入りを果たすという快挙を達成しました。
Better Than Raw

私的評価: 3.5
1998年に発売された8作目のアルバムです。
前作「The Time of the Oath」がかなりの傑作でしたが、本作も勢い衰えず傑作のアルバムに仕上がっています。
前作よりも音質が向上し、ヘビーでモダンなアレンジが施され実験的要素が加わっています。
また、勢いに任せた疾走曲は減ってじっくり聞かせる曲が多くなっています。
そのためか、ハロウィンのアルバムの中では過小評価されているように感じますが、内容は充実しており、どの曲も平均以上のレベルの高い曲が揃っています。
シンフォニックのインスト・ナンバー「Deliberately Limited Preliminary Prelude Period in Z」から、ヘビーな「Push」へと繋がっていく流れで一気に引き込まれてしまいます。
その他にも、シングルカットされた「I Can」や、重厚なギターリフの「Revelation」、ギターソロが応酬している「Midnight Sun」などの名曲が収録されています。
ハロウィンのアルバムの中では、マイナーなアルバムですが、隠れた名盤です。
Keeper of the Seven Keys: The Legacy 守護神伝 -新章-

私的評価: 3.6
2005年に発売された11作目のアルバムで、ハロウィンの傑作「Keeper of the Seven Keys Part II」の正式な続編にあたる、2枚組の作品です。
「Keeper」シリーズの続編ということで、否応なしに期待が高まる中、結果的にはその名に恥じない良作に仕上がっています。
オープニング・ナンバー「The King for a 1000 Years」は、「Keeper」シリーズらしさを感じさせる壮大な楽曲ですが、
それ以外の楽曲は「Keeper」シリーズの直接的な流れというよりは、これまでのハロウィンのサウンドを集約したような仕上がりで、ロック・オペラ的な要素を持つコンセプト・アルバムのように感じます。
アンディ・デリスのボーカルも、前作「Rabbit Don’t Come Easy」と比べて、ハイトーンを多用するなど、シリーズにふさわしいパフォーマンスを披露しています。
過去のハロウィンのアルバムは賛否両論の作品もありましたが、やはり、この路線のハロウィンが一番カッコ良くハロウィンの凄さを再認識することができます。
Straight Out Of Hell

私的評価: 3.7
2013年に発売された14作目のアルバムで、ドイツのチャートではバンド最高位の4位を記録し、全米チャートでは初のTop100に入った作品です。
ここまでの好セールスを記録したのは、メロディアスな疾走曲が多くハロウィンらしさが満載であったことが要因だったと思えます。
本作には、ディープパープルのジョン・ロードに捧げた「Burnig Sun」と、クイーンのボーカリスト フレディ・マーキュリーに捧げた「Wanna Be God」が収録されています。
この「Wanna Be God」はリズムを主体とした曲で、クイーンの「We Will Rock You」を彷彿させています。
近年のハロウィンは、どれも良作でバンドが安定期に入ってきていることが分かります。
熟年バンドとは思えないほどパワフルなアルバムです。
Master of the Rings

私的評価: 3.8
1994年に発売された6作目のアルバムで、ボーカルに元ピンク・クリーム69のアンディ・デリスを、ドラマーに元ガンマ・レイのウリ・カッシュを、新メンバーに迎え入れて、心機一転、制作された作品です。
そのメンバー交代の効果により、前作「Chameleon」でパワーダウンしてしまったハロウィンを、再度、パワフルなハロウィンに復活させることができました。
クラシカルなオーケストラのオープニング「Irritation」から、一気に新生ハロウィンのヘビーメタルへと突入する流れは、マイケル・キスク時代のハロウィンとは異なった魅力があります。
全体的に、ポップス要素は控え目ではありますが、様式美が新たに加わりヘビーメタルを全面に押し出した作品となっています。
前作「Chameleon」と前々作「Pink Bubbles Go Ape」で失望したファンにも納得できる出来で、今後のハロウィンに期待を持たせてくれました。
Gambling with the Devil

私的評価: 4.0
2007年に発売された12作目のアルバムで、前作「Keeper of the Seven Keys: The Legacy」が2枚組の大作であったのに対して、本作は、コンパクトなメロディック・パワー・メタルの作品です。
前作も良作のアルバムでしたが、本作は、更に気合いが十分で、オープニングの「Kill It」のアンディ・デリスの血管がブチギレそうなハイトーン・シャウト・ボーカルから、その意気込みが感じられます。
ジャーマン・メタルらしいメロディックな疾走曲が多く、一聴しただけで、本作が名作であることが分かります。
2000年代のハロウィンは、「Keeper Of The Seven Keys」シリーズに呪縛されていた印象を受けていましたが、本作で、「Keeper Of The Seven Keys」シリーズの呪縛から完全に吹っ切れた感があります。
ここにきて、このような名作を作れるハロウィンは、やはり、ただモノではないバンドであることが良く分かります。

