レッド・ホット・チリ・ペッパーズ 全アルバムランキング|おすすめアルバム

(本サイトには、プロモーションが含まれています)

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ 全アルバム ランキング

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(レッチリ)は、米国出身のロック・バンドで、1980年代中旬に結成され、現在でも活躍しているモンスター級のバンドです。

レッチリの音楽は、ロック、ファンク、ハード・ロック、Hip-Hopなど、様々なジャンルの音楽を取り入れ、ミクスチャー・ロックと呼ばれています。

初期の作品は、ファンクやHip-Hopの要素が強かったですが、1990年代以降は、売れ路線のメロディアスなロックに転換していきます。

2010年以降は、アルバムを発表する数が減ってきましたが、2022年には、久々の新作を2枚も発表し、レッチリの健在ぶりを示してくれました。

レッチリは、現在までに、13枚のスタジオ・アルバムを発表しています。

そんなレッチリの全アルバムを、今回ランキングしていきたいと思います。


ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点は、ご了承ください。

レッチリのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

レッチリのアルバムの評価や、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。

レッチリ アルバムランキング

第13位
The Red Hot Chili Peppers

レッチリのデビュー・アルバムは、B級感漂うアルバムね。それでも、ファンキーで、勢いを感じるわね。
kat
メロディアスな曲はなく、レッチリらしくないアルバムだけど、勢いで押し通しているアルバムだね。

評価: 2.2

1984年発売のレッチリの記念すべきファースト・アルバムです。

B級感漂うジャケットのように、音楽もB級で混沌としており、まだレッチリの良さは、発揮されていません。

しかし、混沌とした中にも、爆発力を感じ、勢いで突き進んでいく姿が見えます。

特に、勢いが感じされるのが、シングル・カットされた「Get Up and Jump」と「True Men Don’t Kill Coyotes」で、この曲だけで、クタクタになってしまいそうなエネルギッシュさが感じられます。

磨きのかかる前のダイヤモンドの原石のようなアルバムです。

第12位
The Uplift Mofo Party Plan

明るく馬鹿っぽさのあるファンキーなアルバムね。今のレッチリにはない魅力があるわね。
kat
このアルバムで、ようやく全米チャートTop200にランクインし、レッチリの名前が、世の中に知れ渡っていったね。

評価: 2.5

1987年発売の3作目のアルバムで、前作「Freaky Styley」のような黒さはありませんが、前作に引き続き、ファンキーなアルバムに仕上がっています。

前作から復帰したギターのヒレル・スロヴァクが、本作発売後、オーバードースによって死去したため、本作は、最初で最後のオリジナル・フルメンバーによるアルバムになりました。

全曲ファンキーな曲ですが、この時代のレッチリのおバカさもブレンドされており、「全裸に靴下」という出立ちも手伝い、コミック・バンドの要素を感じます。

本作の「Me and My Friends」と「Backwoods」は、レッチリのライブの定番曲となりました。

第11位
The Getaway

このアルバムは、ギターが目立たなくなり、レッチリらしくないアルバムね。
kat
おとなしすぎて、レッチリの面白みがなくなってしまったね。何か物取りなさを感じるアルバムだね。

評価: 2.7

2016年発売の11作目のアルバムで、前作「I’m With You」に続き、ギターにジョシュ・クリングホッファーが参加した2作目のアルバムです。

前作は、ジョン・フルシアンテが抜けてしまった影響を、あまり感じさせませんでしたが、本作は、プロデューサーがデンジャー・マウスに変わったこともあり、ピアノやシンセサイザーのキーボードが目立ち、ジョン・フルシアンテがいなくなってしまった影響が色濃く出てしまいました。

派手さはなくなり洗練された曲が多くなった反面、レッチリの持つスリル感がなくなり、面白みがなくなってしまった印象を受けます。

レッチリのアルバム中では、最もおとなしいアルバムです。

第10位
Freaky Styley

レッチリのアルバムの中では、地味な作品だけど、ファンキーな曲が増え、自信がついてきているわね。
kat
ジョージ・クリントンがプロデューサーと言うこともあり、ベースやギターのリフがファンキーで黒っぽいね。

評価: 2.8

1985年発売のセカンド・アルバムで、ファンク界の大御所ジョージ・クリントンがプロデュースしているため、ブラック色の強いファンク・アルバムに仕上がっています。

ブラス・セクションを使用したファンキーな曲が増え、前作「The Red Hot Chili Peppers」よりも、明らかにパワーアップしていることが感じられます。

