1970年代邦楽の名盤「風街ろまん」「Songs」「黒船」の紹介・評価

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「風街ろまん」vs「Songs」vs「黒船」

日本の歴代アルバムランキングが企画されると、必ずランクインする1970年代の名盤(はっぴいえんどの「風街ろまん」、シュガー・ベイブの「Songs」、サディスティック・ミカ・バンドの「黒船」)を今回紹介・評価していきたいと思います。

どのアルバムも、甲乙付け難い名盤ですが、批判覚悟で、どれが一番優れているのか、評価してみました。

雑誌などで紹介される日本のアルバムランキングでは、「風街ろまん」が、3位以内に、「Songs」が、20位以内に、「黒船」が、30位以内にはランクインしている印象があります。

1970年代のアルバムでは、他にも、井上陽水の「氷の世界」や、ユーミンの「ひこうき雲」などもランクインすることが多いですが、

今回は、バンド形式の名盤アルバムをピックアップしてみました。

1970年代の名盤を聴きたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

「風街ろまん」「Songs」「黒船」の評価を知りた方に、役立つ記事になっています。

評価結果

評価結果は、僅差で以下の通りになりました。

Noアルバム評価結果(10点満点)
1「Songs」6.98点
2「風街ろまん」6.86点
3「黒船」6.84点

上記の結果の詳細を、以下に記載していきます。

はっぴいえんど「風街ろまん」

はっぴいえんどは、1970年に結成され、「はっぴいえんど」「風街ろまん」「Happy End」の3枚のアルバムを残しています。

当時の日本のロックは、欧米のロックを真似たサウンドが多く、歌詞も英語が主流でした。

そんな時代の中で、はっぴいえんどは、日本語で歌うという新しいスタイルを打ち出しました。

はっぴいえんどのサウンドは、ニール・ヤングが在籍していたバッファロー・スプリングフィールドの影響を受けており、ギターロック、カントリー、フォークといった特徴を持っています。

はっぴぃえんどのメンバー

はっぴぃえんどのメンバーは、みなさん、日本を代表するミュージシャンです。

はっぴいえんどは知らなくても、各メンバーの活躍は、知っているのではないかと思います。

  • 細野晴臣(ボーカル、ベース、ギター、キーボード担当)

     YMOを結成したことで、一躍有名になりました。
        

  • 大滝詠一(ボーカル、ギター担当)

     1981年に発表された「A Long Vacation」が、シティ・ポップの名盤として有名です。残念ながら、2013年にお亡くなりになりました。
        

  • 松本隆(ドラム、パーカッション担当)

     ざまざまな歌謡曲の作詞家として有名な方です。
        

  • 鈴木茂(ギター、ボーカル担当)

     1975年に発表された「Band Wagon」が有名で、バック・ミュージシャンとしても活躍されています。
        

風街ろまん 評価

それでは、まずは、「風街ろまん」を評価していきます。

楽曲 評価

1. 抱きしめたい(評価点:6点)

大滝詠一の作品で、サザンロックの泥臭さを感じる曲です。

2. 空いろのくれよん(評価点:5点)

これも大滝詠一の作品で、のどかなヨーロレイヒーな曲です。

3. 風をあつめて(評価点:10点)

細野晴臣の作品で、この曲は、日本を代表する名曲です。

日本風のカントリーといったところでしょうか。

4. 暗闇坂むささび変化(評価点:7点)

これも細野晴臣の作品で、アメリカのカントリーを感じさせる曲です。

♩モモンガ、モモンガー♩の歌が、耳に残ります。

5. はいからはくち(評価点:5点)

大滝詠一の作品で、ハードな曲です。

ハイカラという言葉が時代を感じさせます。

6. はいから・びゅーちふる(評価点:5点)

多羅尾伴内(大滝詠一の変名)の作品です。

前曲から続いており、40秒程度の短い曲です。

7. 夏なんです(評価点:10点)