The Time of the Oath

私的評価: 4.2
1996年に発売された7作目のアルバムで、1994年から2000年にかけてのノストラダムスの予言に基づいたコンセプト・アルバムです。
ハロウィンの名作「Keeper of the Seven Keys Part I」「Part II」で登場したキーパーが再登場しており、それらの作品に匹敵するパワーあふれる内容に仕上がっています。
オープニング・ナンバー「We Burn」から疾走感全開で、アルバム前半は怒涛のスピードで畳みかけるような展開が続き、圧巻され続けます。
後半には、プログレッシブ・ロック風の楽曲やミステリアスな雰囲気の曲、バラードなども収録されており、疾走曲ばかりで飽きがこないよう考慮がされています。
5thアルバム「Chameleon」で音楽性が大きく変化した際には、「ハロウィンは終わってしまった」と思いましたが、本作で完全にハロウィンの勢いが戻りました。
ハロウィンのアルバムの中でも上位に位置づけられる名作であり、「We Burn」や「Power」は、ハロウィンの楽曲の中でも特に人気のある曲です。

Keeper Of The Seven Keys Part 1 守護神伝 -第一章-

私的評価: 4.4
1987年発売に発売された2作目のアルバムで、新たなボーカルとして、マイケル・キスクが初めて参加したアルバムです。
前作「Walls of Jericho」でボーカルを行なっていたカイ・ハンセンは、ギターとボーカルの併用が困難であるとの申し出により、
ハロウィンは、新たにボーカリストとしてマイケル・キスクを迎え入れました。
カイ・ハンセンはギターに専念し、マイケル・キスクはボーカルだけではなく、曲作りにも参加してします。
その効果によって様式美が加わり、本作はハロウィンのアルバムの中でも、上位に位置付けることのできる傑作アルバムに仕上がりました。
前作「Walls of Jericho」のような勢いに任せる手法から、メロディアスな要素を取り入れ、ハロウィンはメロディック・パワー・メタルの代名詞となりました。
そのことが良く分かるのは、「I’m Alive」で、この曲はツインギターによるパワフルな疾走曲で、ハロウィンの音楽性を確立した名曲です。
他にも、「Twilight of the Gods」「Future World」「Halloween」といったメロディアスでパワー系の曲が満載です。
売上も好調で、ハロウィンの出世作となりました。

