Alicia Keys(アリシア・キーズ) 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

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Alicia Keys(アリシア・キーズ) 全アルバム ランキング|名盤、おすすめ アルバムの紹介

前回は、ブリトニー・スピアーズの全アルバム・ランキングを行いましたので、

今回は、2000年代以降に登場したアーティスト第15弾として、アメリカのR&B女性シンガーソングライター、アリシア・キーズの全アルバムをランキング形式で紹介していきたいと思います。


アリシア・キーズは7歳からピアノを習い始め、ベートーヴェン、モーツァルト、ショパンなどのクラシック音楽からジャズまで、幅広く音楽を学びました。

そのため、アリシア・キーズの音楽はR&B/ソウルを基軸としながらも、クラシック・ピアノの素養を取り入れた独特のサウンドを展開しています。

2001年に発売されたデビュー・アルバム「ソングス・イン・Aマイナー」は、世界で1,200万枚以上を売り上げる大ヒットを記録しました。

同作は2002年のグラミー賞で、新人賞、最優秀楽曲賞、収録曲「フォーリン」の最優秀R&B楽曲賞など、5部門を受賞し、アリシア・キーズは世界的に知られるアーティストとなりました。

その後もヒット作を連発し、2000年代を代表するR&Bアーティストの一人とされています。

そんなアリシア・キーズの名盤の紹介や評価をしていきたいと思います。


ランキングは、個人的な独断と偏見で評価していますので、世間一般の評価とは異なるかもしれませんが、その点はご了承ください。

アリシア・キーズのアルバムを聴いてみたいけれど、どのアルバムから聴けば良いか分からない方、

アリシア・キーズのアルバムの評価や、名盤、おすすめのアルバムを知りたい方に、役立つ記事になっています。

評価点の基準

評価点の基準は、以下の通りです。

評価点基準
1.0 〜 2.0駄作のアルバム
2.0 〜 3.0普通のアルバム
3.0 〜 4.0良作のアルバム
4.0 〜 4.5最高傑作のアルバム
4.5 〜 歴史的名盤

アリシア・キーズ アルバムランキング

第8位
Alicia

じっくり聴かせるメロウな曲が増えているわね。アリシアのボーカル・スタイルにも変化を感じるわね。
kat
コラボ曲が増え、多彩なジャンルの音楽を取り入れているね。

評価: 2.8

2020年に発売された7作目のアルバムで、コロナ禍の中でリリースされた作品です。

前作よりも多くのアーティストとのコラボレーション曲が収録されており、ミゲル、ティエラ・ワック、ダイアモンド・プラトナムズ、スノウ・アレグラ、ジル・スコットなどがフィーチャーされています。

また、ジョニー・マクデイド、エド・シーラン、ザ・ドリームなどが作詞・作曲およびプロデュースに参加しており、ソウル、ファンク、アンビエント、カントリー、カリブ音楽など、多彩なジャンルの楽曲が収録されています。

全体的にサウンドはよりモダンになり、アリシア・キーズのパワフルなボーカルは控えめになっています。

その代わりに、オクターブを活かした音域の広い、アンビエント色の強いしっとりとした歌唱が増えています。

このように、これまでのアリシアの音楽性とは異なる作風となったためか、全米チャート4位、全英チャート14位と、爆発的なヒットには至りませんでした。

第7位
The Element of Freedom

ソウルらしさが薄れ、ポップなアルバムに変化したわね。
kat
ポップな作風には賛否両論があるかもしれないけど、マンネリ化は解消できているね。

評価: 3.0

2009年に発売された4作目のアルバムで、それまでの1970年代から1980年代のクラシカルなソウル・ミュージックとは異なり、1990年代のポップ志向のサウンドへと移行した作品です。

ソウルらしさは残しつつも、ラブソングを中心に、エレクトロニクス系の楽器を取り入れたモダンなサウンドを展開しています。

都会的な夜を感じさせる雰囲気から、明るく昼を想起させる雰囲気に変化していることが感じ取れます。

これは、アリシアが本作について「鬱の克服をテーマにし、より多くの自由を見つけた」と語っていることからも分かるように、従来のソウルフルな音楽から脱却しようとする試みがうかがえます。

そのため、これまでの伝統的なソウル・ミュージックを期待して聴くと、肩透かしを食らうかもしれません。

本作は、アリシアにとって米国チャートで初登場1位を逃した初のアルバムとなりましたが、全英チャートでは初めて1位を記録し、ファン層を広げた作品と言えます。

第6位
Girl on Fire

シンプルな正統派のR&Bのサウンドで、アリシアの歌に重きを置いているわね。
kat
しっとりとした大人のR&Bで、夜にお酒を飲みながらじっくり聴きたいアルバムだね。

