George Michael(ジョージ・マイケル)全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

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George Michael(ジョージ・マイケル)全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

前回は、 Prince(プリンス)の全アルバム・ランキングを行いましたので、

今回は、ロック界のレジェンド第31弾として、イギリス出身のシンガーソングライター George Michael(ジョージ・マイケル)の全アルバムをランキング形式で紹介していきたいと思います。


ジョージ・マイケルの本名はイェオルイオス・キリアコス・パナイオトゥといい、ギリシャ系キプロス人の父キリアコス・パナイオトゥと、ユダヤ人の血を引くイギリス人の母レズリー・アンゴールド・ハリソンとの間に生まれました。

ジョージ・マイケルは10代前半の頃、ブッシー・ミーズ・スクールに通い始め、そこでアンドリュー・リッジリーと出会います。

その後、アンドリュー・リッジリーやアンドリューの兄であるポール・リッジリーらとともにバンドを結成しますが、レコード会社からは相手にされず、バンドはすぐに解散してしまいます。

その後、ジョージ・マイケルは1981年にアンドリュー・リッジリーとワム!を結成し、「ワム・ラップ!」「ヤング・ガンズ」「クラブ・トロピカーナ」など、多くのヒット曲を生み出していきます。

しかし、ジョージ・マイケルはソロ活動を希望し、1986年にワム!を解散させ、その後はソロとして活躍していきます。

今回は、ワム!のアルバムも含め、ジョージ・マイケルの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。


ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点はご了承ください。

ジョージ・マイケルのアルバムを聴いてみたいけど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

ジョージ・マイケルのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。

評価点の基準

評価点の基準は、以下の通りです。

評価点基準
1.0 〜 2.0駄作のアルバム
2.0 〜 3.0普通のアルバム
3.0 〜 4.0良作のアルバム
4.0 〜 4.5最高傑作のアルバム
4.5 〜 歴史的名盤

ジョージ・マイケル アルバムランキング

第8位
Music from the Edge of Heaven

クリスマスの失恋をテーマにした「ラスト・クリスマス」が有名曲ね。
kat
このアルバムは、「ラスト・クリスマス」以外は、あまりパっとしないアルバムだね。

評価: 2.5

1986年に発売されたワム!の3作目のアルバムであり、ラスト・アルバムです。

1stアルバム、2ndアルバムはワム!の勢いが感じられるパワーあふれる作品でしたが、本作は残念ながら、一気にパワーダウンしてしまったことがうかがえるアルバムです。

ワム!自身もこのアルバムをイマイチだと感じていたのか、本作は北米と日本のみで発売され、他の国では「ザ・ファイナル」というベスト・アルバムとして、本作の中から数曲を収録する形でリリースされました。

本作の問題点は、奇妙なミックスによって過去の楽曲を無理に長く編集して収録したり、ライブ音源を含めたりと、寄せ集めで作られた印象が強く、やっつけ仕事感が否めない点にあります。

クリスマスの定番曲「Last Christmas」が収録されている点は救いですが、それを差し引いても、ワム!の限界を感じさせてしまう痛いアルバムです。

第7位
Songs from the Last Century

このアルバムはジャズのアルバムね。ジョージ・マイケルの歌の上手さが光っているわね。
kat
このアルバムを聴くと、ジョージ・マイケルはジャズが好きだったことが良く分かるね。

評価: 3.4

1999年に発売されたジョージ・マイケルにとって4作目となるソロ・アルバムです。

本作にはジョージ・マイケルのオリジナル曲は収録されておらず、ジャズのスタンダード・ナンバーのカバーを中心に構成されたアルバムとなっています。

その中で、ポリスの「ロクサーヌ」や、U2とブライアン・イーノによる楽曲「ミス・サラエボ」を取り上げ、ジャズ風にアレンジしている点は非常に興味深いところです。

どの楽曲も都会的で大人の雰囲気を感じさせる洒落た仕上がりで、深夜のバーなどで流すのに最適なアルバムです。

本作はジャズの渋さを味わえるだけでなく、ボーカリストとしてのジョージ・マイケルの高い歌唱力を改めて実感できる作品でもあります。

ワム!時代からジョージ・マイケルの歌唱力には定評がありましたが、本作ではさらに、その実力の高さが存分に発揮されています。

カバー・アルバムという性格上、大ヒットとまではいきませんでしたが、それでも全世界で360万枚以上のセールスを記録しました。

第6位
Fantastic

ワム!のデビュー・アルバムは、アイドル的存在だったことが分かるポップなノリの良い曲が多いわね。
kat
アイドルと言っても、ジョージ・マイケルの曲の良さや、歌の上手さは、アーティストとしての才能が出ているね。

