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Maroon 5(マルーン5)全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介
前回は、Muse(ミューズ)の全アルバム・ランキングを行いましたので、
今回は、2000年代以降に登場したアーティスト第13弾として、全世界でのトータルセールスが1億1000万枚を記録しているポップ・ロック・バンド、Maroon 5(マルーン5)の全アルバムをランキング形式で紹介していきたいと思います。
マルーン5のメンバーは高校在学中に、前身バンドである4人組バンド「カーラズ・フラワーズ」を結成し、スタジオアルバム「ザ・フォース・ワールド」をリリースしましたが、全く売れず、しばらくの間活動を休止していました。
その後、5人編成となった2001年にバンド名を「マルーン5」に改名し、1stアルバム「ソングス・アバウト・ジェーン」を発売し、
このアルバムは2年をかけて全米チャート6位まで上昇し、マルーン5は一躍有名なバンドとなりました。
以降も定期的にアルバムを発表し、ヒットを連発していきます。
マルーン5の音楽は、初期の頃はロックをベースにソウルやファンクの要素を取り入れたサウンドが特徴でしたが、
中期以降はエレクトロポップやダンスミュージックへとシフトし、より一般受けする聴きやすいサウンドへと変化していきました。
時代によって音楽性の違いがありますが、どの時代のマルーン5であっても、共通して「キャッチーなメロディ」と「洗練されたポップセンス」を兼ね備えています。
そんなマルーン5の名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。
ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点はご了承ください。
マルーン5のアルバムを聴いてみたいけれど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、
マルーン5のアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。
評価点の基準
評価点の基準は、以下の通りです。
| 評価点 | 基準 |
|---|---|
| 1.0 〜 2.0 | 駄作のアルバム |
| 2.0 〜 3.0 | 普通のアルバム |
| 3.0 〜 4.0 | 良作のアルバム |
| 4.0 〜 4.5 | 最高傑作のアルバム |
| 4.5 〜 | 歴史的名盤 |
マルーン5 アルバムランキング
Jordi
評価: 2.6
2021年に発売された7作目のアルバムで、アダム・レヴィーンの幼なじみでありマネージャーでもあったジョーダン・フェルドスタインに捧げられた作品です。
アルバム名は、ジョーダン・フェルドスタインのニックネームにちなんで名付けられました。
先行シングル「Memories」は、ジョーダンに捧げられた楽曲で、全米チャートで最高2位を記録し、本作から唯一トップ10入りを果たしました。
本作は全体的にシンプルで、南国風の楽曲が多く収録されています。
特に突出した曲はなく、無難な楽曲が淡々と続く構成になっています。
そのため、音楽評論家からは「ありきたりなメロディー」「目新しさがない」など、否定的な評価を受けました。
そうした評価を反映するかのように、全米チャートでは最高8位にとどまり、商業的には振るわない結果となりました。
Love Is Like
評価: 2.7
2025年に発売された8作目のアルバムで、前作「Jordi」の続編にあたる作品です。
本作では、結成当初の雰囲気を取り戻したいという思いから、外部ライターの起用を減らし、マルーン5のメンバー自身が手がけた楽曲を増やしています。
しかし、かつてのマルーン5の勢いを完全に取り戻すことはできず、前作と同様に音楽評論家からは否定的な評価を受けました。
本作には、アメリカ人ラッパーのリル・ウェイン、セクシー・レッド、そしてタイ出身ラッパーのリサがゲスト参加しており、ヒップホップ志向を強めていることがうかがえます。