評価: 3.2

2012年に発売された5作目のアルバムで、RCAレコードから発売された最初の作品です。

本作は、R&Bを基調としながらも、ロック、レゲエ、ヒップホップなど、さまざまな音楽スタイルの要素を取り入れています。

また、これまでの作品と比較してシンプルでミニマルな演奏が特徴で、アリシア・キーズの歌声を全面的に押し出した内容となっています。

アリシアはこの3年間で、音楽プロデューサーでラッパーのスウィズ・ビーツと結婚し、母親になり、共同マネジメントを始めるなど、私生活が充実していました。

本作には、こうした結婚や母親としての経験といった私生活を反映した楽曲も収録されており、アリシアの変化を感じさせます。

全英チャートでは15位と前作ほどの成績は残せなかったものの、全米チャートでは初登場1位を記録し、アリシアの人気が依然として健在であることがうかがえます。

第5位
Keys

Disc1とDisc2では雰囲気が異なっており、アリシアらしさが出ているのはDisc1の方ね。
kat
Disc2はビートが強調されており、Disc1との違いがはっきりしているね。

評価: 3.4

2021年に発売された8作目のアルバムで、前作「Alicia」から約1年という速いペースでリリースされた作品です。

本作は2枚組のアルバムで、Disc1がオリジナル・バージョン、Disc2がアンロック・バージョンで構成されています。

オリジナル・バージョンとアンロック・バージョンには重複する曲がありますが、オリジナルの方はピアノを中心としたバラード調のアレンジ、アンロックの方は強いビートとさまざまなエフェクトを用いたアレンジが施されています。

オリジナル・バージョンは、これまでのアリシア・キーズらしいソウルやジャジーな大人の雰囲気が漂っています。

一方、アンロック・バージョンは実験的な要素が強く、好みが分かれるかもしれません。

全米チャートでは41位と、セールスは振るいませんでしたが、上質で都会的な音楽を楽しめる内容となっています。

第4位
Here

荒々しい演奏をバックに、アリシアのボーカルも荒々しくなっているわね。
kat
これまで以上にアリシアのボーカルが凄いことになっているね。力強いボーカルに圧倒されてしまうね。

評価: 3.6

2016年に発売された6作目のアルバムです。

前作「Girl on Fire」はシンプルな演奏が特徴的な作品でしたが、本作はそれとは正反対に、荒々しい演奏とボーカルが際立つ作品となっています。

音楽には切迫感があり、社会闘争やアフリカ系アメリカ人の生活への探求が描かれています。

この時期のアリシアは、第二子となる息子の出産や子ども向け書籍シリーズの出版など、慌ただしい日々を送っている中で本作を制作しました。

しかし、「創作意欲に沸き、ものすごく速いスピードで完成した」とアリシア自身が語っているように、忙しい状況の中でも音楽のクオリティが低下しているわけではありません。

むしろ、これまで以上の完成度を保っています。

全体的に楽曲のばらつきが少なく、首尾一貫した統一感のある良作です。


As I Am

「No One」が大ヒットし、この曲は誰しもが耳にしたことのある有名曲ね。
kat
アリシアのボーカルに磨きがかかり、ボーカルの上手さが際立っているね。

評価: 3.8

2007年に発売された3作目のアルバムで、1970年代から1980年代のR&Bやソウルに影響を受けた作品です。

本作には、全米チャート1位を獲得した大ヒット曲「No One」が収録されています。

この曲は、最優秀R&Bソング賞と最優秀女性R&Bボーカル・パフォーマンス賞の2つのグラミー賞を受賞し、2007年を代表する楽曲のひとつとなりました。

そのため本作は「No One」が語られることの多い作品ですが、ほかにもソウルフルなバラードが満載で、アリシア・キーズの音楽的な深化が感じられます。

さらに、これまで以上にボーカルが前面に押し出されており、自信とパワーにあふれた歌声を披露しています。

本作も全米チャートで初登場1位を記録し、期待を裏切らない仕上がりとなっています。


The Diary of Alicia Keys

生楽器を使用したトラディショナルなソウルを感じさせるアルバムね。
kat
完璧な歌声とソウルフルな演奏を行っており、ソウル好きにはたまらない作品だね。

評価: 4.0

2003年に発売されたセカンド・アルバムで、アルバム名が示す通り、アリシア・キーズの人間関係を綴った日記をテーマにしたコンセプト・アルバムです。

デビュー・アルバム「Songs in A Minor」では、現代的なヒップホップなどを取り入れたネオ・ソウルを展開していましたが、本作では1960年代から1970年代のソウルへと回帰し、生楽器を主体とした演奏が特徴となっています。