Keeper Of The Seven Keys Part 2 守護神伝 -第二章-


私的評価: 4.8
1988年に発売された3作目のアルバムは、ハロウィンの最高傑作であり、パワーメタルの歴史に残る名盤です。
本作は、前作「Keeper of the Seven Keys Part I」の続編にあたりますが、前作以上にメロディアスさが増し、バラエティー豊かな内容に仕上がっています。
前作ではカイ・ハンセンの楽曲が中心でしたが、本作ではカイ・ハンセン、マイケル・ヴァイカート、マイケル・キスクの3人の個性が発揮され、バラエティー豊かなアルバムとなりました。
中でも「Eagle Fly Free」は、ハロウィンの代表曲にして、パワーメタルの金字塔といえる名曲です。
メロディアスでスピード感あふれるこの曲には、ジャーマン・メタルやメロディック・パワーメタルの要素がすべて詰まっており、
もしこの曲に何も感じなければ、これらのジャンルは向いていないと言っても過言ではありません。
また、「Rise and Fall」のようなコミカルな楽曲から、10分を超えるロマンティックな大作曲「Keeper of the Seven Keys」まで、ハロウィンの個性が出まくっています。
もちろん、これら以外の楽曲もすべてが名曲揃いで、捨て曲は一切ありません。
ジャーマン・メタルやパワーメタルのファンはもちろん、メタルやハードロックが好きな人であれば、必ず聴くべき不朽の名盤です。
その他のアルバム
- 1999年に発売されたハロウィン初の全曲カヴァー・アルバムです。どの曲も、ハロウィンらしいアレンジがされており、それなりに楽しめるアルバムです。
- 有名どころでは、スコーピオンズ、ABBA、デヴィッド・ボウイ、ビートルズ、ディープ・パープルの曲、マイナーなところでは、フォーカス、フランク・マリノ、ベーブ・ルースなどの曲を取り上げています。
- ABBAのカヴァー曲「Lay All Your Love on Me」は、ハロウィンのオリジナル曲と思えるほど、ハロウィンらしいアレンジがされています。一方で、デヴィッド・ボウイのカヴァー曲「Space Oddity」は、モノマネをしているぐらいに、ボーカル、演奏ともに原曲をそのまま再現しています。
Metal Jukebox
- 1989年発売のハロウィン初の公式ライブ・アルバムです。1988年11月6日スコットランドのエディンバラ・プレイハウスでのライブ音源が収録されています。
- 7曲と収録曲は少ないですが、インゴ・シュヴィッテンベルグと共演した唯一の公式ライブ・アルバムであり、マイケル・キスクとカイ・ハンセンも参加しているため、貴重な音源です。
- 「Keeper of the Seven Keys: Part I、Part II」の曲が中心であるため、初期のハロウィンが好きな人には、必聴アルバムです。
Keepers Live
- アンディ・デリス加入後のハロウィンの初の公式ライブ・アルバムです。1996年の「The Time of the Oath」ツアーの模様を収録したアルバムです。
- 「Master of the Rings」と「The Time of the Oath」からの選曲が中心で、アンディ・デリス加入後のハロウィンのパワーが感じられます。
- マイケル・キスク時代の「The Chance」「Eagle Fly Free」「Future World」「Dr. Stein」の曲を、アンディ・デリスのボーカルで聴けますので、新鮮味があります。
High Live
- 2023年9月16日に実施されたハロウィンの武道館公演を収録したライブ・アルバムです。マイケル・キスクとカイ・ハンセンを含んだ7人編成の演奏が行われています。
- 「Helloween」と「Keeper of the Seven Keys: Part II」の収録曲を中心に、カイ・ハンセン、マイケル・キスク、アンディ・デリス3人のボーカリストが、入れ替わり立ち代わりボーカルを担当しており、圧巻の歌声を聴くことができます。
- カイ・ハンセンがボーカル時代の曲のメドレーが演奏されており、これらの曲は、アンディ・デリス時代のライブでは演奏されることがなかったため、リユニオンを果たしてくれたハロウィンだからこそできる嬉しいメドレーです。
Live at Budokan
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ハロウィンのメンバー
ハロウィンは、メンバー変動の激しいバンドで、特にボーカルはカイ・ハンセンから始まり、マイケル・キスク、アンディ・デリスへと変貌していきました。
現在のボーカルは、アンディ・デリスですが、2017年から、サポート・ツアー・メンバーとして、カイ・ハンセンとマイケル・キスクが復帰し、豪華メンバーで活動を行っています。
以下に、ハロウィンの主要メンバーを紹介します。
- カイ・ハンセン(ギター、ボーカル担当):
ハロウィンの結成メンバーで、初期ハロウィンの中心人物でした。
1stアルバム「Walls Of Jericho」では、ギターとボーカルを担当していましたが、ギターを弾きながら歌うスタイルに限界を感じ、コンポーザー兼ギタリストとして活動を始めました。
1989年に、肝臓の病気によってハロウィンを脱退しますが、2017年にハロウィンのワールドツアーに参加し復帰を果たします。
ハロウィン以外ではガンマ・レイを結成し、現在はハロウィンとガンマレイで並行して活動を行っています。
- マイケル・ヴァイカート(ギター担当):
ハロウィンのオリジナル・メンバーで、カイ・ハンセン脱退後はハロウィンの中心人物として、現在まで1度もハロウィンを脱退することなく活動を続けています。
カイ・ハンセン脱退直後はカイ・ハンセンとの確執が取り上げられていましたが、現在はお互いに交流を深めています。
性格が偏屈で、我が強く変わり者のイメージがありますが、「人柄を知れば、誤解であることが分かる」とハロウィンのメンバーであるダニ・ルブレは語っています。
- マーカス・グロスコフ(ベース担当):
ハロウィンのオリジナル・メンバーで、マイケル・ヴァイカートとともに結成時から現在までハロウィンに在籍し続けているメンバーです。
ハロウィンの曲はベースラインが目立つ曲が多く、マーカス・グロスコフのベースがハロウィンの骨格を成していることが分かります。