評価: 3.5

1983年に発売されたワム!にとって記念すべきファースト・アルバムです。

この時代のワム!は、ルックスの良さも相まって、アーティストというよりアイドル的な扱いを受けていました。

当時のワム!は「紙より軽い」と揶揄されることもあり、アイドルを感じさせる軽快な楽曲が多く収録されています。

代表曲としては、シングル・カットされヒットした「Young Guns」「Wham Rap!」「Bad Boys」「Club Tropicana」などが挙げられます。

アイドル的な存在であったとはいえ、音楽の完成度は高く、ジョージ・マイケルの歌唱力や作曲能力は、この時点ですでに開花していました。

アルバム全体を通して1980年代らしいノリの良い楽曲が並び、その流れの中でモータウン・グループ、ミラクルズの「Love Machine」をカバーしている点からも、センスの良さがうかがえます。

本作はアメリカではさほどヒットしませんでしたが、イギリスでは全英チャート1位を記録し、ワム!の名を広く世に知らしめることとなりました。

第5位
Make It Big

ワム!の全盛期のアルバムね。ポップスの曲と大人の渋い曲のバランスが良いわね。
kat
「Careless Whisper」は、日本でも大ヒットし、西城秀樹や郷ひろみがカバーしていたね。

評価: 3.8

1984年に発売されたセカンド・アルバムで、ワム!の絶頂期を象徴する一枚です。

ワム!の極上のポップスが満載で、1stアルバム「Fantastic」と比べると、ジョージ・マイケルの才能がさらに迸っていることがよく分かります。

1960年代のモータウン・ソウルと1980年代のポップスが融合したサウンドは、まさに聴きやすさが抜群です。

本作では、ほぼすべての楽曲をジョージ・マイケルが作曲しており、唯一「Careless Whisper」のみがアンドリュー・リッジリーとの共作となっています。

ただし、この曲も実質的にはジョージ・マイケルのソロ曲とされています。

前作「Fantastic」に収録されていたミラクルズのカバー曲「Love Machine」と同様に、本作でもソウル・バンドであるアイズレー・ブラザーズの「If You Were There」をカバーしており、ワム!がソウル・ミュージックから強い影響を受けていることがうかがえます。

ポップス全開の本作がヒットしないはずもなく、全米・全英チャートともに1位を記録し、さらに、日本のオリコン洋楽アルバムチャートでも通算11週にわたって1位を獲得しました。

第4位
Listen Without Prejudice Vol. 1

いままでの明るいジョージ・マイケルは影を潜め、内省的なアルバムに変わったわね。
kat
このアルバムから、ジョージ・マイケルの芸術性が高くなり、売れ路線の作品ではなくなっていくね。

評価: 3.9

1990年に発売されたジョージ・マイケルにとって2作目となるソロ・アルバムです。

本作ではアコースティックな楽曲が増え、ジョージ・マイケルの内面を全面に押し出した内容となっており、音楽にいっそうの深みが加わっています。

「Freedom! ’90」のようなノリの良い楽曲ももちろん収録されていますが、全体的には歌詞やメロディに陰鬱さが漂う楽曲が多くを占めています。

スティーヴィー・ワンダーの「They Won’t Go When I Go」をカバーしている点からも、本作に漂う陰影の濃さがうかがえます。

全体としてソウルフルな楽曲が揃っている点は、ワム!時代のアルバムや前作「Faith」と共通していますが、

「Kissing a Fool」と対を成すようなジャジーな楽曲「Cowboys and Angels」が収録されていることで、本作はさらに奥行きのある作品となっています。

本作は「Faith」のような爆発的な大ヒットには至りませんでしたが、それでも全英チャート1位、全米チャート2位を記録し、全世界で800万枚以上のセールスを達成しました。