残念ながら、評論家の評価を裏付けるように商業的にも不振で、全米チャートでは最高36位、全英チャートではランクインすら果たせないなど、過去最低の売上となりました。
それでも、マルーン5らしいメロディアスさは健在で、一聴の価値がある作品です。
Overexposed
評価: 2.8
2012年に発売された4作目のアルバムで、外部ライターを起用し、曲ごとにプロデューサーを変える手法がとられた作品です。
この手法は、本作発表前にクリスティーナ・アギレラをフィーチャーした新曲「Moves Like Jagger」が大ヒットしたことに基づいています。
そのため、これまでのマルーン5には見られなかったレゲエやヒップホップの要素を取り入れた楽曲など、新たな試みが行われています。
アダム・レヴィーンも「これまでで最もダンス色の強いアルバムだ」と語っており、本作にはダンス・チューンやダンスポップの曲が多く収録されています。
従来のマルーン5とは異なる試みがなされたことで、音楽評論家からは賛否両論の評価が寄せられました。
最高傑作と称賛する評論家もいる一方で、バンドの方向性を批判し、失敗作と評する評論家もいました。
このように賛否は分かれるものの、気負わず気軽に聴ける音楽であるため、全米チャート・全英チャートともに2位を記録し、商業的には成功を収めました。
V
評価: 3.0
2014年に発売された5作目のアルバムで、前作「Overexposed」と同様に、曲ごとにプロデューサーを変える手法がとられた作品です。
本作では、リズム・ギタリスト/キーボード奏者のジェシー・カーマイケルが2年間の活動休止期間を経てバンドに復帰しており、洗練されたエレクトロ・ポップ・ロックを展開しています。
前作がレゲエのリズムを取り入れるなど陽気な曲が多かったのに対し、本作ではワールドワイドな音楽性を取り入れ、ソウルフルなAORを思わせる深みと渋さが増しています。
本作からは「Maps」「Animals」「Sugar」の3曲がヒットシングルとして生まれ、全米チャートでそれぞれ6位、3位、2位を記録しました。
アルバム自体も全米チャートで初登場1位を記録したほか、全英チャートで4位を獲得するなど、全世界的でヒットしました。
1stアルバム「Songs About Jane」から10年が経過しても、いまだ衰えぬ勢いを感じさせる作品です。
Red Pill Blues
評価: 3.2
2017年に発売された6作目のアルバムで、ケンドリック・ラマー、ジュリア・マイケルズ、SZA、エイサップ・ロッキーなど、多くのアーティストをフィーチャーした作品です。
特にケンドリック・ラマーをフィーチャーした「Don’t Wanna Know」は、ファースト・シングルとしてリリースされ、全米チャートで6位を記録するヒットとなりました。
アダム・レヴィーンは本作について、「このアルバムとファースト・アルバムは、おそらく最もつながりがあると思う」と述べています。
しかし、ファースト・アルバム「Songs About Jane」のような哀愁感はなく、オルタナティブR&Bやソフトロックの要素を取り入れた、耳に心地よいリズムとメロディーが特徴の作品です。
また、本作ではマルチ楽器奏者のサム・ファラーが正式メンバーとして加入し、7人編成となった唯一のアルバムでもあります。
ジャケットには、その7人のメンバーが写っています。
本アルバムは全米チャートで2位、全英チャートで12位を記録し、昔の爆発的な人気には陰りが見え始めてきています。

Hands All Over
評価: 3.5
2010年に発売された3作目のアルバムで、AC/DC、デフ・レパード、フォリナーなどを手がけたヒット・プロデューサー、ロバート・ジョン “マット” ラングを迎えて制作されました。
そのため、本作はラングらしいキャッチーなフックとパンチの効いたリズム、そして明るくポップなサウンドで満たされています。
どの曲にもヒット性の要素があり、本作からは「Misery」「Give A Little More」「Never Gonna Leave This Bed」の3曲がシングル・カットされました。
中でも「Misery」は、ビルボード・ジャパンの「アダルト・コンテンポラリー・チャート」で年間1位を獲得し、私の愛聴ラジオ番組「J-WAVE TOKIO HOT 100」でも2010年の年間ランキングで1位を記録しました。