細野晴臣の作品で、日本の夏をよく表現できた曲です。

この曲も、日本を代表する名曲です。

8. 花いちもんめ(評価点:7点)

鈴木茂のデビュー作品で、他の曲とは、少し音楽性が異なります。

メロディアスな大人を感じさせる曲です。

9. あしたてんきになれ(評価点:7点)

細野晴臣の作品で、ギターのリフが印象的な曲です。

やはり、細野晴臣の曲は、名曲が多いですね。

10. 颱風(評価点:6点)

大滝詠一の作品で、本作の中では、一番ヘビーな曲です。

台風の雰囲気をうまく表現できています。

11. 春らんまん(評価点:5点)

大滝詠一の作品で、ブルース調の曲です。

昭和を感じさせます。

12.愛餓を(評価点:3点)

大滝詠一の作品で、40秒程度の短い曲で、おふざけで作ったような曲です。

平均点:6.3点

その他 評価

1. アルバム全体の統一感(評価点:9点)

1970年代の日本の東京の情景をうまく表現しており、アルバム全体の統一感が感じられます。

2. 日本の影響度(評価点:10点)

日本語ロックを確立した点で、日本での影響度が大きいアルバムです。

3. ジャケット(評価点:4点)

メンバ4人の顔はインパクトがあるものの、ジャケットだけでは、このアルバムのサウンドがどのようなものなのか想像がつきません。

ファーストアルバムの「はっぴいえんど」のジャケットの方が、本作のイメージに合っているように感じます。

4. 世界的に売れるか(評価点:5点)

日本の古き良き時代を知らない外国の人達には、このアルバムの良さを理解することは難しいかと思っています。

コメント

1970年代の雰囲気が良く出ているアルバムね。若い人達に、この雰囲気を理解できるかしら。
kat
確かに、日本の古き良き時代の雰囲気を、よく表現できているアルバムだね。若い人達や外国人には、このアルバムの良さを理解するのは難しいかもしれないね。



評価結果: 6.86点(10点満点)

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シュガー・ベイブ「Songs」

シュガー・ベイブは、1973年に結成され、「Songs」の1枚だけアルバムを残しています。

今、世界的に評価されているシティ・ポップの先駆けとなったバンドですが、

当時は、このような音楽をやっているミュージシャンがいなかったことから、当時の評価は低く、アンダーグラウンド的な存在だったようです。

山下達郎と大貫妙子が、有名にならなければ、本作は日の目を見ることはなかったのではないかとも思えます。

本作は、洋楽ポップのようにとても聴きやすく、一般受けする作品です。

ちなみに、本作は、はっぴいえんどの大滝詠一がプロデュースしています。

シュガー・ベイブのメンバー

シュガー・ベイブのメンバーの中では、山下達郎と、大貫妙子が有名です。

固定メンバは、山下達郎、大貫妙子、村松邦男の3名で、ベース、ドラムは、入れ替わり演奏しています。

  • 山下達郎(ボーカル、ギター、キーボード、コーラス担当)

     説明不要の日本を代表するミュージシャンです。ソロ活動が長く、ヒット曲が多数あります。

  • 大貫妙子(ボーカル、キーボード、コーラス担当)

     大貫妙子も、ソロ活動が長く、初期はシティ・ポップ系のアルバムを発表していました。1980年代以降は、ヨーロッパ三部作を制作したり、坂本龍一との共作アルバムを発表していたりします。

  • 村松邦男(ボーカル、ギター、コーラス担当)

     日本のギタリスト・作曲家・編曲家で、シュガー・ベイブ解散後は編曲家として活動を行なっています。

  • 伊藤銀次(ギター)

     TBSの「イカすバンド天国」というバンドオーディション番組で、審査員をやっていました。伊藤銀次の有名な曲として、「笑っていいとも」のオープニング・テーマソング「ウキウキ・ウォッチング」があります。