なお、アルバム名に「Vol. 1」と付けられているのは、「Vol. 2」の制作も予定されていたためですが、レコード会社との争いにより、発売は中止となってしまいました。


Older

ジョージ・マイケルの熟練した大人のアルバムね。ワム!のイメージは、全くなくなってしまったわね。
kat
ジョージ・マイケルが、ここまで芸術性の高いアーティストであったことに驚かされてしまうね。

評価: 4.0

1996年に発売されたジョージ・マイケルにとって3作目となるソロ・アルバムです。

前作「Listen Without Prejudice Vol. 1」から実に6年ぶりに発表された作品で、これほどの間隔が空いた背景には、レコード会社との法廷闘争が長く続いていた事情があります。

本作は前作以上に芸術性の高い内容となっており、オープニング・ナンバーの「Jesus to a Child」から、シンプルな演奏と感情のこもったジョージ・マイケルの歌声が印象的で、かつての売れ線ポップスとは一線を画す作品であることが一聴して分かります。

「Fastlove」や「Star People」のようなノリの良い楽曲も収録されていますが、全体としては静かでジャズ寄りの楽曲が多くを占めています。

本作はアメリカでは大ヒットとまではいきませんでした(それでも全米チャート6位を記録しています)が、ヨーロッパでは大成功を収めました。

特にイギリスでは全英チャート1位を獲得し、シングル・カットされた6曲すべてがトップ3にランクインするという快挙を成し遂げています。

ワム!時代のようなポップスを期待して聴くと肩透かしを食らいますが、都会の夜を感じさせる渋い曲を求めている人には、最適なアルバムです。


Patience

ジョージ・マイケルの久々のオリジナル・アルバムは、ジョージ・マイケルの才能が衰えていないことが分かる良作ね。
kat
ジョージ・マイケルらしい奥深いアルバムだね。このアルバムが、最後のスタジオアルバムになってしまったのは残念だね。

評価: 4.2

2004年に発売されたジョージ・マイケルにとって5作目となるソロ・アルバムであり、最後のスタジオ・アルバムです。

ジョージ・マイケルのラスト・アルバムにふさわしく、これまでジョージ・マイケルが築き上げてきた音楽性の総まとめとも言える作品となっています。

1stソロ・アルバム「Faith」を彷彿とさせるノリの良い「Amazing」や「Flawless」、そして3rdソロ・アルバム「Older」の流れを汲む、静かで深淵な「Patience」や「American Angel」などを聴けば、本作がジョージ・マイケルの集大成的アルバムであることが実感できます。

ジョージ・マイケルのボーカルも自信に満ちあふれており、円熟味を増した最高の歌声を聴くことができます。

本作の発売後、ジョージ・マイケルは「今後リリースする音楽はダウンロードで提供し、ファンには慈善団体への寄付を奨励する」と語りました。

そしてその言葉通り、2016年に亡くなるまで、スタジオ・アルバムを制作することはありませんでした。

本作は世界各国のチャートで上位にランクインし、ジョージ・マイケルの人気が依然として健在であることを改めて示しました。


Faith

ジョージ・マイケルの初のソロ・アルバムは、知名度とともに、大ヒットしたわね。
kat
シングルカットされた4曲は、全て全米チャート1位を記録し、1987年は、ジョージ・マイケルづくしの1年になったね。

評価: 4.4

1987年に発売されたジョージ・マイケルにとって初のソロ・アルバムです。

ジョージ・マイケルは、ワム!時代のアイドル的な扱いに疲れを感じ、1986年にワム!を解散しました。

本作は、ワム!時代のポップで軽快なサウンドとは一線を画し、ジョージ・マイケル本来の才能が存分に発揮された、芸術性の高い作品へと昇華しています。

ワム!のように一般受けするタイプのポップスではありませんが、本作からシングル・カットされた「Faith」「Father Figure」「One More Try」「Monkey」の4曲は、すべて全米チャート1位を記録するという快挙を成し遂げました。

ソウルやファンクを基調としながら、「Kissing a Fool」のようなジャズ・ナンバーまで取り入れ、幅広い音楽性を展開しています。

ジョージ・マイケルはボーカルにとどまらず、キーボード、ベース、ドラムなどのマルチ・プレイを披露し、全曲の作詞・作曲・プロデュースも手がけています。

本作は全米・全英チャートともに1位を獲得し、全世界で2500万枚以上のセールスを記録し、第31回グラミー賞ではアルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