このようにヒット性の高いアルバムではありますが、前作と比較すると全米チャート2位、全英チャート6位と、やや売り上げが落ちてしまいました。
その理由として、キャッチーでポップすぎた結果、マルーン5本来の個性が薄れてしまったことが考えられます。

It Won’t Be Soon Before Long
評価: 4.0
2007年に発売された2作目のアルバムで、アップテンポのダンス・チューンを中心に構成された作品です。
アダム・レヴィーンは「前作のゆったりとしたジャジーなサウンドとは対照的なことをやりたかった」と語っており、
本作ではトーキング・ヘッズ、マイケル・ジャクソン、プリンスといったアーティストから強い影響を受けています。
また、ドラマーのマット・フリンが初めて正式に参加したアルバムでもあり、その影響もあってか、全体的に躍動感あふれるリズムとキレのあるノリの良さが印象的です。
前作「Songs About Jane」とはまったく異なるアプローチを取ったことで、マルーン5の音楽的な幅広さが広く知られるようになりました。
さらに、本作は全米チャート、全英チャートともに1位を獲得し、マルーン5が2000年代を代表する最重要バンドの一つであることを証明しました。

Songs About Jane
評価: 4.2
2002年に発売された、マルーン5の記念すべきデビュー・スタジオ・アルバムです。
本作には「Harder to Breathe」「This Love」「She Will Be Loved」など、5曲のシングル・ヒットが収録されています。
中でも「This Love」はグラミー賞で最優秀ポップ・パフォーマンス賞を受賞し、マルーン5を代表する楽曲となりました。
多くの歌詞は、レヴィーンの元恋人ジェーン・ハーマンとの関係をモチーフにして書かれています。
近年のマルーン5が得意とするポップスやダンス・チューンとは異なり、哀愁漂う楽曲が多く、ファンク・ロック、オルタナティヴ・ロック、ソウルといったジャンルの要素を取り入れたサウンドを追求しています。
本作は2000年代を代表する名盤として知られていますが、発売当初はアメリカ国内でほとんど注目されませんでした。
しかし、「Sweetest Goodbye」が映画「ラブ・アクチュアリー」のサウンドトラックに収録されたことをきっかけに、
最終的には全米チャートで6位を記録し、世界各国のチャートでもトップ10入りを果たす大ヒットとなりました。
その他のアルバム
- アルバムタイトルの通り、2023年1月22日にニューヨークのヒット・ファクトリーでライブ録音された、アコースティックによるライブ・アルバムです。7曲・30分弱という短さのため物足りなさは感じますが、それでも聴きごたえ十分の作品です。
- マルーン5のデビューアルバム「Songs About Jane」からの楽曲を中心に、ビートルズやAC/DCのカヴァー曲も演奏しています。
- マルーン5の初期のライブであるため、哀愁漂う曲調にアコースティック演奏がよくマッチしており、初期のマルーン5が好きな人には特におすすめのアルバムです。
1.22.03.ACOUSTIC
- 2005年5月13日、カリフォルニア州サンタバーバラのサンタバーバラ・ボウルで行われたライブの模様を収録した、マルーン5の2枚目のライブ・アルバムです。
- このライブでは、「Songs About Jane」の全曲に加え、未発表曲やOasisのカヴァー曲も収録されています。前作「1.22.03.ACOUSTIC」がアコースティック演奏だったのに対し、本作はバンド形式での演奏が行われています。
- デビューアルバム「Songs About Jane」を中心としたライブ・アルバムを2枚も発表しているのは、「Songs About Jane」がマルーン5の中で最も人気の高い作品であることの表れだと感じます。
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マルーン5のメンバー
マルーン5のメンバーは、1994年から「カーラズ・フラワーズ」として活動していましたが、5人編成になった2001年から「マルーン5」に改名し活動を続けています。
以下に、マルーン5の主要メンバーを紹介します。
- アダム・レヴィーン(ボーカル、ギター担当):