Songs 評価

それでは、「Songs」を評価していきます。

楽曲 評価

1. SHOW(評価点:8点)

山下達郎の作品です。

山下達郎らしい、明るく、陽気なパレードを想起さます。

日本テレビ「DAISUKI」の番組で使用されていました。

2. DOWN TOWN(評価点:10点)

これも山下達郎の作品で、山下達郎の作品の中でも、有名な名曲です。

Epoがカヴァーして、「オレたちひょうきん族」のエンディングテーマで使用されていました。

この曲を聴くと、土曜日のウキウキした気分が甦ってきます。

3. 蜃気楼の街(評価点:8点)

大貫妙子の作品で、1曲目、2曲目の山下達郎の曲とは、雰囲気が異なります。

明るい曲調の中にも、しんみりとした雰囲気を持っています。

街を出ていきたい心情を表した曲です。

4. 風の世界(評価点:7点)

これも大貫妙子の作品で、前曲「蜃気楼の街」よりも、しんみりした雰囲気が増しています

5. ためいきばかり(評価点:3点)

村松邦男の作品で、山下達郎、大貫妙子の曲の後のため、あまり印象に残らない曲です。

ボーカルも山下達郎、大貫妙子のボーカルと比較すると弱い印象を受けます。

6. いつも通り(評価点:7点)

大貫妙子の作品で、この曲も、明るい中にもしんみりとした雰囲気が出ており、切なさを感じます。

7. すてきなメロディー(評価点:5点)

山下達郎と大貫妙子の作品で、山下達郎、大貫妙子のデュエット曲です。

題名通り、明るくすてきなメロディーが印象的です。

8. 今日はなんだか(評価点:9点)

山下達郎の作品で、山下達郎らしいカッコ良さがあります。

山下達郎の「Love Space」に曲調が似ています。

9. 雨は手のひらにいっぱい(評価点:8点)

山下達郎の作品です。

山下達郎 自身のお気に入りの曲で、山下達郎のベストアルバム「ALL TIME BEST 1975 – 2012」の中にも、「DOWN TOWN」とともに収録されています。

落ち込んだ時に聴けば、元気になれる曲です。

10. 過ぎ去りし日々“60’s Dream(評価点:6点)

山下達郎の作品で、山下達郎の他の曲とは違った落ち着いた雰囲気を持っています。

ピアノの音色が素敵な曲です。

11. SUGAR(評価点:5点)

山下達郎の作品で、おちゃらけたサンバ系の曲です。

個人的には、最後は、大貫妙子のしんみりした曲で締めてほしかったかなと思っています。

平均点:6.9点

その他 評価

1. アルバム全体の統一感(評価点:5点)

山下達郎と大貫妙子の曲で雰囲気が違うため、アルバム全体の統一感はあまり感じられません。

2. 日本の影響度(評価点:8点)

はっぴえんどが、日本語ロックを確立したとするならば、シュガー・ベイブは、日本のポップスを確立したといえます。

特に、シティ・ポップ系のアーティストに影響を与えました。

3. ジャケット(評価点:5点)

ご老人2人の絵のジャケットは、大貫妙子のしんみりとした曲調には合っていますが、山下達郎の明るい曲調には合っていません。

4. 世界的に売れるか(評価点:10点)

世界的にシティ・ポップが評価されているため、このアルバムが世界に知れ渡れば、ヒットしそうなアルバムです。

コメント

山下達郎と大貫妙子のために作られたようなアルバムね。山下達郎と大貫妙子が、今後活躍していく布石となったわね。
kat
山下達郎の曲は、既に、山下達郎の音楽性が出来上がっているね。大貫妙子は、今後、音楽性が変わっていくけれど、この時代の曲も素晴らしいね。


評価結果: 6.98点(10点満点)

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サディスティック・ミカ・バンド「黒船」

サディスティック・ミカ・バンドは、1973年に結成され、「SADISTIC MIKA BNAD」「黒船」「HOT! MENU」の3枚のアルバムを残して、1975年に解散しました。