ハロウィン以外では、「ショックマシーン」や「ベースインヴェイダーズ」などのサイドバンドでも活動を行っています。
- インゴ・シュヴィヒテンバーグ(ドラム担当):
ハロウィンのオリジナル・メンバーで、ステージでも日常でも常に笑顔を絶やさなかったことから「ミスター・スマイル」の愛称を持っていました。
1991年〜93年に、アルコール・薬物依存と統合失調症の深刻化に伴いメンバーとの間に対立が起き、1993年にハロウィンを解雇されました。
残念ながら、1995年に父の死と精神状態の悪化により飛び込み自殺をして他界しました。
- マイケル・キスク(ボーカル担当):
カイ・ハンセンに見出されて、若干18歳で2代目ボーカリストとしてハロウィンに加入しました。
カイ・ハンセン時代のハロウィンと言えば、「守護神伝 -第一章- -第二章-」が有名で、ハロウィンにポップでメロデイアスな新風を取り入れました。
しかし、ハロウィンのメンバーとの音楽性の対立によって1993年に脱退しますが、カイ・ハンセンとともに2017年にハロウィンのワールドツアーに参加し復帰を果たします。
ハロウィン脱退時には、ソロ活動やスーパレッド、ユニソニックのバンドを結成し活動の幅を広げていました。
- アンディ・デリス(ボーカル担当):
マイケル・キスク脱退後、3代目のボーカリストとして1994年にハロウィンに加入しました。
元々は、ピンク・クリーム69の中心人物でボーカルを担当していましたが、友人であったマイケル・ヴァイカートに誘われハロウィンに加入しました。
当時のハロウィンは、「Chameleon」で地に落ち低迷状態でしたが、その状態から見事にハロウィンを復活させました。
低音から高音まで幅広い歌い方ができ作曲能力も高く、ハロウィンで多くの曲を提供しています。
ハロウィンの音楽
ハロウィンの音楽は、メロディック・パワー・メタルを主体としていますが、マンネリ化しないようにポップスやヘビーメタルを織り交ぜながらアルバムを制作しています。
また、ボーカリストの交代によって音楽性に多少の変化はありましたが、どの作品もクオリティーが高く聞きやすさがあります。
各アルバムの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。
【メロディック・パワー・メタルのアルバム】
- Keeper of the Seven Keys: Part I 守護神伝 -第一章-(1987年):初心者向け
- Keeper of the Seven Keys: Part II 守護神伝 -第二章-(1988年):初心者向け
- The Time of the Oath(1996年):初心者向け
- Better Than Raw(1998年):初心者向け
- Rabbit Don’t Come Easy(2003年):中級者向け
- Keeper of the Seven Keys: The Legacy 守護神伝 -新章-(2005年):中級者向け
- Gambling with the Devil(2007年):初心者向け
- Straight Out Of Hell(2013年):初心者向け
- My God-Given Right(2015年):中級者向け
- Helloween(2021年):中級者向け
【ポップスのアルバム】
- Pink Bubbles Go Ape(1992年):中級者向け
- Chameleon(1993年):上級者向け
【ヘビーメタルのアルバム】
- Walls of Jericho(1986年):中級者向け
- Master of the Rings(1994年):初心者向け
- The Dark Ride(2000年):上級者向け
- 7 Sinners(2010年):上級者向け
- Giants & Monsters(2025年):中級者向け
まとめ
最後に、ハロウィンのランキング結果をまとめます。
| 順位 | アルバム名 | 点数 |
|---|---|---|
| 1位 | Keeper Of The Seven Keys Part 2 守護神伝 -第二章- | 4.8 |
| 2位 | Keeper Of The Seven Keys Part 1 守護神伝 -第一章- | 4.4 |
| 3位 | The Time of the Oath | 4.2 |
| 4位 | Gambling with the Devil | 4.0 |
| 5位 | Master of the Rings | 3.8 |
| 6位 | Straight Out Of Hell | 3.7 |
| 7位 | Keeper of the Seven Keys: The Legacy 守護神伝 -新章- | 3.6 |
| 8位 | Better Than Raw | 3.5 |
| 9位 | Helloween | 3.4 |
| 10位 | My God-Given Right | 3.3 |
| 11位 | Giants & Monsters | 3.25 |
| 12位 | 7 Sinners | 3.2 |
| 13位 | Rabbit Don’t Come Easy | 3.1 |
| 14位 | Walls of Jericho | 3.0 |
| 15位 | The Dark Ride | 2.9 |
| 16位 | Pink Bubbles Go Ape | 2.5 |
| 17位 | Chameleon | 2.0 |
ハロウィンの名作「Keeper Of The Seven Keys Part 1、Part 2」を1位、2位に位置付けました。
この2枚のアルバムは、メタル界全体においても名盤のアルバムであるため、異論は少ないかと思っています。
ハロウィンは、一時期、迷いの時代もありましたが、どのアルバムも一定以上のクオリティーを保っていますので、上記のランキングを参考に多くのアルバムを聞いてもらいたいと思っています。
近年のハロウィンは、カイ・ハンセンとマイケル・キスクが復帰したことで、益々目の離せない存在となっていますので、これからの活躍も追っていきたいと思います。
次回は、カイ・ハンセンを主宰に結成されたガンマ・レイの全アルバム・ランキングをしていきたいと思います。