本作によって、ジョージ・マイケルはワム!解散後のソロ転向が正しい選択であったことを、証明してみせました。


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その他のアルバム

    Symphonica

  • ジョージ・マイケル唯一のライブ・アルバムであり、ジョージ・マイケルの遺作となった作品です。2011~2012年に行われたシンフォニカ・ツアーから、ロイヤル・アルバート・ホールでのライブの模様が収録されています。
  • すべての楽曲がストリングスによるアレンジを施されていますが、違和感はなく、逆に、ジョージ・マイケルの歌声が強調され、スタジオ・アルバム以上に聴きやすさが増しています。
  • アルバム「Patience」や「Songs from the Last Century」からの選曲を中心に構成されていますが、初期ソロ・アルバム「Faith」や「Listen Without Prejudice: Vol. 1」、さらにはワム!時代の楽曲も披露されており、ジョージ・マイケルのキャリアを総括する内容となっています。

    Twenty Five

  • 2006年に発売されたジョージ・マイケルの音楽活動25周年を記念した2枚組ベスト・アルバムです。ワム!時代の楽曲から、ラスト・スタジオ・アルバム「Patience」まで、幅広く収録されています。
  • 新曲の2曲(「An Easier Affair」「This Is Not Real Love」)に加え、ポール・マッカートニーと共演した「Heal the Pain」も収録されており、コアなファンでも楽しめる内容となっています。
  • このアルバムを聴けば、ジョージ・マイケルの生涯のヒット曲を網羅的に楽しむことができ、ジョージ・マイケルの音楽に初めて触れる人にとっても最適なベスト・アルバムです。


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ジョージ・マイケルの音楽

ジョージ・マイケルの音楽は、ワム!時代の極上のポップスと、芸術性の高いソロ・アルバムに大別できますが、どの作品にもソウルやジャズの要素が根底にあり、聴きやすさがあります。

1980年代のポップスが好きな人にはワム!のアルバムを、深淵な芸術性の高い楽曲が好みの人にはジョージ・マイケルのソロ・アルバムをおすすめします。

特に、ジョージ・マイケルの1stソロ・アルバム「Faith」は、ポップス、ジャズ、芸術性の高い楽曲まで幅広く収録されており、ジョージ・マイケルの音楽を初めて聴く人にもおすすめの一枚です。

ワム!も含め、ジョージ・マイケルのアルバムの初心者向け、中級者向け、上級者向けの分類は、以下の通りです。

【ワム!のアルバム】

  • Fantastic(1983年):初心者向け
  • Make It Big(1984年):初心者向け
  • Music from the Edge of Heaven(1986年):上級者向け

【ジョージ・マイケルのソロ・アルバム】

  • Faith(1987年):初心者向け
  • Listen Without Prejudice: Vol. 1(1990年):中級者向け
  • Older(1996年):中級者向け
  • Songs from the Last Century(1999年):上級者向け
  • Patience(2004年):初心者向け

まとめ

最後に、ジョージ・マイケルのアルバムのランキング結果をまとめます。

順位アルバム名点数
1位Faith 4.4
2位Patience 4.2
3位Older 4.0
4位Listen Without Prejudice Vol. 1 3.9
5位Make It Big 3.8
6位Fantastic 3.5
7位Songs from the Last Century 3.4
8位Music from the Edge of Heaven 2.5

ジョージ・マイケルは53歳という若さでこの世を去り、アルバムの発表間隔も長かったことから、ワム!時代のアルバムも含めても、スタジオ・アルバムはわずか8枚しか発表されませんでした。

しかし、どのアルバムも非常に高いクオリティを誇り、ジョージ・マイケルの卓越した歌唱力を存分に味わうことができます。

そのため、上記のランキングに関わらず、ジジョージ・マイケルのアルバムは、全て聴いてもらいたいと思っています。

ジョージ・マイケルの音楽的才能の高さを、実感できるはずです。

次回は、ロック界のレジェンド第32弾として、スティングがかつて在籍していたバンド、ポリスの全アルバム・ランキングを行っていきたいと思います。

ジョージ・マイケルのグッズ紹介

>music 博物館

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