その後、イベント的に、1989年に再結成され、ボーカルのミカの代わりに、桐島かれんがリード・ボーカルをとり、「天晴」を発表しました。

その後、またまた、イベント的に、2006年に再々結成され、「NARKISSOS」を発表しました。

この時のミカに代わるボーカルは、木村カエラでした。

ミカは、加藤和彦と結婚していましたが、1975年に離婚したことにより、サディスティック・ミカ・バンドは解散することになりました。

そのため、再結成、再々結成時に、ミカをボーカルにするのは、難しかったのでしょうね。

尚、ミカは、加藤和彦との離婚後、ピンク・フロイドなどのプロデューサーとして有名なクリス・トーマスと結婚し、ロンドンに在住していましたが、1984年に破局しています。

サディスティック・ミカ・バンド解散後、ミカは、音楽活動での話題はほとんどありません。

今回取り上げる「黒船」は、クリス・トーマスがプロデュースしており、ギター中心のハードロック寄りのサウンドで、江戸時代の情景を表現したコンセプト・アルバムです。

当時、サディスティック・ミカ・バンドは、イギリスのバンド ロキシー・ミュージックのオープニングアクトを務めたこともあり、日本よりも海外で有名になりました。

サディスティック・ミカ・バンドのメンバー

サディスティック・ミカ・バンドは、メンバーの入れ替わりが激しかったため、「黒船」制作時のメンバーを紹介します。

みなさん、日本を代表するミュージシャンで、名前ぐらいは、聞いたことがあるかと思います。

  • 加藤和彦(ボーカル、ギター担当)

     サディスティック・ミカ・バンドの前は、「帰ってきたヨッパライ」で有名なザ・フォーク・クルセーダズに在籍していました。下手うまな独特のボーカリストです。残念ながら、2009年にお亡くなりになりました。

  • ミカ(ボーカル担当)

     サディスティック・ミカ・バンドの前は、音楽歴はなく、加藤和彦と結婚したことから、サディスティック・ミカ・バンドで、ボーカルを担当することになりました。加藤和彦と同様、下手うまなボーカリストです。

  • 小原礼(ベース、ボーカル、パーカッション担当)

     サディスティック・ミカ・バンド解散後は、色々なバンドで活動を行なっています。1997年に、ミュージシャンの尾崎亜美と結婚しました。

  • 高橋幸宏(ドラムス、パーカッション担当)

     「はっぴぃえんど」の細野晴臣と同様、YMOのメンバーとして、一躍有名になりました。

  • 今井裕(キーボード、Sax担当)

     サディスティック・ミカ・バンド解散後は、サディスティックスを経て、音楽プロデューサーとして活躍しています。

  • 高中正義(ギター担当)

     日本を代表するギタリストで、サディスティック・ミカ・バンド解散後は、夏を感じさせるフージョン系のアルバムを、多数発表しています。

黒船 評価

それでは、「黒船」を評価していきます。

楽曲 評価

1. 墨絵の国へ(評価点:5点)

加藤和彦の作品です。

まだ、曲がハードになっていく前の序曲で、キーボードが中心のおとなしめの曲です。

2. 何かが海をやってくる(評価点:7点)

サディスティックスの作品です。

サディスティックスとは、加藤和彦とミカを除いたメンバーを指しています。

この曲は、ギターのインスト曲で、高中正義のハードなギターを聞くことができます。

3. タイムマシンにお願い(評価点:10点)

加藤和彦の作品です。

本作の中で最も有名な曲で、色々なアーティストにカバーされています。

珍しいところでは、能年玲奈(のん)もカバーしています。

ミカのボーカルと高中正義のギターが聴きどころの曲です。

4. 黒船(嘉永六年六月二日)(評価点:9点)

サディスティックスの作品で、「タイムマシンにお願い」から継続して、高中正義のハードなギターが展開されていきます。

黒船組曲の3曲の中では、最もハードな曲でノリノリになれます。

5. 黒船(嘉永六年六月三日)(評価点:7点)