前半の楽曲は、イージー・モー・ビーやティンバランド、カニエ・ウェストらと共同でプロデュースされていますが、後半はアリシア自身による単独プロデュース作品が多く、落ち着いたピアノを中心としたバラード構成となっています。

本作も前作同様、全米チャートで初登場1位を記録し、第47回グラミー賞では最優秀R&Bアルバム賞を受賞しました。

デビュー・アルバムが大ヒットすると2作目は失敗しがちだという定説を覆し、アリシア・キーズの人気を決定づけた作品です。


Songs in A Minor

都会的な熟練した音楽は、とてもデビュー・アルバムとは思えない出来ね。
kat
1970年代を感じさせるソウル・ミュージックに、クラシックやヒップホップを絶妙に取り入れているね。

評価: 4.2

2001年に発売されたアリシア・キーズの記念すべきデビュー・アルバムです。

デビュー作でありながら全米チャートで初登場1位を記録し、第44回グラミー賞では最優秀R&Bアルバムを含む5部門を受賞しました。

クラシック音楽で育ったことを象徴するように、オープニング・ナンバーではベートーヴェンのピアノ・ソナタ「月光」を取り上げています。

本作発表時のアリシアはわずか20歳でしたが、その年齢からは想像できないほど渋い歌声を披露し、どこか懐かしさを感じさせる都会的なサウンドを展開しています。

クラシック音楽にとどまらず、R&B、ソウル、ジャズ、ヒップホップ、ゴスペルを融合させた音楽性は、アリシアの音楽の幅広さを印象づけます。

アリシア本人も本作について、「自分が受けてきたクラシック音楽の訓練と、育つ過程で接し影響を受けてきた音楽、そして自分の人生経験の融合」だと語っています。

奇跡的なデビュー・アルバムと言っても過言ではない名作です。


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その他のアルバム

    Santa Baby

  • アリシア・キーズ初のクリスマス・アルバムで、オリジナル曲4曲とクリスマスの定番曲のカバー7曲を含む、全11曲で構成されています。
  • ソウルやジャジーなアレンジが施されており、都会的な夜のクリスマスにぴったりの作品です。一方で、キラキラとした華やかなクリスマス・ソングを求める人には、不向きなアルバムです。


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アリシア・キーズの人物像

アリシア・キーズの人物像について、簡単に触れたいと思います。


アリシア・キーズは、ニューヨーク市マンハッタンで、アイルランド系およびイタリア系の母親とジャマイカ人の父親との間に生まれました。

7歳からクラシックピアノを学び、芸術高校を首席で卒業するなど、幼少期から高い音楽的才能を発揮していました。

2001年、デビューアルバム「Songs in A Minor」で一躍脚光を浴び、圧倒的な歌声とピアノを基調としたサウンドで高い評価を獲得しました。

以降、R&Bやソウルを軸にしながら数多くのヒット曲を生み出し、グラミー賞も多数受賞しています。

近年は「ありのままの自分」を尊重する姿勢を打ち出し、メイクをしない選択や社会問題への発言など、音楽以外の面でも影響力を持つアーティストとして知られています。

このように内省的で感受性が豊かな一方、強い信念を持って自らの道を突き進む姿勢が感じられ、今後のさらなる活躍が期待されるアーティストの一人です。

まとめ

最後に、アリシア・キーズのランキング結果をまとめます。

順位アルバム名点数
1位Songs in A Minor 4.2
2位The Diary of Alicia Keys 4.0
3位As I Am 3.8
4位Here 3.6
5位Keys 3.4
6位Girl on Fire 3.2
7位The Element of Freedom 3.0
8位Alicia 2.8

アリシア・キーズの初期3作品を、Top3にランキングしました。

これらの初期3作品はソウルフルなサウンドが特徴で、アリシアのボーカルが映える、都会的で渋みのある雰囲気が全面に表れています。

それ以外の作品もいずれもクオリティが高く、ハズレのアルバムはありませんが、初期3作品と比べると、都会的な雰囲気は次第に薄れていった印象があります。

そのため、今回は下位にランキングしましたが、都会的で渋い作風が好みでない人にとっては、下位に挙げたアルバムを上位に位置づけるかもしれません。

このあたりは聴き手の好みによるところが大きいため、アリシア・キーズのアルバムは、ぜひ全作品を通して聴いてもらいたいと思います。

次回は、2000年代以降に登場したアーティスト第16弾として、バルバドス出身の女性シンガーソングライター、リアーナの全アルバム・ランキングを行っていきたいと思います。

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