マルーン5のフロントマンであり、マルーン5の多くの楽曲を手掛けています。
独特のハイトーンボイスとソウルフルな歌声が特徴で、グラミー賞をはじめ、数々の音楽賞を受賞しています。
また、音楽活動だけでなく、テレビ番組「アメリカン・ホラー・ストーリー」や映画「はじまりのうた」に出演するなど、活動の幅を広げています。
- ジェシー・カーマイケル(キーボード、ギター担当):
マルーン5の前身バンド「カーラズ・フラワーズ」からの結成メンバーであり、ソングライティングにも携わっています。
クラシックやジャズの素養を持ち、繊細なメロディーラインを生み出しています。
2012年に一時的にバンド活動を離れましたが、2014年に復帰しました。
- ジェイムス・ヴァレンタイン(ギター担当):
大学在学中に複数のバンドで活動した後、2001年にマルーン5に加入しました。
ジョン・メイヤーなどの他アーティストとの共演やプロデュースも手掛け、多才なミュージシャンとして高く評価されています。
また、温厚な人柄で知られ、ファンや仲間から厚い信頼を寄せられています。
- PJ・モートン(キーボード担当):
2010年にマルーン5のサポートメンバーとしてツアーに参加し、2012年に正式メンバーとなりました。
ソロアーティストとしても高く評価されており、スティーヴィー・ワンダーやジョジョなどとのコラボレーションも実現しています。
ソロ・アルバム「Gumbo」や「Paul」では、グラミー賞にノミネートされるなど、ソロアーティストとしても成功を収めています。
マルーン5の音楽
マルーン5の音楽スタイルは、初期・中期・後期で大きく変化してきました。
初期は、ファンクやロック、ポップロックを基盤に、ソウルやR&Bの要素を取り入れた哀愁のあるサウンドが特徴でした。
中期になると、ダンサブルなビートやシンセサイザーを導入し、より商業的でラジオ向けのサウンドへと変化しました。
後期から近年にかけては、他アーティストとのコラボレーションが増え、ダンスミュージックやヒップホップの要素がより強く取り入れられています。
マルーン5の各アルバムの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。
【初期のアルバム】
- Songs About Jane(2002年):初心者向け
【中期のアルバム】
- It Won’t Be Soon Before Long(2007年):初心者向け
- Hands All Over(2010年):初心者向け
【後期のアルバム】
- Overexposed(2012年):中級者向け
- V(2014年):中級者向け
- Red Pill Blues(2017年):上級者向け
【近年のアルバム】
- Jordi(2021年):上級者向け
- Love Is Like(2025年):中級者向け
まとめ
最後に、マルーン5のランキング結果をまとめます。
| 順位 | アルバム名 | 点数 |
|---|---|---|
| 1位 | Songs About Jane | 4.2 |
| 2位 | It Won’t Be Soon Before Long | 4.0 |
| 3位 | Hands All Over | 3.5 |
| 4位 | Red Pill Blues | 3.2 |
| 5位 | V | 3.0 |
| 6位 | Overexposed | 2.8 |
| 7位 | Love Is Like | 2.7 |
| 8位 | Jordi | 2.6 |
マルーン5の1st〜3rdアルバムが、ランキング上位を独占する結果となりました。
近年のアルバムは音楽性の変化があまり見られず、マンネリ化してきた印象は否めません。
しかし、そのメロディアスなサウンドはデビュー当時から変わらず、聴きやすさは抜群で、洋楽初心者にもおすすめできる作品ばかりです。
そのため、最近のマルーン5のアルバムから離れてしまった人にも、上記のランキング結果を参考に、マルーン5の多くのアルバムを聴いてもらえればと思います。
次回は、2000年代以降に登場してきたアーティスト第14弾として、アメリカのポップシーンを代表する女性シンガー、ブリトニー・スピアーズの全アルバム・ランキングを行っていきたいと思います。