サディスティックスの作品です。

ピアノから始まり、一旦落ち着きますが、また、高中正義のギターが始まり、ファンキーな曲に変化していきます。

男性の唸り声や吠える声が途中から入ってきます。

6. 黒船(嘉永六年六月四日)(評価点:10点)

サディスティックスの作品です。

高中正義のワウワウのギターから始まり、終盤に向けて、どんどんギターが盛り上がっていき、感動的なクライマックスを迎える曲です。

7. よろしくどうぞ(評価点:4点)

サディスティックスの作品です。

黒船組曲のカッコ良い高中正義のギターから一転、チンドン屋の曲になりました。

このような曲が入ってくるところに、コンセプト・アルバムの特徴が出ています。

8. どんたく(評価点:6点)

加藤和彦の作品で、陽気なお祭りソングです。

どんたくとは休日のことで、昔、土曜日の午前は学校や仕事があり、午後から休みになるため、「はんどん」(半分どんたくの略語)と呼ばれていました。

9. 四季頌歌(評価点:6点)

加藤和彦の作品で、お祭りソングから一転、しんみりとした静かな曲です。

途中の高中正義のギター・ソロは、ハードでカッコ良さがあります。

10. 塀までひとっとび(評価点:9点)

小原礼の作品で、サディスティック・ミカ・バンドの代表曲でもあります。

歌詞はあってないようなもので、高中正義のギターのノリが良い曲です。

11. 颱風歌(評価点:8点)

加藤和彦、小原礼の作品です。

はっぴぃえんどの「風街ろまん」にも「颱風」という曲が収録されていますが、曲調は異なります。

「風街ろまん」の「颱風」は、台風のおどろおどろしさが表現されていますが、こちらの「颱風歌」は、おどろおどろしさはなく、カラッと明るい曲になっています。

12. さよなら(評価点:5点)

加藤和彦の作品です。

アコースティックな静かな曲で、静かに本作の幕が閉じられます。

平均点:7.2点

その他 評価

1. アルバム全体の統一感(評価点:10点)

コンセプト・アルバムであるため、アルバム全体の統一感が、今回紹介した3枚のアルバムの中で、一番あります。

2. 日本の影響度(評価点:5点)

「黒船」に影響されたというミュージシャンは、あまり聞いたことがありませんが、「タイムマシンにお願い」は、多くのミュージシャンにカバーされています。

3. ジャケット(評価点:4点)

メンバーが空を飛んでいるジャケットは、このアルバムのコンセプトとの関連性はないように感じます。

4. 世界的に売れるか(評価点:8点)

このアルバム自体が、外国から先に売れたため、実績があります。

しかし、今、世界的に売れるかどうかは、加藤和彦とミカのボーカルが受け入れられるかどうかに、かかっているかと思います。

コメント

このぐらいのハードさであれば、私も聞くことができたわ。「タイムマシンにお願い」は、有名曲ね。
kat
加藤和彦の下手うまのボーカルが独特だけど、加藤和彦よりもミカの方が「ボーカルに難あり」と評価されていたね。ボーカルの問題はあるとしても、このアルバムのカッコ良さは最高だね。


評価結果: 6.84点(10点満点)

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まとめ

1970年代の名盤3枚のアルバムを評価しましたが、結局、どのアルバムもほとんど差異のない点数になりました。

結論は、「どのアルバムも優れていた」ということになります。

まだ、この3枚のアルバムを聴いたことがない方には、この記事を参考に、全てのアルバムを聞いてもらえればと思っています。

若い人たちにも、聴いてもらいたいアルバムたちです。


・ポップスの好きなあなた、難しい曲はちょっと、というあなたには、「Songs」がおすすめ。

・昔の日本の良さを味わいたいあなたには、「風街ろまん」がおすすめ。

・ギター中心の曲が好きなあなたには、「黒船」がおすすめ。

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