この時期のレッチリは、ブラック・ファンクに傾倒していることが分かり、その証拠に、ファンキーなスライ・ストーンや、ザ・ミーターズのカヴァー曲を取り上げています。

前作が、B級感漂うアルバムでしたが、本作から、レッチリの本領が発揮し始めています。

第9位
Unlimited Love

ジョン・フルシアンテが復帰し、派手なアルバムになるかと思っていたけど、落ち着いた大人のアルバムだわね。
kat
レッチリも歳をとり、AOR路線に舵を切ったのかもしれないね。

評価: 3.0

2022年発売の12作目のアルバムで、ギターに「Stadium Arcadium」以来のジョン・フルシアンテ、プロデューサーに「I’m with You」以来のリック・ルービンが、復帰して制作されたアルバムです。

前作「The Getaway」が、キーボード中心のアルバムだったのに対して、本作は、ジョン・フルシアンテが復帰したこともあり、ギター中心のアルバムに変化しました。

しかし、昔のような派手な演奏はなく、全体的に落ち着いた静かな演奏がされています。

レッチリ結成から、40年近く経過し、音楽の嗜好が、落ち着いたものに変わっていくのは自然な成り行きなのかなとも感じます。

久しぶりのレッチリの新作であったことが追い風となり、全世界のチャートで、1位を記録しました。

第8位
Californication

メロディアスな曲が増え、今までのレッチリのファンクやハード・ロックとは違った魅力のあるアルバムね。
kat
このアルバムから、レッチリは、メロディ重視のサウンドに変化し始めたね。レッチリのおバカさは、なくなってしまったね。

評価: 3.1

1999発売の7作目のアルバムで、「Blood Sugar Sex Magik」の発売後に脱退してしまったジョン・フルシアンテが、ギターに復帰して制作されたアルバムです。

前作「One Hot Minute」は、ハード・ロック色の強い作品でしたが、本作は、ハードな曲が少なくなり、メロディアスな曲が増えています。

本作から、レッチリの音楽性が変化し始め、今までのレッチリのバカっぽさは薄れ、大人の熟練した曲が多くなっています。

ギターが響く「Around the World」と「Parallel Universe」から、メロディアスな「Scar Tissue」へと繋がるオープニングの3曲の流れが素晴らしく、更にメロディアスな「Californication」へと続いていきます。

前半が素晴らしい流れだったために、後半が少し印象が薄くなってしまいますが、それでも、レッチリの生まれ変わったメロディ重視の良作のアルバムです。

第7位
Return of the Dream Canteen

アルバム名が、「帰ってきた夢食堂」とは、変わっているわね。前作「Unlimited Love」よりも、ハードな曲が多くなっているわね。
kat
2022年に発売した2枚目のアルバムだね。レッチリのメンバのやる気を感じさせるアルバムだね。

評価: 3.2

2022年発売の13作目のアルバムで、前作「Unlimited Love」から、わずか、半年後に発表されたアルバムです。

前作「Unlimited Love」の発売時点で、48曲を書き溜めており、その中から、厳選し、本作に収録されました。

前半は、昔のレッチリを彷彿させるファンキーな曲や、最近のレッチリらしいメロディアスな曲と、バラエティに富んでいます。

後半は、味わい深い暗めの曲が増えていきます。

また、ジャケットが、サイケデリックしているように、本作の収録曲の中にも、サイケデリックを感じさせる部分がいくつかあります。

全体的に、キラー・チューンはないものの平均点以上の曲が揃ったアルバムです。

第6位
By the Way

前作「Californication」以上に、美しいメロディアスな曲が増えたわね。
kat
ジョン・フルシアンテ色が全面に出たアルバムだね。ジョン・フルシアンテの才能の奥深さを感じるね。

評価: 3.3

2002年発売の8作目のアルバムで、前作「Californication」のメロディ重視路線を更に押し進めたアルバムです。

コーラスを多用したことで、美しさが増し、特に、バラード曲「Dosed」の美しいメロディには、筆舌に尽くし難いものがあります。

また、スカやフラメンコを取り入れた曲など、音楽の幅が広がっています。

しかし、昔のレッチリのファンクやHip-Hopの音楽が好きだった人には、「Californication」からの変化を、「やわな商業ロックになった」とマイナス評価するか、「時代にあった万人受けする素晴らしい変化」とプラス評価するか、意見が別れるかと思っています。

世間一般的には、このメロディアスなレッチリが、受け入れられ、本作は、レッチリ初の全英チャート1位を記録するなど、世界的にヒットしました。


次は、5位 → 1位 です。

>music 博物館

music 博物館

CTR IMG